聖岳東尾根 (過去の記録)
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 37.4km
- 登り
- 2,953m
- 下り
- 2,949m
コースタイム
ジャンクションピーク-白蓬の頭
4/21 白蓬の頭-奥聖岳-前聖岳-小聖岳-聖平小屋-2303
4/22 2303-2486-2014(夏道)-聖沢登山口-畑薙大吊橋-(自転車)-畑薙ダム手前駐車場
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ジャンクションピーク手前2100mぐらいから雪があった 樹林帯:ワカンで歩く。あまり沈まない 森林限界〜聖岳:アイゼンとピッケル。朝通過したので締まっていた。 |
写真
感想
先日笊ヶ岳に行ったのだが、その時真っ白な聖岳東尾根が見えた。
確か2年前に歩いていていろいろ思い出があった。
せっかくなので、この時の写真を整理しようと思った。
実は聖岳東尾根を目指したのは2回目だ。
初めて挑戦したのは2012/2/17-2-19
この年、畑薙ダム手前で道路の路盤が流失して通行止。
夏期駐車場に車を留めて自転車で明石ダム先まで上がった。
28番巡視路から取り付く。
雪が深くてなかなか進まず、2100辺りで幕営した。
この時点で聖岳は無くなったが行ける所まで行ってみようと思い、翌日空身で白蓬の頭まで行ってみた。
視界が悪かったが一瞬、東尾根や赤石岳が見えた。
2回目の挑戦は、4月に3日間。
好天が続けば聖から茶臼まで歩けるかも、と思い、自転車は畑薙大橋でデポする。
今度は会所小屋跡から取り付いてみる。
雪が出てきたのはジャンクションピーク手前から。
2月と違って締まっていて歩きやすい。
快調に進んで、白蓬の頭まで到達する。
テントに寝転んで目の前の赤石岳を眺る。
2日めは朝から快晴だった。
朝日が赤石岳を照らしていた。
ワカンでスタート
締まっていて歩きやすい。
樹林帯を過ぎて痩せた尾根に掛かる前に、アイゼンピッケルにチェンジする。
雪の状態は良い。
尾根は痩せているが、北側か南側のどちらかが傾斜が緩くなっている。
合計すると丁度90度ぐらいだ。
緩い方を選んで1歩1歩辿る。
振り返ると辿った足跡が。
目の前に奥聖、右に赤石岳、本当に来て良かった。
ピークが近い頃、小さなトレースが。
雷鳥だろうか。
最後の詰めが心配だったが、特に危険も無く奥聖に到達できた。
誰も居ない稜線を進む。
前聖に来るとガスが掛かってきた。
暫く待っているが晴れないので下る事に。
小聖までは夏道を辿る。
そこからワカンで南の樹林帯を一揆に駆け下りる。
すると聖平小屋の北側に出た。
上河内岳への分岐まで出る。
時刻は昼ぐらいで、気温も上がり、雪が腐ってきた。
上河内岳方面はガスで見えず、疲れも出てきて今日越える自身が無い。
急に気が弱くなって、聖沢沿いに下山する事にした。(これが間違いだった)
途中、ガレ場のトラバースルートがあるので、そこは尾根を辿って回避する予定だった。
沢沿いの夏道らしき所を歩く。
しかし、暫くして全く解らなくなった。
仕方が無いので、地形図見ながら左岸を適当に進む。
素直に進みたいのだが樹林が若くて枝が細かく、思う方向に全く進めない。
結局樹林帯を彷徨うようになってしまって時間だけが過ぎてゆく。
渡渉してからようやく夏道らしきところを辿り、2303に着いた時には既に15時過ぎ。
かつてケーブルの基地だったらしく、テントを張るスペースが確保できる。
2日目はここまでとする。
3日目はトラバースコースを迂回して2486を目指す。
やはり枝がうるさいが、前日の河原よりは全然マシである。
2486に立つと、南に上河内が目の前だ。
こんな事なら、昨日素直に歩いておくべきだった、と後悔。
方角を北北東に変えて尾根を下りる。
途中、東北東、また北北東に変えて2011に下りる。
予定通り夏道が出て来て、テクテク下りる。
吊橋を渡って、会所小屋跡を通って聖沢登山口に出た。
雨が降ってきた長い林道をひたすら歩いて、畑薙大橋で自転車に乗り換えて下山した。
(記録2014/4/6)
コメント
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以前にも何度も雪山へ出かけているのですね
この時は、再チャレンジでしたか、
二日目 快晴の下、赤石、奥聖の眺め、
最高だったことでしょう
雪景色、美しすぎます〜
全くの別世界ですね。写真に引き込まれてしまいます。
一年で一番好きな季節は、春の残雪期かもしれません。
青空の下で真っ白な稜線を辿る時、本当に幸せだなぁ、と思いました。
目の前の赤石岳はとても大きかったです。
slowlifeさんは美しい冬山たくさん歩いてますよネ。
たまには#0担いで、今度は栂海新道南下なんでどうですか
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