葛尾城跡〜五里ヶ峯〜天狗山 未踏のコースを入れて周回♪

2022年03月28日(月) [日帰り]

• GPS: 04:36
• 距離: 11.4km
• 登り: 987m
• 下り: 977m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:05
• 休憩: 0:27
• 合計: 4:32

9:35 戸倉宿キティパーク
10:10 10:10 送電鉄塔巡視路入口
11:14 11:25 葛尾城跡
12:15 12:29 五里ヶ峯
12:50 12:50 天狗山（中山）
13:02 13:04 北山
13:18 13:18 長生山
14:07 戸倉宿キティパーク

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長野市街より国道18号線経由で更埴市戸倉に向かい
キティパーク駐車場に駐車

コース状況／危険箇所等

・キティパーク〜送電鉄塔巡視路入口
車道歩き
・送電鉄塔巡視路入口〜葛尾城跡
急坂にはジグザグ道がつけられ、踏み跡明瞭
尾根に到達すると、右は絶壁、尾根の細い箇所の通過もあります
「比丘尼石」は麓からも見え、入口に手作り標識がありました
巡視路は先で尾根を離れますが、蔓尾城跡へは尾根を直進
徐々に急坂になると、落葉が深く、踏み跡やや不明瞭
急斜面で乾いた落ち葉が滑りやすいので、慎重に通過
・葛尾城跡〜五里ヶ峯
標識、登山道共に整備され、快適
・五里ヶ峯〜天狗山〜キティパーク
五里ヶ峯直下の急坂はロープが張ってあります
雪はありませんが、泥濘箇所は滑りやすいので注意
長生山を過ぎ、尾根を離れる分岐に巡視路標識あり
急坂をジグザグにつけられた道は下るには快適です
巡視路入口の鉄梯子を下った後は舗装車道歩き
キティパーク駐車場はセツブンソウ群生地入口で
節分草も見たかったのですが、入口に人影なく
ちょっと遅かった様子で、行きませんでした

写真

3/28 9:27

戸倉キティパーク駐車場を出発

3/28 9:38

冠着山としなの鉄道車両

3/28 9:39

戸倉駅は車両整備基地でもある様子、色の違う車両が止まっていました

3/28 9:45

公園発見！

3/28 9:45

ここに駐車できれば、歩き初めに下らなくて済みます

3/28 9:53

この尾根を右から登る予定

3/28 9:54

冠着山

3/28 9:56

左に八頭山、右に冠着山。四十八曲峠も中間に見えているはず

3/28 10:00

岩井堂山（自在山）、大林山、八頭山

3/28 10:04

北國街道の宿場の面影

3/28 10:06

地名は磯部
蔓尾城跡を過ぎ、五里ヶ峰に向かう途中で、磯部に降りてくるコースは整備され、急坂もなく気持ちの良いコース♪

3/28 10:08

送電鉄塔の立つこの尾根を登ります

3/28 10:09

北國街道の面影を残す石碑群では？

3/28 10:10

送電鉄塔巡視路に入ります。以前から歩いてみたかった道♪信州の里山登山にはなくてはならない道、今日もお世話になります(^.^)

3/28 10:12

千曲川越しに岩井堂山

3/28 10:14

石灯籠の間に岩井堂山

3/28 10:15

大林山、八頭山
斜面にまだ雪がだいぶ残っているように見えます

3/28 10:16

祠がありました

3/28 10:16

送電鉄塔のあるおかげで、歩きやすい道が維持されているのかも？

3/28 10:16

尾根は細く、ザレた急坂

3/28 10:17

送電鉄塔��10

3/28 10:20

比丘尼石標識
うっかり通り過ぎてしまうところでした(^^ゞ手作り標識有難うございます！

3/28 10:20

人差し指のように折れ曲がった岩は、麓から眺められ、見上げる度、来てみたいと思っていました。

3/28 10:21

比丘尼石と岩井堂山
頭巾を被って俯く比丘尼の姿を思わせることからつけられた名前でしょうか？

3/28 10:21

一両編成のしなの鉄道が坂城方面に走っていきました。のどか♪

3/28 10:21

右側絶壁
採石の跡？

3/28 10:24

岩とザレの混じる岩稜

3/28 10:26

急坂にはロープ

3/28 10:30

右側絶壁に沿うフェンスはここで終わり

3/28 10:31

巡視路は尾根を離れて左に下っていますが、葛尾城跡を目指すので尾根をまっすぐ突き進みます！

3/28 10:33

頻繁にピンクテープあり、踏み跡明瞭

3/28 10:38

自然林の向こうにサワラかヒノキの植林帯

3/28 10:41

ダンコウバイ
もうこんな季節(*_*)春ですものね！

3/28 10:43

手作り標識有難うございます。ピンクテープも短い間隔でついていて、登る人がいるんでしょうね！下るのは膝に来そうで嫌ですが、登りに使うには面白いコースと思います

3/28 10:51

この辺りから本番の急坂！写真ではお判りいただけませんね(:_;)

3/28 10:54

細かなジグザグ道は、乾いた落ち葉がうず高く積もり、滑らぬよう慎重に足を置いて進みました。

3/28 11:14

メインルートに合流間近

3/28 11:14

未踏のコースを踏破しました♪

3/28 11:15

おっと、葛尾城跡へ向かう前に

3/28 11:15

三角点にご挨拶
葛尾
標高＝804.99 m
四等三角点

3/28 11:17

葛尾尾城跡に到着
お久しぶりです(^.^)

3/28 11:17

左に虚空蔵山の尾根、千曲川を挟んで岩鼻。千曲川が尾根を削り取って流れた様子がわかり、川の威力を伺える景色。そして、このような地形を見渡せる葛尾城跡は戦略上の要衝だったと実感！

3/28 11:20

コーヒーブレイク♪

3/28 11:27

やはり今日のような天気では北アルプスは望み薄でした

3/28 11:27

冠着山のシルエットをアップ

3/28 11:28

祠の背後に見えている五里ヶ峯へ向かいましょう

3/28 11:33

竪堀が連続しますが、木段が整備され、歩きやすくなっています。堀の深さからしても規模の大きな城だったと改めて思います。

3/28 11:36

石積みの跡？

3/28 11:38

林道終点
ここまで車で来て、蔓尾城跡へ向かうと標高差は殆どないかも、と思うと急坂を喘ぎ喘ぎ登った自分が少し寂しくなります(^^ゞ

3/28 11:58

更に緩やかな登りが延々と続き、やっぱり辛くなり、いつも思うことは同じ(T_T)

3/28 12:04

植林帯の脇を通過
始めて登った頃は、自分の身長を少し超えるくらいの幼い木々でしたのに、今は立派に成長して見上げるばかり！時の流れをしみじみ感じます。

3/28 12:14

また来ましたよ♪
広々とした芝生の心地良い山頂は展望も開け、結構登山者に会うのですが、今日は貸し切り(^.^)

3/28 12:15

冠着山
残念ながら北アルプスの眺望なし

3/28 12:25

風も冷たく、長居はできず、お暇します

3/28 12:25

山頂直下はロープの付いた急坂

3/28 12:26

振り返ったロープの付いた急坂は小灌木のトンネル

3/28 12:37

こんな快適な散歩道があるから尾根歩きをやめられません(^^ゞ

3/28 12:41

標識完備
ここで直角に左折

3/28 12:41

こんな平坦な戦道は、馬も通っていた？

3/28 12:43

左に商売池に向かう標識がありますが、歩けるのかどうか？いつか検証してみましょう(^^ゞ

3/28 12:49

山名標識はありませんが、このピークが天狗山（中山）のよう

3/28 13:04

北山はこの辺り？

3/28 13:18

多分この地点が長生山

3/28 13:21

冠着山と千曲川

3/28 13:21

鏡台山

3/28 13:25

分岐
鉄塔巡視路だったのですね。不安が一気に解消(^.^)

3/28 13:25

やれやれ、明瞭な踏み跡！安心して下れます。有り難いです！

3/28 13:28

登るにはきつそうですが、下るには快適なジグザグ道♪

3/28 13:35

鉄塔間近
急坂を一気に下りました

3/28 13:35

戸倉市街、千曲川、冠着山

3/28 13:46

真下に車道
最後に鉄梯子を降下。足の短い自分にはちょっと緊張の間隔でした(^^ゞ

3/28 13:47

振り返った巡視路入口

3/28 13:57

中部北陸自然歩道の標識発見

3/28 13:57

戸倉市街を見下ろす、気持ちの良さそうな東屋。桜の開花が待たれます。お花見に来て、のんびり休みたい場所。

3/28 13:59

日本のネモフィラ

3/28 14:01

キティパークの天狗様

3/28 14:04

ウサギ小屋
沢山の兎さんたちが走り回る姿は愛らしく、子供達がフェンスにしがみついてみている姿も可愛らしく、大人の自分も見飽きません

3/28 14:08

節分草群生地入口
全く人影がなく、開花期は過ぎてしまったようです。残念ですが、また来年の開花を楽しみに待ちましょう。

感想

kyom4

蔓尾城跡の東尾根は、直下が急坂、すっと未踏のままでした。
尾根の途中、比丘尼岩と呼ばれる奇岩も麓から眺められ、
是非とも間近で見たかったのですが、下ると膝に来る恐れあり
送電鉄塔巡視路から登り、五里ヶ峯を経て
キティパークに下る案を思いつき、出かけてみました。

送電鉄塔巡視路は、信州の里山登山にはなくてはならない道、
登りにお世話になり、下りでもお世話になりました(^.^)
送電鉄塔のお陰で、歩きやすい道が維持され、本当に有り難いです。

比丘尼岩は手作り標識が入口にあり、通り過ぎてしまうところでした。
人差し指を折り曲げたようにも見える岩は、
頭巾を被って俯く比丘尼の姿を思わせ、つけられた名前でしょうか？

巡視路はまもなく尾根を離れて左に下っていますが、
葛尾城跡を目指すのでそのまま尾根をまっすぐ前進！
頻繁にピンクテープあり、踏み跡明瞭、登山者がいる感じです。
いよいよ急斜面に差し掛かると、細かなジグザグ道になっており、
乾いた落ち葉がうず高く積もり、滑らぬよう慎重に足を置いて通過。
蔓尾城跡直下に合流後は、登山道、標識完備の快適な道です。

林道終点を過ぎ、五里ヶ峯に向かう登山道は、
更に緩やかな登りが延々と続き、やはり辛く、いつも思いは同じ！
始めて登った頃、自分の身長を少し超える位の幼い木々の植林帯が、
今は立派に成長して見上げるばかり！時の流れをしみじみ感じます。

広々とした芝生の心地良い五里ヶ峯山頂は展望も開け、
結構登山者に会うのですが、思った程の晴天でないせいか貸し切り。
山頂直下はロープの付いた急坂で、前回は残雪で引き返しました。
流石に三月も末ですので、泥濘個所はあっても、雪は全くなく、
急坂を過ぎると、快適な散歩道に尾根歩きをやめられません。

尾根を離れる予定の分岐は、どんな道なのかと不安でした。
しかし、分岐に巡視路標識を見た途端、不安が一気に解消！
登りはともかく、下りでも巡視路のお世話になるとは思ってもいず、
嬉しい驚きでした！巡視路に感謝です！