爺ヶ岳東尾根ルート 4度目の挑戦でやっとリベンジなる
- GPS
- 14:22
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,735m
- 下り
- 1,734m
コースタイム
天候 | 3/24…曇り時々晴れ、夜は雪&暴風 3/25…快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
朝早い時間は、全体的に雪が締まっていました。核心部のナイフリッジもトレースがしっかりついていて気を付けて歩けば問題ないです。 陽が上がって気温が上がってくると雪が腐ってきて、踏み抜き多発。 特に最初の超急斜面は、南向きなので一部雪が融けて地面が露出していて、下るときは細心の注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 大町温泉郷の薬師の湯が近いです。https://o-yakushinoyu.com/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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感想
今まで3回挑戦してきて跳ね返されてきた爺ヶ岳東尾根。冬季バリエーションルートとしては入門コースの位置づけですが、のっけから超急斜面の急登があったり、他にも急斜面の登りが何回かあって、体力的には中々厳しいルートですが、自分が生まれ育った所の山なので、どうしてもクリアしたいと思っていたルートで1泊2日のテント泊なら、へたれな自分でも行けるんじゃないかと思い、週間予報とてんくらを毎日見ていました。
すると3/25(金)は快晴で降水確率0%、てんくらもA、前日の3/24(木)も昼間は問題なさそうなので、3/24に幕営予定地まで登って、翌朝山頂アタックの予定を立てました。
雪が締まっていて歩きやすかったせいか、予定よりだいぶ早く幕営予定地に着きましたが、夕方から風が強まる予報だったので、早めにテントを設営して、翌日の山頂アタックに備えました。
初日は朝のうちは曇っていてガスガスで何も見えない状態でしたが、だんだん晴れ間が出てきてテントを張った場所はほとんど風もなく、テントの中は暑いくらいでした。
しかし予報通り、午後3時くらいから雪が降り始めて風も強くなり、夜8時くらいからは猛烈なブリザードとなり、テントの中で必死に耐えていましたが、生きた心地がしませんでした。
おまけに昼間は暑いくらいだったテントの中は、急激に冷え込んでテントの中が凍結して、まるで冷凍庫の中で寝ているような感じでした。
それでも夜中の2時半頃にトイレに起きた時には、すっかり風も止んでいて星空も綺麗で、この機会を逃したら永遠に爺ヶ岳東尾根は行けないなと寝不足の中、朝4時過ぎに出発。
幸いにも先行者二人がいたので、ルーファイもそれほど苦労することなく、無事登頂することができました。
3/24は自分以外に二人の方が登られましたが、3/25は天気もよくて自分以外に7人の方が登られました。
冬季バリエーションコースの入門コースとはいえ、積雪期残雪期の北アルプスは、簡単には登らせてくれないですね。
でも1年越しのリベンジの思いがようやくできて、大満足の山行でした。
爺ヶ岳は、山登りの厳しさや楽しさを色々教えてくれた印象深い山でした。
多分これからも季節を限らず登る事と思います。
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