くじゅう連山(長者原〜坊ガツル_テン泊〜白口岳•稲星山•中岳•天狗ヶ城•久住山•三俣山)
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- GPS
- 09:37
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,610m
- 下り
- 1,487m
コースタイム
- 山行
- 1:52
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 1:53
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 7:36
天候 | 1日目;ガスと強風 2日目;快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
長者原〜坊がつる;多少の登りはあるものの、道もしっかりして安心して歩けます 坊がつる〜白口岳;法華院温泉から本格的な登山道、鉾立峠からは急な登りとなります 活火山特有の粘土質の道で下りは難儀するかもしれません 白口岳〜稲星山〜中岳;稲星山山頂付近はざれ場、中岳へは急ですが、距離はそれほどでもなく、気合で登り切れます 中岳〜天狗ヶ城〜久住山;岩場とザレ場を上り下りしながら、久住山へ 多くの人が登っているので、気合で登り切れると思います 久住山〜諏蛾守越〜三俣山;諏蛾守越から三俣山へは急登であるほか、黒い粘土質の道で、滑りやすいです 慎重に 諏蛾守越〜長者原;諏蛾守越直下の岩場を30分ほど下ると、舗装道路へ さらに10分ほど下ると、再び登山道に入り、1時間弱で長者原に着きます 登山道に復帰した後の道は黒土の粘土質で、かなり滑ります |
その他周辺情報 | 阿蘇_あか牛丼;地元の牛肉らしいですが、レア焼きの肉を卵とワサビでいただきます おいしかった |
写真
装備
個人装備 |
スパークリングウォーター500mm×1
アクエリアス500mm×1
折り畳み水筒
尾西アルファ米
エナジーバー×3
トレイルミックス×3
スティック羊羹
バームクーヘン
チタンカップ(600mm&350mm)
スタンドコジー
バーナー
ガス
箸・スプーン
ワンカップ焼酎
つまみ(鮭とば・ほや水明•牛たんハム)
キャップ
長袖シャツ(夏用)
長袖シャツ(冬用)
レインジャケット
ダウンジャケット(上下)
雨具(上下)
長パンツ
コンプレッションタイツ
着替え(長パン/肌着/パンツ/靴下/メリノウール長袖)
テント(Hi-Revo)
オープンシュラフ
枕
スリーピングマット
靴(スポルティバ)
靴下グローブ
ザック(Exped;ライトニング45L)
タオル×2
ストック
マスク
時計
iPhone
モバイルバッテリー×3
ヘッドランプ
予備眼鏡
サングラス
GoPro_HERO9
ドローン_DJI・Mini2
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感想
世間ではウィズコロナと言う名のもとにコロナに対する向き合い方もだいぶ慣れてきて,今年のGWは多くの人が行楽に出かけたようです。
私も多分に漏れず,せっかくの連休と言うこともあり,3年ぶりの屋久島に行ってきました。
今回は,8泊9日という長丁場。せっかくなので,屋久島渡航前に,地元鹿児島の知り合いの薦めもあり,くじゅう連山へ。坊がつると言う湿原がすごくいいところらしく,温泉もあるとか。
期待を胸に,いざ南九州へ。連休前日の28日,午前中は仕事をして,午後から関空を乗り継いで,午後8時に鹿児島空港到着。知り合いと合流し,名物鳥刺し定食を食べて,熊本市内へ。ホテルには11時過ぎにチェックイン。飛行機の手荷物検査で気疲れしたのか,結構へとへとでした。
翌朝,雨がじゃんじゃん降っています。予定では,朝からくじゅうを縦走して,坊がつるに向かうことにしていましたが,翌日には天気は回復に向かうとのことで,あっさり断念。
夕方に坊がつるに到着することとし,午前中は被災した熊本城を観光することにしました。熊本城はつい先日,公開となったとのことで,すっかり復旧したものと思っていましたが,石垣や櫓などがまだまだ崩れたままで,相当な被害があったことがうかがえます。ただ,天守閣自体は反り返った石垣など,見応え充分。
お昼前にくじゅうに向けて,熊本市内をいざ出発。途中,文化ラーメンという熊本ラーメンを食べましたが,豚骨が濃厚。
午後2時過ぎに登山口である長者原に到着。午後には雨が上がる予報でしたが,まだぽつぽつと残っています。まぁ,坊がつるまで2時間ほどだからと思いながら,雨具を着て,向かいます。
1時間ほどで雨が池へ。ここは雨が降らないと出現しないらしく,立派な池ができていました。
そこから,さらに30分ほど歩いて,坊がつる到着。結構な風が吹いています。なるべく湿っていないところを探して,テント設営。
一段落して,夕食という名の晩酌開始。結構寒いので,温泉は断念。ひたすら,飲んでました。午後8時過ぎに就寝。夜も終始,風が吹いていて,ガスも濃く,翌朝起きてみると,テントはびっしょり。
翌日,この日は,夕方に屋久島行きの飛行機に乗るため,12時には下山したいところ。午前3時半には起きて,テントを撤収。身支度を調えているうちに早くも4時半に。
まずは,法華院温泉を目指し5時に到着。この時間でもまだ明るくなりません。西の方は,夜明けが遅い分,日暮れも遅いらしい。
鉾立峠を経て,白口岳を登る途中で,いよいよ日が明けました。雲海に浮かぶくじゅうの山々。見事なものです。南側を見ると,阿蘇カルデラが雲に覆われ,阿蘇山が船のように浮かんでいます。
ここからは気持ちの良い稜線歩き,稲星山を経由して,中岳へ。くじゅうで一番高い山だそうです。
天狗ヶ城を経由して久住山へ。山間の登山道を通って,ルート沿の山々に登るスタイルは秋田駒ヶ岳と似てるなぁと思いながら,一旦500mほど下り,火口跡っぽい平地を通って,三俣山へ。
展望に見とれて,計画よりも1時間ほど押してしまいました。無理することなく,三俣山_北峰は断念し,南峰へ。前日とは打って変わって,多くのテントが張られた坊がつるを見下ろすことができました。
午後12時15分に下山。黒土が水を吸ってずるずるで,慎重になりました。
下山後は,鹿児島空港へ。途中,阿蘇山やカルデラをきれいに望むことができました。名物;あか牛丼もおいしかった。
今回,坊ガツルでは楽しみにしていた温泉に入れませんでしたが,雲海に浮かぶくじゅうの山々を縦走し,その魅力は十分に感じることができました。
機会があれば,今度は,温泉上がりにビールを買って,テントで晩酌したいなぁ
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