岩古谷山〜鞍掛山 縦走して塩津温泉へ
- GPS
- 05:10
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 745m
- 下り
- 880m
コースタイム
10:00岩古谷山山頂10:25
13:00鞍掛山山頂13:25
14:10塩津温泉登山口
天候 | 冷たい風が強く吹く日でしたが、大快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
愛知県稲武町に入り、国道257線を南下 設楽町「田口」で国道473号線に入り、約3kmで和市登山口 川沿いに5台ほどの駐車余地があります |
コース状況/ 危険箇所等 |
案内板、標識、コースタイム等良く整備されています 登山道も良く整備され、鉄梯子、手摺りも付いていますが 岩峰の登り降りには十分ご注意ください また、ザレた道が滑りやすく感じました 残雪は全くありません(霜柱はあります) びわくぼ峠から塩津温泉への道はやや荒れていて急坂、 少し歩きにくく、滑落注意です つららが溶けて落ちて来る時間帯は 岸壁の下の通過にご注意ください 日影ですが、道の凍結箇所はありません |
写真
感想
昨年末に登った「明神山」は意外な岩稜歩きの面白い山でした。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-386122.html
道中の面白さにも負けず、山頂からの景色も素晴らしく印象的で、
是非また近くの岩古谷山、鞍掛山へも登ってみたいと思っていました。
今回、縦走の計画をしていただき有難うございました。
高速道路を南下すると、いつものことながら南に行くほど空が明るく
春がすぐそこというより、もう春の真只中に居る感じです。
ただ、今日は空が澄み渡っている分、放射冷却で冷え込み、
北風が午後まで強く、日差しはあるもののかなり寒い日でした。
歩きやすく付けられた綴れ織りの山腹の道を登り
稜線に着いてすぐ、立ちはだかる大岸壁に圧倒されました。
岩の右隅に鉄梯子がかかっていて安全に通行出来ますが、
一瞬息を呑む意外な景色です。
鉄梯子の次は岩に沿ってトラバース気味に付けられた木段です。
いずれも丁寧に付けられていて、心配ありません。
岩古谷山山頂までは岩場が続き、山頂を下る時も長い鉄梯子が待っています。
その後の稜線歩きは木段の急坂や、短い岩場の繰り返し。
尖峰をなす「御殿岩」からの眺めは圧巻でしたが、
なんといっても足元が恐ろしくて正視できません。
風の強い日で、煽られたらという恐怖もありました。
岩を下る際、松の根に滑り、不覚にも転倒、
長袖着用にもかかわらず、右肘に擦り傷が出来ていました。
「障子岩」を巻く急坂を下ると「びわくら峠」です。
ここからは檜の植林帯の断続的に続く急坂を登り
休憩に良い東屋が見えるとすぐ、
大きな岩の前に山頂標識のある地点に着きます。
この付近全く眺望はなく、日影を通り抜ける強風で、寒さにたまりかねて
三角点を見つけるが早いか、早々に下山にかかりました。
峠に戻り、塩津温泉目指して山腹の急坂道を下り始めます。
やや道が荒れていますし、垂壁の岩からつららが落ちてきそうです。
足元と頭上に注意しながら通行してください。
登山口から少し下った民家の前庭でカモシカさんが日向ぼっこ、
人が危害を加えないとわかっているのか、近づいても全然逃げません。
毎日山下りて来て、そこにいて夕方帰って行くのだそうです。
自然と人とが調和した里山の風景に心が和みます。
塩津温泉は、お肌つるつるナトリウム泉で、
山間の小さな集落の中に溶け込んだ佇まいは
懐かしい昭和という時代を象徴しているようです。
今夜は塩津温泉に宿泊、明日は奥三河の里山巡り第二日目。
予想とは違った岩稜の縦走に大満足、つい酒量もアップ!
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