記録ID: 4176660
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ハイキング
奥多摩・高尾
アルプス全山縦走!日連アルプスだけどなっ!!【エクストリーム晩飯前】
2022年04月16日(土) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 02:00
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 548m
- 下り
- 556m
コースタイム
天候 | 午前中は前夜最接近した台風1号の影響から雨のち曇りでしたが、昼前から天候が回復し、午後から晴れてきました。風は比較的強く、常時弱風または微風が吹いていました。気温は朝のうちは低かったですが、午後からは20℃程度で比較的安定していました。なお、当日の日没(東京)は1815でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:JR中央線 藤野駅 1656発 各駅停車高尾行 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆藤野駅〜勝瀬橋〜ハイキングコース入口 藤野駅から国道20号線(甲州街道)沿いに東進します。交通量が多い一方、歩道がないところもあるので注意が必要です。2劼曚豹覆爐函吉野交差点で甲州街道を離れ、県道520号線(吉野上野原停車場線)に乗り、相模湖にかかる大きな橋(勝瀬橋)を渡ります。 橋を渡って突き当たりを右折して150mほど進むと、左手におおだ小径への入口(案内板あり)があるので、そちらにシフトして400mほど進みます。そこにある案内板の脇から日連アルプスの縦走路(ハイキングコース/おおだ小径口)に取付きます。 ◆ハイキングコース入口〜日連山〜杉峠(ミミザレ峠)〜峰〜八坂山〜日連金剛山 縦走路は良く踏まれており、比較的整備もされているので、歩きやすいトレイルです。いくつか分岐もありますが、道標も要所にあり、特に危険なところはありません。 ただし、宝山北側の斜面をトラバースしたあと、主稜線への取付き部分に高度差10〜15mほどを一気に直登する急傾斜のクサリ場(ロープ)が出てきます。コンディションによっては足場が滑りやすそうなので、しっかりロープを握って登り切ります。グローブ着用推奨。 それ以外は、多少アップダウンはあるものの、路面もフラットで比較的歩きやすいトレイルが続きます。日連山から杉峠まではいったん高度を落とし、杉峠が最低鞍部となります。なお、主稜線上には所々休憩用のベンチとテーブルが置いてあります。ただし、展望は後述の峰を除いて、稜線ではほとんどありません。 杉峠からは新和田集落や鉢岡山へ向かうトレイルを分けますが主稜線に向かって進みます。なお、北側の日連集落へ下りるトレイルがありますが、2019年の台風被害で発生した大規模崩落のため通行できません。 【参考】日連集落〜杉峠(敗退)レコ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3695762.html 杉峠からは再び高度を上げます。途中、峰と八坂山への分岐があります。峰からは西および北西方向の展望が良好です。八坂山は特に展望がありません。八坂山から北側(杉集落方面)にさらに薄く踏み跡が続いていますが、既に廃道化しているようです。分岐に戻ってさらに少し進むと、日連金剛山の頂上に着きます。 なお、日連金剛山から赤久保方面へ下るトレイルは2019年の台風被害のため通行は不可能ではないが要注意となっています。 ◆日連金剛山〜日連金剛山登山口 山頂からの下り標高差50mほどは急斜面を直降する形で滑りやすく、注意が必要です。そこを過ぎると九十九折りになり、多少足許は安定しますが、引き続き高度を急速に下げていきます。特に危険なところはありませんが、トレイルが細いところもあるので、注意が必要です。最後は、赤い鳥居がある金剛山神社に出て、ここが登山口となります(なお、神社前に金剛山バス停があります)。 ◆日連金剛山登山口〜名倉入口 登山口からは、県道76号線(山北藤野線)に合流し、車道歩きとなります。500mほど進むと名倉集落に向かう分岐が出てきます。分岐手前にはローソンがあり、補給が可能です。今回は分岐を左折し県道520号線を名倉集落方面に進みました。 なお、藤野駅へ直接向かう場合には左折せずに、直進して日連大橋を渡り、甲州街道に合流します。日連大橋の手前にはスーパーまつばがあり、ここでも補給が可能です。 ◆名倉入口〜藤野駅 県道520号線を下って、秋山川にかかる秋川橋を渡ると、橋のたもとすぐに斜面上にある集落(大刀集落)へ直接上がるショートカットのトレイルが出てくるので、階段を上がります。山道ですがトレイルもフラットで歩きやすいです。 ショートカットで集落に上がりきると、再び県道520号線に合流し、相模川にかかる弁天橋に向かいます。途中、藤野駅への近道となる分岐(道標あり)があるので、分岐を使ってショートカットして進み、弁天橋を渡ってから藤野駅に向かいます。 |
その他周辺情報 | ◆スーパーまつば(近隣唯一のスーパー) https://www.ssz.or.jp/aruaru/archives/6777 ◆藤野観光協会HP https://info-fujino.com/hiking/4519.html |
写真
杉峠に到着
左が鉢岡山や新和田集落へ下りるトレイルで、途中に短いですが岩壁を削ったような区間があります
右は日連金剛山への主稜線でこれから往くトレイルです
主稜線のトレイルはアップダウンこそ多少あるものの、フラットで広いところが多く、比較的歩きやすいです
左が鉢岡山や新和田集落へ下りるトレイルで、途中に短いですが岩壁を削ったような区間があります
右は日連金剛山への主稜線でこれから往くトレイルです
主稜線のトレイルはアップダウンこそ多少あるものの、フラットで広いところが多く、比較的歩きやすいです
峰から西方向を望む
中央中景のピークは先週行った高柄山
左奥遠景は秋川二十六山から赤鞍ヶ岳にかけての稜線
右奥最遠景の稜線は滝子山(画面右1/3のピーク)から小金沢山(稜線右端)にかけて小金沢連稜
右1/3中景のピークは扇山で、右端中景で見切れているのが権現山
因みに写真を大きく拡大しないと分かりませんが、滝子山と高柄山に挟まれている部分の最遠景に少し雲に隠されていますが南アルプスの農鳥岳が写っています
中央中景のピークは先週行った高柄山
左奥遠景は秋川二十六山から赤鞍ヶ岳にかけての稜線
右奥最遠景の稜線は滝子山(画面右1/3のピーク)から小金沢山(稜線右端)にかけて小金沢連稜
右1/3中景のピークは扇山で、右端中景で見切れているのが権現山
因みに写真を大きく拡大しないと分かりませんが、滝子山と高柄山に挟まれている部分の最遠景に少し雲に隠されていますが南アルプスの農鳥岳が写っています
同じく峰から北西方向を望む
画面中央やや左の中景が権現山
その稜線右奥最遠景に奥秩父の雁坂嶺〜三宝山にかけて見えています
右奥1/3遠景のピークは三頭山、その手前中景の稜線は笹尾根
画面右端最遠景に石尾根の鷹ノ巣山
画面中央やや左の中景が権現山
その稜線右奥最遠景に奥秩父の雁坂嶺〜三宝山にかけて見えています
右奥1/3遠景のピークは三頭山、その手前中景の稜線は笹尾根
画面右端最遠景に石尾根の鷹ノ巣山
その奥の八坂山は展望がありません
ここから北の杉集落方面へ下りる荒れたトレースがありましたが、みんなの足あともほとんどなく、他の状況証拠も合わせると、現在は廃道で危険と判断するのが妥当かと思います
ここから北の杉集落方面へ下りる荒れたトレースがありましたが、みんなの足あともほとんどなく、他の状況証拠も合わせると、現在は廃道で危険と判断するのが妥当かと思います
アブラナ(油菜)
ほぼ満開でした
個人的にはナノハナ(菜の花)という呼び名の方が好きです
ただ春先に咲くアブラナ属の黄色い花(セイヨウカラシナなど)は全て菜の花と呼ぶので、厳密に花の種別をするときはアブラナ(セイヨウアブラナかも知れないですが)と呼ぶしかないですね
ほぼ満開でした
個人的にはナノハナ(菜の花)という呼び名の方が好きです
ただ春先に咲くアブラナ属の黄色い花(セイヨウカラシナなど)は全て菜の花と呼ぶので、厳密に花の種別をするときはアブラナ(セイヨウアブラナかも知れないですが)と呼ぶしかないですね
ソバカススミレ(雀斑菫)
園芸界隈ではビオラ・フレックルスとか、ビオラ・ソロリアという名前のようですが初めて見ました
こちらも野生化していましたが、調べてみるとどうやらかなり繁殖力が旺盛なようで、迂闊に庭などに直播きすると危険なようです
園芸界隈ではビオラ・フレックルスとか、ビオラ・ソロリアという名前のようですが初めて見ました
こちらも野生化していましたが、調べてみるとどうやらかなり繁殖力が旺盛なようで、迂闊に庭などに直播きすると危険なようです
装備
個人装備 |
Tシャツ(半袖)(1)
Tシャツ(長袖)(1)
サポートタイツ(1)
ハーフパンツ(1)
シューズ(1)
ザック(1)
キャップ(1)
靴下
グローブ
雨具
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
この日は久しぶりに終日フリーのスケジュールだったのに、台風1号通過の影響から予報が悪かったので、諦めて午前中に予定を入れてしまいました。
午後は溜まっている仕事を片付けようかと思っていたら、昼には天候が回復。走行距離が足りないので、慌てて出撃準備を始めました。我がホームグラウンドは休日の日中は人出があるので遠慮。急いでショートでいけそうな山行計画のストックを漁ったら、昨年秋に敗退した日連アルプスの計画が出てきたので、急遽出発。なんて場当たり的な・・・(苦笑)
しかし人生万事塞翁が馬。捨てる神あれば拾う神あり。瓢箪から駒(笑)
タイミング的に午後遅かったためか、山中では全く誰にも会わず、完全貸切で儲けものでした。ちょうどお花の季節で、あちこちでチゴユリやらスミレが咲いていて、楽しいひとときでした。引き続き、密に気をつけながら、体力維持を図っていきたいと思います。
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