北小谷オートルート(スキー縦走)
- GPS
- 06:44
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 917m
- 下り
- 2,357m
コースタイム
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:46
天候 | 晴れ、尾根上では強い西風(飛雪あり) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
JR大糸線 北小谷駅 07:05 - 07:28 南小谷駅 210円 村営バス 南小谷駅 07:32 - 07:58 栂池高原 (白馬大池駅経由) 530円 栂池スキー場から、栂池パノラマウェイで栂池自然園へ2000円(この日はチケット売場とゴンドラ乗り場は混雑していた。確実性を選ぶならば、車デポ担当とチケット購入担当を分けるか、若干割高になるが事前にポイント券を購入しリフト乗り継ぎでロープウェイ乗り場へ向かうのが良いと思われる)。 白馬方面からの始発列車で、白馬大池駅から村営バスに乗換えることも可能。 なお、鉄道もバスも現金支払のため小銭を用意しておく必要あり(朝の南小谷駅は無人駅)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
数日間新雪は無し。 標高の高い天狗原、山の神尾根では強い西風により飛雪もあり。 斜面方位、傾斜角により、最中雪、湿雪、ザラメ、等よく変わった。紙すき山牧場以下では板掴み、急斜面では湿雪雪崩誘発し易い状態。 道の駅おたりまで雪は繋がっていた(大平から下寺へ乗越す区間だけ、融雪し板を外した)。 |
その他周辺情報 | 温泉は、道の駅おたり、サンテイン小谷で入浴可能だがコロナ禍での営業状況を確認のこと。 道の駅おたり、南小谷駅には自販機あり。 コンビニはローソン小谷店が最寄り。 前回の記録 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1834654.html |
写真
感想
2回目だけどスキーで山を縦走するのが楽しいルート。途中移動に鉄道とバスも使えるのも、旅感が増してオツでもある。前回とは少しずつ滑る斜面を変えて探検もしてみた。
前回は牧場で雪が切れてしまっていたが、今年は3月だし雪は多いし期待できる!と意気込んできたものの、その牧場からのストップスノーがぜんぶ持って行った感笑。
だがこれも含めて山スキー。どんな雪質だろうが機動性を発揮してくれるこの乗り物は最高です。
今回は、唐松沢を横断する前に親沢に滑り込むのも盛り込んでみた。今日のコンディションではなくても良かったと思うが、行ったことのない山の神に近付きたかった。どうせなら親沢はもう少し(1970ポコ辺りまで)下っても良かったと思う。唐松沢は微妙なツリーランだった上に小尾根を乗り越すのを見落とし下り過ぎてしまった。次は別のラインが良い。
風吹大池への登り返しは過去何回かあるが、トレースのお陰もあるが今年は積雪多くて随分楽だった印象。
箙への尾根は岩菅山との隙間を縫ってみたら、起伏少なく風も受けずでよく進めた。ただし展望はあまりない。特にツアーコース看板にお目にかかれないのは残念。
箙からの滑降は蒲原山とのコルはあまり意識せずに行って正解だった(前回は素直にコルから登り返した)。どのみち登り返しの距離は長いのでながく滑れる方が良い。
我々はどちらかというとクライミングスキンを付けたままの移動時間が長く、風吹大池付近でのちょっとの下りでは登高モードのまま滑ったが、大池から続いていた先行者トレースはあまりクライミングスキンを付けず進んでいるようで所々でキャタピラ跡みたいに綺麗にハの字が続いていた。恐らくとても慣れた方なのだろう。蒲原山では延々とこれが続いていてすごかった。
滑走は箙まではまぁまぁ良かった。蒲原山より先は日陰で硬いモナカ雪になり、更に標高低くなるとストップスノーで重たい湿雪となった。滑らないので斜度を上げると湿雪雪崩となるので気を使った。
蒲原の山頂であと30分〜1時間以内には下山かなと見込んでいたが甘く、きっちり1.5時間を要した。ゴンドラ乗るのに手間取りスタートは遅れたが予定通りの下山時刻となった。
雪の変化や暖かさに、完全に春山だなぁと実感。
また、色々な雪を滑ることになったがトラブルなくスムーズに行動できたのは幸いだった。山スキーはとにかく滑りの速さを担保にした行程なので、心強い同行者と行けて良かった。
前回は4月で下部の雪が少なく、雪の多い3月ならばと思っていたが、雪が多くても気温上昇により思うようにはいかなかった。また、滑走ラインもまだ検討の余地がある。景色もよいので何度でも来たいルートである。
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