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記録ID: 424582
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ハイキング
近畿

音羽三山、実は五山?

2014年04月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:42
距離
8.6km
登り
821m
下り
822m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:55音羽観音寺駐車場−9:30音羽観音寺−10:25音羽山展望台−10:55音羽山頂−11:15経ヶ塚山−12:15熊ヶ岳12:35−12:55近鉄無線施設頂上−13:15大峠−13:35針道−14:05不動の滝−14:35音羽観音寺駐車場
天候 曇り時々雪、時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
音羽観音寺駐車場(8台駐車可)、大峠トンネル付近の旧道に2,3台の駐車スペースあり。不動の滝脇の駐車スペースは閉鎖中。
コース状況/
危険箇所等
音羽山展望台は整備中で丸太の階段未設置の箇所では滑落の危険があります。経ヶ塚山の南北稜線は急斜面で岩場もあり、滑落の危険があります。近鉄無線施設から大峠までも急斜面。全般に熊笹が顔の高さまで生い茂って地面が見えないため足元に細心の注意が必要です。
県道37号線から音羽観音寺に入る道に出ている看板。この道は乗用車が1台通るのがやっとというぐらいせまい。県道をもう少し先まで行った百市から入ったほうが道幅が広い。
2014年04月05日 14:42撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
4/5 14:42
県道37号線から音羽観音寺に入る道に出ている看板。この道は乗用車が1台通るのがやっとというぐらいせまい。県道をもう少し先まで行った百市から入ったほうが道幅が広い。
音羽観音寺駐車場。8台分の駐車スペースがある。この日は檀家の方々が作業に来ていて僕が停めて満車になった。
2014年04月05日 08:52撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
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4/5 8:52
音羽観音寺駐車場。8台分の駐車スペースがある。この日は檀家の方々が作業に来ていて僕が停めて満車になった。
右の舗装道路が百市を経由して県道に出る道。左が観音寺参道。Welcomeの看板も。観音寺までずっとコンクリート舗装されているが、写真で見るよりずっと急勾配の登坂。
2014年04月05日 21:16撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
4/5 21:16
右の舗装道路が百市を経由して県道に出る道。左が観音寺参道。Welcomeの看板も。観音寺までずっとコンクリート舗装されているが、写真で見るよりずっと急勾配の登坂。
40分かかって音羽山観音寺に到着。小さな尼寺だ。
2014年04月05日 09:33撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
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4/5 9:33
40分かかって音羽山観音寺に到着。小さな尼寺だ。
お寺の右手斜面に音羽山展望台を整備している最中。ちょうどこの日は檀家の方々が桜の苗木を植えている作業中だった。
2014年04月05日 21:12撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
4/5 21:12
お寺の右手斜面に音羽山展望台を整備している最中。ちょうどこの日は檀家の方々が桜の苗木を植えている作業中だった。
展望台途中から振り返って手前が御破裂山、後方に金剛山が見えている。動画はこちら。
http://youtu.be/ju6iknHubpM
2014年04月05日 09:54撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
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4/5 9:54
展望台途中から振り返って手前が御破裂山、後方に金剛山が見えている。動画はこちら。
http://youtu.be/ju6iknHubpM
急峻な斜面に無理やり遊歩道をつけているので丸太の階段がまだ設けられていない箇所では滑落の危険がある。転べば7〜80m一気に転げ落ちるかも。
2014年04月05日 21:12撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
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4/5 21:12
急峻な斜面に無理やり遊歩道をつけているので丸太の階段がまだ設けられていない箇所では滑落の危険がある。転べば7〜80m一気に転げ落ちるかも。
展望台に到着。展望台からすぐ下に登山道があるが、状態が悪いようだったのでそのまま尾根を上がって行った。
2014年04月05日 10:09撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
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4/5 10:09
展望台に到着。展望台からすぐ下に登山道があるが、状態が悪いようだったのでそのまま尾根を上がって行った。
展望台からの景色は素晴らしく、奈良盆地南半分が広く見える。あいにくこの日は信貴生駒葛城山系辺りが粉雪で白くかすんでいたため、見えているはずの大阪平野が見えなかった。
2014年04月05日 10:16撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
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4/5 10:16
展望台からの景色は素晴らしく、奈良盆地南半分が広く見える。あいにくこの日は信貴生駒葛城山系辺りが粉雪で白くかすんでいたため、見えているはずの大阪平野が見えなかった。
尾根には林業の作業用道がついているが、所々見失ってしまった。見失っても地形からそのまま尾根を上がることができ、ほどなく登山道に合流。伊那佐山で見た登山愛好会のピンクのリボンがここにもあった。
2014年04月05日 21:15撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
4/5 21:15
尾根には林業の作業用道がついているが、所々見失ってしまった。見失っても地形からそのまま尾根を上がることができ、ほどなく登山道に合流。伊那佐山で見た登山愛好会のピンクのリボンがここにもあった。
音羽山山頂。展望はない。山肌は一面熊笹に覆われていて、頂上付近に特に見るものはない。
2014年04月05日 10:49撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
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4/5 10:49
音羽山山頂。展望はない。山肌は一面熊笹に覆われていて、頂上付近に特に見るものはない。
一旦、稜線を下り鞍部から再び経ヶ塚山に登る。斜面は急峻でよじ登るような感じの区間もある。
2014年04月05日 21:17撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
4/5 21:17
一旦、稜線を下り鞍部から再び経ヶ塚山に登る。斜面は急峻でよじ登るような感じの区間もある。
山頂は陵墓のような形になっている。なるほど塚か。
2014年04月05日 11:13撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
4/5 11:13
山頂は陵墓のような形になっている。なるほど塚か。
経ヶ塚山頂。お経が納めてあるという。この頃から粉雪が激しくなってきた。時折見える平地には陽光がさして明るく見えるのに山の上は曇って粉雪。
2014年04月05日 11:15撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
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4/5 11:15
経ヶ塚山頂。お経が納めてあるという。この頃から粉雪が激しくなってきた。時折見える平地には陽光がさして明るく見えるのに山の上は曇って粉雪。
経ヶ塚山頂を越えると稜線は岩がちの急峻な下り坂になり、容易に下ることができない。途中正面に三角山の熊ヶ岳が見える。
2014年04月05日 11:45撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
4/5 11:45
経ヶ塚山頂を越えると稜線は岩がちの急峻な下り坂になり、容易に下ることができない。途中正面に三角山の熊ヶ岳が見える。
鞍部を越えて熊ヶ谷取り付き。この辺り最大の岩場を越える。
2014年04月05日 21:18撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
4/5 21:18
鞍部を越えて熊ヶ谷取り付き。この辺り最大の岩場を越える。
地理院地形図の904mの表示ポイントのピーク。しかし熊笹だらけで他には何もない。手持ちの山旅ロガー(GPS)では915mを記録した。
2014年04月05日 12:14撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
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4/5 12:14
地理院地形図の904mの表示ポイントのピーク。しかし熊笹だらけで他には何もない。手持ちの山旅ロガー(GPS)では915mを記録した。
もう一つのピークに熊が岳904mの看板が。山旅ロガーでは934mを記録した。
2014年04月05日 12:19撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
4/5 12:19
もう一つのピークに熊が岳904mの看板が。山旅ロガーでは934mを記録した。
一旦山を下り再び上がったところのピーク。特に標識もない無名の山だが、別の山と言ってもいいのではないか?山旅ロガーでは873m。
2014年04月05日 12:44撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
4/5 12:44
一旦山を下り再び上がったところのピーク。特に標識もない無名の山だが、別の山と言ってもいいのではないか?山旅ロガーでは873m。
さらに尾根を下り始めると次の山頂(手前)が見ええていた。奥は竜門岳。
2014年04月05日 12:46撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
4/5 12:46
さらに尾根を下り始めると次の山頂(手前)が見ええていた。奥は竜門岳。
5座めの頂上には大きな金属板が建っていた。近鉄の無線設備らしい。
2014年04月05日 12:55撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
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4/5 12:55
5座めの頂上には大きな金属板が建っていた。近鉄の無線設備らしい。
設備の脇に858mの三角点があった。地形上は近鉄の無線設備のある場所が三角点よりも高い位置にあり、山旅ロガーでは871mを記録。
2014年04月05日 12:56撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
4/5 12:56
設備の脇に858mの三角点があった。地形上は近鉄の無線設備のある場所が三角点よりも高い位置にあり、山旅ロガーでは871mを記録。
この近鉄無線設備山頂からは奈良盆地、宇陀盆地の展望が開けている。写真は天香久山と奈良盆地、後方は二上山方面。
2014年04月05日 13:02撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
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4/5 13:02
この近鉄無線設備山頂からは奈良盆地、宇陀盆地の展望が開けている。写真は天香久山と奈良盆地、後方は二上山方面。
こちらは大宇陀方向。手前は西山岳。この写真ではないが、榛原方面も見えていた。動画はこちら。
http://youtu.be/iWJISXx0mms
2014年04月05日 13:03撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
4/5 13:03
こちらは大宇陀方向。手前は西山岳。この写真ではないが、榛原方面も見えていた。動画はこちら。
http://youtu.be/iWJISXx0mms
熊ヶ岳からの下りも急斜面で段差が大きく後ろ向きで降りなければならない箇所もある。
2014年04月05日 21:21撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
4/5 21:21
熊ヶ岳からの下りも急斜面で段差が大きく後ろ向きで降りなければならない箇所もある。
大峠に到着。ここから音羽方面に戻るには右へ。
2014年04月05日 13:15撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
4/5 13:15
大峠に到着。ここから音羽方面に戻るには右へ。
コンクリート舗装の林道への合流点。
2014年04月05日 13:22撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
4/5 13:22
コンクリート舗装の林道への合流点。
県道あ37号線から宮奥ダムに抜ける車道の脇に出る。この右手が大峠トンネル入り口。左の細い道を行くと針道集落内を経て不動の滝までアスファルト舗装の下り道を行く。この旧道(?)沿いに駐車スペースが何か所かある。
2014年04月05日 13:43撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
4/5 13:43
県道あ37号線から宮奥ダムに抜ける車道の脇に出る。この右手が大峠トンネル入り口。左の細い道を行くと針道集落内を経て不動の滝までアスファルト舗装の下り道を行く。この旧道(?)沿いに駐車スペースが何か所かある。
信貴山で見たような注連縄(?)。道沿いに川が流れている。前方の橋上は宮奥ダムに続く車道、左に八井内トンネルの入口が見えている。
2014年04月05日 13:59撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
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4/5 13:59
信貴山で見たような注連縄(?)。道沿いに川が流れている。前方の橋上は宮奥ダムに続く車道、左に八井内トンネルの入口が見えている。
不動の滝。滝の上流には川がないので地下水がここに流れ落ちているのではないかと推察する。写真では分かりにくいが結構な高低差のある滝だ。
2014年04月05日 21:22撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
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4/5 21:22
不動の滝。滝の上流には川がないので地下水がここに流れ落ちているのではないかと推察する。写真では分かりにくいが結構な高低差のある滝だ。
滝の正面にある不動さん。この脇に駐車スペースがあると報告されているブログもあるが、この日は鎖が張られていて駐車させないようになっていた。
2014年04月05日 14:08撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
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4/5 14:08
滝の正面にある不動さん。この脇に駐車スペースがあると報告されているブログもあるが、この日は鎖が張られていて駐車させないようになっていた。
展望台の上りと各山の斜面を下りるのに手間取り、わずか8kmの行程に5時間かけるトレイルとなった。再び駐車場に戻ると見事な桜の木。
2014年04月05日 14:35撮影 by  HX-DC15 , Panasonic
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4/5 14:35
展望台の上りと各山の斜面を下りるのに手間取り、わずか8kmの行程に5時間かけるトレイルとなった。再び駐車場に戻ると見事な桜の木。
撮影機器:

感想

榛原から近鉄電車に乗って間もなく桜井に着くという頃に左車窓に雄大な山並が見える。それが音羽三山と呼ばれる山陵。この日の天気予報では夕方から雨ながら日中は晴れとのこと。実際桜井市付近までは晴天だったのだが、多武峰への街道に入った頃から雪が降りそうな曇り空となり、音羽山観音寺に着くころには粉雪が舞い始めたあいにくの天候。また4月ながら気温は3度という寒さとなった。3つの山とはいえ稜線を渡っていくので音羽山頂に上がってしまえばそれほどの高低差ではない。しかし各頂上は急斜面を上がり下りする形状。同様の形状から言えば熊ヶ岳から南の稜線上にさらに2つの山があると言ってもいい気がした。とにかく稜線上は全体に熊笹が顔の高さまで生い茂っており、地面が見えない状態で歩くのは大変危険で時間を要する一因となった。

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