飯豊山(大日杉小屋-地蔵岳-飯豊本山)
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- GPS
- 11:52
- 距離
- 35.1km
- 登り
- 2,624m
- 下り
- 2,629m
コースタイム
- 山行
- 10:54
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 11:53
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
・岩倉地区の通行止め地点周辺の道路は広いので、縦列駐車しても問題なさそう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆岩倉地区〜大日杉小屋 ・3kmほどチャリが使えた。 ・その後大日杉小屋までは平坦な雪道歩きとなる。除雪は一切されていない。 ◆大日杉小屋〜地蔵岳 ・全区間痩せ尾根歩き。 ・下部は雪はタップリだが雪の重みによる雪切れも多い。 ・標高1000mの御田までに1回だけスキーを外した。(他はオールスキー) ◆地蔵岳〜大又沢 ・滑走モードで沢床まで下る。雪はタップリだが1か所沢床に大穴が空いて水が出ているので注意。(落ちたら助からなさそう) ・雪は豊富で急斜面が続くが緩んでいれば問題ない。 ◆大又沢〜飯豊山神社 ・雪切れの斜面や沢を避ければどこからでも登れそうだが、なんとなく登りやすそうな南側の尾根を登った。 ・尾根の北側は風が吹いていて南は灼熱地獄という両極端な天気だった。 ・ザラメ雪でクトーなしのシールで問題なく登行可能だった。 ◆飯豊山神社〜飯豊本山 ・広い尾根をピストン。危険個所もない。 ◆飯豊山神社〜本社ノ沢(左俣)〜地蔵岳 ・上部の斜度は急だが緩んでいたので滑走には影響なし。 ・ただ終始ストップスノーで楽しい滑走とはいかなかった。 ・沢床の例の大穴の手前でシールに換装して地蔵岳まで緩やかな沢を伝って登り返した。 ◆下山 ・登ってきた道をひたすらスキー滑走。狭い尾根もスキーでいける。 ・大日杉登山口〜チャリデポまではヒールフリーで滑りながら下山した。(斜度がないのであまり滑らないが) ・ラストはチャリだが少しだけ下り基調。 |
写真
感想
ビッグデイ2連発のこの週末。前日の守門岳はウォーミングアップで今日の飯豊山が本命だった。
GoogleMapに導かれて大日杉小屋方面へ車を走らせるが、なんと除雪されておらず通行止め!!
このままスタートできずに敗退か?と頭をよぎったが、ちゃんと調べるとちゃんとう回路があった。
また通行止めになったらどうしようかと内心ドキドキしながら運転していくと、大日杉小屋の手前8kmまで入れた。
その先も舗装路が出ていたので計画通りチャリが使えそう。よかった。一安心だ。
翌朝1時に起床して準備して出発。
チャリがどこまで入れるか?残念ながら3kmしか使用できず。
残り5kmは除雪されていなかったのでスキーで歩くしかない。まあ白山の17kmと比べれば全然マシだ。
夜中の林道をスキーでガシガシ歩いていく。
大日杉小屋から尾根に取り付く。いきなりデブリ一杯の急登の洗礼を浴びると、次は雪切れ多数の痩せ尾根。
なかなか色んなアトラクションを用意してくれているようだ。
こういう頭と体を使った遊びは飽きることがない。山スキー最高。
1000mの御田から段々雪もしっかり着いて登りやすくなってきた。
ちょうど東の空からご来光。やはり今日も暑くなりそうなのであと1時間くらい早く出ても良かったかも。
地蔵岳から大又沢の沢床までスキーで400mほど落とす。せっかく高度を稼いだのにもったいない。
けどその分たくさん滑れるからいいか。
冬ならカチカチだが今日は夜中から気温が高いので既にザラメ。滑りやすいコンディションだった。
地蔵岳で登りと滑りのルートは吟味しておいたので、その通りに登っていく。
稜線に登り上げると北面は風が寒くて南面はモワッと暑いという両極端なコンディションだった。
それでも気温が高いので2枚で十分。春は気持ちに余裕が持てるのがいい。
そしてようやく飯豊山神社に到着。スタートから8時間近く経っていた。
とりあえず本山まで往復してこよう。
途中男女ペアにお会いして談笑。三国岳でテン泊したそうだ。
ツボ足テン泊で1泊で本山まで来るってすごいな。自分ならスキーじゃなかったら絶対来たくないわ。
山頂はタイミングよく貸し切りだった。夏に登ったダイグラ尾根や真っ白い北股岳が感慨深い。
ダイグラ尾根なんか普通にスキーで滑っていけそうだ。戻れなくなるから行かんけど。
飯豊山神社に戻ったら本社ノ沢を滑走する。
いい感じの斜面に見えたので期待していたが、ストップスノーに苦しめられた。
ワックスの問題かもしれないけど、もうちょっとちゃんと考えてくればよかった。
だましだまし滑って沢床まで戻ったら300m登り返し。暑いのでゆっくりペースで景色を見ながら地蔵岳手前の稜線まで登り切った。
よし、もうこれで登らなくて済む。
来た道をスキーで落としてあっという間に大日杉小屋まで到着。
林道もヒールフリーで滑ってあとはチャリに跨れば本山から4時間かからずに下山できた。
林道歩きは想定外だったが最高の週末を最高の飯豊山で過ごすことができて満足している。
このルートの大変さ度合いは・・・厳冬期の白山や立山より楽だけど残雪期の(チャリが使える)白山よりは大変。先週の剱周回より楽って感じだと思う。
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