二股→小日向のコル→白馬鑓温泉→小日向山山頂→二股
- GPS
- 12:50
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 2,005m
- 下り
- 1,993m
コースタイム
- 山行
- 11:09
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 12:48
天候 | 朝イチ曇 → ガスガス → 正午前から快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | パーティの二股到着が19:20頃になり、帰宅を早めるため下山後温泉は無し。 |
写真
装備
個人装備 |
適切な衣類
手袋
ブーツ
ザック
ビーコン
ショベル
ゾンデ
コンパス
呼子笛
ヘッドライト
予備電池
ファーストエイドキット
ガムテ
針金
スマホ
腕時計
タオル
ストック
カメラ
スプリットボードorスキー板
シール
クランポン
工具
アイゼン
飲料
行動食
下降器
テープスリング数本
ハーネスか代わりになるもの
メット
ツェルト
グラサン
ゴーグル
温泉セット
|
---|---|
共同装備 |
chuki分
7.8mm30m
ツェルト
|
感想
充実の一日でした。
温泉も行けて、良かった〜
林道の雪が繋がっていて、下山が早くて、助かりました。
●動画
※後日追加するかも。
●同行者記録
※後日追加するかも。
●ヤマップ
※後日追加するかも。
●経緯
これは恥骨軍団山行である。
インスタかなんかでヘルメット被ってゴーグルした白馬鑓温泉入浴写真を見た時から俺も行ってみたいなって思てた。水着女子なんて居るとなおよし。いや、まぁそれは意識してなかったけど。
この土日はもともと奈良県の七面山南壁のオオグラを登りに行く予定だったが、内一人が雪ついてたら嫌だから、と断ってきはって、abagenさんと二人になったので、それならバックカントリーいこかとゆうことで土曜に もう一人の今年道具買いそろえたばかりの山スキーヤーと一緒に行く予定やったけど、土曜の天気予報悪しってことで日曜にシフトした。
●出発まで
fujicoさんに自宅まで車で来てもらい、そこから俺の車1台に2人乗る。自宅ちかくで人生初のブロンコビリー体験。数年ぶりのステーキに舌鼓を打ち、ガソリン満タンにして出発。2時間半〜3時間ほどでabagen_blueさんとのランデブーポイントである みどり湖下りSAに着き、半時間ほど晩酌してから就寝。
朝は3:30起き?3:45集合?起きて車を降りると目の前にabagen_blueさんの板とかが既に置いてあり、ここから3人1台でGo。SAで着替えとかしてお二人をお待たせしてしまう。
白馬のコンビニに寄ってから二股着。既に明るい。俺らの他に車は無かった。
●山行メモ
1.二股→中山沢出合
シートラは百mもせずに済んで、じきにシールをつけた。林道法面からのデブリで山のようになってるところがあり、帰りは板はずして降りなあかんかなぁって思てた。一応、板つけたまま登れた。
abagen_blueさんは時折 遅れたりしてたが、パーティのペースとしては予定より早いぐらいやった。
標高1010mあたりからの九十九折りはショートカットした。
雪が切れかけになってる箇所があり、fujicoさんが「帰りは切れてるんちゃう」ゆうてたら、その通りになった。
2.中山沢出合→小日向のコル
中山沢の沢沿いのトレースに導かれるようにして林道から外れて中山沢左岸側を登っていく。200mほどで その先の沢は割れまくりのようにも見え、少し苦労して左岸斜面を登って尾根にとりつく。ここは もう少し手前、つまり林道からスグのところから尾根に取り付いたほうが楽やったかも。
尾根は緩く、とはいえ、斜度がキツいところはシールが滑ることがあった。ガスってきて、これはブナ林なんやろか、樹種は分からんけど幻想的な光景の中を登っていった。「あなたは今、天国に居るんだよ」と丹波さんにゆわれたら信じたかも。
標高1400mあたりからダダっぴろい真っ白な空き地というのか平らな場所になり、GPSで現在位置を頻繁に確かめながら歩く。その内、ガスが抜けてきて、ワーって声が出るような雪山が顔を覗かせる。小日向へのコルへの登りは暑かった。時折、強めの風が吹いた時は少し肌寒かったが、それ以外はアミアミシャツとジオライン長袖薄手で丁度よかった。下から、あそこがコルかな、と思ってた場所は全然手前で なかなかコルに着かず、「コル、待ってなさい」という感じで、ちょっと疲れてきたころに、ようやくコルに着いた。
3.小日向のコル→白馬鑓温泉
fujicoちゃんと話して夏道沿いに行くことにした。シール外してfujicoちゃんがコルから最初にドロップ。いきなりクラックにハマって ひっくり返ってんのに俺に「動画とってくれ」ってゆわれて「そんな余裕あるかボケー」と本性を現すw
なるくなるとこまで適当に滑って、シールをつけなおしてトラバースするが、fujicoちゃんはどんどん下に行ってしまう。あれ、夏道沿いゆうてたのになぁと思いつつ、見えなくなってガスって離ればなれになると、今日はトランシーバーもないし困るので、ギリギリ見えるくらいで高度を保って追随する。
だが結局、現場で見ると、夏道沿いは結構大変そうやん、ってことでfujicoちゃんと一旦合流後、沢沿いに行くことに変えた。
そもそも計画書のルートは沢沿いにひいてて、小日向のコルから、その計画ルート沿いに行くのが 少なくとも この日はベストやった。ので、計画ルートをよく見てなかった自分が悪い。
トラバースしてたところから沢沿いまで降りるのに、今日のビミョウに結合の悪い雪質だとシールつけたままは怖いのでfujicoちゃん以外はシール外して滑降して沢沿いに。そこで「13:15登り終了、シール外して13:30にはドロップし、15:00には小日向のコルに戻るようにしょう」と打ち合わせた。
で、シールを着けて登りだすが、ここからabagen_blueさんが大幅に遅れだす。沢沿いのルートは特に苦も無く登れた。デブリもあるが、デブリの上に また降雪があったようで、わりとなだらかになっていた。
温泉臭が強くなり、雪が割れてるところがあった。湯気も少し上がっていた。実はココが白馬鑓温泉の四角い湯舟があるところやってんけど、それに気づかず、GPSログを見て、もう少し上やなと上がっていってしまう。
しばらくして、fujicoちゃんと、「トラバースしようか、上から回り込もうか」と相談して、トラバース怖いから上から回り込もう、という選択をして進むが、fujicoちゃんから「上がり過ぎですわ」とツッコミが入り、fujicoちゃんは下から回り込み、俺は結局、恐怖のトラバース。このトラバースが一番の核心やった。というのも、表層の雪はグサグサでクトーをつけててもザザーっと滑り落ちたりするし、落ち過ぎたら、岩が露出してるところも所々あったりして。
まぁそれでもなんとかトラバースを終えると、だいぶ下でfujicoちゃんが座っていて、離れてるから何ゆってるか よぉ分からんかったけど「ここが温泉っぽい」的なことをのたまっていた。
4.白馬鑓温泉→小日向山ピーク
で、シールはがして、ボードモードにして、そこまで降りたが、そのころにはfujicoちゃんは もっと下まで滑って降りてしもてた。これは折り返す時間を既に過ぎてたから、ということやと思う。で、俺も折り返す時間のことを考えれば、即 降りていくべきやったが、足湯をさしてもらいました。すみません。湯温47℃。結構、暑かった。雪で冷やしては足をつけ、を繰り返すみたいな。あと、雪庇みたいになってるとこがあり、崩壊しそうで怖かった。まぁそれでも足湯を堪能し、それから滑って降りて、標高1620mまで滑って、そっからシール着けて小日向ピークを目指す。
このピークまでのルートは比較的楽なルートどりで登れたとは思うが、もう体力がなくなってきて、結構しんどくて、二人に後れをとってしまってた。
疲れてたせいもあるかもだが、湯ノ入沢や小日向沢を上から覗き込んで、ここ滑っておりたほうが楽やろなぁ、最悪、懸垂下降も出来る準備あるし…と見ていた。
ようやく小日向山山頂着で、シールを外してドロップ準備をしてたが、二人はなぜかピークより100mほど手前の北側斜面でシールはがしたりしてた。あとで訊いたが なぜ そこをドロップ準備をしたのかは分からなかった。
5.小日向山ピーク→猿倉林道
ストップスノーが固まった感じで、たまにモナカっぽいところもあったりして、滑り易いとは言い難い雪面だったが、スピードを出せば結構たのしかった。が、ここから abagen_blueさんの核心が始まった。コケまくりで、その内、足も踏ん張りが効かなくなり、とはいえ、硬い雪面で もぉどうにもならないような感じやった。fujicoちゃんが 斜滑降+キックターンの繰り返しで降りる、という技を伝授し、しばらくはそれで降りられてたが、その内、斜度がきつすぎたのか、それも出来なくなり、板を水平に そろえて少しずつ横歩きで降りる、、、ということをやられてて、ヘッドライトがあるとはいえ、あまりにスピードが遅いので、お願いしてシートラに変えてもらった。が、ツボ足だと膝まで埋まるとかで、はいつくばって標高差100〜150mほど降りてきはった。その後は、斜滑降+キックターン、もう少し斜度が緩くなったらボーゲン、って感じで降りてきはった。
後知恵だが、ここは、小日向のコルからの登りルートをそのまま帰るのがパーティとしては早かっただろう。今回すべった斜面はパウダーの時季に突っ込んでみたい感じやった。斜度も樹間もエエ具合。小日向山の人気がある理由が少しわかった気がするので、abagen_blueさんには申し訳なかったが俺的には収穫があった。
俺は待ち時間ながくて寒かったが、時々ぶっとばして降りてたら、結構派手なコケカタしたりもしてて、下山後、首が前に曲げにくくなってた。こんなん久々。
最後、針葉樹林帯を少し抜け、広めの沢地形に出て、林道に合流。
6.猿倉林道→二股
往きでは「シール歩行で下山かな」と懸念があったが、雪がガリガリに冷え固まってるところが殆どで、ガゴガゴゆわしながら、ほぼノンストップで二股へ。暗くてヘッドライト滑降になってるのし、雪質も悪いので、ショートカットはせず林道を忠実に辿った。途中2ヶ所だけ板をかかえて各10mずつ歩いた。
俺が駐車地に着いてから40分ほどで二人も戻ってきた。
●総括
楽しかった
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