八方尾根〜八方池
- GPS
- --:--
- 距離
- 2.9km
- 登り
- 243m
- 下り
- 243m
コースタイム
天候 | 快晴、北方山以遠は強風。白馬三山方面は完全な晴れ。唐松岳以南は時折ガスと雪煙に覆われるが、崩れる心配は無し。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪多量。雪の状態良好。白馬三山〜天狗の頭〜天狗の大下り〜不帰の険方面は一度も曇ること無く視界良好。 唐松岳方面から五竜,鹿島槍ヶ岳方面は時折ガスとに覆われる雪煙に覆われる。 よく踏まれた部分は雪が締まってアイゼンがよく効く。時折足首の上まで埋まることがあるが、概ね歩きやすい。 ワカンは不要(デポした)。 |
写真
感想
前日に続いてmalmalさんとのスノーハイクに、今日はjun1さんが加わる。前夜nobou 宅に泊まり、今朝はゆっくり出て9時過ぎに八方尾根の駐車場に着き、ゴンドラとリフトを乗り継いで10時頃八方山荘着。
抜けるような碧空で白馬三山がくっきりと見え、五竜岳,鹿島槍ヶ岳もよく見えているだけでなく、北信の妙高山や高妻.乙妻山,戸隠山から四阿山・根子岳,浅間山から八ヶ岳,南アルプスまでの大展望が欲しいままで、しばらくは山々を眺めてからアイゼンをセットし、邪魔なワカンをデポして10:20発,目の前の八方山を目指して歩き始める。
大半のスキーヤーやボーダーはここから滑り降りて行くが、行く手には転々とスキーやボードを担いで登って行く人達の姿が見え、また後ろから追い越して行く人達も少なくない。ボーダーはスノーシューで、スキーヤーは踵を固定してどんどん登って行く。
自分は昨日のラッセルの疲れからか体の切れが悪く次々と追い越され、仲間達にも置いて行かれる。まあしかし今日は展望を楽しむのが狙いで、八方池の先辺りまで行ければ充分なので、写真を撮りながらゆっくり追う。
八方山荘(1830m)から上に向かって右手に大きなすり鉢状の窪地があり、中はきれいなカールのようになっている。そのすり鉢の縁を緩やかにカーブしながら登った頂点辺りが八方山(1974m)で、高度差は130m。約800mを30分弱で登って10:47,八方山ケルンに着く。
行く手の右側は白馬三山がくっきりと見えており、左手の五竜岳,鹿島槍ヶ岳もよく見えているのだが、唐松岳以南は時々ガスに覆われ、また吹き降ろす強風で巻き上げられる雪煙とで視界が全く閉ざされることがある。
自分は八方尾根を三山縦走の下山路として利用することはあっても、登りに使うのは40数年ぶりで殆ど記憶がないに等しいのだが、ガスが晴れた時に垣間見る五竜岳の稜線が馬の鬣を思わせて素晴らしいと思ったのを思い出す。
が、しかしカメラが不調で、AFが使えなくなったりまったくシャッターが落ちなかったり,そして露出補正が効かなくなって肝心の雪山がオーバー気味で飛んでしまう等々,最高の条件に恵まれながらいい写真を望めないのが悔しい。
10:55,公衆トイレの横を通過し、八方池への登りにかかる辺りから風が一段と強くなる。一昨年2月に爺ヶ岳中央峰に登った時,稜線に出る前にセーターを着るべきだったのをそのまま吹き曝しに出てタイミングを失った苦い経験から、八方ケルンの影に入って風を避けながらヤッケを脱ぎ、素早くセーターを着てその後に備える。
自分は余程寒いと感じないかぎり厚着しない傾向があるのでしばしば着込むタイミングを失ってしまう。猛烈な風の中で着替えるのは、衣類を持って行かれる恐れがあって反って危険なので、余裕のある時に着込むべきであるが、セーターを着るとやはり暑いし肩が凝る。
再び歩き始めた時、すでに先頭を行く2人は八方池に到達して待っていてくれており、時間的にまだ余裕があったので次のポイントまで行くつもりだろうと思っていたが、展望は充分楽しんだし風は強くなる一方なのでその辺でよかろうと言うことになり、着こんだばかりで拍子抜けしたが、11:38から下山に転じる。
11:50〜12:05,トイレ小屋の風裏に腰を下ろして昼食。12:11八方山ケルン通過。以下,八方山荘を俯瞰しながら下ってリフトとゴンドラを乗り継ぎ、13:51下山となる。
ゴンドラとリフト2つを往復すると2800円もかかる。上のリフト2つ分くらいは悠々と歩いて降りられる時間帯ではあった。
同行者malmalさんの記録か下記。(白銀の山と紺碧の空のコントラストが抜群にきれいです)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-410809.html
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