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Yamareco

記録ID: 4164207
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
東北

大窪山→大博多山

2022年04月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:39
距離
19.4km
登り
1,461m
下り
1,458m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:01
休憩
0:39
合計
9:40
距離 19.4km 登り 1,461m 下り 1,463m
8:21
337
スタート地点
13:58
11
14:09
14:44
9
14:53
20
15:13
15:17
26
15:43
138
18:01
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス 自宅から全て徒歩
コース状況/
危険箇所等
マダニ割と多し。休憩時に全身ナデナデしてつまんでポイすること3匹。咬傷には至らず。
大窪山の登り。結構急で雪があまり使えないので時間食う。
大窪山の登り。結構急で雪があまり使えないので時間食う。
大窪山からちょい西に進んで大博多山見る。
大窪山からちょい西に進んで大博多山見る。
941と972.3三角点峰間のジャンクションピーク。鉈目あり。
941と972.3三角点峰間のジャンクションピーク。鉈目あり。
来し方振り返る。雪は使えないが尾根上に人間の踏跡あり快適。
来し方振り返る。雪は使えないが尾根上に人間の踏跡あり快適。
972.3三角点。こんなに新しい標識は始めて見た。
972.3三角点。こんなに新しい標識は始めて見た。
この踏跡は鴇巣から大博多への登拝路ではないかと思う。年号が読めない。
追記:五の一画目がかすれていて、昭和50年を指しているのではと思う。
この踏跡は鴇巣から大博多への登拝路ではないかと思う。年号が読めない。
追記:五の一画目がかすれていて、昭和50年を指しているのではと思う。
下ってくるカモシカのトレースに逆行。
1
下ってくるカモシカのトレースに逆行。
振り返る。右端の一番高く見えるのが黒岩山、手前に特徴的な山容の唐倉山。肉眼だと奥に那須連山も見える。
振り返る。右端の一番高く見えるのが黒岩山、手前に特徴的な山容の唐倉山。肉眼だと奥に那須連山も見える。
手前に大窪山、左奥に博士山など。
手前に大窪山、左奥に博士山など。
界、小牧岳、大曽根山など。
界、小牧岳、大曽根山など。
大博多山頂直下の雪庇。先人がルート工作してくれてた。
2
大博多山頂直下の雪庇。先人がルート工作してくれてた。
尾白山、丸山の後ろに一段と白い山毛欅沢山など。
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尾白山、丸山の後ろに一段と白い山毛欅沢山など。
青柳付近、いつものジョギングコースより大窪山見る。
青柳付近、いつものジョギングコースより大窪山見る。

装備

備考 ワカンとアイゼン持ったが使わず。登りはアイゼン履いた方が速かったかも。

感想

 山口部落のすぐ後ろに聳える大窪山は昨年も同時期に登った。その時は昼から行動していて時間がないのですぐ降りたが、今回小牧岳への縦走を計画。あわよくば大博多山もピストンしたい。昨年大窪山山頂から視察したところ藪が濃そうだったが、今年は雪が多いのでまだ行けるだろう。
 
寝坊したので小牧岳と大博多山両方行くのは厳しそう。大窪山へはまだ歩いたことのない、自宅からよく見える尾根を使ってみる。歩きにくかった。大窪山の登頂だけ狙うなら849標高点を経由する尾根がベストだろう。
 大窪山から大博多の雄大な山容を見ると小牧岳はどうでも良くなって大博多方面へ進む。雪は大窪山山頂付近と大博多山の標高1000m以上は豊富だったが、間を繋ぐ尾根はかなり融けていた。しかし藪が濃く見えたのは大窪山山頂付近のほか数ヶ所で、大窪山からジャンクションピーク迄はたまに人間も歩く獣道が、ジャンクションピークから先は完全に人間の道があった。意外だったが、現在の大博多山登山道が開かれる前は鴇巣方面からこの稜線を縦走するのがメインルートだったのかも知れない。青柳や古町から大博多山は見えないが、北側の部落からは目立つ。大窪山のちょっと西から998迄は私と同様のルートを行く1週間ほど前と思しき人間のトレースもあった。しかしこれはいつの間にか忽然と消えてしまった。
 998から結構豪快に下る。道が無かったら大変だった。ここから大博多まで、自宅から大窪山に登るのとそう変わらない標高差がある。大朝日から祝瓶に縦走した時の絶望感を思い出した。時間があったところで小牧岳に戻るべくこの稜線をピストンする気にはならなかったかも知れない。
 とは言え大窪山の登りよりは道と雪のために歩きやすい。でも大博多からは下るだけなのでナメ腐って景色を見ながらチンタラ登ったのでだいぶ時間がかかった。
 正規ルートに合流すると昨日のものと思しきトレースがあった。正規ルートの下りはなぜこの尾根に道を開こうと思ったのか理解に苦しむ急傾斜で、雪も無い。キックステップで下るよりよほど怖い。
 この時期の正規ルートの谷底部は雪崩が心配だったが、1062から降りてくる支谷を横断する箇所が上流数十メートルまでデブリが迫ってきていて駆け足で通過、あとの林道歩きは特段問題なかった。ただ長い。途中ピッケルをツルハシにして林道の水切り処理などボランティアでやりつつチンタラ歩く。
 青柳部落から自宅迄は普段のジョギングコースであるが、いつも日が暮れてからヘッデン持って走っているので、風景を確認しつつ歩く。

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