アーベンロートの雪稜を貸切縦走！「鳴沢峰⇒菅名岳⇒三五郎山⇒大蔵山」

2022年03月25日(金) [日帰り]

• GPS: 05:28
• 距離: 14.3km
• 登り: 1,153m
• 下り: 1,142m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:25
• 休憩: 1:01
• 合計: 5:26

13:09 大蔵山・菅名岳登山口駐車場
15:10 15:28 菅名岳
15:52 16:08 鳴沢峰
16:33 16:38 菅名岳
17:04 17:21 三五郎山
17:34 17:39 大蔵山
18:35 大蔵山・菅名岳登山口駐車場

標準CT（現地の標識から）　7:20
本日の歩行ペース：標準CT × 0.6

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●大蔵山・菅名岳の登山者用駐車場を利用
・「いずみの里」から約200mほど林道を進む。
・除雪しているが、現時点の駐車スペースは10台程度。

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：-（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：3.5（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：2.5（難5・4・3・2・1易）アイゼン、ピッケル、藪等の頻度
★登山道の眺望：3（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：4.5（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の数：4人】


◆ルートの状況(丸山尾根ルート)
・駐車場から登山口まで約2.3kmの林道歩き。（後半残雪あり）
・登山口から丸山尾根までの急斜面は残雪少なく夏道利用可能。
・標高400mまで夏道と残雪Mixとなるが、それ以上は雪上歩きとなる。
・やや踏み抜きもあるが、特段危険性を感じる箇所はなく残雪も締まって歩きやすい。

◆ルートの状況 (縦走ルート・鳴沢峰〜菅名岳〜大蔵山)
・山頂稜線に沿って進む縦走ルート。
・標高差50m程度のアップダウンはあるものの、比較的なだらかな稜線が続くので歩きやすい。
・一部に東側の雪庇と雪割れに注意すべき区間はあるが、技術難度の高い箇所はないので、手軽に見晴らしの良い雪稜歩きができる。

◆ルートの状況(大蔵山ルート)
・1〜2合目付近は、スギ林の九十九折が続くが、特段に技術難度が高く危険性を感じる箇所はなく歩きやすい。
・丸山尾根同様に標高400m以上から雪上歩き。
・平坦な尾根もあるので下りは道迷い注意だが、トレースがある場合は特に難しい区間はない。

◆本日の雪山装備
・縦走ルート及び下山時の大蔵ルートでワカンを利用。（ツボ足の踏み跡も多い）
・ピッケル及びアイゼンは持参したが未使用。

写真

3/25 13:17

登山者用駐車場。
昼過ぎということで、先行車は10台ほど。

3/25 13:17

では、行ってみよう。

3/25 13:24

まずは林道を700mほど歩き、大蔵山登山口を通過。

3/25 13:34

林道脇にキクザキイチゲが咲きだした。
春だね〜♫

3/25 13:40

標高150mを越えると林道に徐々に雪が多くなってきた。

3/25 13:53

駐車場から約2.3kmの林道を歩き右岸に渡渉する。

3/25 14:00

丸山尾根に乗るため、急斜面を九十九折で登っていく。

3/25 14:03

標高320m地点で丸山尾根の分岐に到着。

3/25 14:18

次は、尾根に沿って菅名岳を目指していく。
標高400mを越えると残雪が多くなる。

3/25 14:21

根開きもたくさん。
春だね〜♫♫

3/25 14:23

標高500mの分岐を通過。

3/25 14:32

だいぶ雪が少なくなってきたな〜

3/25 14:42

P607に到着すると、木々の隙間から菅名山頂が見えてきた。

3/25 14:57

標高690mの8合目を通過。

3/25 15:06

気持ちの良いブナ林をの登っていくと、

3/25 15:18

菅名岳の山頂に到着。

3/25 15:18

菅名山頂でまず目に飛び込んでくるのは、真っ白な飯豊連峰。
いいね〜♪

3/26 12:31

菅名岳でドローン撮影。

3/25 15:39

次は左奥に見える鳴沢峰に行ってみよう！

3/25 15:41

菅名⇔鳴沢峰まで、約1.4kmほど。
ちょっとしたアップダウンはあるが歩きやすい雪稜が続く。

3/25 15:50

標高810mの最低鞍部から登り返しスタート。

3/25 15:54

右側の雪庇に落ちないように注意しながら標高差70mを登り返していく。

3/25 16:01

久しぶりの鳴沢峰に到着。

3/25 16:00

眼下には咲花温泉が良く見える。

3/25 16:16

鳴沢峰から飯豊連峰を一望。
左の朳差岳から右の大日岳までハッキリわかる。

3/25 16:15

北側には五頭連峰が間近に見える。

鳴沢峰でドローン撮影。

鳴沢峰でドローン撮影。
鳴沢峰から菅名岳、大蔵山方面を眺める。

3/25 16:18

では、ここから右奥に見える大蔵山まで縦走してみよう。
まずは中央の菅名岳に戻る。

3/25 16:18

一旦下り、

3/25 16:21

楽しい雪稜歩き。

3/25 16:36

菅名岳までの最後の登り返し。
午後4時半になると日差しが傾き雪面の色が変わりだす。

3/25 16:42

再び菅名岳に到着。

3/25 16:46

では、引き続き稜線を歩き三五郎山＆大蔵山に向かう。

3/25 16:48

北股（左）から大日（右）までの稜線。
まだまだ真っ白だね。

3/25 16:52

南東方向には日倉山や日本平山。

3/25 16:54

アーベンロートに染まる雪稜をのんびり歩く。

3/25 17:00

標高840mの鞍部から正面の三五郎山まで標高70mを登り返す。

3/25 17:08

あとは緩やかな稜線を進んでいくと、

3/25 17:13

菅名岳から歩いてきた稜線を振り返る。

3/25 17:13

標高911mと言われる大五郎山に到着。

3/25 17:28

三五郎山から南側には川内山塊が一望。

3/25 17:13

アーベンロートに染まる五剣谷（左）、矢筈（中央奥）、青里（右）。

3/25 17:14

川内山塊の最高峰、粟ヶ岳。

3/25 17:28

風越山の北斜面がだいぶ落ちてるね〜

三五郎山でドローン撮影。

3/25 17:29

あとは、夕陽を眺めながら美しい雪稜を歩き、大蔵山へ。

3/25 17:29

阿賀野川。

3/25 17:30

オレンジ色に変わる稜線。
いいね〜♫

3/25 17:36

雪稜の先に大蔵山が近づいてきた。

3/25 17:43

最終目的地の大蔵山に到着。

3/25 17:43

大蔵山から新潟市街を眺める。
今日は低標高域は霞が濃く視程が悪い。

3/25 17:48

西側の雲で日没は見れないようだ。
眼下の五泉市の街灯が点きだした。

3/25 17:48

では、下山しよう！
ワカンを装着したまま一気に下っていく。

3/25 18:01

ブナ林に入ると暗くなってきた。

3/25 18:09

標高460m付近まで下ると、人が登ってきてビックリ！
最初、遭難者かと思ったが、スマホ片手にスニーカーの若者だった。

3/25 18:19

日没時間を過ぎるとあっという間に暗くなる。

3/25 18:24

ヘッドライトを点け、スギ林を下る。

3/25 18:34

丸太橋で渡渉すれば林道はすぐそこ。

3/25 18:35

歩いたルートを確認し、最後に林道を歩き、

3/25 18:42

駐車場に到着。
お疲れさまでした！

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

Joker

本日は天気が良いので北アルプスに行く予定でしたが、結局、仕事がバタバタで午後しか休むことができなかったので、予定変更で近所の山に行くことにしました。

まあ、せっかく午後になるなら、アーベンロートに染まる山々を眺めながら縦走してみることにしました。

誰もいない貸切の雪稜の縦走は、たまらんですね〜
予定通り、オレンジ色に染まる雪面もとっても素敵でした♪♪
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

日没後の下山時、標高500m付近の薄暗くなったところで、急に登ってくる人がいてビックリ！
最初は遭難者かと思いましたが、挨拶すると言葉数少ない若者でした。
でも、どう見ても軽装（スマホ片手にスニーカー？、街を歩くような服装）で、本当に山頂に行くのか、すれ違ってからなんだか心配になりました。
下山後、登山口には私以外の車はなく、えっ、見間違い？、幻覚？、それとも幽霊・・・？
最後の最後で色々？？？？でした。

＜ドローン撮影した縦走ルートの素晴らし眺望はこちら↓


＞