丹沢 大倉尾根-塔ノ岳-鍋割山



- GPS
- --:--
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,460m
- 下り
- 1,460m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
アクセス |
感想
昨晩は、飲み会で帰りが遅くなったりしたが、トレランの準備を万端に整えて1時過ぎに寝て、5時に起きる。5時30分の電車にて、戸川公園へ向かう。片道は約3時間ほどかかる。
小田急の渋沢駅について、帰りの着替えなどを駅のロッカーに預けていると、Kimiさんに会った。今回のツアーに参加しているとのことだった。知り合いがいると安心度が増して、気分が楽になる。
渋沢駅から戸川公園までのバスに一緒に乗って、集合場所へ向かう。
今回の参加者は、7名で女性はkimiさん一人だけ。自己紹介などを聞いていると残りの男性陣は、かなり速そうな感じがする。みんなでストレッチをして、いよいよスタートをすることになる。
今日の僕の目標は、第一グループで最後まで走りきること。果たしてできるのか、少し不安になる。
まずは、アップも兼ねてkimiさんを先頭にして、ゆっくりと大倉尾根を登っていく。
今回のツアーでは、ガイドの鈴木さんが一人に1枚地図をコピーして配っており、途中休憩するときは、まず自分の位置を地形から読み解き、現在位置を探すことや、等高線と地形の関係について、実際の目で確認することなどが行われた。なかなか、自分の想像している地形と地図の地形が合わず、現在地が掴めない。一人で走っていたら遭難確定に違いない(笑)
途中から登り方のレクチャーなどを受けて、後半に足が疲れないように残す走りを覚えていく。
いつのまにか、速い順での列が形成されてきた。塔ノ岳までのトレイルは、ガレ道で傾斜も結構きつい。なかなかサクサクと登るわけにはいかなかったが、先頭集団からは離れないようにして、登っていく。
歩荷(ぼっか)と呼ばれる職業がある。車が入れない山小屋などに、食料品などを背負い運ぶ人たちのことだ。今回、激坂を上っているときに10歳くらいの少年が、ジュース1ケースとそのほかいっぱいの荷物を背負って、山小屋に向かって登っていた(驚)たぶん、10キロから20キロくらいの重さがありそうだ。この年齢から登りを鍛えておけば、将来はかなり有望なのではないか。いずれにせよ、この少年の目的はなんだったのかは不明で、近くに両親らしき人も見当たらなかった。ほんとに歩荷のアルバイトをしていたのだろうか。
そんなできごとがあり、いよいよピーク地である塔ノ岳(1491m)に到着。天気も快晴とはいかないが、それなりによくて、気持ちのよい風が吹いている。ここで昼食を摂り、休憩。
ここからの下りは、鍋割山へ向かう。多少のアップダウンが続く道だが、ずっと走って移動ができる傾斜のトレイルが続く。なんとか先頭集団に食らいつき走ることができた。
鍋割山からの下りは、ガレ場の激坂下りになる。恐怖心をどこかに仕舞い込んで、下りる。さすがに先頭は速い。少しでもなだらかになったら、スピードを上げて追いつくということを繰り返して、なんとか着いていけた。ここで引き離されると気持ちが切れてしまうから、引き離されずに済み安心した次第。
激坂を下り終えたところにある沢で水遊び。どうせトレランシューズは汗で湿っているので、そのまま冷たい沢に入りバシャバシャと沢の中を歩く。気持ちいい。
ここからは、林道になる。先ほど、水浸しになったシューズが重い。鉛のシューズをはいて走っているかのようだ(笑)ただ、さすがに即乾性の素材を使っているだけあって、走っている間にどんどんと軽くなっていく。
2回目の沢のポイントについた。ここから4km先の分岐点までは自由に走ってよいとのこと。先頭で飛び出した人に着いていく。すごく速い。どんどん千切られていく。3番手に走っている人に抜かれて、3番になる。ここからは、意地でもペースを落とさないことに決めて走る。下り坂とはいえ、14分で下りることができた。今日のトレランで一番疲れた(笑)
分岐点から少しトレイルに入って、スタート地点の戸川公園に到着。9:30にスタートして、ゴールしたのが14:50くらい。
ストレッチをして、バスに乗り、駅で荷物を出したら、みんなでお風呂に行き、ビールで乾杯。この瞬間がトレランで一番気持ちいい。特に夏のトレランの大きな楽しみの時間だ。
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