【過去レコ】 山梨百名山 十二ヶ岳・節刀ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 1,019m
- 下り
- 1,005m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
毛無山登山口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
毛無山〜十二ヶ岳 この間は破線 鎖・ロープ・吊橋などが続くので慎重に行動する。 |
写真
感想
(2014. 3. 8)
当時友人に送ったメールが見つかったので、ほぼ原文のまま掲載することにします。
『御坂山系では珍しくアルペン気分が味わえるという十二ヶ岳(1,683m)と、隣接する節刀ヶ岳(1,736m)の山梨100名山を二山まとめて登ることにした。
しかも結果的には河口湖と西湖の間の文化洞トンネルをスタートして、毛無山(1,500m)・十二ヶ岳・金山(1,686m)・節刀ヶ岳・鬼ヶ岳(1,738m)・雪頭ヶ岳と六山の山頂を踏破して根場に下る、正に西湖の天界を縦断することになる。
文化堂トンネル駐車場に着き、体操をして登り出しが7:20。
今日は険しい岩峰を想定して、二人ともステッキは持っていない。
私は去年まで使っていた一回り小さくて、余分なものが着いていない軽量リックに背負い換えてきた。
毛無山までは広い登山道だが急峻な登りが続く、この日は友人が医者を換えて飲み薬が変わったせいで心臓が踊り着いてこられない。
所々で友人を待ち休みながら登り、山頂まで登山地図で90分の所を110分ぐらいかかる。
毛無山頂は霧で西湖と河口湖が微かに見える程度で、期待した湖の向こうの紅葉に映える富士山の姿は見られない。
山頂でユックリと休み、友人にマイペースでユックリと着いてくる様にもしも何かあって私がそばにいない時はホイッスルを吹く様にと打ち合わせをする。
ここから90分間は鋸の様に12の岩峰が並び、鎖・ロープの連続となる。
お互いに石ころを落とせないので私が先に行き、登りきり・下りきり時に声を出し友人が続くようになる。
一つ一つの岩峰には、ちゃんと標識が出ている。
岩峰の険しさが増してきて、いよいよロープも鎖も長くなり佳境です。
十一ヶ岳下りのロープの長いこと、下り終わったキレットに架かる鉄製の吊り橋はグラグラと揺れる。
ブリッジを渡り、鎖とロープを登り上げて、ようやく山頂に到着する。
山頂で地元の登山家夫婦と出会い、山の話で盛り上がる。
十二ヶ岳(1,683m)から金山(1,686m)を経由して節刀ヶ岳(1,736m)までは登山地図ではわずかに45分ですが、十二ヶ岳の下りで最後の大きなロープ場が待ち受けます。
冬場にここを登るには凍っていて、手懸かり・足がかりが無く最大の難所になるようです。
節刀ヶ岳は霧が出ていて風が強く山頂では寒いので、写真撮影は早々にツツジの間に入り自家製の大きな握り飯にかぶりつきます。
下山路は十二ヶ岳に戻り桑留尾に下りて西湖畔を歩いて帰る予定だったのですが、金山の分岐路で中年6人ほどのパーティが食事をしていて挨拶などして顔を見たのですが小さな標識を見落とし、真っ直ぐに鬼ヶ岳(1,738m)に登ってしまったので、雪頭ヶ岳から根場に下りてバスで文化洞トンネルに戻ることにしました。
まさに、西湖天界を縦断です。
雪頭ヶ岳のお花畑はつい先日まで花々が満開に咲き誇っていた、それでも名残花が懸命に可憐な姿を見せています。
高貴な紫に咲くトリカブト、ピンク色のアザミは棘がありタムラ草には棘がないそうだ。
晴れていれば西湖・青木ヶ原から富士が一望できて素晴らしい展望なのだが?
その鳥瞰は近く登る毛無山までお預けとしたい。
気持ちの良いミズナラ等の広葉樹林帯を過ぎ、背の低い唐松林を抜け東入川の大きな堰堤を三つ越えて西湖畔の根場バス停に着く。
私が先に着きバスが来るのを見つけ、友人も走って何とか間に合った。
文化洞トンネルの手前の道を登山家夫婦が歩いているのをバスが追い抜いていく。』
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