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Yamareco

記録ID: 4196542
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

天狗岩 〜 烏帽子岳 満開のアカヤシオと楽しい岩尾根

2022年04月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:16
距離
6.1km
登り
694m
下り
700m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:50
休憩
0:25
合計
4:15
距離 6.1km 登り 707m 下り 704m
6:46
45
7:31
7:40
18
7:58
7:59
60
8:59
31
9:30
9:37
5
9:42
30
10:12
6
10:18
7
10:25
10:32
27
10:59
11:00
1
11:01
天狗岩登山口駐車場
天候 曇後晴。朝のうちは高層雲が空全体を覆っていましたが、午前8時過ぎには晴れました。微風、日中は汗ばむ陽気。
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●上信越自動車道下仁田ICより国道254号、群馬県道45号。湯の沢トンネル(とっても長い)を南下し、抜けたらすぐ左折して舗装林道に入り、5分ほどで天狗岩登山口駐車場へ。
●駐車場は詰めて10台くらい入ります。午前6時半に着いて2番目。帰る頃にはほぼ満車で、十数台路駐がありました。
●駐車場に簡易トイレがありました。
●コンビニは下仁田IC周辺に数軒あります。
コース状況/
危険箇所等
●シラケ山からマルにかけて郡界尾根の稜線をたどる破線ルートがこの日のお楽しみハイライトでした。他の山と強いて比較すれば、皇海山の鋸尾根西半分をぐっと規模縮小した感じ…かな? 尾根上の岩塔を一個ずつ攻略していく道で、シラケ山側は比較的緩いですが、マル側へと進むにつれてやや難しくなります。滑ったらアウトのヘツリ、ホールド・スタンスがイマイチの急降下、ナイフリッジなど。鎖ロープ梯子はほぼありません。また、路面の黒土が滑りやすいです。
●烏帽子岳の頂上直下にザレた急斜面があり、トラロープが下がっています。ロープを使わなくても登れますがホールド・スタンスはやや微妙で、かといってロープに下手にぶら下がると振られそうです。
●ほかは一般登山道です。全体を通して踏み跡はまあまあ明瞭ですが、分岐の道標がやや乏しいので、ルート維持のための下準備はあったほうがいいかもです。
●アカヤシオが多いのは天狗岩頂上付近、郡界尾根の稜線各所、マル東側の鞍部付近でした。
その他周辺情報 下山後は南の上野村側に下って、浜平温泉しおじの湯へ。大人一人600円。食堂も営業中でした。岡田喜秋著「日本の秘境」に登場する浜平鉱泉が気になっていたもので、一度訪ねてみたいと思っていました。ただ、どうも昔とは違う場所にあるようです。
林道脇の登山口です。
2022年04月23日 06:46撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 6:46
林道脇の登山口です。
滑りやすそうな岩が数ヶ所。踏んで歩きます。
2022年04月23日 06:57撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4/23 6:57
滑りやすそうな岩が数ヶ所。踏んで歩きます。
登山口付近のアカヤシオは既に落花。稜線に期待します。
2022年04月23日 07:04撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4/23 7:04
登山口付近のアカヤシオは既に落花。稜線に期待します。
天狗岩まで道半ばのところで、プレハブ造の避難小屋が現れます。
2022年04月23日 07:06撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4/23 7:06
天狗岩まで道半ばのところで、プレハブ造の避難小屋が現れます。
避難小屋のそばで天狗岩への道は二手に分岐します。往路は右を行きました。
2022年04月23日 07:06撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 7:06
避難小屋のそばで天狗岩への道は二手に分岐します。往路は右を行きました。
広い斜面が眼前に広がってオイデオイデをしているようですが、これは登りません。踏み跡とテープが左(画面外)へ続いています。
2022年04月23日 07:16撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4/23 7:16
広い斜面が眼前に広がってオイデオイデをしているようですが、これは登りません。踏み跡とテープが左(画面外)へ続いています。
稜線に出ました。
2022年04月23日 07:25撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 7:25
稜線に出ました。
天狗岩の頂上直下は(写真だと平坦にも見えますが)それなりの急登です。これを登りきると…
2022年04月23日 07:27撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4/23 7:27
天狗岩の頂上直下は(写真だと平坦にも見えますが)それなりの急登です。これを登りきると…
おぉー、こんちはー(^^)
2022年04月23日 07:32撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 7:32
おぉー、こんちはー(^^)
天狗岩の頂上。小さな広場に祠があります。これを突っ切って進むと、
2022年04月23日 07:32撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 7:32
天狗岩の頂上。小さな広場に祠があります。これを突っ切って進むと、
立派な橋が架かっています。この先が天狗岩展望台です。
2022年04月23日 07:35撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 7:35
立派な橋が架かっています。この先が天狗岩展望台です。
展望台のアカヤシオは見事でした。アカヤシオ狙いだけなら、ここでお腹いっぱいになれるかもしれません。
2022年04月23日 07:35撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 7:35
展望台のアカヤシオは見事でした。アカヤシオ狙いだけなら、ここでお腹いっぱいになれるかもしれません。
これから進む郡界尾根。右の方にマルと烏帽子岳が見えます。
2022年04月23日 07:36撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 7:36
これから進む郡界尾根。右の方にマルと烏帽子岳が見えます。
烏帽子岳方面への正規登山道に下りる道はいくつもありそうです。自分は展望台の橋のたもとから西へ続く細い踏み跡をたどりましたが、滑りやすい急坂にナイフリッジがあり、手掛かりにしたい木は細くて抜けそうなものが多くてちょっと緊張しました。これが郡界尾根ルートの序章でした。
2022年04月23日 07:38撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4/23 7:38
烏帽子岳方面への正規登山道に下りる道はいくつもありそうです。自分は展望台の橋のたもとから西へ続く細い踏み跡をたどりましたが、滑りやすい急坂にナイフリッジがあり、手掛かりにしたい木は細くて抜けそうなものが多くてちょっと緊張しました。これが郡界尾根ルートの序章でした。
登山道が二手に分かれます。左は巻き道、右へ行くとシラケ山で再び稜線に出ます。
2022年04月23日 07:47撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4/23 7:47
登山道が二手に分かれます。左は巻き道、右へ行くとシラケ山で再び稜線に出ます。
シラケ山頂上付近のアカヤシオ。ここも見事でした。
2022年04月23日 07:50撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 7:50
シラケ山頂上付近のアカヤシオ。ここも見事でした。
シラケ鳥音頭っていう歌が昭和の頃あったな、なんてことをトリトメもなく思い出しながら、振り返ると天狗岩の展望台です。
2022年04月23日 07:53撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4/23 7:53
シラケ鳥音頭っていう歌が昭和の頃あったな、なんてことをトリトメもなく思い出しながら、振り返ると天狗岩の展望台です。
シラケ山からは眺望もききます。遠方に妙義山、手前は鹿岳と四ツ又山かな。
2022年04月23日 07:54撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 7:54
シラケ山からは眺望もききます。遠方に妙義山、手前は鹿岳と四ツ又山かな。
尾根道です。前半(シラケ山側)はまだ余裕あり。
2022年04月23日 08:05撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4/23 8:05
尾根道です。前半(シラケ山側)はまだ余裕あり。
アカヤシオ繚乱。尾根のあちこちでみられます。
2022年04月23日 08:13撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4/23 8:13
アカヤシオ繚乱。尾根のあちこちでみられます。
こういう急斜面がちらほら出てきます。黒土が滑りやすいので、足を置ける場所を探しながら一歩ずつ下ります。
2022年04月23日 08:18撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4/23 8:18
こういう急斜面がちらほら出てきます。黒土が滑りやすいので、足を置ける場所を探しながら一歩ずつ下ります。
ヒカゲツツジが現れました。
2022年04月23日 08:19撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 8:19
ヒカゲツツジが現れました。
郡界尾根も後半にさしかかると、岩塔がだんだん大きく険しくなってきます。
2022年04月23日 08:24撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 8:24
郡界尾根も後半にさしかかると、岩塔がだんだん大きく険しくなってきます。
振り返ったところです。足場を探しながら左側をヘツリます。左下(画面外)は当然切れ落ちています。
2022年04月23日 08:33撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4/23 8:33
振り返ったところです。足場を探しながら左側をヘツリます。左下(画面外)は当然切れ落ちています。
岩尾根に咲くアカヤシオ。
2022年04月23日 08:38撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 8:38
岩尾根に咲くアカヤシオ。
忘れた頃に現れる道標。岩の道は続きます。
2022年04月23日 08:40撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 8:40
忘れた頃に現れる道標。岩の道は続きます。
何度目かの急降下。
2022年04月23日 08:42撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 8:42
何度目かの急降下。
また急降下。
2022年04月23日 08:47撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 8:47
また急降下。
シラケ山から1時間弱で巻き道に合流しました。稜線ルートの分岐点であることを示す道標はありません。
2022年04月23日 08:49撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4/23 8:49
シラケ山から1時間弱で巻き道に合流しました。稜線ルートの分岐点であることを示す道標はありません。
マルの頂上直下まで来ました。巻き道(画面中央)が分かれますが、往路は画面左を直登して山頂を踏みました。
2022年04月23日 08:53撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 8:53
マルの頂上直下まで来ました。巻き道(画面中央)が分かれますが、往路は画面左を直登して山頂を踏みました。
マルの頂上付近にもアカヤシオがちらほら。
2022年04月23日 08:57撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 8:57
マルの頂上付近にもアカヤシオがちらほら。
マル頂上です。ここで北に向きを変え(道標はありません)、標高差70mほど下ります。
2022年04月23日 08:59撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 8:59
マル頂上です。ここで北に向きを変え(道標はありません)、標高差70mほど下ります。
烏帽子岳直下にはザレた急斜面がニヶ所。
2022年04月23日 09:11撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4/23 9:11
烏帽子岳直下にはザレた急斜面がニヶ所。
急斜面を乗り切ると大展望が待っていました。はるか眼下の谷沿いに南牧村の集落が見えます。
2022年04月23日 09:16撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 9:16
急斜面を乗り切ると大展望が待っていました。はるか眼下の谷沿いに南牧村の集落が見えます。
浅間山です。まだ雪を残しています。
2022年04月23日 09:17撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 9:17
浅間山です。まだ雪を残しています。
烏帽子岳頂上に着きました。小さな石祠が祀られ、アカヤシオが咲いています。
2022年04月23日 09:18撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 9:18
烏帽子岳頂上に着きました。小さな石祠が祀られ、アカヤシオが咲いています。
歩いてきた郡界尾根。
2022年04月23日 09:30撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 9:30
歩いてきた郡界尾根。
一休みしたら帰りましょう。まずは山頂直下の急斜面。上からのぞくと深いです。石を落としやすいので注意。
2022年04月23日 09:32撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 9:32
一休みしたら帰りましょう。まずは山頂直下の急斜面。上からのぞくと深いです。石を落としやすいので注意。
帰路はマルの頂上を踏まず、巻きました。これは巻き道の入口。道標なし。
2022年04月23日 09:38撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4/23 9:38
帰路はマルの頂上を踏まず、巻きました。これは巻き道の入口。道標なし。
この後もずっと巻き道を行きました。歩きやすく、またアカヤシオも数は少ないですが見られます。カラマツの新緑がやさしく目に映える季節になりました。
2022年04月23日 10:18撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4/23 10:18
この後もずっと巻き道を行きました。歩きやすく、またアカヤシオも数は少ないですが見られます。カラマツの新緑がやさしく目に映える季節になりました。
天狗岩の麓を過ぎて登山道を外れ立ち寄りました。おこもり岩。古の信仰の痕跡?
2022年04月23日 10:24撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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4/23 10:24
天狗岩の麓を過ぎて登山道を外れ立ち寄りました。おこもり岩。古の信仰の痕跡?
避難小屋を目指して、石がゴロゴロした道を一歩ずつ下りていきます。
2022年04月23日 10:38撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4/23 10:38
避難小屋を目指して、石がゴロゴロした道を一歩ずつ下りていきます。
もうすぐ登山口。鮮やかな新緑と沢のせせらぎに癒されます。楽しい山行でした。
2022年04月23日 10:53撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4/23 10:53
もうすぐ登山口。鮮やかな新緑と沢のせせらぎに癒されます。楽しい山行でした。
番外。浜平温泉しおじの湯です。
2022年04月23日 11:36撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4/23 11:36
番外。浜平温泉しおじの湯です。
撮影機器:

装備

備考 ヘルメットを持参しました。

感想

距離は短いながらも、アカヤシオの花と岩尾根歩きを楽しめる山でした。アカヤシオ狙いだけなら、天狗岩ピストンがコスパは一番いいかもしれません。

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