華山 - 雨雲との戦い(競争)に勝つ!
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- GPS
- 04:46
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,151m
- 下り
- 1,150m
コースタイム
天候 | 曇り/雨/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
昨日の朝のこと、天気予報を見ると「明日は夕方から雨が降り始める」という。
で、それなら山行中はなんとか持ちそうだな😊...ということで、どこに登るか考える。
『花尾山』に新しくなった鳥居を見に行くか。
シュンランが咲く頃だから、〇〇〇山へ調査に行ってみるか。
が、なんとなく思い浮かんで「ここだ!」と思ったのが『華山』だった。
これまで『華山』には、一度も登ったことが無い。
ということで、目的地は『華山』に決定したのが、昨日の午前中。
そして夕方になって天気予報を確認すると「昼頃から雨」に変わっていた💦
一気にやる気が失せた。
で、ふて寝にも近い感じで21時頃には布団へ潜りこむ。
「明日はどうしよう...」
「youtubeでも見て過ごすか?」
「昼までに登って降りれる近場の山に登るか?」
などと考えているうち、深い眠りについた。
夜明け前、目が覚めると「どうにも今日は華山に登りたい」という気持ちに支配されていた。
7時過ぎ、出発。
8時半頃『神上寺登山口』に到着。
趣深い参道を歩く。
両側に石仏が並んでいる。
モデルとなった人がいるのかな?と思う程にお顔立ちが様々で、「あの人に似てる!」と思うことが何度も。
そんなわけで、中々前に進まなかった。
そして、階段地獄。
なんとか『華山』に登頂。
そこから『西の嶽』を目指すため、一度標高を下げる。
ここの木段がどえらい段差で膝に堪える。
1段が40〜50cmあるのだから、帰りのことを考えるのもイヤになる。
幸い、距離(段数)は大したことなかったので、モチベーションは維持出来た。
『西の嶽』には馬酔木が咲いていた。
咲いていたのは山頂の日当たりの良い所だけであったが、この辺一帯は馬酔木の群生林として下関市指定の天然記念物になってるそうな。
「もう少ししたら、良い香りに包まれるんだろうなぁ」
そろそろ『華山』に戻ろうかなと思った時、ふと天気が気になり雨雲レーダーを確認。
すると...
「15分後に雨が降りはじめます」
工工エエエエェェェェェヽ(゜Д゜;)ノ゛ェェェェエエエエ工工!!!
『華山』の東屋を目指してダァァァーッシュ!
15分あればなんとか辿り着けるハズ。
幸い雨が降る時間は20〜30分間みたいなので、雨宿り中に昼を食べて時間を潰せば良い。
途中、『西の峰』に寄り道。
(※西の嶽ではなく、西の峰です😊)
そんな時間があるのか?と自問自答するが、数分で山頂なので行っておくことにした。
風が強くなってきたので、時間との戦いであることは間違いなかった。
『西の峰』も無事にクリアして元の道へと戻り、山頂の東屋へと急ぐ!
しかし、先ほど書いたように、ここの木段が最大の難所。
段差がとてつもなく高い。
ヒィヒィ喘ぎながら、距離(段数)は大したことはない木段を登って行く。
「大したことないだと?バカ言ってんじゃねぇ!」と思う余裕もない。
『華山』山頂の東屋が、薄暗い登山道の上方に見えてきた。
あと10m!
雨粒の攻勢が強まって来たが、薄暗い、つまり登山道の上に葉が茂っていることが幸いした。
雨に殆ど濡れることなく、東屋へ滑り込む。
その直後、雨脚が強まった。
「ふふふ、俺の勝ちだな」と勝ち誇ったのだが...
風が強まり、およそ横殴りの雨となっていた。
実は、ここの東屋は老朽化のため使用が禁止されているのか、規制線テープが張られていた形跡があった。
壁は勿論ない。
しかし、緊急避難的措置。
幅25cmほどの太い柱を盾にして雨風をしのぐ。
安堵の中、ふと上を見上げると...
屋根には大きな穴が開いていた。
穴といっても老朽化で開いたのではなく、デザインとして開口部が設けられていたのだ。
ウソ―(゜Д゜)―ンッ!!
まぁ、風の強さが幸いして、上から降ってくるということは無かったが。
「ところで、レインウェアは持って行かなかったの?という疑問が浮かぶと思います。
ちゃんと持ってました。
ザックカバーも折りたたみ傘も👍
けれど、これは私と雨雲の戦いなのです。
男には避けて通れない戦いがあるのですっ!
...んなこたぁ置いといて。
雨雲は少しすれば通り過ぎるのが分かっていたので待機。
雨が止むと行動再開。
ガスに煙る道を歩く。
これはこれで美しい世界。
ということで、文章書く力も尽きた。
いい山でした。
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