記録ID: 4126919
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沢登り
槍・穂高・乗鞍
薬師岳から黒部源流遡行して三俣蓮華岳
1981年07月31日(金) ~
1981年08月07日(金)
- GPS
- --:--
- 距離
- 50.0km
- 登り
- 3,477m
- 下り
- 4,822m
天候 | 晴 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
黒部源流は基本、水線を行く。五郎沢とその支沢は踏み跡など一切なし。稜線はよく踏まれた登山道。 |
その他周辺情報 | 槍見温泉ほか、新穂高温泉郷 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
時計
タオル
ツェルト
カメラ
ロープ
ヘルメット
カラビナ
スリング
トポ
ルート図
地下足袋
わらじ
|
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感想
毎夏、北アルプスに入らずにはいられない、そんな若い時代が随分続いた。中でも好きだったのが黒部源流一帯である。この日は室堂から稜線伝いにスゴ乗越まで入り、翌日、薬師岳を越えて薬師沢から黒部源流部に入った。その清らかな水、そして谷間の向こうには白銀のピークが臨まれる。陽の光をキラキラと反射させてほとばしる清流。そして風にそよぐ豊かな森。冠松次郎の句を体感しつつ、わらじでの遡行を続ける。あの句、もうわすれちまったなあ。「かちわたる 瀞の深さよ 青嵐」だったっけ。近頃、思い出せないことが増えた。
黒部源流で印象的な場所と言ったら、なんといっても赤木沢出合のあの光に満ちた情景だ。赤木沢は広々とした草付きを伴って伸びやかに流入し、その優美な様相に思わず引き寄せられる。ぜひ一度、遡行したいと思っていたが、後日、その機会を得た。この時は赤木沢をやり過ごし、さらに上流、祖父平の手前で右から流入する五郎沢に入った。すぐに傾斜が増してきて、ぐいぐいと上っていく。この沢は遡行記録が見つからなかったので、その場のカンで登ってゆくと、予定よりも左に進んでいた。支沢に入っていることに気づいたのだが、構わずその沢を詰めた。幸い厄介なハイマツ漕ぎもなく稜線に飛び出した。そこは三俣蓮華岳の西、2661PKのさらに西のコブであった。ここからは一般ルートを辿って鏡平小屋に達する。翌日、新穂高温泉まで単調な道を延々と下って、充実の山行を終えた。
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