大倉〜塔ノ岳〜丹澤山〜不動ノ峰の往復(目的:道具と服のフィールドテスト)
- GPS
- 10:28
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,927m
- 下り
- 1,927m
コースタイム
#写真編集時にExifのTagが上書きされたようです。
07:23 大倉
07:45 観音茶屋
08:04 見晴山荘
08:38 (鹿の親子に遭遇)
09:28 花立山荘
09:48 金冷し
10:00 塔ノ岳山頂に到着 (気温−4℃ 風速1m/S )
(写真撮影&おやつ休憩 約25分)
10:25 塔ノ岳山頂を出発
10:48 (スノーシューを装着)
11:15 竜ヶ馬場
11:45 丹澤山に到着
(トイレ&ご飯休憩 約25分)
12:10 丹澤山を出発
12:45 (ハイドレーションのチューブ内の水が凍った)
13:03 不動ノ峰に到着 (休憩所は雪に埋もれたまま)
(居合わせた方に写真撮影を依頼)
13:08 不動ノ峰を出発
13:48 丹澤山
14:58 塔ノ岳
(スノーシューをアイゼンに換えつつ、おやつ休憩)
15:20 塔ノ岳より下山開始
17:14 見晴山荘
17:52 大倉
ーー以下、SUUNTO Ambit2により計測ーー
ーー Movescountのユーザー名はfuji2011tanzawa2013 ですーーーーーー
行動時間 10:29
行動距離 21.1km
平均速度 2.0km/h
獲得標高 1324m (不動ノ峰1614m-大倉290m=1324m)
累積標高(上昇)2055m
累積登攀時間 4:35
累積標高(下降)1995m
累積下降時間 3:29
平坦路移動時間 2:25
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第五世代iPodの歩数計では、約35,000歩でした。
直近一ヶ月は3,000歩/日なので堪えました。。。
天候 | 曇り。朝から灰色の雲が覆っていました。 朝8時頃には小雪が少し降り、朝10時の塔ノ岳山頂はマイナス4℃ 風速1m/sくらい。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(大山のケーブルカー以外の丹沢地域の電車とバスを二日間乗り降り放題) 往路 電車:自宅最寄り駅 05:09発 →渋沢駅 06:57着 所要時間01:48 バス:渋沢駅北口 07:02発→大倉 07:15頃 着 復路 バス:大倉 18:08発→渋沢駅 18:21頃 着 電車:渋沢駅 18:35?発→自宅最寄り駅 20:30着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駒止茶屋直下の雪の吹き溜まりは、 朝方は凍って滑りやすく危険です。 面倒ですが、アイゼンを付けて通過するのをお薦めします。 塔ノ岳より丹澤山方面は雪山トレッキングが楽しめました。 トレースがしっかり残っているので、 防水トレランシューズ&チェーンスパイクでも充分歩けます。 雪が硬いので踏み抜くことも殆どありません。 丹沢山から蛭ヶ岳方面はどんどん雪面のコンディションが厳しくなるので、 こちらに行かれた方は12本爪クランポン(アイゼン)を履いた人が 多かったように見受けられます。 丹澤山より先ならまだ雪稜も見られます。 危なく思える雪庇は多分もう無いです。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 主:Black Diamond "SPOT" 予備:GENTOS
予備電池 エネループ
1/16500地図 東丹沢登山詳細図
笛
保険証
飲料 ハイドレーション(3L)
ティッシュ
三角巾
FirstAid kits
タオル MSR パックタオル
携帯電話 Willcom
計画書
雨具 finetrack L5 上下
防寒着 ユニクロのフーディージャケット
ストック Black Diamond "Trail shock"
水筒 THERMOS JNL-600
時計&GPS Loger SUUNT Ambit2
カメラ SONY CyberShot DSC-TX5
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感想
登山中に会う人達のウェアリング(何を着ているか)が気になります。
暑がりや寒がり、筋肉量(=発熱量)の違い等、個人差が激しいと思いますが。。。
先ずは自分から公開します。(山行の復習と反省も兼ねて)
■服 ( 体型:身長172cm 股下80cm 胴囲75cm 体脂肪8%)
帽子類:MONTANE Yukon Beanie Hat
MONTANE "Rock Band" Forehead Protection
ネックウォーマー:Buff(merinowool)出番なし
ソフトシェル:MONTANE Sabretooth Powershield Jacket & Pants サイズ:S
MONTANE Powershield Grip Gloves サイズ:M
インシュレーションウェア:ユニクロ フーディダウンジャケット サイズ:S
ミドルレイヤー(L3):finetrack ドラウトクロー サイズ:S
(袖丈/着丈/身幅、全てぴったりのお気に入り)
アンダレイヤー(L2):finetrack メリノスピンライト 長袖 サイズ:S
finetrack メリノスピンサーモ ニータイツ サイズ:M
finetrack メリノスピン ソックスEXPロング サイズ:M
finetrack メリノスピン グローブ サイズ:M
ベースレイヤー(L1):finetrack フラッドラッシュアクティブスキン 長袖 サイズ:S
finetrack フラッドラッシュアクティブスキン タイツ サイズ:M
finetrack フラッドラッシュスキンメッシュ ソックス サイズ:S
finetrack フラッドラッシュアクティブスキングローブ サイズ:M
MONTANE Power Dry Gloves サイズ:M
#finetrackのL1,L2は袖が5cmほど短くて手首が露出するので着る度に不満に思う。
#同じ国内メーカーのPhoenixは腕を挙げても肌が露出しない袖丈の長さで安心。
【装備】
登山靴:LA SPORTIVA "TRABGO S EVO"
中敷き:SUPERfeet
ザック:karrimor "Ridge40"
ポール:Black Diamond "Trail shock"
アイゼン:Expert of Japan「SP リトルベアー卍 set」クロモリ鋼6本爪
スノーシュー:TSL 418 UP&DOWN GRIP
ハイドレーション:Platypus Big Zip SL 3.0L
サングラス:OAKLEY "JAWBONE" 度入り調光レンズ
水筒:THERMOS 0.6L
: 荷造りを終えたザックの重量は約9kg
ーーー 感想 兼 備忘録 ーーーー
頑張って朝四時に起床。超ネムイ(´・ωゞ)
やっぱやめようかと反芻しつつ準備して出発。
秦野駅を過ぎて車窓から山を見ると空は曇天。
今日は「さかいやスポーツ」のセールで買った冬用の道具や服を試しに来たので
丁度良かった。(全身黒尽くめなので晴れたら困る。)
***この日の山行で気づいたこと***
■渋沢駅北口 07:02発大倉行きのバスは全員座っても空席があった。
■大倉に到着後、SUUNTO Ambit2の高度計を290mに設定して登山開始。
塔ノ岳山頂では85mも高い標高(1575m)を示していた。
→改善策:気圧を元に高度表示をする設定にしたので、
正確な標高が示された場所でまめにチェックすべきだった。
次回からはまともなログが残せるよう、まめに標識の標高とsuuntoを
比較するとともにその差分や増分で天候の崩れを予測する。
■スノーシューを40Lザックに入れたらパンパンだったので、
軽量化を考えてタッパーに塩水で炊いた玄米ご飯を一合詰めてきた。
しかし、我慢して文字通りの冷や飯を食べることになり美味くなかった。
→改善策:横着せずガスストーブとコッヘル、水0.5Lを持てば良かった。
もしくは、THERMOSに味噌汁入れて持ってくる。
■オフィスでも使っているTHERMOS(0.6L)の保温性能はなかなかのもの。
不要になったダーグレンの靴下で包んでザック横ポケットに外付けした。
朝4時半に沸騰した湯でコーヒーを淹れ、朝10時(5時間半後)で火傷しそうに熱かった。
■ハイドレーションシステムでの水分補給は「5~10分おきに一口」を意識して飲むのがベスト。
『喉の渇き(=脱水状態)を防ぐため』と『凍らせないため』の二つの目的があったが、
スノーシューで歩くのに夢中になってしまって給水を忘れ、
不動ノ峰手前でハイドレーションのチューブ内の水がシャーベット状に凍ってしまった。
(この時の外気温はー5℃くらい。海側から1〜2m/sの風がふいて頬が冷たかった)
→改善策:まめにちびちび飲むのを習慣づける。息を吹いてチューブ内に水は残さない。
■今回のウェアリングは、概ね想定通り。
大倉尾根の登攀中はソフトシェルのジャケットを脱いだ。
ソフトシェルパンツのサスペンダーの自在金具(?)がショルダーハーネスに
干渉しない位置に持ってくると股に食い込んで歩きづらい。
→改善策:次回からはベルトを使う。
■行動食含め摂取したもの
お昼:玄米ご飯一合(約530kcl)
行動食:一口羊羹5本(65kcal*5)、マクビティビスケット3枚(183kcal)
ブラウニー(チョコレートケーキ)2本(150kcal*2)
飲料:2.5Lの水+(アミノバリュー8000を2袋)、コーヒー600ml
→改善策:行動量に対して全然カロリーが足りない。あんぱん5個入りを買うべき。(当日の朝、買い逃した)
■印象的な失敗
インナーグローブを雪上に落として雪まみれにした。地味にヤバイ。
→改善策:外したグローブは必ずポケットへ入れて冷やさないこと!
(ザックの上に置いたりすると風に飛ばされる)
★あまり出番のなかったもの
finetrack メリノスピン グローブ
Buff(merinowool)ネックウォーマー(ドラウトクローの襟が高いため不要だった)
MONTANE Yukon Beanie Hat (電車内と登り始めだけ使用。行動中は暑い)
ユニクロ フーディダウンジャケット(休憩の10分着ただけ。万一の遭難時に必要?)
★持っていけばよかったもの
12本爪アイゼン:Black Diamond セラック(ステンレス製)
◆今日初めて使った道具&服のレビュー
・Expert of Japan「SP リトルベアー卍 set」クロモリ鋼6本爪
良い:たすき掛けでベルトを通すので安心する固定感があった。
悪い:靴の横幅に合わせられる機能が有るが、要のボルトの頭が地面側に有り、
予想通り削れていた。
アイゼンの削れた部分には一日で錆が出た。(やっぱり鉄は錆びる)
・MONTANE Sabretooth Powershield Jacket & Pants サイズ:S
ソフトシェルのジャケットとパンツは想定通り氷点下前後の環境ではちょうど良い。
英国人仕様なのでジャケットの身幅は大きめだが、いまのところ不満はない。
・MONTANE "Rock Band" Forehead Protection
額と耳の保護。汗止めと保温のバランスがぴったりでコスパ最高!
これは買ってよかった。
・スノーシュー:TSL 418 UP&DOWN GRIP
トレースの溝の中では使えない事を身を持って知った。
本来の使い方である平らな場所でのパウダースノーの上を歩くのは楽しかった!!!
・MONTANE Power Dry Gloves
指の縫い合わせ部分が4箇所ありやや不快。
メリノスピングローブは1箇所なので相対的に嵌め心地はこちらが上。
・finetrack フラッドラッシュスキンメッシュ ソックス サイズ:S
足のヌードサイズが24.5cm。ちょうどSとMの境なのでSでは窮屈。
伸びることを期待して履いたが、皺が踵の下に出来て気持ち悪かった。
以上
fuka shikaoさん、こんにちわ。
不動の峰休憩所で一緒になったものです。
たくさんの写真を撮られていたんですね。
(私も映っていました。)
当日は、風もあまりなく、快適な山歩きができましたね。
私は、どろどろの道を歩くのが嫌になって、塔の岳でお別れした後、
戸沢の方に降りました。
お話されてましたように、かなりの急斜面で、尚且つ、
道が荒れ放題で、危険な箇所も結構多かったです。
林道を1時間半ぐらい歩かなければいけなかったため、
かえって40分ほど余分に時間がかかってしまいました。
他のレコをみると、東野まで行かれていた人もいるようで、
少し残念な気持ちも出てきました。またチャレンジしたいと思っています。
また、いつかお会いしましたときは、宜しくお願い致します。
akomatomoさん、初めまして。
ここでコメントを頂けるとは想像しておらず、驚きました。
不動ノ峰ではお世話になりました。
丹沢山へ向かう姿が絵になっていたので撮らせて頂きました。
下山時のルートは、話されていたように戸沢林道を使ったのですね。
急斜面に加えて荒れていても膝の痛みは出なかったのではないでしょうか。
私は、下山時に駒止茶屋辺りから膝の痛みに悩まされて
休みながら何とか下ってきました。
不動ノ峰でお会いした時に東野まで行こうかと迷われていましたが、
バス停の時刻を調べましたら日曜日は16:20が最終でした。
不動ノ峰で折り返したのが正しい判断だったと思います。
私も以前より丹沢主脈縦走をしてみたいと思っており、
先ずは道の泥濘のない無雪期(5月)に焼山から大倉のルートに
挑戦しようと考えています。
今後共、宜しくお願い致します。
またどこかでお会いしましょう。
戸沢に降りる道は、ゆっくり行きましたが、4時半ぐらいには降りてこれて
膝が途中から痛み出しましたが、なんとか持ちこたえられました。
私も、焼山から大倉のルートを挑戦したいと思っていたのですが、
橋本〜三ケ木〜のバスの始発6:20には、私の住んでいる場所からでは、
電車の始発でも間に合わないため、いろいろ調べてみると
東野〜やまなみみ温泉〜JR藤野の終バス 17:30があることがわかり、
チャレンジしようかと思っていました。
また、次の機会には、挑戦したいです。
東野から橋本駅へ行くバスばかり調べていたので気づきませんでした!
私も橋本駅発三ケ木行きの6:20のバスは
最寄り駅の始発に乗っても間に合わないので
山行前日に新宿駅近くの漫画喫茶で仮眠して、
京王線の始発に乗ろうかと目論んでいました。
下調べは大事ですね。(反省)
ありがとうございました。
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