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Yamareco

記録ID: 4139051
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

鍋倉山(飯山市温井地区除雪最終地点)

2022年04月03日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 長野県
 - 拍手
GPS
04:20
距離
7.5km
登り
753m
下り
734m

コースタイム

05:25 除雪最終地点(温井地区)
07:27 鍋倉山 07:52
09:45 除雪最終地点
天候 晴れ(朝-2〜-3℃、下山時+5℃)
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■往路:松本IC−長野自動車道−<更埴JCT>−上信越自動車道−豊田飯山IC−国道117号線−<黄金石入口>−県道95号線−温井地区除雪最終地点

■復路:除雪最終地点ー県道95号線ー国道117号線ー豊田飯山ICー上信越自動車道ー<更埴JCT>ー上信越自動車道ー<藤岡JCT>ー関越自動車道ー大泉ICー東京外環自動車道ー<美女木JCT>ー首都高速ー都内

■駐車場:駐車場はありません。県道95号線の温井地区、除雪最終地点に3〜4台の駐車スペースがありますが、このスペースに入れない車は路駐をすることになります。
マップコード:293 499 054*03
コース状況/
危険箇所等
■登山口(除雪最終地点)からいきなり雪(壁は壊されています)です。スキー、スノーシュー、アイゼン、つぼ足など、トレースは多彩で迷うことは無いと思いますが、スキー(とくに滑降)の跡は辿らない方がいいと思います。

■朝、登山口から山頂まで、-2〜-3℃ぐらいで雪は堅く締まっていました。雪が堅いのでつぼ足ではチョット無理でアイゼンで登りました。林道から稜線にダイレクトに登る急斜面は、12本爪でないと厳しいです。
下山時は(8時頃)気温が上がりはじめ、稜線下部では+5℃くらいまで上がり、踝ぐらいまで沈む雪質に変わりました。つぼ足で最適な雪質になりましたが、あえてスノーシューで下りました。
林道ではさらに気温が上がり、踏み抜きも出はじめましたので、つぼ足よりスノーシューの方が楽だと思います。
5時少し前です。県道95号線を走って温井地区に入る頃、東の空が染まってきました。
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5時少し前です。県道95号線を走って温井地区に入る頃、東の空が染まってきました。
県道95号線温井地区、除雪の最終地点です。
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県道95号線温井地区、除雪の最終地点です。
除雪最終地点の駐車スペースに車を入れました。この時間、車はマイカー1台だけです。5時25分、明るくなって来たので出発します。
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除雪最終地点の駐車スペースに車を入れました。この時間、車はマイカー1台だけです。5時25分、明るくなって来たので出発します。
少し登った所です。振り返って、中央の小屋のところが除雪最終地点の登り口です。雪はたっぷりあります。
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少し登った所です。振り返って、中央の小屋のところが除雪最終地点の登り口です。雪はたっぷりあります。
東の空がやけに赤くなってきました。
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東の空がやけに赤くなってきました。
ちょうど太陽が顔を出しました。
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ちょうど太陽が顔を出しました。
正面が鍋倉山かな、もうひとつ奥になるかもしれません。
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正面が鍋倉山かな、もうひとつ奥になるかもしれません。
正面を登って超えるか、左を巻いて超えるか...雪質が堅く滑るので、ここで12本爪アイゼンを出しました。
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正面を登って超えるか、左を巻いて超えるか...雪質が堅く滑るので、ここで12本爪アイゼンを出しました。
スノーシューのテストに来たのにアイゼンでスタートです。
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スノーシューのテストに来たのにアイゼンでスタートです。
不思議な空間です。雪の下は林道でしょうか。
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不思議な空間です。雪の下は林道でしょうか。
鍋倉山の東に派生する尾根に登っています。ブナの芽吹きの頃に来てみたいものです。
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鍋倉山の東に派生する尾根に登っています。ブナの芽吹きの頃に来てみたいものです。
稜線はほぼブナ林です。
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稜線はほぼブナ林です。
稜線から北の方角には新潟県との県境、関田山脈です。
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稜線から北の方角には新潟県との県境、関田山脈です。
急登を登る途中でブナ林が切れて里が見えました。田畑はまだ深い雪の下です。
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急登を登る途中でブナ林が切れて里が見えました。田畑はまだ深い雪の下です。
山頂が見えてきました。
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山頂が見えてきました。
7時半を少し過ぎた時間ですが、山頂付近にはBCも含め誰もいません。
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7時半を少し過ぎた時間ですが、山頂付近にはBCも含め誰もいません。
霧氷はほとんど落ちてしまったようですが、山頂付近に少し見られました。
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霧氷はほとんど落ちてしまったようですが、山頂付近に少し見られました。
だだっ広くてどこが山頂か判りません。
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だだっ広くてどこが山頂か判りません。
GPSを目一杯拡大して、山頂と思われる場所でポチッ。
二等三角点、基準点名:黒倉、標高:1288.77m。
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GPSを目一杯拡大して、山頂と思われる場所でポチッ。
二等三角点、基準点名:黒倉、標高:1288.77m。
西の方向には妙高山と火打山が目の前です。
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西の方向には妙高山と火打山が目の前です。
妙高山をアップに...
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妙高山をアップに...
火打山をアップに...
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火打山をアップに...
火打山の北側、鉾ヶ岳辺りでしょうか。
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火打山の北側、鉾ヶ岳辺りでしょうか。
妙高山の南側にはチョット見にくいけど黒姫山です。その間の奥に見える白い山塊は...
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妙高山の南側にはチョット見にくいけど黒姫山です。その間の奥に見える白い山塊は...
アップにしてみると高妻山と乙妻山のようです。
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アップにしてみると高妻山と乙妻山のようです。
鍋倉山から仏ヶ峰への国境稜線です。奥に見えている山は斑尾山です。
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鍋倉山から仏ヶ峰への国境稜線です。奥に見えている山は斑尾山です。
すばらしい天気ですが下山します。山頂には30分ほどいましたが、誰も来ませんでした。こんなにも静かな山なのでしょうか。
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すばらしい天気ですが下山します。山頂には30分ほどいましたが、誰も来ませんでした。こんなにも静かな山なのでしょうか。
雪の表面が柔らかくなったのでアイゼンを外しました。つぼ足でも下れるのですが、ここでスノーシューを履いてベルトの按配を確認しながら下ります。
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雪の表面が柔らかくなったのでアイゼンを外しました。つぼ足でも下れるのですが、ここでスノーシューを履いてベルトの按配を確認しながら下ります。
鍋倉山東の尾根から北側の谷を俯瞰しています。谷筋を登っていくBCが見えたようでしたが写っていませんでした。
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鍋倉山東の尾根から北側の谷を俯瞰しています。谷筋を登っていくBCが見えたようでしたが写っていませんでした。
黒倉山から関田峠への稜線です。
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黒倉山から関田峠への稜線です。
稜線から下ってきました。奥は関田山脈です。
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稜線から下ってきました。奥は関田山脈です。
関田山脈をアップに...きっと、ブナの新緑はきれいでしょうネ。
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関田山脈をアップに...きっと、ブナの新緑はきれいでしょうネ。
鍋倉山も見納めです。天気も持ってくれました。
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鍋倉山も見納めです。天気も持ってくれました。
取水施設のような小屋があります。「タネ」と関係があるのかしら。
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取水施設のような小屋があります。「タネ」と関係があるのかしら。
除雪最終地点まで戻ってきました。路肩の積雪は2メートル以上ありそうです。
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除雪最終地点まで戻ってきました。路肩の積雪は2メートル以上ありそうです。
山中(尾根筋)では登山者やBCには一人も会わなかったのに、長い路駐が出来ています。BCは谷筋を登ったのかな...
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山中(尾根筋)では登山者やBCには一人も会わなかったのに、長い路駐が出来ています。BCは谷筋を登ったのかな...
まだ10時前ですが好天が続いています。この後帰路、南に下るに連れて雨になりました。お疲れ〜...
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まだ10時前ですが好天が続いています。この後帰路、南に下るに連れて雨になりました。お疲れ〜...
おまけ:国道117号線、飯山市伍位野地区から見た高社山です。
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おまけ:国道117号線、飯山市伍位野地区から見た高社山です。

感想

スノーシュー、昨年はコロナの影響で全く出番がなかった。東京に出されていたマンボウも解除されたので、倉庫からスノーシューを引っ張り出してきた。ところが固定するゴムのバンドがボロボロ...
MSRのライトニングアッセント25インチ、手入れはしていたが購入から12年が経った。寿命と言えば寿命だろうが、新しいものを買おうか、修理をしようか迷った。
スノーシューそのものには不満は無いが(チョット重いが)、ゴムバンドの穴をピンにさしてバンドを折り返して固定する方法が好きでは無い。折り返したゴムの部分が切れ、何カ所か結束バンドで補修をしている。

今使用しているアイゼン(グリベル)も変な止め金具が付いていたので、カムバックルの金具に改造して調子よく使っている。
スノーシューもゴムベルトを外しナイロンベルトに代えカムバックルを付け、アイゼンと同じようにすれば使い勝手も良くなるかも...
そこで修理を含めて自分で改造をすることにした。まずはゴム穴を通すピンが邪魔なので、これを取り除かなければならない。ところがニッケルが多く含まれているのか、大型のニッパーや番線カッターでは歯が立たなかった。ステンレス用金ノコで何とか切断、グラインダーで仕上げて準備は出来た。15mm幅のナイロンベルトはホームセンターでも簡単に手に入ったが、15mm幅の細い金属カムバックルは用途が違うのか見つけるのに苦労をした。

なんとか見た目はサマになるように仕上がったが、実際に雪上で試してみなければ...
当初、平標山の西側ヤカイ沢からスノーシューで登り、平標山から一ノ肩に下り日白山まで行くか、手前から二居に下りスノーシューの状況を確認する予定だった。
週末、土曜日は広いエリアで好天が期待できそうだったが、日曜日は雨マークも見られた。北に行くほど晴れが期待できたので、谷川はヤメて関田山脈の最高峰鍋倉山に変更した。
もっとも前日の土曜日は松本市泊まり、松本から飯山ならそれほど遠くない。
新潟国境まで来たおかげで、山行中はずっと好天に恵まれ、雪もたっぷりありスノーシューの固定ベルトの按配もまったく問題がなかった。

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