【夜行日帰り】黒磯駅から男鹿岳を経て会津田島駅へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 64.7km
- 登り
- 2,804m
- 下り
- 2,545m
コースタイム
板室温泉幸の湯 0:28
深山園地 2:31
女鹿岳登山口 7:41
女鹿岳 8:16
男鹿岳 8:38
林道 9:38
駐車場 12:04
会津田島駅 15:11
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
■春限定の男鹿岳
大佐飛山と同様、男鹿岳も無積雪期は藪で山頂を踏むことが難しい。3月下旬から4月上旬が登りやすい季節とされるが、雪の多い今年はどうか?天気予報とにらめっこして4/2がベストコンデションと推定。車はないので、いつものように縦走作戦で、黒磯から会津田島までを歩くことにした。
■塩那道路
昭和46年に完成した「塩那スカイライン」であるが、その後、昭和47年には一般県道中塩原板室那須線として県道認定を受け、以後は県道整備事業として工事が進められることとなった。しかし、オイルショックによる財政悪化を原因に、昭和50年には呆気なく建設工事が休止された。(以上、以下ページより。自転車による走破記録もあり面白い。)
https://yamaiga.com/road/enna/main.html
この道を板室から約20km歩くが、雪も多くて予定よりも2時間余計にかかってしまう(想定済み)。眺めも良く、かつ素晴らしい天気で大満喫。
■女鹿岳と男鹿岳
塩那道路に別れをつげ、雪の尾根をいく。雪庇にクラックもあり、大事をとって基本樹林帯側を行くが、展望がよくて、とてもとても楽しい道。時折チェーンスパイクでは厳しい場所もあるが、ストックも動員して何とか越えていく。女鹿岳と男鹿岳も頂上は広場になっていて、眺めも最高で申し分ない。下山は北西尾根。ノートレースなので方角だけ間違わないよう注意しながら、思うがままの斜面を滑りながら下っていく。途中登山者とスライドし、その後道間違いの心配もなくなり一安心(最終的にすれ違った登山者は6名)。
■長い長い帰路の林道
林道に下ってやれやれと思うわけだが、ここは林道歩きがやたら長く、しかも気温上昇で雪が柔らかくなっており、なかなか疲れた。北西尾根を下って林道に入ってから田島駅まで約20kmあるが、林道は11kmもあって、男鹿岳攻略の難しさはこんなところにもある。雪のない一般道はいかに楽か、身にしみてわかった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
10日に大佐飛山に行ったのですが,主人しか到達できず,性懲りもなく男鹿岳を検索していたら、このレコが。相変わらず素晴らしい。田中さんのようですね。
素晴らしい景色ですね。男鹿岳も難しそうです。
山で出会った人に自分のルートを言うと、田中さんだねとよく言われます。
気温が高くなると雪も大変なので、夜行はお勧めです。景色は見えませんが、幽霊は見えます(笑)。大佐飛は2018年に行ってます。電車旅ならではコースですので、よかったら見てやってください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1409200.html
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する