中山〜大峰山〜廃線跡

2022年03月12日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 18.4km
• 登り: 1,069m
• 下り: 1,065m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:54
• 休憩: 0:15
• 合計: 6:09

8:27 山本駅
8:46 8:46 辰己橋
8:50 8:50 最明寺滝
9:06 9:06 中山連山縦走路岩場
10:35 10:41 中山連山最高峰
11:28 11:28 北摂大峰山登山口
12:07 12:16 北摂大峰山
13:04 13:04 桜の園入口（福知山線廃線分岐）
13:13 13:13 6号トンネル
13:19 13:19 武庫川第2橋梁
14:36 14:36 宝塚駅（阪急）
14:36 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

（登山開始）阪急宝塚線山本駅
（登山終了）阪急宝塚線宝塚駅

コース状況／危険箇所等

中山への登山道の岩場は鎖なし・ロープなし。難易度はかなり高い。両手両足を使って慎重に登らないと危ない。
中山山頂付近は登山道が入り組んでいる。中山観音・中山寺駅に向かう道と、大峰山に向かう道の違いに注意。
福知山線廃線跡はライトが必須。ライトが消えると立往生するのでスマホなどで予備のライトを使う用意をしておくか、複数人で行ったほうがよい。

写真

3/12 8:27

阪急山本駅からスタート。標識に沿って最明寺滝への道をめざす。大通りのバス道は登山道ではないので注意。

3/12 8:46

住宅街を抜けると山道となる。この門をくぐった先に分岐があり、右に行けば最明寺滝、左に行けば中山縦走路。

3/12 8:50

右に寄り道して、最明寺滝へ。修行場のようで、朝からドンツクドンツクとにぎやかにやっていた。とりあえず祠に道中安全を祈願。

3/12 9:06

分岐に戻って、左の中山縦走路へ。岩場の手前。

3/12 9:11

岩場。鎖もロープもなく、かなり危ない。最初登りかけた途中で後ろを振り返り、下の市街地まで真っ逆さまに見えて足がすくんだ。やり直し。「三点支持」（これまで言葉の知識だけで、やったことがなかったのであるが）の原則を思い出して、両手両足を使って慎重にじりじりと前進した。正直、怖かった。

3/12 9:27

登り切った鉄塔から。こんな低山で難易度の高い岩場があるとは、思わなかった。

3/12 10:07

宝塚市街は、春霞の中。

3/12 10:35

中山山頂に着いた。

3/12 10:45

山頂の下の道は、進むと中山観音・中山寺駅に降りる。今日は大峰山に行くので、この道ではない。中山山頂の付近は、登山道がいくつも走っている。

3/12 11:00

大峰山に続けて登るには、中山山頂の道標の奥に続く道から入る。

3/12 11:05

山陽自然歩道というが、なんだかマイナーな登山道の匂いが漂ってきた。こういう朽ちた標示の方向とか木に彫りつけてある案内を、どれだけ信じたらよいものか。今日は、幸いにも正解を示していた。

3/12 11:26

県道に降りる。すぐ先に大峰山の登山口。

3/12 11:28

大峰山登山口。急坂だが道ははっきりとしている。

3/12 11:37

急坂を登り切ったところ。この後、右左中央の三つの道に分岐する点がある。大峰山頂に行くには、中央を登って進む。木に彫りつけた簡素な案内（？）があるだけ。

3/12 12:02

山道にて。

3/12 12:07

大峰山頂。今日の登山の、最高地点。

3/12 12:53

大峰山から降りたら、桜の園。今日はまだ花には早かった。

3/12 13:06

桜の園を抜けたところに、福知山線の廃線跡が走っている。現在のルートはトンネル中心で短絡化されているが、それ以前のルートは武庫川の景勝に沿って走っていた。そこが遊歩道化されている。

3/12 13:09

廃線跡の隣に、武庫川が流れる。

3/12 13:13

いくつかの廃トンネルがあり、かなり長いので中は真っ暗。ここでヘッドライトを点灯。

3/12 13:17

闇の向こうに出口が見えた。

3/12 13:19

素晴らしい廃鉄橋。鉄道マニアならば、これで小一時間ぐらいは語るべきだろう。

3/12 13:24

武庫川の景勝が広がる。よくこの廃線跡を残してくれたものだ。

3/12 13:24

3/12 13:24

景勝を堪能して、宝塚市街に降りてゆく。

3/12 14:36

阪急宝塚駅に到着。

撮影機器：

PowerShot SX420 IS CANON

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 飲料 地図（地形図） コンパス 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル ストック カメラ ヘッドライト ダウンベスト

感想

Kinjin

軽い低山ハイキングのつもりで計画したが、なかなかどうして難易度の高い岩場があり武庫川の景勝が素晴らしい廃線跡があり、変化に富んだ道であった。中山縦走路の岩場は、鎖もロープもないのが恐ろしい。一度登りかけて、振り返ると足場もなく市街地が真っ逆さまの下に見えて、足がすくんで登山を中断しようかとすら思った。三点支持の教えを耳学問で聞いていただけだったが、二度目はそれを思い出してじりじりと登って登頂することができた。私の性分として危険な岩場登山は、実のところあんまりやりたいとは思わない。