「ブチ切れ」の輝山〜87/岐阜百秀山(てらしやま)

2022年04月09日(土) [日帰り]

• GPS: 07:05
• 距離: 7.8km
• 登り: 745m
• 下り: 733m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:38
• 休憩: 1:27
• 合計: 7:05

8:00 スタート地点
11:49 13:16 輝山
15:05 ゴール地点

天候

ドピーカンで暑っー (・。・;

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・R158乗鞍スカイライン入口路肩スペースに駐車

コース状況／危険箇所等

【東尾根ルート】
・登りで利用、危険か所なし
・全コースで積雪あり。気温の高い当日のコンディションでもよく締まった歩き易い雪質
・取り付きは少し谷沿いを進んでジグを切って尾根に登るとよい
・できるだけ北アルプスの展望がある東端を進みました
・山頂手前50m平地での北アルプス展望は外せません

【南尾根ルート】
・下りで利用
・山頂から100mほど下った輝平(仮称)部分の乗鞍展望は最高レベル、空気が澄んでれば白山方面も素晴らしいようです
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4047839.html
・輝平(仮称)から2/3部分は歩き易い一定勾配で、ずっと乗鞍に向かって降りる素晴らしい尾根です
・下部1/3ほどは積雪なしの藪でした、これからは林道を利用するのが良さそうです
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4152561.html

その他周辺情報

・「旅して応援！ほっと一息、ぎふの旅」(岐阜県民割り)利用でお隣の福地温泉泊
・要ワクチン3回接種証明
・翌日登った4km北の福地山レコはこちらでご覧ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4164426.html

写真

4/9 7:59

乗鞍スカイラインの乗入口（冬季通行止め）に車を停め、スノーシューを背負って8時に出発です。
女性4人グループが先行し、ソロの男性(レコでdanna-さんと判明)が準備中でした

4/9 8:04

スカイラインには、まだ雪が残っています

4/9 8:05

しばらく進むと路面に雪が無くなり、既に除雪作業をされている模様です。
先に見えるゲートを越えて進みます

4/9 8:19

15分ほど歩いて取付きの尾根尻着。
ガードレールの切れた辺りから入山

4/9 8:22

よく締まったカチカチな雪質なので最初からスノーシューを装着し谷沿いに少し進んでジグを切って尾根芯へ

4/9 9:10

と思っていたら、突然Kのスノーシュー踵側ストラップが「ブチ切れ」。
取りあえず甲部分のストラップを移植して対処

4/9 8:33

すると今度は移植したストラップも「ブチ切れ」。
Lが持ってた予備ストラップに交換（L先輩ナイス）

4/9 9:05

またまた逆側の踵ストラップが「ブチ切れ」。
2本目の予備ストラップに交換。
その後でもう一本「ブチ切れ」て、都合4本「ブチ切れ」に対して予備2本に交換し、右左3本づつで先に進んでみることに

4/9 9:28

お天気は素晴らしい「BLUE SKY」。
脚長kくん「ブチ切れ」でもカッコいいよ

4/9 9:55

何と今度はYの踵側ストラップも「ブチ切れ」。
「ブチ切れ」祭り状態に (@_@)
同じく甲側のストラップを移植し対処

4/9 9:57

が、リベットが打ってあって外れない...

4/9 9:59

ので、ペンチで無理やり外しました。
ペンチは必携ギアです

4/9 9:59

これで何とか使用可能に

4/9 10:09

振り返ると乗鞍さーんとスカイラインも。
「ブチ切れ」祭りの割に冷静なのは、保険のアイゼンでも全然大丈夫な雪質だったからです (^-^;

4/9 10:11

ダケカンバがカッコよい。

4/9 10:19

それにしても良い天気です

4/9 10:24

結構な急坂だけどスノーシューの踵側に負荷を掛けられないからモンキークライム*_*;
健全スノーシュー＆ウィペットのLは楽々直登

4/9 10:28

見上げれば雲一つない初夏のような晴天

4/9 10:35

乗鞍さーん、がどんどん奥まで見えてきます。

4/9 10:35

ズームアップで、左奥ピークは四岳ですね

4/9 10:36

でかい足跡、熊さんかな？

4/9 10:37

今は無き丹生川「村」。
2005年に高山市へ編入し今では丹生川「町」に

4/9 10:37

どんどん開けた疎林になってくると...

4/9 10:53

△1,975に到着ー。ここは、とんでもない大展望！
さっそく記念撮影！、バックは笠ヶ岳〜奥穂高岳。

と、しゃがんだところ、Kの5本目のストラップがブチ切れて、遂にスノーシューがお亡くなりになりました(泣）
と言う訳で、予備ストラップ2本はYのスノーシューに移植

4/9 10:54

気を取り直して、2枚目は南側の乗鞍さーんをバックに

4/9 11:50

山頂手前の開けたところでも大展望がありましたが、100m低いコチラで山座をご紹介。
まずは左の笠ヶ岳から...

4/9 10:45

時計廻りで の2

4/9 10:45

の3

4/9 10:45

の4

4/9 10:58

改めて山座無しで、笠ヶ岳〜焼岳

4/9 10:47

その右側の霞沢岳〜乗鞍さーん
麓は平湯の街と平湯スキー場ですね

4/9 10:44

ズームアップで、まずは平湯スキー場の管理棟周辺

4/9 10:45

スキー場は既に閉鎖している模様です。
それにしても急勾配ですね

4/9 10:47

それでは北アルプスのオールスター達を。
左から奥穂高岳から吊尾根の先の前穂高岳、明神岳、焼岳

4/9 10:48

六百山、霞沢岳、手前には白谷山、アカンダナ山

4/9 10:58

もっとアップで。
涸沢岳、V字右横に西穂高岳、奥穂高岳、吊尾根、前穂高岳、明神岳、焼岳

4/9 10:51

さらにドアップ。
右上の一際白い奥穂高岳ピークから続く西穂山荘へのルートが丸見え。このルートがこんなにクッキリ見えるのは素晴らしい。
（翌日の一般ルート福地山でも観れました）
ウマノセ、ジャンダルムに中央トンガリがロバの耳。
天狗岩、間ノ岳、西穂高岳、西穂独標、丸山、下端中央少し右には...

4/9 10:51

西穂山荘だー。
このバリルートは昨秋の縦走がまだ記憶に新しい。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3602339.html

4/9 10:58

明神岳と焼岳

4/9 10:58

さらに槍ヶ岳方面も。
槍ヶ岳、大喰岳、中岳、丸っこい南岳

4/9 10:51

槍ヶ岳のドアップ、左に小槍、右に大喰岳、中岳

4/9 10:59

ここでの笠ヶ岳は枝がじゃま

4/9 10:59

乗鞍さーん、中央が四ッ岳

4/9 11:11

それでは先へ進みましょう。
この少し手前でソロ男性とスライド。
後日のレコでdanna-さんと判明

4/9 11:31

山頂50mほど手前の開けた展望の良い場所に到着。
ここでは笠ヶ岳より北側も望めます。

4/9 11:32

ここでは先行した女性4人グループさんがランチ中でした。
かなりの猛者さん揃いで一緒に山座同定...

4/9 12:32

の1

4/9 12:32

の2

4/9 12:15

っで、すっきりしてお別れ。
同僚2人が追い付くまで写真撮影タイム

4/9 11:32

それでは北側方面から。
左から寺地山、北ノ股岳、黒部五郎岳、笠ヶ岳

4/9 11:32

その続きの笠ヶ岳から抜戸岳

4/9 11:32

蒲田川を囲んで。
抜戸岳からのV字谷にチラリと野口五郎岳、樅沢岳からは槍ヶ岳へ続く西鎌尾根

4/9 11:33

西鎌尾根を槍ヶ岳へ、続く大喰岳、中岳。
見難いけど中央稜線直下に笠槍穂の大展望でお勧めな奥丸山。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3532507.html

4/9 11:34

槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳、大キレット、北穂高岳、涸沢岳、西穂高岳、奥穂高岳

4/9 11:32

ズームアップで。
まずは特徴的な北ノ股岳

4/9 11:32

黒部五郎岳と笠ヶ岳

4/9 11:32

単独で笠ヶ岳。
こちらからは文字とおり「笠」形状ですね

4/9 11:34

もちろん大キレットから穂高連峰も

4/9 11:33

北側には翌日予定してる4km先の福地山かな

4/9 11:33

のズームアップ、明日の展望も楽しみ

4/9 11:33

〆は笠〜大キレットまでの北ア大パノラマ〜 (^^♪

4/9 13:13

2人が追い付いてきたので、それでは山頂へ。

4/9 11:58

今日のピークハント記念写真。
Lは岐阜百秀山87座目ゲット (^_-)-☆

4/9 13:16

下部標識の裏面です、三輪さんに感謝 m(__)m
展望がないので先ほどの手前展望場所へ戻って...

4/9 12:36

ランチターイム (^^♪

4/9 12:43

大展望をじっくり観ながらね

4/9 13:18

たっぷり休憩して、帰路は南尾根へ

4/9 13:13

100mほど進むと輝平(仮称)。
こちらでは南東方面が大展望

4/9 13:21

輝平(仮称)の奥にはカッコよい一本木

4/9 13:15

振り返ると、これから降りる南尾根とその先に見える乗鞍岳の絶景です

4/9 13:25

それでは乗鞍さーんをバックに記念撮影

4/9 13:27

山座同定 の1

4/9 13:27

の2
御嶽山はギリ見えてる？

4/9 13:22

ズームアップで。
これが乗鞍さんだとは思えないほどドデカい乗鞍岳

4/9 13:20

残念だったのは白山方面が霞んでたこと

4/9 13:02

恒例の観測を。
無風で気温が15℃近くもあるって初夏じゃん、暑いはずだわ

4/9 13:33

積雪は平均2.0mってとこでした

4/9 13:40

それでは南尾根を下ります

4/9 13:37

開けた一定勾配で快適〜

4/9 13:43

下界には朴ノ木平スキー場も見えていました

4/9 13:43

振り返って（kなら滑れそう？）

4/9 13:45

下の方は雪が少なくなっていました

4/9 13:47

小さくなった雪庇

4/9 13:30

少し風が吹いてきて涼しくなり...
写真は2.7mですが、しつこく計測すると最大風速7.2mを記録しました。

4/9 13:49

振り返ると超青空

4/9 13:51

この辺りまではまだ雪も締っていてアイゼンでも問題なし

4/9 13:56

登りに使った東隣の尾根も見えます

4/9 13:58

藪が出始めると...

4/9 13:59

林道に出合います、っが直滑降だー

4/9 14:04

表面がシャーベットに変わってきて、勾配も強くなりスノーシューではコケまくり

4/9 14:25

どんどん藪が濃くなってきて...

4/9 14:30

たまらず谷側へ

4/9 14:32

鉄塔を過ぎたとこで...

4/9 14:39

ビーコンが落ちてました。
お心当たりの方はご連絡を

4/9 14:41

最後は完全に藪化して、下界が見えたけど道路手前にフェンスがあるんでどうしよう？
っとその時、女性4人組さんが道路に通りかかって、大声で着地ポイントをアドバイスいただいて...

4/9 14:51

無事スカイラインに着地しました <m(__)m>

4/9 15:02

15時過ぎようやく戻ってきました。
たっぷり楽しんだ約7時間の山行でした。
簡単に片付けたら今日の宿泊地の10km先福地温泉へ。

4/10 8:15

20分で民宿「内山」さんに到着

4/9 17:28

お部屋の窓からの景色

4/9 18:31

大満足のお食事を終えてからお部屋に戻ると、ちょうど時間になったので...

4/9 17:51

8時だよ、全員集合！！(古っ)
ってことで、エンディングは「ブチ切れ」ストラップショー。
チョットだけよ、ではありませんでした...
おやすみなさいませ (^.^)/~~~

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

Canon PowerShot G9 X Mark II Canon

EML-L29 HUAWEI

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 靴 ザック スノーシュー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 時計 サングラス タオル ストック スマホ カメラ ビデオカメラ ココヘリ

感想

レオンくん🐇

10倍速ダイジェスト



春の飛騨遠征第1弾、今回は同僚おやじーずで。
�� モチベーションが下がったままのkappaくんを山へ連れ出す
�� 残雪期限定の岐阜の山
�� 今月5日から始まった県民割りを積極的に利用
ってことで選んだ初日の山は「輝山」

結果は、とんでもない「ブチ切れ」の連発、全部で何と6回も「ブチ切れ」Σ(　 Д )ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙
こんなこともあるので、日頃から道具のお手入れを怠ってはいけませんね。

肝心のお山は、ピーカンの好展望に恵まれ北アルプスの大パノラマを満喫することができました。
翌日登ったお隣の福地山でも同様の展望がありましたが、この輝山でしか味わえない迫力満点の乗鞍さーんが南尾根で堪能できました。
一つ残念だったのは白山方面が霞んでよく見えなかったこと。
でも山好き同僚3人で思い出に残る山行となりました。

っていうことで、ちゃっかり岐阜百秀山87座目ゲット、お疲れヤマでした (ᐢ._.ᐢ;)՞ ՞

kappa_324

自慢にもなりませんが、先月、ようやく蔓延防止措置が解けたと言うこともあり、実は今年初山行だったりします・・・(。-_-)ノ☆
と言う訳で、体力には不安が残るものの雪山シーズンも間もなく終わりですし、お誘いいただいたことを幸いに、平湯方面に遠征することにして、初日は輝山（てらしやま）にお出かけしてまいりました♪

結果、諸々トラブルはあったものの、絶好のコンディションの雪山ハイクを満喫することが出来ましたので、お誘いいただいたL先輩には感謝しかありません

記録代わりの感想としては、この所気温も上がり始めており晴天予報だったので雪の状態が心配だったのですが、取付きより雪は繋がっていましたし思ったより雪質も硬く、登りはスノーシュー＆アイゼンの双方とも、エッジが効いて快適でした。
私はスノーシューを破損してしまったため、下りはアイゼンとなったのですが、昼以降雪も緩んできて何度か膝まで踏み抜くようなシチュエーションはあったものの、総じて快適な山行となりました。が、10日の晴天＆来週以降の雨予報で、今後は厳しいかもしれませんね。そういった意味でも、今回お出かけ出来たのはラッキーでした

因みに、同じく10年選手のスノーバスケットもこの山行で破損（笑）やはりプラパーツは10年を目途に硬化して壊れるものなんでしょうかね・・・とりあえずスノーシューを復活させるべく、パーツを収集したいと思います。

と言う訳で、体力の衰えを実感した山行ではありましたが、これを機にボチボチ復活したいと思います。L＆Y先輩お疲れ様でした(;^_^A