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Yamareco

記録ID: 4073731
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

北小谷オートルート(スキー縦走)

2022年03月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:44
距離
16.7km
登り
917m
下り
2,357m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:17
休憩
0:29
合計
6:46
距離 16.7km 登り 917m 下り 2,358m
13:29
13:29
40
14:09
14:22
55
15:17
15:33
74
16:46
ゴール地点
天候 晴れ、尾根上では強い西風(飛雪あり)
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
下山地に自動車デポ。
JR大糸線 北小谷駅 07:05 - 07:28 南小谷駅 210円
村営バス 南小谷駅 07:32 - 07:58 栂池高原 (白馬大池駅経由) 530円
栂池スキー場から、栂池パノラマウェイで栂池自然園へ2000円(この日はチケット売場とゴンドラ乗り場は混雑していた。確実性を選ぶならば、車デポ担当とチケット購入担当を分けるか、若干割高になるが事前にポイント券を購入しリフト乗り継ぎでロープウェイ乗り場へ向かうのが良いと思われる)。

白馬方面からの始発列車で、白馬大池駅から村営バスに乗換えることも可能。

なお、鉄道もバスも現金支払のため小銭を用意しておく必要あり(朝の南小谷駅は無人駅)。
コース状況/
危険箇所等
数日間新雪は無し。
標高の高い天狗原、山の神尾根では強い西風により飛雪もあり。
斜面方位、傾斜角により、最中雪、湿雪、ザラメ、等よく変わった。紙すき山牧場以下では板掴み、急斜面では湿雪雪崩誘発し易い状態。
道の駅おたりまで雪は繋がっていた(大平から下寺へ乗越す区間だけ、融雪し板を外した)。
その他周辺情報 温泉は、道の駅おたり、サンテイン小谷で入浴可能だがコロナ禍での営業状況を確認のこと。
道の駅おたり、南小谷駅には自販機あり。
コンビニはローソン小谷店が最寄り。

前回の記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1834654.html
行動開始
2022年03月12日 06:39撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 6:39
行動開始
北小谷駅。
他にもスキー場へ向かうパーティがいた。
2022年03月12日 06:50撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
3/12 6:50
北小谷駅。
他にもスキー場へ向かうパーティがいた。
定刻通り列車がきてくれた
2022年03月12日 07:04撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 7:04
定刻通り列車がきてくれた
整理券
2022年03月12日 07:06撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 7:06
整理券
南小谷駅。ホームに自販機、駅舎にトイレあり。
2022年03月12日 07:21撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 7:21
南小谷駅。ホームに自販機、駅舎にトイレあり。
南小谷駅
2022年03月12日 07:27撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 7:27
南小谷駅
村営バス。
路線はいくつかあるが駅のバス停はひとつなので、行き先をよく見て乗車。
2022年03月12日 07:30撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 7:30
村営バス。
路線はいくつかあるが駅のバス停はひとつなので、行き先をよく見て乗車。
村の車窓から
2022年03月12日 07:52撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 7:52
村の車窓から
チケット販売の窓口業務効率化のため、事前に購入内容を聞かれた。
八方と違って栂池はゴンドラに集まり易いのでさばくの大変そう。
2022年03月12日 08:10撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 8:10
チケット販売の窓口業務効率化のため、事前に購入内容を聞かれた。
八方と違って栂池はゴンドラに集まり易いのでさばくの大変そう。
ロープウェイ駅で待ち。30分間隔と書かれているが乗客がいれば次々に動かしてくれる。
強風の中でも、ギリギリのところで動かし続けてくれたお陰で無事上山。
2022年03月12日 09:25撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 9:25
ロープウェイ駅で待ち。30分間隔と書かれているが乗客がいれば次々に動かしてくれる。
強風の中でも、ギリギリのところで動かし続けてくれたお陰で無事上山。
自然園駅を出て
2022年03月12日 10:02撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 10:02
自然園駅を出て
山の神
2022年03月12日 10:22撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 10:22
山の神
親沢へ。
風が強いのとパックスノーにより、結局源頭部まで移動。
2022年03月12日 10:56撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 10:56
親沢へ。
風が強いのとパックスノーにより、結局源頭部まで移動。
白馬乗鞍に取り付く行列が見えた。
2022年03月12日 11:16撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 11:16
白馬乗鞍に取り付く行列が見えた。
バックパック開けるとすかさず雪が侵入してくるほどの飛雪
2022年03月12日 11:18撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/12 11:18
バックパック開けるとすかさず雪が侵入してくるほどの飛雪
ちょい滑ってトラバースしつつ山の神尾根へ
2022年03月12日 11:35撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/12 11:35
ちょい滑ってトラバースしつつ山の神尾根へ
来てみたかった尾根。
前回は親沢へ入らず巻き巻きしながらだったので尾根感がなかった。
2022年03月12日 11:41撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/12 11:41
来てみたかった尾根。
前回は親沢へ入らず巻き巻きしながらだったので尾根感がなかった。
風吹大池へ登り返し
2022年03月12日 12:42撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/12 12:42
風吹大池へ登り返し
白馬乗鞍岳
2022年03月12日 12:56撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/12 12:56
白馬乗鞍岳
湿雪雪崩
2022年03月12日 12:56撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 12:56
湿雪雪崩
横前倉の裏側
2022年03月12日 13:16撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/12 13:16
横前倉の裏側
クライミングスキンつけたまま滑走
2022年03月12日 13:17撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/12 13:17
クライミングスキンつけたまま滑走
風吹大池。いつきても静かでいい。
2022年03月12日 13:25撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/12 13:25
風吹大池。いつきても静かでいい。
雪庇
2022年03月12日 13:40撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 13:40
雪庇
昨日?くらいのトレースと、恐らく今日のトレースがあった。
2022年03月12日 13:55撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 13:55
昨日?くらいのトレースと、恐らく今日のトレースがあった。
スキーツーリングだ
2022年03月12日 14:00撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/12 14:00
スキーツーリングだ
横前倉のスロープ
2022年03月12日 14:01撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 14:01
横前倉のスロープ
朝日岳と五輪高原。
3つくらいシュプールのあった斜面は角小屋峠か。
2022年03月12日 14:01撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 14:01
朝日岳と五輪高原。
3つくらいシュプールのあった斜面は角小屋峠か。
箙の山頂
2022年03月12日 14:11撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/12 14:11
箙の山頂
一難場山方面
2022年03月12日 14:25撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 14:25
一難場山方面
ツアーコース看板
2022年03月12日 15:13撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/12 15:13
ツアーコース看板
蒲原山山頂
2022年03月12日 15:18撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/12 15:18
蒲原山山頂
雨飾山
2022年03月12日 15:52撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/12 15:52
雨飾山
牧場出口
2022年03月12日 16:21撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/12 16:21
牧場出口
急斜面はでろでろなので大人しく林道を下る
2022年03月12日 16:21撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 16:21
急斜面はでろでろなので大人しく林道を下る
こんな場所も
2022年03月12日 16:25撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 16:25
こんな場所も
雪が、ない、、、
ここからコルまでは板を外して手持ち。
2022年03月12日 16:31撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 16:31
雪が、ない、、、
ここからコルまでは板を外して手持ち。
最後の最後でちょっと美味しい斜面
2022年03月12日 16:40撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 16:40
最後の最後でちょっと美味しい斜面
終わった
2022年03月12日 16:41撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 16:41
終わった
お疲れ様でした
2022年03月12日 16:43撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/12 16:43
お疲れ様でした
サンテインおたりの夕食
2022年03月12日 18:41撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 18:41
サンテインおたりの夕食
燗酒の利き酒
2022年03月12日 18:47撮影 by  RICOH GR IIIx , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/12 18:47
燗酒の利き酒

感想

2回目だけどスキーで山を縦走するのが楽しいルート。途中移動に鉄道とバスも使えるのも、旅感が増してオツでもある。前回とは少しずつ滑る斜面を変えて探検もしてみた。

前回は牧場で雪が切れてしまっていたが、今年は3月だし雪は多いし期待できる!と意気込んできたものの、その牧場からのストップスノーがぜんぶ持って行った感笑。
だがこれも含めて山スキー。どんな雪質だろうが機動性を発揮してくれるこの乗り物は最高です。

今回は、唐松沢を横断する前に親沢に滑り込むのも盛り込んでみた。今日のコンディションではなくても良かったと思うが、行ったことのない山の神に近付きたかった。どうせなら親沢はもう少し(1970ポコ辺りまで)下っても良かったと思う。唐松沢は微妙なツリーランだった上に小尾根を乗り越すのを見落とし下り過ぎてしまった。次は別のラインが良い。
風吹大池への登り返しは過去何回かあるが、トレースのお陰もあるが今年は積雪多くて随分楽だった印象。

箙への尾根は岩菅山との隙間を縫ってみたら、起伏少なく風も受けずでよく進めた。ただし展望はあまりない。特にツアーコース看板にお目にかかれないのは残念。

箙からの滑降は蒲原山とのコルはあまり意識せずに行って正解だった(前回は素直にコルから登り返した)。どのみち登り返しの距離は長いのでながく滑れる方が良い。

我々はどちらかというとクライミングスキンを付けたままの移動時間が長く、風吹大池付近でのちょっとの下りでは登高モードのまま滑ったが、大池から続いていた先行者トレースはあまりクライミングスキンを付けず進んでいるようで所々でキャタピラ跡みたいに綺麗にハの字が続いていた。恐らくとても慣れた方なのだろう。蒲原山では延々とこれが続いていてすごかった。

滑走は箙まではまぁまぁ良かった。蒲原山より先は日陰で硬いモナカ雪になり、更に標高低くなるとストップスノーで重たい湿雪となった。滑らないので斜度を上げると湿雪雪崩となるので気を使った。
蒲原の山頂であと30分〜1時間以内には下山かなと見込んでいたが甘く、きっちり1.5時間を要した。ゴンドラ乗るのに手間取りスタートは遅れたが予定通りの下山時刻となった。
雪の変化や暖かさに、完全に春山だなぁと実感。
また、色々な雪を滑ることになったがトラブルなくスムーズに行動できたのは幸いだった。山スキーはとにかく滑りの速さを担保にした行程なので、心強い同行者と行けて良かった。

前回は4月で下部の雪が少なく、雪の多い3月ならばと思っていたが、雪が多くても気温上昇により思うようにはいかなかった。また、滑走ラインもまだ検討の余地がある。景色もよいので何度でも来たいルートである。

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