ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 422124
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

小秀山

2014年03月29日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
07:59
距離
12.9km
登り
1,477m
下り
1,473m

コースタイム

6:00キャンプ場(「二の谷」登山コース)→7:00夫婦滝→9:00二の谷・三の谷分岐→9:20兜岩→10:25小秀山(昼食〜10:50)→11:40兜岩→11:55分岐(「三の谷」登山コース)→13:25三の谷登山口→14:00キャンプ場
天候 晴れ時々曇り,風なし
気温高め:登山口3度,雪はグチャグチャ・ズボズボ
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
乙女渓谷キャンプ場駐車場 50台
開設期間は有料(7月中旬〜8月末 1日500円)
コース状況/
危険箇所等
【キャンプ場〜夫婦滝】
幅の広い木道(階段多数)と普通の登山道。小秀山「二の谷」登山コース。夫婦滝までは「森林浴回廊」を兼ねている。上部は積雪あり,一部凍結。夫婦滝直前に避難小屋がある。「森林浴回廊」となっているが,標高差が400m近くあり,木道以外は岩の多い登山道。夫婦滝から先は「軽装者登れません」の表示あり。
【夫婦滝〜二の谷・三の谷分岐】
本日の核心部分。ひたすら急登。距離およそ1kmで標高差500m近く上がる。「カモシカ渡り」等の岩場もある。ロープはない。雪で笹が倒されており,3日前の雨でトレースも消えかけており,一部コースが分かりにくい。さらに,本日は,急斜面は腐ったグチャグチャの悪雪でひたすら踏み抜き,1歩では,ほとんど上がれず,もがき続けた。また岩場は凍結しており,木の枝や根,岩をホールドにして登った。そのため,物凄く苦労した。夏に歩いた時の,倍以上時間がかかっている。雪の踏み抜きが多いのだが岩場があり,ワカンが使えなかったのも苦労した一因。
【分岐〜兜岩】
ここも急登。岩場はないのでワカンが使えたので,だいぶ歩き易くなった。兜岩は左から巻いていく。兜岩直下は,一段と急な雪斜面。雪もかなり緩いので,特に下りで制動をかけるのに苦労した。
【兜岩〜小秀山】
なだらかな高原の登山道。標高差はあまりないが,細かいアップダウンは結構多い。第一高原から第三高原まである。各高原の間は樹林帯。積雪の多い時期は,木の枝が邪魔して歩きにくい。標高も1900m前後になるので,雪もだいぶ締まってきて,ワカンでも時々踏み抜きはあるが,だいぶ歩き易くなった。ただし,幅の広い尾根なので,積雪時は登山道はほとんどわからない。トレースが薄く,少しでも外すと踏み抜くので,ルート選択で苦労する。第三高原から小秀山山頂までは,短いが急登。山頂直下には,立派な避難小屋「秀峰舎」がある。
【分岐〜三の谷登山コース】
夏道は斜面のトラバースが多いが,積雪時は完全に隠れていて登山道は分かりにくい。トレースがあればルートは分かるが,ないところでは適当にトレースを刻む。ある程度,ルートファインデング必要。下部はつづら折りの登山道が延々と続く。登山口からキャンプ場までは林道2km。
乙女渓谷キャンプ場の管理棟横が,「二の谷」登山コース登山口。
2014年03月29日 06:03撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/29 6:03
乙女渓谷キャンプ場の管理棟横が,「二の谷」登山コース登山口。
「森林浴回廊」。最初は木道が続く。階段も多い。
2014年03月29日 06:13撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/29 6:13
「森林浴回廊」。最初は木道が続く。階段も多い。
ねじれ滝。
2014年03月29日 06:17撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9
3/29 6:17
ねじれ滝。
和合の滝。
2014年03月29日 06:22撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
3/29 6:22
和合の滝。
避難小屋もある。
2014年03月29日 06:41撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/29 6:41
避難小屋もある。
展望台から見た夫婦滝。落差80m。左が男滝,右が女滝。
2014年03月29日 06:56撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
3/29 6:56
展望台から見た夫婦滝。落差80m。左が男滝,右が女滝。
男滝のそばに休憩所あり。森林浴回廊終点。
2014年03月29日 07:01撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
14
3/29 7:01
男滝のそばに休憩所あり。森林浴回廊終点。
これは無雪期の話。積雪期は軽装でなくても,なかなか登れない。ここから,三の谷分岐までの急登の悪雪には,メチャクチャ苦労した。
2014年03月29日 07:02撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/29 7:02
これは無雪期の話。積雪期は軽装でなくても,なかなか登れない。ここから,三の谷分岐までの急登の悪雪には,メチャクチャ苦労した。
まず,雨で流れてトレースが良く分からない。おまけに,雪はグチャグチャ・ズボズボ。進まない。渡渉も雪解けで水量が多い。
2014年03月29日 07:39撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/29 7:39
まず,雨で流れてトレースが良く分からない。おまけに,雪はグチャグチャ・ズボズボ。進まない。渡渉も雪解けで水量が多い。
「鎧岩」から「カモシカ渡り」までは,特に急登。
2014年03月29日 07:54撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/29 7:54
「鎧岩」から「カモシカ渡り」までは,特に急登。
雪は踏み抜くは,岩場は凍ってるは,おまけに笹でルートは分かりにくいは!登っても登っても,ずり落ちて,もがいているだけ。
2014年03月29日 08:35撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11
3/29 8:35
雪は踏み抜くは,岩場は凍ってるは,おまけに笹でルートは分かりにくいは!登っても登っても,ずり落ちて,もがいているだけ。
ようやく,カモシカ渡り。ロープのない,岩場の崖を登っていく。
2014年03月29日 08:36撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
3/29 8:36
ようやく,カモシカ渡り。ロープのない,岩場の崖を登っていく。
日影は凍っている。枝や根をつかんで上がる。
2014年03月29日 08:38撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
3/29 8:38
日影は凍っている。枝や根をつかんで上がる。
尾根も上部に来ると展望が開けてくる。加子母アルプスの前山か?
2014年03月29日 08:39撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
3/29 8:39
尾根も上部に来ると展望が開けてくる。加子母アルプスの前山か?
兜岩展望ポイント。はるか彼方。あそこまで行けるのだろうか?一時は撤退も本気で考えた。
2014年03月29日 08:40撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
3/29 8:40
兜岩展望ポイント。はるか彼方。あそこまで行けるのだろうか?一時は撤退も本気で考えた。
分岐到着。カモシカ渡りを過ぎてからは岩場がなくなりワカン装着。だいぶ楽になった。これなら行けそうだ!小秀山矢印が,なせか逆向き!?
2014年03月29日 08:59撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/29 8:59
分岐到着。カモシカ渡りを過ぎてからは岩場がなくなりワカン装着。だいぶ楽になった。これなら行けそうだ!小秀山矢印が,なせか逆向き!?
兜岩へは雪の急斜面。あいかわらず,雪は緩い。
2014年03月29日 09:12撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/29 9:12
兜岩へは雪の急斜面。あいかわらず,雪は緩い。
登って行ったら,いきなり御嶽が現れた!
2014年03月29日 09:15撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
18
3/29 9:15
登って行ったら,いきなり御嶽が現れた!
兜岩まで最後の急登。
2014年03月29日 09:18撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
3/29 9:18
兜岩まで最後の急登。
兜岩到着。御嶽と手前が小秀山山頂。避難小屋が見えている。
2014年03月29日 09:20撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12
3/29 9:20
兜岩到着。御嶽と手前が小秀山山頂。避難小屋が見えている。
兜岩に登ってみる。手前のピークが三の谷分岐。左の尾根を上がってきた。夏の倍以上時間がかかった。
2014年03月29日 09:28撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
3/29 9:28
兜岩に登ってみる。手前のピークが三の谷分岐。左の尾根を上がってきた。夏の倍以上時間がかかった。
はるか下方に,加子母村。
2014年03月29日 09:21撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/29 9:21
はるか下方に,加子母村。
山頂が台地状なので,小秀山から連なる三国山かな?
2014年03月29日 09:21撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
3/29 9:21
山頂が台地状なので,小秀山から連なる三国山かな?
分岐からは順調に来れたので,予定通り避難小屋のある山頂へ向かう。距離約2km。第一から第三まで高原を越えて行く。
2014年03月29日 09:21撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/29 9:21
分岐からは順調に来れたので,予定通り避難小屋のある山頂へ向かう。距離約2km。第一から第三まで高原を越えて行く。
第一高原への登り。標高も上がり,雪もある程度は締まってきた。ワカンが効いている。
2014年03月29日 09:41撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
3/29 9:41
第一高原への登り。標高も上がり,雪もある程度は締まってきた。ワカンが効いている。
第二高原への登り。
2014年03月29日 09:46撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11
3/29 9:46
第二高原への登り。
第一高原方面を振り返る。
2014年03月29日 09:48撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/29 9:48
第一高原方面を振り返る。
高原状のため,尾根が広く,トレースが分散している。ルートが分かりづらいが,たまに標識に出合う。薄いトレースを外すと,ワカンでも沈む。
2014年03月29日 09:51撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/29 9:51
高原状のため,尾根が広く,トレースが分散している。ルートが分かりづらいが,たまに標識に出合う。薄いトレースを外すと,ワカンでも沈む。
第二高原。どこでも歩けてしまうが,雪は緩いのでなるべくトレースを探す。
2014年03月29日 09:53撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/29 9:53
第二高原。どこでも歩けてしまうが,雪は緩いのでなるべくトレースを探す。
第二高原だけ標識を見つけた。夏は第一も第三もあったのだが,今は雪の下か?
2014年03月29日 09:54撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
3/29 9:54
第二高原だけ標識を見つけた。夏は第一も第三もあったのだが,今は雪の下か?
第三高原から見た山頂への登り道。背後には,ずっと御嶽が控えている。
2014年03月29日 10:04撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9
3/29 10:04
第三高原から見た山頂への登り道。背後には,ずっと御嶽が控えている。
中央アルプス。春霞?でぼやけている。
2014年03月29日 10:08撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/29 10:08
中央アルプス。春霞?でぼやけている。
山頂への登り。
2014年03月29日 10:12撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
3/29 10:12
山頂への登り。
山頂避難小屋「秀峰舎」。
2014年03月29日 10:22撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
3/29 10:22
山頂避難小屋「秀峰舎」。
ようやく山頂到着。4時間半かかった。夏は3時間かかっていない!
2014年03月29日 10:24撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
15
3/29 10:24
ようやく山頂到着。4時間半かかった。夏は3時間かかっていない!
また,間近で御嶽を眺めることができて良かった!
2014年03月29日 10:27撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
21
3/29 10:27
また,間近で御嶽を眺めることができて良かった!
じっくり眺める。
2014年03月29日 10:24撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
16
3/29 10:24
じっくり眺める。
2月に御嶽と小秀山を眺めた高時山を,小秀山から眺める。
2014年03月29日 10:29撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/29 10:29
2月に御嶽と小秀山を眺めた高時山を,小秀山から眺める。
帰りの第三高原から第一高原。一番奥に,わずかに兜岩も頭を覗かせている。それなりにアップダウンもある。そろそろ秀峰舎で昼食にしよう。
2014年03月29日 10:30撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/29 10:30
帰りの第三高原から第一高原。一番奥に,わずかに兜岩も頭を覗かせている。それなりにアップダウンもある。そろそろ秀峰舎で昼食にしよう。
最後にもう1回。夏来た時は雲で見えなかった。今日は良く見える。ありがとう!
2014年03月29日 10:25撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10
3/29 10:25
最後にもう1回。夏来た時は雲で見えなかった。今日は良く見える。ありがとう!
暖かいので,階段で昼食。
2014年03月29日 10:50撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/29 10:50
暖かいので,階段で昼食。
中は土足禁止なので,覗くだけ。
2014年03月29日 10:31撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
3/29 10:31
中は土足禁止なので,覗くだけ。
中ア,空木から南駒。
2014年03月29日 10:59撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
3/29 10:59
中ア,空木から南駒。
第三高原へ登り返す。
2014年03月29日 11:01撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/29 11:01
第三高原へ登り返す。
高原と高原の間は樹林帯。積雪のため枝が低く歩きにくい。トレースも乱れている。
2014年03月29日 11:16撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/29 11:16
高原と高原の間は樹林帯。積雪のため枝が低く歩きにくい。トレースも乱れている。
恵那山もうっすらと。
2014年03月29日 11:33撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/29 11:33
恵那山もうっすらと。
兜岩まで戻って来た。曇り空。雪が緩みにくいのでありがたい。もう十分緩いが・・・
2014年03月29日 11:43撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
3/29 11:43
兜岩まで戻って来た。曇り空。雪が緩みにくいのでありがたい。もう十分緩いが・・・
帰りは「三の谷」登山コースで。
2014年03月29日 11:55撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/29 11:55
帰りは「三の谷」登山コースで。
トラバースが多く,雪に覆われていてルートが分かりにくい。下部は,ひたすらつづら折りの長い下り。
2014年03月29日 12:21撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/29 12:21
トラバースが多く,雪に覆われていてルートが分かりにくい。下部は,ひたすらつづら折りの長い下り。
登山口到着。ここからしばらく林道歩き。
2014年03月29日 13:25撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/29 13:25
登山口到着。ここからしばらく林道歩き。
林道には水場「秀宝泉」もある。雪解けのため,結構な水量だった。
2014年03月29日 13:43撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/29 13:43
林道には水場「秀宝泉」もある。雪解けのため,結構な水量だった。
駐車場到着。朝は私だけだったが,増えている。
2014年03月29日 14:01撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
3/29 14:01
駐車場到着。朝は私だけだったが,増えている。
撮影機器:

感想

今年2月に高時山に登った時に,御嶽と小秀山が良く見えていたので,もう少し雪が減ったら小秀山に登ろうと思っていました。小秀山には3年前の夏に登りましたが,その時は3時間かからず登ることができたので,多少雪があっても大丈夫だろうと思っていました。

本日,小秀山へ行って来ましたが,考えが甘かったことを痛感しました。気温が高い予想なので,少しでも早い時間から登り始めようと思い,駐車場に着いた時は他に車はありませんでした。朝一番で歩き始めることができましたが,それだけにトレースがあまりなく,ますます大変でした。最近の気温の上昇と3日前の雨のため,条件が大変悪く,雪はグチャグチャで登っても登っても踏み抜いて上がれません。一方,日影の岩場は凍っていました。夫婦滝から三の谷分岐まで,距離にして1km少々,標高差約500mとかなりの急登なのにこの状態は,本当にきつかったです。この1kmだけで2時間近くかかってしまいました。一時は時間切れで,途中撤退も考えていたのですが,カモシカ渡りを過ぎ,岩場がなくなってからはワカンを装着することができ,また標高が高くなったため多少雪も締まって歩き易くなったので,何とか山頂まで行くことができました。第一高原から第三高原までは,ほとんど標高差もないので雪の散歩道気分を味わうこともできました。

山頂からの御嶽は大迫力でした。前回登った時は雲で見えなかったこともあり,感動の景色です。苦労して来ることができて本当に良かったです。雪がこれ以上緩むと困るので,早めに下山しましたが,幸い曇ってきて大きく緩むこともなく,助かりました。途中,お二人の登山者の方とすれ違いましたが,お二人とも「雪が悪くて,時間がかかり過ぎた。時間的に山頂までは無理そうなので行けるところまで行ってみる」とおっしゃっていました。

残雪期は,天候や気温によって,雪の質が大きく変わります。本日は,踏み抜きが多く,とてもきつかったですが,山頂から御嶽を眺めることができ,充実した雪山歩きを楽しむことができました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:4800人

コメント

小秀山お疲れさまです
totokさん、今晩は

かなり気合入れて行かれましたね。
4時間半の格闘の末登頂された小秀山はさぞかし特別な気持ちになれたことでしょう。
御嶽がまじかで見れるんですね。かなりの迫力ですね。
次回は御嶽でしょうか?
2014/3/29 23:16
higurasiさん,ありがとうございます
おはようございます。

小秀山は,夏に登ったので,
冬も登ろうと軽く考えていました。
やっぱり,雪のあるときは,
時期によって,難易度が大きく変わりますね。

御嶽もいい山だな〜
2014/3/30 6:14
間近に見る御嶽
totokさん、こんばんは。
残雪の小秀山、お疲れ様です。

あの急登が腐れ雪で踏み抜き多数…。ゾッとします
山頂から望む御嶽は、多数の鞭に耐えた者のみが得られる飴なのでしょうね
他から望む御嶽とは、ひと味違って見えたのではないでしょうか?

昨年の6月、体力に不安のある者がいるにも関わらず、
十分な下調べもせずに「無理なら引き返せばいいや」と
浅はかな考えでこの山を選び、後味の悪いことになりました
素敵な山だと感じていただけに、余計に残念なことをしました。

5月辺りに再挑戦したいと思っています。
昨年リタイアした仲間にも、迫力の御嶽山を見せられたら嬉しいです。
2014/3/30 3:23
hiroCさん,ありがとうございます
おはようございます。
コメントありがとうございます。

前回登ったときは,それ程苦労した記憶が無く,
山頂は雲に覆われて,御嶽が見えなかったので,
雪の御嶽を見に行きました。
あそこまで苦労するとは思いませんでした

でも,本当にいい山だと感じました。
是非,新緑の頃,行かれてください
素敵だと思います。
2014/3/30 6:19
お疲れ様でした
totokさん、はようございます。

小秀山、いい山ですよね。
一度、小屋に泊まって早朝の御嶽山を眺めたいと思っているのですが、なかなか実行に移すことができなくて。

高原と下りの三の谷コースは、雪が締まってないと嫌なコースですよね。
2014/3/30 5:12
kameさん,ありがとうございます
おはようございます。

小秀山,いい山でした。
登った甲斐のある,素敵な山ですね。
山頂の避難小屋も,とても立派な小屋でした。

1泊しての早朝の御嶽いいですね。
私も行ってみたいです
2014/3/30 6:22
totokさん、こんにちは。
小秀山、過去に一度登りまして、
加子母の方の、登山道の整備に
感激したお山です。僕が登ったときは
目の前の御嶽山は、全く見えず
はるか遠くの白山がくっきりといった
展望で、以降、再訪を狙いつつ
なかなか機会がないのですが
御嶽山が雪を抱いてるときが
一番ですね。

カモシカ渡りのあたりは、僕には
とても難易度高そうです。長距離、長時間
お疲れ様です。
2014/3/30 9:51
komakiさん,ありがとうございます
こんにちは。
私も夏に小秀山に登ったときは,
北は雲で何も見えず。真っ白でした。

それもあって再訪しました。
今回も真っ白でしが,それは一面の雪景色で,
目の前には雄大な御嶽が迫っていました。
すばらしい景観に感動しました

カモシカ渡り,名前の割には意外と登りやすいですよ。
2014/3/30 16:49
まだまだ雪は残ってますねぇ
お疲れ様です。
このところの陽気で、着々と雪は溶けているようですけれど
低い山以外は、まだまだ雪山に準じた覚悟がいるんですねぇ。

木道歩きに苦手意識のある自分には、この小秀山は難敵でして
ペース配分に失敗して、嘔吐しながら撤退したことがあります。

後日、なんとか登頂するにはしたのですが、難敵だって意識は揺るがないですね〜
残念ながら、その時の御嶽はごきげんななめで
頂上避難小屋の素晴らしさのみが、強烈な印象として残っているのですが・・・

晴れているとこんな感じに見えるんですねぇ。
乗鞍は御嶽に隠れてしまいますか?
2014/3/30 11:41
loser310さん,ありがとうございます
こんにちは。
私はスギ花粉に弱いので,
この時期は,もっぱら雪を求めてさまよっています。

小秀山の木道は,木道と言ってもかなりハードですよね。
階段は続くし,標高差はあるし。
私も夏に行ったときは,まいりました。

山頂の小屋は本当に立派です。
地元の方の熱意が伝わってきます。

乗鞍は,御嶽がでかすぎて隠れてますね
2014/3/30 16:53
ゲスト
totokさん。お疲れ様です。
>1kmだけで2時間
クカーっ。。
また、大変な、山行をやり遂げられて。。

実力を試されるコースですね。
雪の谷歩きも難しそうです。。

お疲れさまです。
<(_ _)>.

<< 追記 >>
>時速0.5km
険しい環境なれば、十分に速いほうだと。。

私も、沢歩きなど、難所だったところを歩いた日には、家で、gpsログをカシミで開いては、どれくらいの速度で通過したのか?を数値で追い、反省会しまくりです。

時速、0.2kmのトコもあったりで、あの時の、あのウォークは、これほどの遅さだったのか。。
と再確認してたりします。。
2014/3/30 13:47
naminoriさん,ありがとうございます
こんにちは。
自分の中では,多少条件が悪くても,
時速2kmでは登れるだろうと思っていましたが,
時速0.5km!山を甘く見てはいけませんね。
良い教訓になりました

≪追記≫
naminoriさんで,時速0.2kmなら,
私だったらマイナスですね。すなわち撤退!?
今回もあまりの遅さに,山頂へ行けるか不安になりました。
11時には戻ると決めて,何とか行けました。
あわてずあせらず,ダメならあきらめる!!!ですね。
2014/3/30 16:55
御嶽が良く見えますね。
totokさん、今晩は。

御嶽を眺望できる山として、小秀山は登ってみたい山の一つです。

雪の時期は夏のコースタイムはあまり参考になりませんね。
私も雪の時期は、撤退の時間を決めて進むようにしています。
(何度も途中撤退していますが。)

花粉症の方はこの時期、杉の植林が多い山は敬遠ですね。
2014/3/30 17:40
onetotaniさん,ありがとうございます
こんばんは。
小秀山いいですよ。御嶽の展望抜群です

なんて偉そうに言っていますが,
昨日はなんとか登れたという感じです。
リミット11時に決めていたので,
10時半到着は,あまり余裕なしでした。

厳冬期のラッセルに負けないくらい,
この時期の腐れ雪はやっかいですね。
寒くないので,ありがたいですが
2014/3/30 18:10
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら