ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 423453
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

残雪の編笠山・ギボシ・西岳周回 / 富士見高原起点

2014年04月01日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
12.9km
登り
1,582m
下り
1,572m

コースタイム

日帰り
山行
8:30
休憩
0:30
合計
9:00
6:15
60
富士見高原駐車場
7:15
120
臼久保岩小屋
9:15
9:30
20
編笠山山頂
9:50
90
青年小屋
11:20
70
ギボシ直下
12:30
60
青年小屋
13:30
13:45
90
西岳山頂
15:15
富士見高原駐車場
06:15 富士見高原駐車場発(標高1340m)
07:15 臼久保岩小屋
09:15 編笠山山頂着(標高2524m) 以上編笠山登り所要3時間00分(標高差約1184m) 
(休憩・軽食15分)
09:30 編笠山山頂発
09:50 青年小屋(標高2380m)
10:30 ノロシ場
11:20 ギボシ直下(標高2700m) 撤退決定
12:30 青年小屋テン場
(源治新道) 
13:30 西岳山頂(標高2398m)  以上源治新道所要1時間00分
(休憩・昼食15分)
13:45 西岳山頂発
15:15 富士見高原登山口着 以上西岳下山所要1時間30分
  合計所要時間9時間00分(最大標高差1360m、歩行距離約12.8km)
天候 天気/ 終日快晴(薄曇り?)
気温/ −2℃(AM6;出発時)〜15℃(PM1;西岳山頂)
風 / 終日無風。時折微風
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道小淵沢ICから八ヶ岳高原ラインで清里方面へ。約3km先の「大平」交差点(信号あり)で「←茅野・富士見」に従って左折。
道なりに約4kmで富士見高原リゾート入口。「→ゴルフコース/スキー場など」の標識で右折。すぐに左折して行き止まりの駐車場へ。
一番上はゴルフ練習場専用なのでその下の登山者用駐車場(無料)を利用する。
[ルート図(Mapion)]
http://bit.ly/1QOJHBL

--[参考タイム]----------------------------------------------------------------------
05:30 双葉SA(スマートIC)発
(中央道=約30km)
05:50 小淵沢IC出
(一般道=約7km)
06:05 富士見高原リゾート駐車場
コース状況/
危険箇所等
[富士見高原〜編笠山]
展望のない樹林帯の中の道を登る。盃流しから先でチェーンスパイク使用。

[編笠山〜ギボシ]
ノロシ場手前の急登でアイゼンに変更。ピッケルも出動。
ギボシのトラバースは鎖が凍結した雪に埋まっていて引っ張り出せない。

[源治新道]
青年小屋テン場の一番右から入る。途中に間違った踏み跡多く、道迷い多発。
乙女の水は凍結中。
実際の道は地形図にある標記よりも北側を大回りしているようだ。
http://www.yamareco.com/modules/diary/21844-detail-70433

[西岳〜富士見高原]
変化のない直線の下山道。標高1720m付近の林道を越えると急激に積雪が減るのでアイゼンをチェーンスパイクに変更。

その他周辺情報 [コンビニ]
小淵沢IC出てすぐ右にセブンイレブン。
その先約300m左にローソン。

[トイレ・入浴]
小淵沢ICから約1km先右側に「道の駅こぶちさわ」。
http://michinoeki.spatio.jp/
中に「延命の湯」。
http://www.spatio.jp/hotspring/index.html
また、富士見高原リゾート内に「鹿の湯」
http://happoen.jp/hotspa/higaeri.html

[おすすめ]
そばが好きな方なら富士見リゾートから約1kmのところの「おっこと亭」。
そばのうまさは絶品です。
http://www.okkototei.jp/

[写真]
下の写真のうち主なものは地図上に撮影ポイントが落としてあります。
なお、写真は巾1600pxあります。各写真クリック(巾800px)よりも「スライドショーで見る」か「元サイズ」をクリックして頂いた方が大画像になります。
富士見高原駐車場からは甲斐駒がきれいに見える。
10
富士見高原駐車場からは甲斐駒がきれいに見える。
少し歩くと、この分岐。
前方に編笠山が現れた。
3
少し歩くと、この分岐。
前方に編笠山が現れた。
後ろを振り返ると南アルプス。
甲斐駒と北岳が朝日を浴びている。
15
後ろを振り返ると南アルプス。
甲斐駒と北岳が朝日を浴びている。
森の樹林も上の方に日が当たり始めた。
8
森の樹林も上の方に日が当たり始めた。
標高2300m道標を通過。
前方に朝日がまぶしい。
2
標高2300m道標を通過。
前方に朝日がまぶしい。
ブリキ板で出来た道標があちこちに。
錆びていても、なかなかの味わい。
2
ブリキ板で出来た道標があちこちに。
錆びていても、なかなかの味わい。
標高2400mを越える頃、枝が低くて中腰で進む。
前方がなにやら明るい・・・
3
標高2400mを越える頃、枝が低くて中腰で進む。
前方がなにやら明るい・・・
おお、前方の樹林が終わって岩稜帯が。
いよいよ森林限界だ。
3
おお、前方の樹林が終わって岩稜帯が。
いよいよ森林限界だ。
御嶽山と乗鞍岳が大きい。
「四方にそびゆる山々は 御嶽 乗鞍・・・♪」
9
御嶽山と乗鞍岳が大きい。
「四方にそびゆる山々は 御嶽 乗鞍・・・♪」
富士見の山の向こうに広がるのは中央アルプス。
「御嶽 乗鞍 駒ヶ岳〜いずれも国の鎮めなり♪」
15
富士見の山の向こうに広がるのは中央アルプス。
「御嶽 乗鞍 駒ヶ岳〜いずれも国の鎮めなり♪」
南には甲府盆地を隔てて富士山がぽっかり。
14
南には甲府盆地を隔てて富士山がぽっかり。
甲斐駒の右には仙丈ヶ岳も現れて、豪華絢爛!
19
甲斐駒の右には仙丈ヶ岳も現れて、豪華絢爛!
いよいよ山頂に接近か?
しかし、ここからが長い。
2
いよいよ山頂に接近か?
しかし、ここからが長い。
「ダッシュだ!」の道標、なんだか上の方に動いたような。
山頂標も見えるここならダッシュ可能かも・・・
12
「ダッシュだ!」の道標、なんだか上の方に動いたような。
山頂標も見えるここならダッシュ可能かも・・・
山頂に着いた瞬間に絶景が広がるのがこの山の魅力。
18
山頂に着いた瞬間に絶景が広がるのがこの山の魅力。
山頂標の先にはギボシと赤岳。
12
山頂標の先にはギボシと赤岳。
左の方には蓼科山などの北八ヶ岳。
4
左の方には蓼科山などの北八ヶ岳。
西岳と、その向こうに北アルプス。
11
西岳と、その向こうに北アルプス。
青年小屋に向かって下りていく。
4
青年小屋に向かって下りていく。
青年小屋はまだ冬期閉鎖中。
右下のメニュー板を見ると雪の深さがわかる。
2
青年小屋はまだ冬期閉鎖中。
右下のメニュー板を見ると雪の深さがわかる。
ギボシに向けて登る途中で編笠を振り返って。
6
ギボシに向けて登る途中で編笠を振り返って。
ノロシ場から西ギボシを望む。
もう権現もすぐそばに見える。
4
ノロシ場から西ギボシを望む。
もう権現もすぐそばに見える。
青ナギと阿弥陀岳南稜。
厳しそうだね。
7
青ナギと阿弥陀岳南稜。
厳しそうだね。
西ギボシの登りを見上げる。
傾斜はさほどではない。
1
西ギボシの登りを見上げる。
傾斜はさほどではない。
ダケカンバの林がまだ霧氷状態。
遠くの方は三ツ頭だ。
9
ダケカンバの林がまだ霧氷状態。
遠くの方は三ツ頭だ。
西ギボシを登りながら振り返る。
けっこうな傾斜だった。
8
西ギボシを登りながら振り返る。
けっこうな傾斜だった。
西ギボシに着くと東ギボシが現れる。
あの頂上に登るんかい?
16
西ギボシに着くと東ギボシが現れる。
あの頂上に登るんかい?
前方に厳しそうなトラバース現る。
少し進んで見たが怖すぎ。
14
前方に厳しそうなトラバース現る。
少し進んで見たが怖すぎ。
で、こっちのナイフリッジを進むことに。
16
で、こっちのナイフリッジを進むことに。
さほどの距離じゃないが超緊張!
振り返ってみる。
26
さほどの距離じゃないが超緊張!
振り返ってみる。
いよいよギボシのトラバース。
ガチガチに凍り付いている。
10
いよいよギボシのトラバース。
ガチガチに凍り付いている。
どうしても鎖が引き出せなかった場所。
鎖なしでは決死の覚悟だ。
18
どうしても鎖が引き出せなかった場所。
鎖なしでは決死の覚悟だ。
トラバース過ぎてもまた一難。
急斜面を鎖頼りに登る。
8
トラバース過ぎてもまた一難。
急斜面を鎖頼りに登る。
この辺は鎖などなし!埋もれてるのか?
一面の白斜面が怖い。
8
この辺は鎖などなし!埋もれてるのか?
一面の白斜面が怖い。
権現方面に向かうトラバースか?
右下は絶壁谷底。
こりゃ見ただけで無理!
13
権現方面に向かうトラバースか?
右下は絶壁谷底。
こりゃ見ただけで無理!
で、ギボシ山頂に直登するかと、見上げてみるが、こちらもなかなか手強そう・・・
10
で、ギボシ山頂に直登するかと、見上げてみるが、こちらもなかなか手強そう・・・
結局、ここで撤退決定。
それにしても権現小屋よりもかなり高いぞ。
15
結局、ここで撤退決定。
それにしても権現小屋よりもかなり高いぞ。
下を見下ろすと怖い。滑ったら終わりか?
9
下を見下ろすと怖い。滑ったら終わりか?
トラバースまで戻って一息つく。
権現を眺めながらティーブレーク。
13
トラバースまで戻って一息つく。
権現を眺めながらティーブレーク。
来し方を望む。
あれこれの難所をよく来たもんだ・・・。
12
来し方を望む。
あれこれの難所をよく来たもんだ・・・。
最後にあらためて振り返る。
すばらしい景色だった。
7
最後にあらためて振り返る。
すばらしい景色だった。
阿弥陀岳の右奥に横岳、大同心や硫黄まで見えた。
8
阿弥陀岳の右奥に横岳、大同心や硫黄まで見えた。
青年小屋のテン場にて、この道標に従って源治新道に進む。
1
青年小屋のテン場にて、この道標に従って源治新道に進む。
途中の展望スポットでギボシを見上げる。
左には旭岳が見えた。
1
途中の展望スポットでギボシを見上げる。
左には旭岳が見えた。
西岳山頂に到着。
奥は赤岳だ。
11
西岳山頂に到着。
奥は赤岳だ。
西岳から望む編笠山は穏やかな山容。
山腹右のは有名な「下り鯉」の雪形。
7
西岳から望む編笠山は穏やかな山容。
山腹右のは有名な「下り鯉」の雪形。
西岳から一気に下山道に。
前方は霞み掛かる南アルプス。
1
西岳から一気に下山道に。
前方は霞み掛かる南アルプス。
下山後、富士見高原スキー場から編笠と西岳を見上げる。
西日を受けてきれいに見える時刻だ。
8
下山後、富士見高原スキー場から編笠と西岳を見上げる。
西日を受けてきれいに見える時刻だ。

感想

4月になったというのに、山梨県内はまだ多くの林道が通行止めで出かけることができない山が多い。
月曜日いっぱい吹き荒れた風が収まって、いい天気になりそうな火曜日なのに、なかなか行ける場所が見つかりません。
考えているうちにギボシはどうかな、と思いつきました。富士見高原起点で編笠山経由です。
ここなら道路は問題なし。問題はそう簡単にギボシまで行けるかどうかです。

富士見高原の駐車場からは西岳経由で行く手も考えましたが、源治新道の様子がイマイチわからず不安です。
ここは勝手知ったる編笠山経由とし、源治新道は帰路に偵察しようとプランを組み立てました。
駐車場に着いて見れば空は雲一つなく晴れわたっています。しかし、日が昇り暖かくなってくるとすぐになんだかぼや〜っとしてきます。やはり春の空のようでした。

編笠山までの道は雪がほどよく凍結してチェーンスパイクが食いつく音が小気味よいくらい。多くの方の踏み跡がまるで雪の階段のようになっていてとても楽に登っていけました。
青年小屋を過ぎ、ノロシ場の手前まで来たところで急登出現。ここでアイゼンに切り替え、ついでにピッケルも取り出します。
このあたりからは標高が高いので雪は溶けることなく再凍結しない。グズグズとした頼りない斜面です。
ノロシ場からは西ギボシが大きい。しかし、この先にさらに高い東ギボシが隠れていること、去年学びました(^^)
西ギボシの斜面さえ、大したことないと思いつつ登って見るとかなりの急斜面です。雪が無ければ何ほどもないでしょうが一面の雪斜面にちょっと恐怖感が起こります。
その先、東ギボシ手前では片斜面のトラバースがどうしても怖い。仕方ないので横にあったプチ・ナイフリッジの上を渡って進みました。
東ギボシの中腹を巻くトラバースは雪が少なく楽勝と思われましたが、さにあらず、鎖が雪に埋もれて引き出せない。鎖なしで凍結した急斜面を歩かなければなりませんでした。
そこを回り込めば前方に大きく権現が現れ、そのまま真っ直ぐ行けそうにも見える。しかし、その斜面もどう見ても私には無理!なのでした。
もともと権現に行く予定ではないので、ここはとにかくギボシに登ろうと、上を眺めます。トラバース路からせいぜい20-30m程度でしょうか。アイゼンをガシガシ打ち込んで登っていくと案外簡単に登れます。夢中で半分ほど登ったところでふと下を見返した。ありゃ!すごい所を登ってました。
考えのない猫のように、高い所に登って下りられなくなりそうです。
あと10mくらいだけどなあ・・・と見えつつも、これきっと下りられなくなるなあと、残念ですが撤退とします。山頂だけが目標じゃない、と。
斜面に座り込んで眺め渡すと権現小屋はすっかり屋根ばかり見えてずっと下のようでした。権現さえも眼下な気がする。まあ、絶景でした。

源治新道はそもそも青年小屋テン場からの入口が不明瞭。途中も怪しい踏み跡多く、辿っていくと突然道がなくなること数回。もう少し赤テープなどが欲しいところでした。
西岳では、また向きの変わった八ツの面々を眺め、南アルプスを真正面に見る下山道を一気に駆け下ります。
終始晴れていた一日でしたが、空の色はもう冬のように濃紺ではなく水色。遠くの景色もなんとなくもやが掛かって見えるいかにも春の空。
この時期のギボシは初体験でしたが、怖いという感覚も初めて。でもここまで登れたのも残雪期だからこそでしょう。厳冬期じゃとても無理。
そういう意味でグッドタイミングな選択の山行だったと思ったことでした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2995人

コメント

も〜う〜そこ〜
勇気ある撤退に拍手パチパチ
撤退地点でも他人事にようにまわりを冷静に分析してますね
ここからの景色は忘れられないですね
急斜面はアイゼンを真っ直ぐ真下に向けて降りてきたのですか
最近ソリばっかやっているので急斜面降り方????
ひょっつとして西岳から走ってます。?
でもここはソリが早いですよ

一度行きたいところです。
なだれの感じはありませんでした?
2014/4/2 2:52
RE:nori3さん/ また後追いさせていただきました。
さっそくのご訪問ありがとうございます。早起きですか?それともこれから寝る??
今回もまたnori3さんの後追いになってしまいました。

ギボシのナイフリッジというのは有名ながら、私はいったいどこがそうなるのか理解できておらず、今回行ってみて権現との間だとわかりました。してみるとみなさんトラバース路からあの急斜面を稜線に登っているんでしょうか。権現下のトラバースよりずっと怖く見えましたが・・。
下りる時は横歩き(カニ歩き?)です。もう一歩一歩踏みしめてピッケルを突き立てながらおりました。
積雪量はさほど深い感じではないので雪崩という怖さは感じなかったです。

西岳からの下山でも走ってはいないです。トレランじゃないので。ただ上半分くらいの急斜面では自然にずり落ちるようにザザッと下りてしまいますね。アイゼン着けっぱなしだったのでグリセードもなしでした。

金峰も鳳凰も全然アクセスできないですねえ。
低山もいいのですが、もう少し残雪期を楽しみたい気分がしています。
2014/4/2 4:53
再コメですが林道情報
>金峰も鳳凰も全然アクセスできないですねえ。
3月中は瑞牆山荘まで入れたようなのに、と思い県に電話しちゃいました。
さすがPさんどうり「積雪が多く雪崩の恐れがあるため、当分の間全面通行止め」
⇒この前小さな雪崩があったので通行止めに➡今日、確認に行っている。
➡確認次第HPに反映するそうで。。。すぐ、開くかもだそうです。
2014/4/2 10:19
RE:nori3さん/ 再コメですが林道情報
わざわざ調べて頂いて恐縮です。
3/29日にdevilmanさんの日記にコメントを入れました。
「私も金峰が気になり、調べて見たのですが、クリスタルラインは増富温泉の先で通行止めになっていますね。
で、昨日3/28(金)に「中北林務環境事務所治山林道課(施設管理担当) 電話番号:0551-23-3863」に電話して聞いたのですが、山小屋関係の方には特別な通行許可をしているが、一般人(登山者)は通行してはいけない。「通行止め」は車だけでなく徒歩でも通行してはいけない規制です。との答えでした。」
http://www.yamareco.com/modules/diary/21844-detail-69609

ヤマレコではすでに何人かの方が通行止めの林道を登ってみずがき山荘まで行っているレコを出しています。
「自己責任」という言葉が出ていましたが、「通行止め」を無視するのは違法行為でしかありません。
私も四角四面に言うつもりはなく、「こっそりとするならどうぞ」という気分ですが、それをネット上に発表するのは去年はやった「冷蔵庫入りツイッター」と同じですね。
違法行為を「できます」と公言するのは「幇助罪」とか「犯罪教唆」にもなりかねない。

ヤマレコに報告できるものとしては「まだ林道は閉鎖中」としか言えないということですね。
2014/4/2 10:52
ギボシいきましたか!!
pasocomさん、おはようございます。
このルートいきましたか! やっぱり東ギボシ付近は手ごわいですね。急坂だらけで、雪崩リスクまでありますので。西ギボシから東ギボシに向かうナイフリッジも健在ですね。去年歩きました。
残雪期間中に私も行きたいと思ってます。詳しい写真、参考になります。しかしなにより、このレコを見習って無理に突っ込まずに冷静にリスクを把握し、リスクを負わないよう撤退判断できる心がけで歩きたいと思います。
2014/4/2 6:02
RE:totoroさん/ ギボシいきました!!
おはようございます。
私は去年の秋に初めてギボシ経由で権現周回しただけ。ですからもちろん積雪期のギボシは初めてでした。
みなさんが言われている「ギボシのナイフリッジ」は当然東ギボシの方にあるんだろうと思っていましたので、西ギボシの先のは聞いたのも初めてです。
ここ、踏み跡は写真のようにやや右の斜面に付いていたのですが、そちらが怖くてリッジの方を歩いたのでした。リッジの方はまったく踏み跡なく新雪状態でしたね。だから「こんなとこ歩くやつはいないねえ。」と思いながらでしたが・・・(^^)
2014/4/2 6:15
パソコンさん、こんにちは!
なぜなぜなぜに〜火曜日は晴れて木曜日は天気悪いの〜〜?!
今週もやさぐれております私です

杯流し経由の編笠って、途中にいいかげんな看板ありませんでしたっけ
編笠まで何分とか書いてある・・平行四辺形のカタチした?
で、手書きで全然違う時間を書き直してあったり
下りで使った道ですが、登りだったら翻弄されただろうなぁと思った記憶が・・
まだあるのでしょうかね?

撤退だそうですけど、満足のいく山行きだったのではないでしょうか
いや、こんな展望 を眺められたら大成功 ですよね!
ギボシ登りの鎖が出ていないなんて、私には想像できません

途中で口ずさむ不思議な歌は・・校歌?ですか?

お疲れ様でした〜
2014/4/2 8:20
RE:nyagiさん/ 今週も木曜日は曇り・・・
本当に申し訳ないような。また火曜日がいい天気でした。
月曜日の夜のこと。
私;あした山に行ってくる。
妻;また火曜日?どうして?
私;だって天気良さそうだもの。
妻;なぜそう火曜日ばっかり天気いいの?
私;そりゃたまたまだよ!
しかしながら、こうなると「たまたま」じゃないような気がしてきますね。nyagiさん、勤め先に休みは火曜にシフト!って言ってみたらいかが・・(^^)

編笠の怪しい標識とはShot5のものですね。健在ですよ。あの所要時間ほんとに直してもらいたいですねえ。でも標高がこまめにわかるのは有り難いですが。
ギボシのトラバースの鎖が出せないのには参りました。道にはどっさりな雪が斜めに(^^)凍り付いて足の置き場がない。ゴツゴツの岩を掴みながらなんとか通り抜けました。あの辺ですでに緊張強すぎて参り始めていたのでしょう。
ギボシ登頂ならずとも、写真でおわかりになるとおり、権現と同等の高さまで登ったという満足感は負け惜しみでなくあります。

不思議な歌・・・。私の日記に書いたことがありますのでお聞きになってみて下さい。
http://www.yamareco.com/modules/diary/21844-detail-58929
2014/4/2 8:39
なるほど・・ナイスタイミングんんですね
pasocomさん、おはようございます

三寒四温は一週間!

晴天続くと・・やはり続くものなんですねぇ

にしても・・やばそうなトラバース・・

12日からの入山・・尻込みしてしまいそう(^^;

ちょっと・・検討の必要ありですな

ふふふ・・ほんとうにご苦労様でした。

八ヶ岳の主が撤退だもん・・わたし・・無理ですね

間ノ岳・・背伸びお祝い登山に切り替えようかしら(祝日本三位)

          でわでわ
2014/4/2 9:40
RE:uedaさん/ ナイスタイミングな先遣隊
uedaさんが立てたギボシ山行計画をなぜか見落としていました。
で、期せずして先遣隊のお役を果たしたようですね。

私ごときのレコで尻込みする必要はuedaさんならないんじゃありませんか?
私は冬山などは初心者も同然。ラッセルは大いにしましたが、滑落しそうな斜面に遭遇したのは初めてみたいなものです。
あと10日もすれば雪の状況もだいぶ変化するでしょう。少なくとも鎖トラバース路の凍結などは溶けるのでは?
むしろ雪が緩んで雪崩の怖れが出るかも知れませんね。

3/24日、わたしよりちょうど一週間前にギボシを通過したanbyさんのレコが参考になるでしょう。Shot16のギボシ、この斜面を登ったかと思うとあらためて怖いですが。。。。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-421872.html
2014/4/2 9:57
RE:uedaさん/ ナイスタイミングな先遣隊
君子危うきに近寄らず・・ですね(大笑

雪山経験などたかがしれたもの

誰が見ても怖いものは怖いです

へんに勇気出すよりは、ちょいと待機ですね。

pasocomさんが、計画書にコメントいれていただいたのを先ほど知りました

いつもありがとうございます。

しかし・・いい景色ですね・・ザラメ雪・・む〜〜・・やばそうですが・・

青年小屋付近で幕営して夜明けのチャレンジですか・・

ふふふ・・さてさて・・お尻がウズウズしてきました(大笑

やっぱ・・行くっきゃないよね・・

タイトル「やっぱ、撤退しちゃいました」でしょうけど(大笑

嫁と約束してます。

自分で危ないと思ったことは・・絶対にしない!ってね

今度は、モルゲンロートを見逃しません!!

       でわでわ

詳しい情報を提供していただいて、いつもありがとうございます。m(。。)m
2014/4/2 10:16
RE:uedaさん/ ナイスタイミングな先遣隊
酔いどれanbyさんのレコ・・めちゃ簡素(笑

きっと、アルコールで感覚が麻痺しているのかも

ふふふ・・やっぱ達人ですね・・

いずれにせよ・・こいつは慎重に・・ですね

風のないことを祈りたいですね

それにしても・・いい天候でしたねぇ〜

権現直下のトラバースにしても、出来る人には何が問題なのか、あんまりわからないのですねぇ〜

さてさて・・楽しみな山行になりそうです・・

祈る!!天候!!    ですね   でわでわ
2014/4/2 10:36
RE:uedaさん/ ナイスタイミングな先遣隊-2
「君子危うきに近寄らず」とは「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」に通じるものがありますね。
自分の限界を知って謙虚に振る舞う。「へんに勇気出すよりは、ちょいと待機。」ですね。

uedaさんの計画だと18時入山。夜間歩行して4時間強で青年小屋に着くでしょう。
テン場ですし、時間的にもテント張るにはもってこいの場所です。
夜半前に寝て5時頃起床。じつにいいタイミングです。
このレコの日、編笠までの時刻(AM9)だと雪は凍結していて歩きやすい。しかしお昼にかけて雪が緩むと始末に悪かったです。
朝早く行動開始すれば、権現までの往復もさほど難しくないかとも思います。いかがでしょう。
2014/4/2 10:41
ここを!おひとりで!!
あやや。すごいところを

里は春の気配ですが、八ツはまだこんななんですね。
八ツの雪解けが気になるのは今年が初めてなんですが、
nori3さんによると南八ツのほうが積雪が多い状態とか。

にしてもこれはたいへんな山です。すごい。
冷静な判断あってこそと思います。雪は制御できない
ですものね。
pasocomさんこそ気を付けて下さいよ〜 。

残雪と綺麗な空気とカメラの腕前でこんなにくっきり
の南稜の写真は見たことありません。P3P4もハッキリ!
最大サイズでマジマジ観察させていただきます。

昨秋を思い出しながら最後の方の編笠山を見てなんだか
ホッとしました。

ミレーの山専ボトルいいですね
2014/4/2 12:36
RE:mmgさん/ ここを!おひとりで!!
こんにちは。八ツはまだまだ雪山でした。
でも、写真でわかるように空はもう濃紺の「八ヶ岳ブルー」ではなく、なんともコントラストのない淡い水色です。
冬なら稜線は風が強くて寒いばかりですが、この日は無風で暖かい。やはり確実に春の山になって来ていますね。

山行のターゲットとして御小屋尾根で阿弥陀というのも考えたのですが、御小屋尾根も雪が多くて樹木の間を頭を下げ通しでないと歩けないくらいだとどなたかのレコで読みました。
杣添尾根なんかもどんな状況になっているのか興味津々です。

おそらく八ツの積雪は例年とさほどかわならい。多いのは鳳凰や奥秩父のほうじゃないかと。
まだ入ることさえできないですが、林道が開いたら偵察に行ってみたいと思っています。
2014/4/2 14:53
パソコンさん、再び失礼いたします
日記はあまり読まないので見落としてしてしまいましたが
なんと、良い歌ですね〜
涙が出てきました
郷土愛てんこ盛りですなぁ
でも、こんだけ誇れるものがあるということですよね
今日は朝から、一日中メロディが頭の中をグルグルしていました
30年前だったら振り付けを研究したかも知れません・・
閑話休題的な4番がたいへん気になりますが

あ、デジタル版・実写晩・正調合唱団風、すべて拝見いたしまたよ〜
いいですね〜 ナガノ
2014/4/2 19:51
RE:nyagiさん/ いいでしょ!信濃の国
「信濃の国」ご覧になりましたか。いやお聞きになりましたか。いいでしょう(^^)
>一日中メロディが頭の中をグルグル・・・。
私とまったく同じです。編笠山の山頂でも思わず出てきた。
突然メロディーが変わる4番が気になりますねえ。
いいでしょう・・・ ナガノ。
2014/4/2 20:07
ゲスト
36枚目トレース
pasocomさん、はじめまして。
3日前に登ってきました。
36枚目の写真で古いトレースのような凸凹が途中で左右に分かれているのが見えるかと思いますが、あそこでそれ以上直登できなくなり、左側に向かったのが自分のトレースです。左側の少し岩が出ている所まで辿り着くことで何とか上まで行くことができました。ギボシ頂上のナイフリッジは西〜東間のリッジよりもさらに鋭く高く、実に怖い所でした。
撤退は素晴らしい決断だと思います。一瞬のミスが最期になるような所までは行かないのが自分の登り方だったのですが、今回はちょっと無理してしまったかなと思っています。3日後にpasocomさんに発見される事態にならなくて良かったです。
2014/4/3 0:31
RE:maruiさん/ 印象的なギボシ山頂写真
はじめまして。ご訪問とコメントありがとうございます。
maruiさんのレコ、拝見させて頂きました。やはりギボシは相当な難所。私の山行前にmaruiさんのレコを読んでいれば、とてもギボシの山頂に向かって登ろうという気にはならなかったことでしょう。「立っていると怖いので、跨った。」などというナイフリッジは私にはとても歯が立たない場所です。
さすがに30年以上の登山経験者であられるmaruiさんですね。

ただ山頂の写真を見ると、いつか私もこのとんがりコーンの先っぽみたいな所に立ってみたい、という気持ちはふつふつと湧いてきます。
果たしてそれはいつになることやら、ですが(^^)

今後ともよろしくお願いいたします。
2014/4/3 5:18
ご無沙汰しています
滑落恐怖と登頂欲求のせめぎあい、素晴らしいレコですね。
私は今、雪山を家族から止められて来年3月の解禁までおあずけなので、かわりにタップリ疑似体験させてもらいました。

撤退ポイントは、東ギボシ直登〜権現が正解です。
権現の小屋番さんも、小屋開け時期でさえトラバースを回避しています。
しかし、あそこを降りて戻られたのにはびっくりです。
直登〜権現〜三ツ頭経由で降りるより数段難易度が高いのではないでしょうか?
お見事です。(風が強かったらあそこで固まってしまいそうです。)

PS:青年小屋・権現小屋は4月26日(土)からの営業予定だそうです。
2014/4/3 8:42
RE:ALFAROMEOさん/ お久しぶりです
お久しぶりです。コメントありがとうございました。
最近ALFAROMEOさんのレコが少ないと思っておりましたが、禁止令でしたか。

東ギボシの急斜面でたじろいでいた時にはあまり頭が働かず、とにかく同じところを下りることしか考えつきませんでした。
しかし一方、ギボシの崖トラバースから、ほぼそのままの高度で権現に向かう「トラバース路」は私には怖くて歩けなかったので、もしギボシ直登でき権現側に行けても帰り道には困ったでしょう。
また、編笠山に観音平から登っていたなら三ツ頭経由で下りることもできますが、富士見から登ったので、どうしても元の道に戻らざるを得なかったのです。
風がなく穏やかだったこと、おそらく2日前の日曜日に降ったのであろう雪が比較的に柔らかくてステップが刻みやすかったことが幸いでした。
権現の三ツ頭側トラバースよりもずっと怖かったです。八ヶ岳広しといえども、あのような難所は少ないでしょうね。いい経験だったと振り返っています。
春になると八ツのあちらこちらがお花畑状態になりますね。これもまた楽しみです。

ALFAROMEOさんの山行禁止令は、怪我でもされましたか。
しばらくALFAROMEOさんのレコを拝見できないとは残念ですが、どうぞ養生なさって来年春には無事に復帰されますよう、祈っております。
2014/4/3 9:36
禁止は雪山のみ
で、アイゼン&ピッケルは来年3月まで封印です。
無雪期は時々山登りできると思います。新人さんたちのガイド中心になるとは思いますが・・・
今年は是非山頂の一泊を味わってくださいませ。
2014/4/3 18:23
RE:ALFAROMEOさん/ 禁止は雪山のみ
再度のコメントありがとうございます。
そうでしたか。ではケガなどではないようですね。そりゃなによりでした。

「新人さんたちのガイド中心」。初心者の教育でしょうか。ご苦労様です。やはり丹沢周辺ですか。
私の方は、そうですね、今年は「山頂泊」を目標にしましょう。権現小屋のカレーを味わってみたい。その他、あれこれ望みは多いですが、ぼちぼちとやっていきたいと思います。
では今年も夏山、よろしくお願いいたします。
2014/4/3 18:54
正しい判断でした
こんばんは。

トラバースや急斜面の下降は雪質やステップの有無で
難しさが変わってきますよね。
危ないと感じたら引き返すのがいちばんです。
無理をしないことにつきますね。

この日は良いお天気でした。
私も同日、北アの爺ヶ岳を目指して爺ヶ岳東尾根を登っていました。
しかし、わけあって途中で撤退してしまいました。
あまりにも情けない山行でした。
レコは・・・???
2014/4/6 0:18
RE:siriusさん/ 正しい判断でしたでしょうか?
コメントありがとうございました。
ギボシは去年の秋に歩いていたので記憶としてははっきりしていて不安は少なかったのですが、いかんせん、無雪期とはまったく違う怖さがありました。
西ギボシを越えた先のトラバースあたりから、すでに「危ない」という感じがし始めました。
怖くて斜面を歩けないというのは初めて。なるほど皆さんナイフリッジをわざわざ歩くわけですね。
東ギボシの山頂を目指して登り始めた時はむしろなんとも感じなかったのですが、下を見たら急に怖くなった。
この日の雪質は暖かいお昼頃だったせいもあってグズグズしていてピッケルもところによっては完全にズボッとめり込んでしまう柔らかさでした。もっとグサッと刺さるならいいのですが、これじゃあもし滑った時にあまり頼りにならないですね。
そんな雪だから足元は落ち着けば確実に蹴り込んで降りていくことができたのが幸いでした。

siriusさんの「わけ」とは?まさかもう指じゃないですよね??
いずれにしてもsiriusさんが撤退するからにはそれなりの判断だったのでしょう。
「無理をしないことにつきる。」ですからね。
2014/4/6 1:30
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
編笠山〜ギボシ〜権現岳〜三ッ頭〜前三ツ頭〜天女山
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
西岳・編笠山周回/富士見高原起点
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら