誰一人いない春の孤独な石老山

2014年04月22日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.3km
• 登り: 551m
• 下り: 524m

コースタイム

石老山入口[7:10]−[7:20]相模湖病院[7:20]−[7:35]顕鏡寺[7:40]−[8:00]融合平[8:05]−[8:25]石老山山頂[8:40]−[9:15]太明神展望台[9:20]−[9:55]箕石橋[9:55]−[10:05]プレジャーフォレスト前

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：東京（多摩地区）−（中央線）−[6:51]相模湖駅[6:57]−（バス）−[7:06]石老山入口
復路：プレジャーフォレスト前[10:09]−（バス）−[10:23]相模湖駅[10：28]−（中央線）−東京（多摩地区）

コース状況／危険箇所等

　全般的には良く整備された登山道ですが、ところどころ段差が大きい所や、岩場もあります。危険な個所はありませんが、ところどころは注意して歩いた方が良い個所もあります。
　なお、昨日の雨のせいか、或いは湧水の影響か良く分かりませんが、相模湖病院から顕鏡寺までの登山道は水たまりがあったり、少々ぬかるんでいる個所が続いていました。（顕鏡寺から先、石老山山頂、太明神展望台経由箕石橋までは、若干湿っているものの、そのような場所はありませんでした。）もし今後同じような状況があった場合は、少々遠回りになりますが、相模湖病院から顕鏡寺までは舗装された林道経由で登られることをお勧めします。
　登山ポストは見かけませんでした。

写真

4/22 10:25

相模湖駅の跨線橋から石老山を望みます

4/22 7:06

石老山入口のバス停です。（標高約200m）

4/22 7:07

バス停のすぐそばの石老山登山の案内板

4/22 7:08

先ほどの案内板のすぐそばにある公衆トイレ（トイレはこの先、顕鏡寺にもあります。）

4/22 7:14

石老山登山の案内標識は充実していますので、迷うことはまずありません。

4/22 7:19

バス停留所から約10分、一般道路からいよいよ登山道に入ります。（ちなみにここは相模湖病院前です。）

4/22 7:21

ここは原則、相模湖病院の駐車場ですが、一部登山客に開放されているみたいです。

4/22 7:23

いよいよ登山道開始（このあと、登山道が水たまりやぬかるみが多かったため、写真を撮り忘れてしまいました。）

4/22 7:32

顕鏡寺に到着です。

4/22 7:33

顕鏡寺から南方向の橋本市街方面を見渡すことができます。

4/22 7:34

顕鏡寺内にある大きな岩をくりぬいた場所（何のための場所なのかはわかりませんでした。）

4/22 7:35

顕鏡寺内にある公衆トイレ（この先、石老山山頂を含めて、箕石橋までトイレはありません。）

4/22 7:36

顕鏡寺を出て、再び登山道を進みます。（ここから暫くの間、急な登りが続きます。）

4/22 7:40

途中、登山道が二つに分かれます。（右に進めば桜道展望台経由、左に進めば八方岩経由）どちらも後で再び合流します。

4/22 7:44

途中の登山道の様子です。

4/22 7:49

八方岩（展望所）から再び橋本方面を見渡すことができます。

4/22 7:51

先ほどの二つに分岐した登山道の合流個所です。左に登れば石老山山頂方向です。

4/22 7:52

ここあたりからは急な上り坂は少なくなります。

4/22 7:57

融合平展望台です。（※標高570mと標識に書いてありますが、持参したGPSでは525mでした。山頂での私のGPSの誤差は4m程度でしたので、何かどこかおかしいのかもしれません。）

4/22 7:58

融合平展望台からは北方向、相模湖、奥高尾の山並みを望むことができます。

4/22 8:12

気持ち良い尾根伝いの登山道を進みます。

4/22 8:18

いよいよ山頂直下の最後の登り！？

4/22 8:19

と、思いきや標識も何も無い謎の頂上部（中央の標識っも一体何なのかわかりません・・・）

4/22 8:20

さきほどの頂上部を過ぎると、一旦急降下した後、再び登りに！いよいよ頂上間近か！？

4/22 8:23

その通り、頂上に到着です。誰一人いません・・・。寂しい、寂しい頂上です。

4/22 8:24

頂上からは西側のみ展望が開けます。丹沢連峰の北部（写真は大室山でしょうか？）

4/22 8:24

頂上付近の三角点です。

4/22 8:27

結構広々とした山頂部です。

4/22 8:30

石老山山頂の標識ですが、標高が702.8mと書かれています。（観光マップや地図でも、石老山の標高が694mと書かれているものが多いのですが、一体どちらが正しいのでしょう？？？）

4/22 8:47

山頂を後にし、（私には珍しくピストンではなく）太明神展望台方向に進みます。最初は写真のような階段が続きます。

4/22 9:00

今回の行程の最大の難所の岩場です。

4/22 9:18

up、downを何回か繰り返しながら、また小さな頂上部を何回か通り過ぎ、太明神展望台に到着です。ここからの展望は、ほぼ360度全周見渡せる素晴らしい場所です。

4/22 9:16

太明神展望台より�　碧姪貶�向）：写真右側が小仏城山、左が影信山だと思います。

4/22 9:16

太明神展望台より�◆米酳�向）：丹沢山塊方面

4/22 9:17

太明神展望台より��（北西方向）：中央付近の山は何山でしょう？（扇山？）

4/22 9:17

太明神展望台より�ぁ弊省�向）：天気が良ければ小金沢連峰が見渡すことができるのではないでしょうか。

4/22 9:18

太明神展望台より�ァ米酖貶�向）：石老山山頂方向です。

4/22 9:19

太明神展望台より�Α弊省�向）：写真ではほとんど判別できませんが、中央奥に白く輝いた南アルプスが少しだけ見ることができます

4/22 9:20

太明神展望台より�А碧綿�向）：眼下に相模湖と相模湖市街です。

4/22 9:18

左方向（ねん坂）に進みます。

4/22 9:48

登山道と林道（一般車両は通行禁止区間）との合流地点です。（登山道はここでおしまいです。）

4/22 9:50

登山道と林道との合流地点付近にある公衆トイレです。

4/22 9:52

通行禁止のゲート��

4/22 9:53

途中、キャンプ場があります。

4/22 9:54

箕石橋に到着です。通行禁止のゲート�◆△海寮茲楼貳牝擦塙舂�します。

4/22 10:00

プレジャーフォレスト（バス停）手前の民家に見事な桜（八重桜？）が咲いていました。

撮影機器：

X350,D575Z,C360Z OLYMPUS CORPORATION

感想

aochanman777

　天気予報では「曇りのち一時雨」と、登山にはあまり不向きな予報でしたが、「午前中は晴れ間も」ということで、自宅から比較的近場の石老山に初めて登ってきました。
　家を出発する頃は昨日の雨による霧と春霞で視界が良くありませんでしたが、時間と共に日差しも出てきて、中央線に乗車中、八王子駅付近からは丹沢方面の山々もかなりはっきり見えて、しかも空には雲がほとんどなく、月も輝いて見えていたので”こりゃ、登山日和！”と期待しながらの往路でした。
　平日とあって”登山客も少ないだろう”と思いきや、「石老山入口」バス停で下車したのは私一人だけ。”まぁ、まだ時間も早いから、途中で結構登山者とすれ違うだろう”と思いきや、本当に最後の最後、おおよそ3時間後にプレジャーフォレスト前のバス停にたどり着くまで、誰一人として人とすれ違うことも、また見かけることも無い終始一人孤独な登山行となりました。
　一方、期待していた天気の方も、頂上に到着すると、春霞はなく、視界はかなり良かったものの、いつのまにかに空全体に低い雲がかかり、標高約1500m以上はほぼ雲の中に隠れてしまい、期待していた程の眺望は拝むことはできませんでした。
　眺望のみ目的の登山でしたら、石老山山頂には行かず、「太明神展望台」へ直行されるのが良いと思います。標高約550m程度ですが、ほぼ全周の眺望は抜群だと思います。
　都心からも近い山ですので、「高尾山」に少々飽きた方には是非お勧めの山です。（但し、山頂には売店もトイレもありませんので・・・、またケーブルカーやリフトもありませんよ！）