那須岳(茶臼岳、朝日岳、三本槍岳)
- GPS
- 06:53
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,049m
- 下り
- 1,031m
コースタイム
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 6:53
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・バス停〜峠の茶屋 石段。数か所雪がわずかにある。 ・峠の茶屋〜峰の茶屋 雪二ヶ所と峰の茶屋手前に雪渓トラバースありだが、 ステップが切ってあるので問題なく通れる。 下山は滑って転倒に注意。 樹林帯を抜けると朝日岳がよく見える。 ・峰の茶屋〜茶臼岳 岩や石がゴロゴロ。 アルプスのような絶景。小さめの火口のお鉢巡りもできる ・峰の茶屋〜朝日岳 序盤に2ヶ所雪渓をトラバース。 鎖の手すりがあり崖のような所を巻いたりする。 そこまで危険ではないが慎重に。 いかにも火山な赤土と岩。 ・朝日岳〜三本槍岳 小ピークをいくつか超えた後、1900m峰から清水平に100m程降る。 そこからはハイマツ、笹、シャクナゲなどの葉が覆い、山頂付近まで道が泥沼となっている。 三本槍という割に穏やかな山容。 |
その他周辺情報 | 那須温泉が途中にあった。(行ってないけど) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
携帯
時計
タオル
|
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共同装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
携帯
時計
タオル
|
感想
男体山の翌日に那須岳へ。
高度順応できたからなのか、
2000m以下だからなのか、
空気が美味しい。
よく晴れた天気も手伝って楽しくなりそうな予感です。
ロープウェーは8時半からで、着いたときにはまだ動いていなかったので峠の茶屋の方へ歩いて登山開始しました。
途中数ヶ所雪が残ってましたが、特にアイゼンなどは不要でした。
周りも軽アイゼンかノーアイゼンが多数のようでした。
ただ下山時は多少滑るので注意が必要でした。
歩き始めて数十分ですぐに樹林帯を抜け、火山らしい風景が広がりました。
これが北関東の火山だと言わんばかりの朝日岳の大岩壁を右手に、周りの子供から大人まで大はしゃぎ。
なんだか遠足でもしてるような気分です。
峰の茶屋に着くと今度は男鹿岳、荒海山の稜線や、大倉山、三倉山、流石山の山塊がゼブラ模様に残雪を残していて、
その奥には妙高や尾瀬の山々がまるでアルプスの稜線のように雪化粧して見えていました。
遠くまでは霞んでましたが、これだけ見えれば十分です。
風も穏やかだし意気揚々と茶臼岳へと登ります。
岩や砂利があってこれぞ火山といった感じ。
傾斜はそれほどきつくはなく楽しむ余裕はありました。
ロープウェーからの道と合流して少し登ると山頂の鳥居と賽銭箱と社。
大勢の人が写真を撮ったり岩によじ登ったり思い思いに過ごされていました。
お鉢をぐるっと回り峰の茶屋まで戻ると、今度は朝日岳の方へ。
こちらは岩が赤茶っぽくなっていてさらに火山の様相を呈していました。
朝日岳の肩から見ると南面は赤茶の岩で北面は草が生えていて対比が面白いです。
雪渓のトラバースや鎖場などは少しスリリングでした。
朝日岳からは茶臼岳のお鉢や全体像がとてもよく見えるので風さえ強くなければ絶対に寄るべきピークだと思います。
三本槍岳の方に向かうと最初に雪の斜面があり、
ここは傾斜があるので下り(下山時)が怖かったです。
後ろ向きでキックステップして降りました。
いくつかピークを超えて降ると清水平という湿地平原に出ます。
木道が整備されていて、雪山が顔を出す様は雲ノ平のようでした。
ここはハイマツや笹やシャクナゲなどの緑が多くて同じ山かと思うほど景色が異なりました。
この景色の移り変わりは八ヶ岳の赤岳から硫黄岳を周回するルートに少し似ているようにも感じました。
清水平から先は泥沼地獄でした。
歩ける範囲の端から端まで沼なので諦めて浸かるしかない場所もたくさんあり、後悔した頃には靴の中まで泥まみれで後戻り出来ず、
仕方なく山頂まで行く事にしました。
景色が360度見渡せて、前の二つの山より平らなので休憩するには良いスペースです。
ただ同じような景色なので、あの泥沼を越えてまで来るほどではないかも。
もっと季節が進めば乾いているのだろうか。
雪解け水っぽい感じもしますし。
そんな感じで大変な所もありましたが、良い天気の那須岳を堪能できたので満足です。
やっぱり火山は良いなあ。
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