ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4219169
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

針ノ木岳 It's a fine day

2022年04月30日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:31
距離
11.5km
登り
1,478m
下り
1,506m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:03
休憩
1:29
合計
6:32
距離 11.5km 登り 1,480m 下り 1,506m
6:29
44
登山口
7:13
7:19
70
最終堰堤
8:29
8:45
51
マヤクボ出合
9:36
10:10
20
E2540
10:30
10:38
35
E2700
11:13
11:22
23
11:45
11:58
21
E2770
12:19
12:22
39
最終堰堤
13:01
観光センター裏橋

天候 fine day
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
【登山口〜最終堰堤】
・早々に雪は出てくるがシートラてくてく。
・最終堰堤手前の藪突破は無い。

【最終堰堤〜マヤクボ沢出合】
・シール登行に換装。
・こんなにフラットな雪渓は初めて。

【マヤクボ沢出合〜マヤクボのコル・針ノ木岳】
・出合でクトー装着。ジグる時は新雪下の雪が締まっているので新雪でジグった。
・E2540で雪の緩み待ち。
・マヤクボのコル上部(E2700)からシートラ。
・アイゼンは不使用だが一部5m程度のトラバースが嫌らしい。

【針ノ木岳〜E2770】
・針ノ木峠側の急斜面の南西側に雪付きがあればスキーで降りれるが、岩が露出していたのでアイゼン装着でクライムダウン。

【滑走】
・マヤクボカールのスキーヤーズライトは少し硬く、やや引っ掛かるのでレフトへ移動。レフトは快適だった。
・E2540から下のマヤクボ沢は少し緩み過ぎだが快適。
・出合からの雪渓も凹凸少なく快適。
・最終堰堤から先も右岸を観光センター裏の橋まで藪滑走できる。
※E1530で橋を渡り左岸を歩いても時間は変わらないかも。。。

おはようございます。
担いで行きます。
2022年04月30日 06:29撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 6:29
おはようございます。
担いで行きます。
早々に雪が出るが最終堰堤まで担ぐ。
2022年04月30日 06:42撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 6:42
早々に雪が出るが最終堰堤まで担ぐ。
今日は晴れる日〜。
2022年04月30日 07:09撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 7:09
今日は晴れる日〜。
最終堰堤手前の藪は全く気にならない。
2022年04月30日 07:09撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 7:09
最終堰堤手前の藪は全く気にならない。
最終堰堤越えたらシール登行。
2022年04月30日 07:19撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 7:19
最終堰堤越えたらシール登行。
針ノ木岳が姿を現す。
2022年04月30日 07:25撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 7:25
針ノ木岳が姿を現す。
ほぼフラットな雪渓。
2022年04月30日 07:37撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 7:37
ほぼフラットな雪渓。
定番の振り返ると爺がいる。
2022年04月30日 08:10撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 8:10
定番の振り返ると爺がいる。
デブリ。
針ノ木峠から蓮華岳への稜線から雪庇崩落による雪崩。
2022年04月30日 08:11撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 8:11
デブリ。
針ノ木峠から蓮華岳への稜線から雪庇崩落による雪崩。
マヤクボ沢出合から。
針ノ木峠方面。
2022年04月30日 08:27撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 8:27
マヤクボ沢出合から。
針ノ木峠方面。
マヤクボ沢出合から。
マヤクボ沢方面
2022年04月30日 08:27撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 8:27
マヤクボ沢出合から。
マヤクボ沢方面
マヤクボ沢出合から。
振り返ると赤沢岳、鳴沢岳、爺ヶ岳。
2022年04月30日 08:27撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 8:27
マヤクボ沢出合から。
振り返ると赤沢岳、鳴沢岳、爺ヶ岳。
マヤクボカール底の大岩で緩み待ち。
2022年04月30日 09:39撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 9:39
マヤクボカール底の大岩で緩み待ち。
蓮華岳。
2022年04月30日 09:39撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 9:39
蓮華岳。
鹿島槍ヶ岳も登場。
2022年04月30日 09:39撮影 by  iPhone 8, Apple
1
4/30 9:39
鹿島槍ヶ岳も登場。
マヤクボのコル方向へ登る。
2022年04月30日 09:39撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 9:39
マヤクボのコル方向へ登る。
山頂までスキーを担ぐ。
2022年04月30日 10:41撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 10:41
山頂までスキーを担ぐ。
針ノ木岳登頂〜。
2022年04月30日 11:14撮影 by  iPhone 8, Apple
2
4/30 11:14
針ノ木岳登頂〜。
薬師岳、北ノ股岳、水晶岳など。
2022年04月30日 11:16撮影 by  iPhone 8, ARYamaNavi
4/30 11:16
薬師岳、北ノ股岳、水晶岳など。
高瀬湖の左に大天井岳、常念岳。
右に槍穂、乗鞍岳。
野口五郎岳、鷲羽岳、水晶岳など裏銀。
2022年04月30日 11:16撮影 by  iPhone 8, ARYamaNavi
4/30 11:16
高瀬湖の左に大天井岳、常念岳。
右に槍穂、乗鞍岳。
野口五郎岳、鷲羽岳、水晶岳など裏銀。
蓮華岳の左に四阿山、根子岳。
右に浅間山。
2022年04月30日 11:17撮影 by  iPhone 8, ARYamaNavi
4/30 11:17
蓮華岳の左に四阿山、根子岳。
右に浅間山。
手前にスバリ岳から爺ヶ岳。
爺から左へ鹿島槍ヶ岳から五竜岳、白馬岳など北ア。
鹿島槍ヶ岳北峰の右に金山、火打山、妙高山。
2022年04月30日 11:17撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 11:17
手前にスバリ岳から爺ヶ岳。
爺から左へ鹿島槍ヶ岳から五竜岳、白馬岳など北ア。
鹿島槍ヶ岳北峰の右に金山、火打山、妙高山。
左奥に浅間山。中央から右に八ヶ岳連峰、富士山、甲斐駒ヶ岳、北岳など南ア。
2022年04月30日 11:18撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 11:18
左奥に浅間山。中央から右に八ヶ岳連峰、富士山、甲斐駒ヶ岳、北岳など南ア。
立山・劔と黒部湖。
2022年04月30日 11:19撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 11:19
立山・劔と黒部湖。
登山者さんに撮ってもらいました。
ありがとうございます。
2022年04月30日 11:21撮影 by  iPhone 8, Apple
2
4/30 11:21
登山者さんに撮ってもらいました。
ありがとうございます。
山頂直下の急斜面をクライムダウン。
2022年04月30日 11:32撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 11:32
山頂直下の急斜面をクライムダウン。
降りて見上げる。
2022年04月30日 11:44撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 11:44
降りて見上げる。
ここから落とす。
2022年04月30日 12:00撮影 by  iPhone 8, Apple
1
4/30 12:00
ここから落とす。
スキーヤーズライトで大回り。
少し引っ掛かるのでレフトへ移動。
2022年04月30日 12:03撮影 by  iPhone 8, Apple
1
4/30 12:03
スキーヤーズライトで大回り。
少し引っ掛かるのでレフトへ移動。
レフトは緩んで快適だった。
2022年04月30日 12:03撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 12:03
レフトは緩んで快適だった。
E2540から下は緩み過ぎ。
2022年04月30日 12:06撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 12:06
E2540から下は緩み過ぎ。
デブリは軟らかいので横断して面ツルを頂く。
2022年04月30日 12:10撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 12:10
デブリは軟らかいので横断して面ツルを頂く。
ゴチ。
2022年04月30日 12:12撮影 by  iPhone 8, Apple
1
4/30 12:12
ゴチ。
爺を見ながら滑る。
2022年04月30日 12:13撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 12:13
爺を見ながら滑る。
振り返る。こんなにフラットな針ノ木雪渓は初めて。
2022年04月30日 12:17撮影 by  iPhone 8, Apple
1
4/30 12:17
振り返る。こんなにフラットな針ノ木雪渓は初めて。
最終堰堤から先も滑れる。
2022年04月30日 12:21撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 12:21
最終堰堤から先も滑れる。
藪いけどね。
2022年04月30日 12:45撮影 by  iPhone 8, Apple
1
4/30 12:45
藪いけどね。
観光センター裏の橋まで。
2022年04月30日 12:58撮影 by  iPhone 8, Apple
4/30 12:58
観光センター裏の橋まで。
下段の無料駐車場まで道路をテクテクして無事下山。
お疲れ様でした。
2022年04月30日 13:12撮影 by  iPhone 8, Apple
1
4/30 13:12
下段の無料駐車場まで道路をテクテクして無事下山。
お疲れ様でした。
撮影機器:

感想

今シーズンの針ノ木雪渓は状態が良いとの噂を聞く。それなら自分も肖ろうと針ノ木岳に行く事にした。
前日は気温が低く降雨があるので標高が上がれば雪かな。自宅を3時過ぎに出発し、運が良ければ無料駐車場に〜なんて考えていた。5時30分頃に無料駐車場に入るが満車。やっぱりね。下の無料駐車場に駐車する。
準備を済ませ6時10分頃、スキーを担ぎ道路を歩いて行く。登山道入口から元気よくスタート。

右岸を見ると雪が繋がっているので帰りは観光センター裏までスキーで帰ろう。
早々に雪が出てくるが最終堰堤まではツボで行く。蓮華大沢手前の藪突破も無く最終堰堤を越えてシール登行に換装する。雪渓はフラットな状態で所々に新雪がある。この雪は登行時には団子となり、滑走時には掴んでくる悪い奴だ。

マヤクボ沢出合手前で新しいデブリがあり、大きなスノーブロックもあった。出会いをマヤクボ沢方面に少し登り藪を背にしてエネ補給とクトー装着。いつものように出だしは直登して行きE2360からジグりながらマヤクボカール底まで登る。
E2540の大岩で緩み待ちの休憩をしていると後続のテレマーカさん到着。一緒にお喋りしながら40分くらい緩み待ちをしたらマヤクボのコルに向かう。

最低鞍部より針ノ木岳側へ30m程高度を上げた辺りで稜線へ乗り上げシートラで夏道を登る。登山道に少しの残雪はあるが、アイゼンを装着する程ではなさそう。一部5m程の雪付きのトラバースがあり慎重に歩を進める。凍っていたらアイゼン装着必須です。

針ノ木岳登頂〜。
やや風はあるが寒くはないのでパシャパシャと360°の眺望を楽しむ。今日は富士山まで見えた。山頂写真は登山者さんに撮ってもらいました。ありがとうございます。
滑走は直登ルンゼかマヤクボカールか。直登ルンゼはヤマレコを始める前に滑ったので4年前の事。大量にスラフが流れた記憶がある。下部の状況が判らないのでマヤクボカールからの滑走とする。

先ずは山頂から峠寄りの急斜面上までツボで行く。急斜面上部から左手のカール方面を覗くと下部に登山者がいるのでトラバースは出来ない。昨年は急斜面の右側から降りたが、今年は雪が付いていないので滑れない。戻って直ルンから滑ろうかとも思ったが、アイゼンを装着して急斜面をクライムダウンする事とした。降りたらスキーに換装しGO〜。

マヤクボカールのスキーヤーズライトを大回りで落とす。あれっ引っ掛かるぞ。充分に緩んでいると思ったがライトは緩み不十分でした。レフトへ移動すると緩んでいるので、小回りで快適に落として行く。E2540からマヤクボ沢出合までは少し緩み過ぎだが、出合の上部から右側の峠方面にトラバ気味に滑走して行くとフィルムクラストでいい感じにシュプールを刻める。ノドのデブリを横断し面ツルを滑る。ここもフィルムクラストで快適でした。

今年の雪渓は凹凸も少なく地雷も少ない。そして今日は雪も緩んでいる。そりゃ〜快適でしょう。標高差1100mを20分で滑ると最終堰堤。そこからも右岸をトラバース気味に滑っていくと一回だけ堰堤に行く手を阻まれる。少々ツボで登り堰堤を越えたら鬱陶しい藪の中を高度を下げ過ぎないように滑る(歩く?)。観光センター裏の橋の袂まで雪は繋がっていた。スキーを担いで橋を渡り駐車場まで600mテクテクしたら無事下山。

今までで一番きれいな針ノ木雪渓の滑走だった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:345人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

山滑走 白馬・鹿島槍・五竜 [日帰り]
針ノ木岳(残雪期・マヤクボ沢経由)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [日帰り]
マヤクボ沢・針ノ木峠周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら