早春の戸神山から黒森山周回へ再挑戦
- GPS
- 05:12
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 412m
- 下り
- 404m
コースタイム
9:25表・裏コース分岐点
10:20コル部
10:30戸神山山頂
11:15女戸神山山頂
11:30裏コース分岐(林道入口)
12:05尾根取付き(昼食)
12:40黒森山山頂
13:15裏コース合流
14:05駐車スペース
天候 | 曇り一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ゆったり数台駐車可です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
表・裏コースとも特に危険箇所はありません。 下の方では、雪解け水で、登山道は小さな沢状態。 上の方では、まだ残雪で、雪渓状態と、早春ならではの変化に富んだ路面状況が楽しめます。(この時期、スパイク長靴が最強ですね!) 黒森山へ西側から回り込むルートで、林道は幅広の歩きやすい道。 途中からの尾根道は、しばらく薄い藪道が続きますが、見通しがあって困難ではありません。 黒森山からの下山は、杉林を直下に一気降りしてしまいましたが、少し南側に赤テープ道があったようです。 |
写真
感想
昨秋、土砂崩れの現場手前で撤退した黒森山に再挑戦しようと、裏側の尾根ルートから登ってみました。
その目論みから、戸神山へは、表コースで行くことにしました。
このところ続いている高温傾向を反映して、下の方の登山道は豊富な雪解け水で、小さな沢状態。
対して、上の方では、次第に残雪が厚くなって、雪渓状態と、この時期ならではの変化に富んだ路面状況を愉しむことができました。
スパイク長靴のチョイスはVeryGood!でした。
沢状態をジャブジャブ歩き、雪渓にはガッチリ喰い付きました。
天気は曇りがちで、眺望は残念!でした。
(ぼんやり写真を多数アップしてしまい、申し訳ありません)
(お山の同定も自信ありませんので、コメント頂ければ…)
曇天でも気温が高く、まだ冬の尻尾を引き摺った自分のウェア選択はマチガイでした。
熊落ち坂の初めは乾燥路面でしたが、すぐに残雪になり、ロープ場の辺りから上では、ロープを埋めるほどしっかり残っていてくれました。
女戸神山から裏コースへの下りを分岐点まで降りました。
ここから、裏コースに入らず、尾根についた林道を進みます。
この林道(…作業道?)は幅広の、思いがけず立派な道でした。
途中で、左下方へ折れる分岐点があったのですが、そのまましばらく真っ直ぐ進んでみました。
このまま進むと、仙台ハイランドのゴルフコースの端に出る様子でしたが、ボーイスカウトの所有地案内板があったので、今回はここまでとして、先ほどの分岐点まで引き返し、本来の目的の黒森山方面へ。
ここから分岐した林道は、沢に向かって下っていきますので、尾根に取付くポイントで、昼食にしました。
林道から分かれて、尾根に上がると、明らかな踏み跡は無く、しばらく薄い藪漕ぎになりましたが、見通しがあって、狭い尾根筋ですので、困難はありません。
そのうち、左下方から、薄い踏み跡が上ってきて合流しました。
これが、昨秋撤退することになった土砂崩れ現場方面からのルートではないかと意を強くして、もう少し進むと、ちょっとした広場に出ました。
どうやら、ここが、黒森山山頂のようですが、案内板はおろか、何の標識も無い地〜味〜な山頂でした。
赤い杭が一本打ってありましたが…
向かい側の戸神山に直面している杉林の急斜面を一気降りすると、きれいな渓流の畔に出ました。
渓流好き(?)なもんで、喜んで写真を撮ったりしていると、対岸に赤テープが見え、その先を辿ると、山裾に登り口がありそうでした。
どうやら、一気降りは早計だったようで、こちらから登る際は、赤テープに従って、もう少し明らかな踏み跡を辿るべきと反省。
対岸に渡渉すると、所どころに赤テープがあり、渓流を下に見て、しばらく歩くと、裏コースの分岐に合流できました。
今回歩いてみたルートは特に危険な箇所も無く、ポピュラーな戸神山ハイクに若干のバリエーションを加えたいとお考えの向き(そんなもの好きが居られればですが…)にはおススメかと思料します。
途中の尾根には獣のフンが他に比べて多数散見されたところから、動物の所在はかなり濃いものと思われ、駐車スペースに戻ったところで、目の前に現れた「クマ注意!」の看板がにわかに現実味を感じさせてくれました。
クマさんもそろそろ目覚めの頃合いですね、お互い注意して、愉しみましょう!
先日の大雪の後に、散々苦労したことが思い出されました。
それに、ボクが間違えた分岐点、やはりそちらの方へ曲がらなければいけなかったんですね。
反対方向からですが、正規のルートを理解する事が出来て、ようやく胸の支えも取れました。
今度はいつ行けるのかは分かりませんが・・・。
新緑や紅葉の時期にも行ってみたいですね。
これからもレポートを楽しみにしています。
貴兄の先日の大奮闘にインスパイアされたこともありまして、戸神山に行ってきました。
ご覧のように、すっかり春めいてきて、ノンビリした山歩きができましたよ。
あの大雪の中の熊落ち坂や、ノートレースの林道彷徨(?:失礼)は、さぞ大変だっただろうなぁ…などと思い巡らせながらです。
実は自分、道迷いは若干、好みなんです。
(もちろん、安全確保の範囲内で!の大前提チキン野郎なんですが)
東京にご栄転、関東でのご健闘レコも期待してますが、たまには、こちらの山にもお出かけ下さいね!
山座同定は私もまだまだなのですが、大東岳は合っていると思います。
それにしても、だいぶ溶けましたね。クマさんも起き出したようで、すっかり春山の風情のようで。
ちなみに私も道迷い歓迎派です! 道迷いも慣れると「またやっちゃった」って楽しいですよね。想定外のところに出たりして「ああ、そうだったのか」と反省するのもまた山遊びの醍醐味だと思います(ヽ゜ω゜)ノ
お早うございます。
那須遠征の快挙の後のお忙しい中、自分のレコにまで目を通して頂いて、恐縮です。
有り難うございます。
そうですねぇ〜、このところの気温上昇で、仙台近郊は一気に春めくどころか、初夏の陽気の日もあったりで、里山も芽吹き近しを感じさせる淡いヴェールに包まれてきましたね。
庭先に指標用に植えている我が家のカタクリも、ひとつふたつ葉を出してきましたので、山のカタクリも、もうすぐではないでしょうか。
コースタイムでご承知の如く、遅足トボトボ歩きの身ですので、道迷いのリカバリにもタイムロスが大きいのですが、里山ラビリンスとでも云うべき只中に身を置いて、思わぬ発見があったりすると、嬉しいですね!
エネルギッシュな山行活動のうえに、ヤマレコ隅々への細やかな配慮と、まさに文武両道のデラックマさんのご活躍。
今後も楽しみにさせて頂きます
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