猫又山 猫又谷 EL1920撤退

2022年05月03日(火) [日帰り]

• GPS: 09:02
• 距離: 14.3km
• 登り: 1,380m
• 下り: 1,366m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:37
• 休憩: 1:26
• 合計: 9:03

4:49 スタート地点
6:02 6:07 取水口分岐
7:27 釜谷出合
10:31 10:43 EL1920 撤退ポイント
10:56 12:04 釜谷出合
13:00 13:01 取水口分岐
13:52 ゴール地点

天候

くもり時々はれ・下界の魚津市・はれ・最高気温16℃/最低8℃・日の出4:55/日没18:41

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

標高1900mからは、発泡スチロールを崩した様な粒状雪。表面はパックされているが、中はサラサラ状態。雪玉を作ろうと握っても固まらないやつ。

表層のデブリが発生し始めているのと、この先は更に急登となり雪崩リスクが高まるうえに、下山時の滑走時間帯を考慮して撤退判断となった。

写真

5/3 4:56

南又発電所手前から出発した武装集団

5/3 6:26

作業道をつめる

5/3 6:47

おーっ！目的ルートでもある猫又谷を望む

5/3 6:51

核心部の最終堰堤が見えてきた

5/3 6:57

最終堰堤は高巻きにてクリア

5/3 7:00

薮と格闘のMさん

5/3 7:04

堰堤から大倉山方面

5/3 7:18

最終堰堤クリア後に休憩。
朝陽が登る
猫又谷に降り立った感じがしました。(r)

5/3 7:28

おっ！面白い自然の造形物発見

5/3 7:28

オジサンふたりラブリー記念撮影(笑)

5/3 7:45

猫又谷は、歩いても歩いても景色が変わらない

5/3 8:09

粉雪de下駄のシールトラブル…スクレーパーで削ってワックス生塗リスタート！

5/3 9:37

振り返ると大倉山
前を見るより振り返った風景で標高があがったことを確認できます。(r)

5/3 9:48

標高1900の滝
こんなところで滝があるとは

5/3 9:48

あともう少しで猫又谷源頭部だ。絶景が待ってるぞ！

5/3 10:07

源頭部直下EL1900mあたりで深くなる新雪…イヤな予感＆悪寒

5/3 10:14

ヤバイよヤバイよ！ビーズ状雪が約20センチも堆雪。極めて危険と全会一致で撤退判断。

5/3 10:26

タラレバ…タラレバ…悶々とモヤモヤしながらも、さっさと逃げよう。

5/3 10:28

下手に動かずトレースを後ずさりし撤退ポイント模索しシールオフ。

5/3 10:46

さぁ気持ち切り替えてドロップイン！Mさん

5/3 10:46

sinmyo氏

5/3 10:48

rasseru氏
この時期にしては雪質は最高でした。(r)

5/3 10:49

猫又谷を落ちていく

5/3 10:49

エモい景色だ😁

5/3 10:49

sinmyo氏

5/3 10:50

本日のベストショット⛷季刊誌�倏�又谷�瓩良住�rasseru氏
撮影のテクニックです。(r)

5/3 10:51

広大な猫又谷を堪能した

5/3 10:52

rasseru氏
昨日の新雪がまだ生きていてGoodな斜面でした。(r)

5/3 10:52

キレキレです

5/3 12:06

アノ雪が雪崩れて来ても大丈夫な処まで無事に降りてきた。時間を持て余してるし宴しようぜ！

5/3 12:08

お馬鹿なお話で休憩�〇�間費やしてしまった😅
リフレッシュタイムの必要ですよね。(r)

5/3 12:19

見納めです。
来年改めて来ます。
また来たいですね。(r)

5/3 12:23

あとは、作業道などを消化試合。脳内の山菜レーダーピンコ勃ち！フキノトウ　コゴミを獲得して無事下山(笑)
美味しく頂きました。(r)

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

rasseru

GW中の晴れ予報の日にsinmyoさんterachanさんとマッチさんの4名で猫又谷へバックカントリースキーへ。
ルートは南又分岐から入り猫又谷を詰めて猫又山へを予定。
前回(2019.5.3)は南又分岐から洞杉付近まで自転車を利用。その後林道をシートラだったが、今回は「魔女の宅急便」で南谷又発電所付近の工事現場まで移動❣助かりました。

しばらくシートラでの歩きだったが直ぐに雪が繋がりハイクアップへ。最終堰堤は右側からクリアして広々とした谷におり立った気分になる。
順調に進み標高が上がるがまだまだコルまでは遠い。しかし振り向くと大倉山や富山平野／富山湾が大きく見えだし進んでいると実感する。
しかし1900m付近で先頭でラッセルしていたsinmyoさんが異変に気付き声を出す。ビーズ状の弱層が現れてストックで少し触るだけでも崩れる危険地帯。皆で確認して撤退決定。
安全地帯まで後退しシールがはがして滑走タイムへ。皆で写真を取り合い猫又山右俣と左俣の分岐地点で楽しい会話でリフレッシュしながらランチタイム！

後は安全運転でゆっくり滑りおりる。最後のシートラ歩きはお決まりの最後部ランナーになる。途中ふきのとう／こごみを収穫して夕食の一品になり美味しく頂きました。

その2日後(2022.5.5)に大倉山の登り、猫又谷の全貌やデブリの状況をみて1900mで危険を感じて撤退したのは間違っていなかったと確信しました。
そして来年またチャレンジしたいと思わせる素晴らし谷だと再確認しました。

sinmyo

GW恒例の猫又谷BC。本日はTHE DAY！な予報。混雑してなく快適ザラメ雪滑走を存分に楽しめるエリアだ。いつもならチャリ漕ぎシートラでアクセスのところ地元の同行者の特権で南又谷発電所直下の工事現場までクルマ進入でき楽チンさせていただいた。

序盤のプロセスで体力温存できたおかげで疲労感は無く進めたが、広大な猫又谷は源頭部へ登り詰めるに連れて狭くなり急勾配に。とにかく先日の積雪が厄介だった。既存雪面上との接雪は良好なわけもなく、この時節の新雪は弱層で地形的にも雪崩リスクそのものだ。

EL1900m通過。雪は徐々に深くなりラッセル破断したところで雪層観察。ビーズ状のブツが20�儖幣紊眤論僂靴討い襪犬磴覆い�っ！教科書の危険実例どおり講習どおりの状況。ピットチェックするまでもなく、極めて危険と全会一致で撤退判断。「あともう少しだったのに…」と、タラレバ感とモヤモヤ感に囚われるも賢明な判断だったかと。

気持ち切り替えての滑走と山菜ハントで何気に楽しめた猫又谷。残されたBCシーズンあと僅か�犹海脇┐欧覆き瓩泙人莎┐い�ましょうよ！終わり良ければ総て良しだから('◇')ゞ

下記リンク 過去レコ〜当日はサイコーの絶景だった〜
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1440259.html