乗鞍岳登頂リベンジbyBCスキー


- GPS
- 08:31
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,065m
- 下り
- 1,553m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 8:26
天候 | 快晴。低温。日本気象協会山の天気では15時の乗鞍岳の気温-9℃ 宿に帰った時、PETボトルの水が凍っていました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
ハードシェル
グローブ(予備)
防寒着
バラクラバ
毛帽子
ブーツ
ザック
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ゴーグル
ストック
スキー板
シール
アイゼン
ピッケル
ヘルメット
|
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感想
今回のミッションは昨年4月にトライして登頂できなかった乗鞍岳に妻を登頂させること。そして、私自身の楽しみは下りでのスキー滑降、あよくばパウダースノー(まだ3月なので雪の降り方次第では)を楽しめないか、と考えてました。
昨年は乗鞍スノーリゾートの営業が終わっていた時期だったため、休暇村下の駐車場、標高1600mからの登りで時間がかかって肩の小屋口で引き返したので、今回はスキー場が営業しているこの時期に、ゲレンデトップのツアーコース入口までリフトで登り、標高2000m弱を出発点としました。
ただ出発時刻が遅くなるので、登頂は最遅で15:30、下山のリミットは暗くなる前まで(春分なので午後18時)と考えました。
幸運にもこの日はたまたま快晴で風も乗鞍にしてはとても弱い最高の天気に恵まれて、上記の時刻リミット設定で無事登ることができました。
しかし、楽しみにしていた滑降は大誤算でした。日中晴れて日差しが強かったので、前々日に降った雪の表面が解け、これが午後に日が陰ってから凍ってクラスト最中状態になってしまい、ところどころにある吹き溜まり以外は全面カリカリガリガリゴチゴチに固まっていて、まともにターンできる状態になく、エッジを氷の突起にひっかけないように斜滑降か横滑り、吹き溜まりや人が大勢歩いた跡で雪が耕されたところで何とかターンする、それがない場合はキックターンで方向転換するといった滑りで、気持ちのいい連続ターンはできませんでした。
そんな状況で、予定以上に下りに時間がかかり、結局本当に暗くなる直前の18時ころに下山することになり、宿の方に心配をかけてしまいました。
歩いて下るよりはだいぶ早いとは言え、まったく滑降を楽しむことができず、スキーが楽に下るための道具になってしまい、重たい板を担ぎ上げた意味が半分損なわれてしまいました。これだったら、アイゼン、ピッケルのみで歩いて上り下りしてもよかったかとも思いましたが、その場合は登りの速度は少し早くなっても、下山の時間がはるかに長くなり、かつスキー場も歩いて下る必要があるので、そうは言っても今回の登山形式が最適だったことには変わりなかったとは思います。
山中にはこの時期はトイレがなく、位ヶ原から上は隠れる場所もないので、用を足すこともできないので(この日はにぎわっていて、登っている時は絶えず近くに人がいた)、行動中摂った水分はカップ麺の270ccと水50cc、お茶50ccの合計370cc程度、他は食物も口にせずに9時間も行動していたので、完全に渇水状態になったようで、下山した晩に寝返りを打った時に右大腿筋がつってしまい、猛烈な痛みでした。
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