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Yamareco

記録ID: 408863
全員に公開
雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

八方尾根〜八方池

2014年02月22日(土) [日帰り]
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nobou その他2人
GPS
--:--
距離
2.9km
登り
243m
下り
243m

コースタイム

八方尾根第3P9:10−10:05八方山荘10:20−10:47八方山(ケルン)−11:00息ケルン−11:15ケルン11:25−11:37八方池11:38−11:50トイレ小屋12:05−12:11八方山(ケルン)−12:55八方山荘−13:51駐車場
天候 快晴、北方山以遠は強風。白馬三山方面は完全な晴れ。唐松岳以南は時折ガスと雪煙に覆われるが、崩れる心配は無し。
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大町(nobou宅)−八方尾根第3P−(徒歩)−ゴンドラ駅 往復
コース状況/
危険箇所等
積雪多量。雪の状態良好。白馬三山〜天狗の頭〜天狗の大下り〜不帰の険方面は一度も曇ること無く視界良好。
唐松岳方面から五竜,鹿島槍ヶ岳方面は時折ガスとに覆われる雪煙に覆われる。
よく踏まれた部分は雪が締まってアイゼンがよく効く。時折足首の上まで埋まることがあるが、概ね歩きやすい。
ワカンは不要(デポした)。
2月22日9:06 八方尾根第3Pから八方尾根を見上げる。
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2月22日9:06 八方尾根第3Pから八方尾根を見上げる。
9:11 快晴〜〜五竜岳が素晴らしい
1
9:11 快晴〜〜五竜岳が素晴らしい
9:51 ウサギ平から黒菱平へ
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9:51 ウサギ平から黒菱平へ
10:08 南ア・甲斐駒岳方面
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10:08 南ア・甲斐駒岳方面
同 八ヶ岳方面
10:08 五竜岳(カメラ不調)
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10:08 五竜岳(カメラ不調)
10:15 白馬三山
同 小蓮華岳
同 白馬岳 
同 白馬岳・杓子岳
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同 白馬岳・杓子岳
同 白馬鑓ヶ岳
10:19 八方山への登り(八方山荘上)
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10:19 八方山への登り(八方山荘上)
同 高妻山・乙妻山
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同 高妻山・乙妻山
10:35 八方山間近
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10:35 八方山間近
同 鹿島槍ヶ岳(右が南峰)
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同 鹿島槍ヶ岳(右が南峰)
10:36 ボーダーが続々
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10:36 ボーダーが続々
10:37 malmalさん
10:43 五竜岳
10:47 八方山ケルン
10:47 八方山ケルン
10:54 五竜岳・鹿島槍ヶ岳
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10:54 五竜岳・鹿島槍ヶ岳
10:55 不帰の険(左)辺り
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10:55 不帰の険(左)辺り
同 天狗の大下り(右)
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同 天狗の大下り(右)
11:00 息(やすむ)ケルン
11:00 息(やすむ)ケルン
11:35 八方池へ
11:37 八方池 
11:38 これより下山
11:38 これより下山
11:50〜12:05 昼食休憩 
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11:50〜12:05 昼食休憩 
同 強風で雪煙上がる
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同 強風で雪煙上がる
同 三山方面は晴れ
3
同 三山方面は晴れ
12:16 常念岳遠望 
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12:16 常念岳遠望 
12:25 八方山荘を俯瞰
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12:25 八方山荘を俯瞰
同 見納め
同 高妻,乙妻と戸隠山
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同 高妻,乙妻と戸隠山
同 五竜・鹿島見納め
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同 五竜・鹿島見納め
12:52 八方山を振り返る
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12:52 八方山を振り返る
13:51 下山

感想

 前日に続いてmalmalさんとのスノーハイクに、今日はjun1さんが加わる。前夜nobou 宅に泊まり、今朝はゆっくり出て9時過ぎに八方尾根の駐車場に着き、ゴンドラとリフトを乗り継いで10時頃八方山荘着。
 抜けるような碧空で白馬三山がくっきりと見え、五竜岳,鹿島槍ヶ岳もよく見えているだけでなく、北信の妙高山や高妻.乙妻山,戸隠山から四阿山・根子岳,浅間山から八ヶ岳,南アルプスまでの大展望が欲しいままで、しばらくは山々を眺めてからアイゼンをセットし、邪魔なワカンをデポして10:20発,目の前の八方山を目指して歩き始める。
 大半のスキーヤーやボーダーはここから滑り降りて行くが、行く手には転々とスキーやボードを担いで登って行く人達の姿が見え、また後ろから追い越して行く人達も少なくない。ボーダーはスノーシューで、スキーヤーは踵を固定してどんどん登って行く。
 自分は昨日のラッセルの疲れからか体の切れが悪く次々と追い越され、仲間達にも置いて行かれる。まあしかし今日は展望を楽しむのが狙いで、八方池の先辺りまで行ければ充分なので、写真を撮りながらゆっくり追う。
 八方山荘(1830m)から上に向かって右手に大きなすり鉢状の窪地があり、中はきれいなカールのようになっている。そのすり鉢の縁を緩やかにカーブしながら登った頂点辺りが八方山(1974m)で、高度差は130m。約800mを30分弱で登って10:47,八方山ケルンに着く。
 行く手の右側は白馬三山がくっきりと見えており、左手の五竜岳,鹿島槍ヶ岳もよく見えているのだが、唐松岳以南は時々ガスに覆われ、また吹き降ろす強風で巻き上げられる雪煙とで視界が全く閉ざされることがある。
 自分は八方尾根を三山縦走の下山路として利用することはあっても、登りに使うのは40数年ぶりで殆ど記憶がないに等しいのだが、ガスが晴れた時に垣間見る五竜岳の稜線が馬の鬣を思わせて素晴らしいと思ったのを思い出す。
 が、しかしカメラが不調で、AFが使えなくなったりまったくシャッターが落ちなかったり,そして露出補正が効かなくなって肝心の雪山がオーバー気味で飛んでしまう等々,最高の条件に恵まれながらいい写真を望めないのが悔しい。

 10:55,公衆トイレの横を通過し、八方池への登りにかかる辺りから風が一段と強くなる。一昨年2月に爺ヶ岳中央峰に登った時,稜線に出る前にセーターを着るべきだったのをそのまま吹き曝しに出てタイミングを失った苦い経験から、八方ケルンの影に入って風を避けながらヤッケを脱ぎ、素早くセーターを着てその後に備える。
 自分は余程寒いと感じないかぎり厚着しない傾向があるのでしばしば着込むタイミングを失ってしまう。猛烈な風の中で着替えるのは、衣類を持って行かれる恐れがあって反って危険なので、余裕のある時に着込むべきであるが、セーターを着るとやはり暑いし肩が凝る。

 再び歩き始めた時、すでに先頭を行く2人は八方池に到達して待っていてくれており、時間的にまだ余裕があったので次のポイントまで行くつもりだろうと思っていたが、展望は充分楽しんだし風は強くなる一方なのでその辺でよかろうと言うことになり、着こんだばかりで拍子抜けしたが、11:38から下山に転じる。

 11:50〜12:05,トイレ小屋の風裏に腰を下ろして昼食。12:11八方山ケルン通過。以下,八方山荘を俯瞰しながら下ってリフトとゴンドラを乗り継ぎ、13:51下山となる。
 ゴンドラとリフト2つを往復すると2800円もかかる。上のリフト2つ分くらいは悠々と歩いて降りられる時間帯ではあった。


 同行者malmalさんの記録か下記。(白銀の山と紺碧の空のコントラストが抜群にきれいです)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-410809.html

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