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Yamareco

記録ID: 4134802
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

阿弥陀岳北西稜 核心フリー突破♬

2022年04月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
11:40
距離
9.8km
登り
1,155m
下り
1,137m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:37
休憩
1:59
合計
11:36
6:14
5
6:19
62
7:21
364
13:25
14:48
1
14:49
14:57
0
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6
15:06
15:25
21
15:46
6
16:02
21
16:23
16:30
39
17:09
41
17:50
0
17:50
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
南沢の登山道からのトレースをありがたく使わせてもらいます。
2022年04月02日 08:03撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
4/2 8:03
南沢の登山道からのトレースをありがたく使わせてもらいます。
すぐに急登が待ち構えてます。木を使ってガシガシ行きますが、グラついてる木もあるので注意が必要です。
2022年04月02日 08:17撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
4/2 8:17
すぐに急登が待ち構えてます。木を使ってガシガシ行きますが、グラついてる木もあるので注意が必要です。
徐々に北西稜のメイン岩峰が見えて来ます。
2022年04月02日 09:17撮影 by  iPhone XS, Apple
4/2 9:17
徐々に北西稜のメイン岩峰が見えて来ます。
ここまではチェーンスパークで来れました。小ピーク手前で登攀準備を整えます。ここからはロープ1本出しました。
2022年04月02日 10:06撮影 by  iPhone XS, Apple
4/2 10:06
ここまではチェーンスパークで来れました。小ピーク手前で登攀準備を整えます。ここからはロープ1本出しました。
アンザイレンで凹角状のところまで行きます。
2022年04月02日 10:20撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
4/2 10:20
アンザイレンで凹角状のところまで行きます。
1P目:凹角状のところからスタカットで。
2022年04月02日 10:29撮影 by  iPhone XS, Apple
4/2 10:29
1P目:凹角状のところからスタカットで。
1P目:もう少し雪が付いてれば、もう少し登りやすいのかも。
2022年04月02日 10:49撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
4/2 10:49
1P目:もう少し雪が付いてれば、もう少し登りやすいのかも。
2P目:第一岩峰基部まで
2022年04月02日 10:57撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
4/2 10:57
2P目:第一岩峰基部まで
3P目:第一岩峰基部から右に回り込んでトラバースします。
2022年04月02日 12:01撮影 by  iPhone XS, Apple
4/2 12:01
3P目:第一岩峰基部から右に回り込んでトラバースします。
4P目:第二岩峰基部まで。意外と嫌な感じでした。
2022年04月02日 12:20撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
4/2 12:20
4P目:第二岩峰基部まで。意外と嫌な感じでした。
4P目:ところどころハンガーが打たれているので、見落とし厳禁です(^^)
2022年04月02日 12:56撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
4/2 12:56
4P目:ところどころハンガーが打たれているので、見落とし厳禁です(^^)
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2022年04月02日 12:58撮影 by  iPhone XS, Apple
4/2 12:58
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5P目:左に回り込んでトラバースして行きます。
2022年04月02日 13:12撮影 by  iPhone XS, Apple
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4/2 13:12
5P目:左に回り込んでトラバースして行きます。
5P目フォロー:下はがっつり切れ落ちていますので慎重に進みました。
2022年04月02日 13:26撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
4/2 13:26
5P目フォロー:下はがっつり切れ落ちていますので慎重に進みました。
6P目:一段上がった奥に核心部が待っています。
2022年04月02日 13:39撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
4/2 13:39
6P目:一段上がった奥に核心部が待っています。
6P目:核心直下で切りましたが、支点はリングボルトとハーケンです。
2022年04月02日 13:53撮影 by  iPhone XS, Apple
4/2 13:53
6P目:核心直下で切りましたが、支点はリングボルトとハーケンです。
7P目:頑張ってフリーで挑戦!右壁を上手く使います。
2022年04月02日 14:07撮影 by  iPhone XS, Apple
4/2 14:07
7P目:頑張ってフリーで挑戦!右壁を上手く使います。
7P目:中間部が細かいですが、上部のガバが取れればもう安心です。
2022年04月02日 14:07撮影 by  iPhone XS, Apple
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7P目:中間部が細かいですが、上部のガバが取れればもう安心です。
7P目:とりあえずフリーで抜けることができました(^^)
2022年04月02日 14:08撮影 by  iPhone XS, Apple
4/2 14:08
7P目:とりあえずフリーで抜けることができました(^^)
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2022年04月02日 14:23撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
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北西稜終了点。私のいる右側が凹角ルート。左側がクラックです。
2022年04月02日 14:36撮影 by  iPhone XS, Apple
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北西稜終了点。私のいる右側が凹角ルート。左側がクラックです。
御小屋尾根に向かって登ります。
2022年04月02日 14:36撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
4/2 14:36
御小屋尾根に向かって登ります。
御小屋尾根まではロープは外しましたが、うっかり落ちたらヤバいんで慎重に。
2022年04月02日 14:59撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
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御小屋尾根まではロープは外しましたが、うっかり落ちたらヤバいんで慎重に。
阿弥陀岳山頂。
2022年04月02日 15:08撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
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阿弥陀岳山頂。
とりあえず中岳のコルまで下ります。
2022年04月02日 15:31撮影 by  iPhone XS, Apple
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とりあえず中岳のコルまで下ります。
中岳沢は大丈夫そうなので、中岳沢をそろ〜りそろりと下りることにしました。
2022年04月02日 15:40撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
4/2 15:40
中岳沢は大丈夫そうなので、中岳沢をそろ〜りそろりと下りることにしました。
行者小屋から見た阿弥陀岳北西稜
2022年04月02日 16:09撮影 by  iPhone XS, Apple
4/2 16:09
行者小屋から見た阿弥陀岳北西稜
南沢の登山道からも北西稜がチラっと見えます。
2022年04月02日 16:48撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
4/2 16:48
南沢の登山道からも北西稜がチラっと見えます。

装備

共同装備
キャメロットウルトラライト#2 リンクカム#0.5〜#1 キャメロットZ4#0.2〜0.3

感想

なんだかんだと機会を逃していた阿弥陀岳北西稜にやっと行くことができました。厳冬期はいささか寒そうなので、暖かくなってきた残雪期でのトライです。
前に3パーティいて待ち時間もそれなりにありましたが、天候も抜群で無風だったので、なるべく甲羅干しできる場所を探してのんびり待ちながらのんびり登りました。

《全体的な感想》
◎南沢の登山道〜小ピーク取り付きまで
先人のトレースがあったので、ありがたく使わせてもらいました。入ってすぐ急登が始まり踏み抜きも多かったですが、結構木が多いのでそれにつかまりながらグイグイ上がりました。降雪後などでトレースがないと終始急登ラッセルになるので相当しんどいと思いました。ギアが枝に引っかかったりすると面倒なので、樹林帯を抜けるまではハーネス等はつけない方がいいかもしれません。

◎小ピーク〜第一岩峰まで
ここはロープ1本だけ出しました。始めはリッジ右側をアンザイレンで歩いて行くと短い凹角に当たり、そこに確保支点があります。ここからはスタカットに切り替えました。凹角を登りリッジに乗ってから少し上がると、また確保支点があります。そこからさらにもう1ピッチ上がると第一岩峰の基部に着きます。

◎第一岩峰〜第二岩峰まで
ここからロープ2本にしました。まず右に回り込んで行ったところにハンガーがあるのでそこで切りました。そこから第二岩峰基部まで登りますが結構悪く感じました。ただ悪いところには親切にハンガーが打ってあるので、それなりに安心できます。

◎第二岩峰〜阿弥陀岳山頂まで
まず左に回り込んでしばらくトラバースします。トラバース中は下は大きく切れ落ちているので慎重に移動しました。トラバースして行くと確保支点があり、そこで一旦切りました。そこから1段上がり凹角に向かってトラバースします。トラバース途中に確保支点がありますが、そこからだと核心を登っている様子が見えなさそうなので、さらに先の核心部直下まで進んで切りました。ただしここはリングボルトとハーケンでの確保となります。
核心となる凹角ですが、とりあえずフリーで抜けることを目標にアブミはザックにしまったままにして、無理ならアブミ出動させることにしました。右壁のホールドと良く見ると掘られているアイゼン爪後を上手く使いながら、じわじわと登りました。上部に行くほど立って来ますが、ガバが豊富なので思いっきり行けます。核心部を乗っ越すと右側にリングボルトとハーケンの確保支点があり、左上にハンガー2本の確保支点がありました。登攀はここまでで、ここからは左に見える一般登山道に向かって登り阿弥陀岳山頂に行って一休憩しました。

◎阿弥陀岳山頂〜行者小屋まで
下山ルートは|羈抃侏海琶源囲哉根中岳沢K摸任3つ選択肢がありましたが、時間的にトラブルが少なそうな,△嚢圓海Δ箸いΔ海箸砲覆蝓△箸蠅△┐挫羈戮離灰襪泙撚爾蠅討澆泙靴拭C羈戮離灰襪泙任發泙,泙,侶梗个覆里乃い鯢佞韻堂爾蠅泙靴拭C羈戮離灰襪泙撚爾蠅討澆襪斑羈拌瑤魯肇譟璽垢發△蠅修譴覆蠅膨まってそうなので、そろ〜りそろりと中岳沢を下りて行者小屋に着いてやっとホッとしました。

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