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Yamareco

記録ID: 4247649
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
四国

(愛媛)春の草花を満喫 皿ヶ嶺(2022)

2022年05月04日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:13
距離
8.7km
登り
713m
下り
694m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:18
休憩
0:43
合計
5:01
距離 8.7km 登り 713m 下り 711m
12:36
13:17
25
13:42
13:43
22
14:05
14:06
77
15:28
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東温市の「風穴」登山口まで、道はやや狭いが特に問題なし。
登山口の駐車場はかなり広い。WCあり。
コース状況/
危険箇所等
ルートは良好
麓から望む皿ヶ峰、今日も五月晴れで登山日和
2022年05月04日 09:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 9:37
麓から望む皿ヶ峰、今日も五月晴れで登山日和
風穴登山口。今日はGW中なので車も登山者も多い
2022年05月04日 10:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 10:14
風穴登山口。今日はGW中なので車も登山者も多い
登山口付近は新緑のプロムナード
2022年05月04日 10:20撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
5/4 10:20
登山口付近は新緑のプロムナード
手前の方が、今回、花の名前など教えてもらった人でかってに「師匠」と呼ばせてもらった。むっちゃ花に詳しい人だった。

(以下、観察した花の写真が続きます)
2022年05月04日 12:30撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
5/4 12:30
手前の方が、今回、花の名前など教えてもらった人でかってに「師匠」と呼ばせてもらった。むっちゃ花に詳しい人だった。

(以下、観察した花の写真が続きます)
シャクナゲ;登山口(風穴)付近にこの株だけ咲いていた
2022年05月04日 10:23撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 10:23
シャクナゲ;登山口(風穴)付近にこの株だけ咲いていた
イチリンソウ;白くて大きい花、皿が峰ではヤマブキソウとならんで数が多い花。この日はまずまず花盛り
2022年05月04日 10:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 10:28
イチリンソウ;白くて大きい花、皿が峰ではヤマブキソウとならんで数が多い花。この日はまずまず花盛り
ヤマブキソウ;高山植物のシナノキンバイなんかに似ている大きな花、この山には多い花だけどこの日は全体でまだ3分咲き
2022年05月04日 10:38撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 10:38
ヤマブキソウ;高山植物のシナノキンバイなんかに似ている大きな花、この山には多い花だけどこの日は全体でまだ3分咲き
ヤマブキソウ(黄色)と、イチリンソウ(白)
2022年05月04日 10:44撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
5/4 10:44
ヤマブキソウ(黄色)と、イチリンソウ(白)
シコクカッコウソウ;濃いピンク色で識別容易。全体に5分咲きくらいだった
2022年05月04日 11:45撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
5/4 11:45
シコクカッコウソウ;濃いピンク色で識別容易。全体に5分咲きくらいだった
シコクカッコウソウ(ズームアップ);よくよく見ると高山植物の「ハクサンコザクラ」に似てる
2022年05月04日 11:46撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
5/4 11:46
シコクカッコウソウ(ズームアップ);よくよく見ると高山植物の「ハクサンコザクラ」に似てる
ヤマシャクヤク;これは自分も知っていた花。ポツポツと先始め
2022年05月04日 11:02撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 11:02
ヤマシャクヤク;これは自分も知っていた花。ポツポツと先始め
まだ開く前、ひっそりと佇むヤマシャクヤク
2022年05月04日 10:51撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 10:51
まだ開く前、ひっそりと佇むヤマシャクヤク
コンロンソウ;花はちっちゃいけど、集合花だし、群落だと見栄えする。数は多い
2022年05月04日 15:09撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 15:09
コンロンソウ;花はちっちゃいけど、集合花だし、群落だと見栄えする。数は多い
ヤマルリソウ;小さい花ながら群生していて感じの良い花、あちらこちらに沢山咲いていた
2022年05月04日 11:20撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
5/4 11:20
ヤマルリソウ;小さい花ながら群生していて感じの良い花、あちらこちらに沢山咲いていた
ミヤマエンゴサク;形に特徴あり、何となく知っていた花、割とあちこちに咲いていた
2022年05月04日 10:31撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 10:31
ミヤマエンゴサク;形に特徴あり、何となく知っていた花、割とあちこちに咲いていた
ラショウモンカズラ;これは特徴ある形なので解りやすい。まあまあ咲いていた
2022年05月04日 15:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 15:14
ラショウモンカズラ;これは特徴ある形なので解りやすい。まあまあ咲いていた
ハシリドコロ;葉っぱが大きい。猛毒で知られ、名前は知っていたが、、
2022年05月04日 10:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 10:54
ハシリドコロ;葉っぱが大きい。猛毒で知られ、名前は知っていたが、、
ハシリドコロの花;花は、でかい葉の下に小さくぶら下がっている
2022年05月04日 10:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 10:54
ハシリドコロの花;花は、でかい葉の下に小さくぶら下がっている
ミツバテンナンショウ;マムシグサなどに似ている。暗い紫のほうに、クリーム色の花穂。「師匠」曰く テンナンショウやマムシグサ類も見分けが難しい、と
2022年05月04日 14:24撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
5/4 14:24
ミツバテンナンショウ;マムシグサなどに似ている。暗い紫のほうに、クリーム色の花穂。「師匠」曰く テンナンショウやマムシグサ類も見分けが難しい、と
エンレイソウ;葉っぱがでかいけど、花は控えめ
、花の形も変わっているな。。
2022年05月04日 14:38撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 14:38
エンレイソウ;葉っぱがでかいけど、花は控えめ
、花の形も変わっているな。。
ハルトラノオ;いわれないと気付かないような小さな花。でも高山植物のイブキトラノオなどと同じような花の形だった
2022年05月04日 10:57撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 10:57
ハルトラノオ;いわれないと気付かないような小さな花。でも高山植物のイブキトラノオなどと同じような花の形だった
ネコノメソウ(だったっけ?);小さい黄色い花で、これも言われないと気が付かなかった
2022年05月04日 11:07撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 11:07
ネコノメソウ(だったっけ?);小さい黄色い花で、これも言われないと気が付かなかった
ネコノメソウ(黄色)と、(おそらく)ワチガイソウ(白)
2022年05月04日 11:53撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/4 11:53
ネコノメソウ(黄色)と、(おそらく)ワチガイソウ(白)
ルイヨウボタン(だったっけ?);アキノキリンソウに似た感じで花は小さい。数株しか見かけなかった
2022年05月04日 11:13撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 11:13
ルイヨウボタン(だったっけ?);アキノキリンソウに似た感じで花は小さい。数株しか見かけなかった
ミヤマハコベ;ああ、普通のハコベかな?と思ってたが、「師匠」によると、10弁なのが普通の里のハコベとは違うよ、と
2022年05月04日 11:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 11:14
ミヤマハコベ;ああ、普通のハコベかな?と思ってたが、「師匠」によると、10弁なのが普通の里のハコベとは違うよ、と
ヒトリシズカ;花は細長く、葉っぱと同じ色なので、気が付きにくかった。数は少な目
2022年05月04日 11:47撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 11:47
ヒトリシズカ;花は細長く、葉っぱと同じ色なので、気が付きにくかった。数は少な目
ワチガイソウ(だったっけ?);白い花で少し長いオシベの先が黒いゴマみたいな感じ、そこそこ咲いていた
2022年05月04日 11:25撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 11:25
ワチガイソウ(だったっけ?);白い花で少し長いオシベの先が黒いゴマみたいな感じ、そこそこ咲いていた
フデリンドウ;春に咲くリンドウは種類が少ないらしい(師匠談)。この日はこの一輪のみ
2022年05月04日 11:24撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/4 11:24
フデリンドウ;春に咲くリンドウは種類が少ないらしい(師匠談)。この日はこの一輪のみ
レイヨウボタン(だったっけ?);アキノキリンソウに似ている黄色い花
2022年05月04日 11:13撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 11:13
レイヨウボタン(だったっけ?);アキノキリンソウに似ている黄色い花
ウスバサイシン;根元に、茶色の目立たない花がついている。教えてもらわないと、花がこんなとこにあるとは思えない
2022年05月04日 13:48撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 13:48
ウスバサイシン;根元に、茶色の目立たない花がついている。教えてもらわないと、花がこんなとこにあるとは思えない
エイザンスミレ(だったっけ?);これは春の石鎚山地でよく見かける
2022年05月04日 11:34撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 11:34
エイザンスミレ(だったっけ?);これは春の石鎚山地でよく見かける
シコクスミレ;白いスミレで、一番下の花弁だけ筋模様あり、
2022年05月04日 11:34撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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シコクスミレ;白いスミレで、一番下の花弁だけ筋模様あり、
スミレ(sp);「師匠」いわく「スミレは種類がむっちゃ多く、なかなか奥が深いよ」
2022年05月04日 11:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 11:37
スミレ(sp);「師匠」いわく「スミレは種類がむっちゃ多く、なかなか奥が深いよ」
スミレ(sp);師匠に教えてもらったけど、正式な名前忘れました・・・
2022年05月04日 12:24撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 12:24
スミレ(sp);師匠に教えてもらったけど、正式な名前忘れました・・・
ナガノモミジイチゴ;山でよく見かけるかん木だけど、初めて名前を知った
2022年05月04日 12:11撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 12:11
ナガノモミジイチゴ;山でよく見かけるかん木だけど、初めて名前を知った
ミツバツツジ;この山ではそれほど沢山は咲いていなかった
2022年05月04日 13:58撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 13:58
ミツバツツジ;この山ではそれほど沢山は咲いていなかった
皿が峰の山頂に生えていた木。白い花がたくさん付いていた
2022年05月04日 13:44撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 13:44
皿が峰の山頂に生えていた木。白い花がたくさん付いていた
このコースはブナの多い森で、気持ちが良い
2022年05月04日 14:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/4 14:03
このコースはブナの多い森で、気持ちが良い
木々も多くが、若葉色
2022年05月04日 12:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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木々も多くが、若葉色
皿ヶ峰もこの登山道沿いは大きな木々が多い
2022年05月04日 11:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 11:37
皿ヶ峰もこの登山道沿いは大きな木々が多い
木の名前は解りにくいが、青空に薄い黄緑の新緑が鮮やかだなぁ
2022年05月04日 14:00撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 14:00
木の名前は解りにくいが、青空に薄い黄緑の新緑が鮮やかだなぁ
竜神平にどっしりと立つブナの木々も、若葉が萌えだしていた
2022年05月04日 14:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/4 14:03
竜神平にどっしりと立つブナの木々も、若葉が萌えだしていた
竜神平の風景。この日は家族連れなどで賑わっていた
2022年05月04日 14:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 14:04
竜神平の風景。この日は家族連れなどで賑わっていた
同じく)竜神平の風景、清々しい青空
2022年05月04日 12:48撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/4 12:48
同じく)竜神平の風景、清々しい青空

感想

【山行No.  699】

・一昨日には、石鎚山系の「西黒森(山)」で、季節の花、アケボノツツジを堪能してきた。
 ・・・で今日はどこに行こうか?と考えた末、少し早いかな?と思いつつも、春の花が多い、「皿ヶ峰」へ行ってみることにした。



・今回は登山というより、山の花を観賞するのが目的。名前も少しは覚えたい。


・・登り始めるとちょうど自分の前に、花の写真を撮りつつゆっくり歩いている女性2人組(親子かな?)がおられた。言葉を交わすと、特に年上の方(かた)は花に詳しそうだ!

・・なので、かってに
 「むっちゃ花に詳しいですね〜。「花の師匠」と呼ばせてください! 私は、まだ還暦を過ぎたばかりの若輩者(笑)なので、今日は弟子として、花のことを教えてください!」
  と無理やり弟子入り(笑)。

・徳島からわざわざ1泊2日の予定で来られたというお二人で、その「師匠」様は「なになに、還暦過ぎって? 私よりだいぶ若いねえ、花の世界は奥が深いよ、よしよし教えて進ぜよう」とのお言葉を頂き、むっちゃ親切なご師匠様。

・その後は、色んな花の名前やら見分け方など教えてもらいながら、ゆっくりと歩く。・・と後続の2人組(東京から来たとのこと。。)も交え、なんとなく即席グループみたいになり、花のこと、鳥のこと、森のことなど、あれこれおしゃべりしつつ歩く。

・写真のとおり、自分なら花とは気づかないような小さな花も色々と名前を教えてもらい、30種ほど観察ができた。

いやー勉強になりましたご師匠様!!
この場を借りて御礼申し上げます(ペコリ)

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コメント

こんにちは😊
花は難しい!(*^_^*)
色んな機会に色んな人に教えてもらうが次に出会ったらもう忘れてる!(*´∀`)♪
しかし移動出来ないのに遠く離れた土地でも同じような植物が少し形態を変えながら育っているのを見ると世代を積み重ね繁殖を支えてきた遺伝子って凄いと思う💦
2022/5/8 6:10
bergheilさんおはようございます。

地質学者の花レポート、興味深く拝見いたしました。
花名に少し記憶違いも見かけられるようですが、それはそれで後々学習の助けにはなってくれます。

nekojigenさんのコメントにもありますが、植物は与えられた環境のなかで様々な進化を遂げながら適応していく姿が素晴らしいと思います。植物観察を始めた頃は夢中で知らない花を追い掛け回すだけでしたが、徐々にその生態に興味がわくようになりました。

そこで特定の場所に特定の花が咲くことが地質への興味を抱かせた理由になるのですが、最近思うのは地質だけが生息域を左右するのではなく、やはり環境全体のファクターが左右しているように思います。

さまざまな地域名を冠した花の名前があるように、植物と地域はとても深い関係にありますが、人類にも同じことが当てはまると思う今日この頃です。
2022/5/8 7:18
ネコさん、MISBさん、コメントありがとうございます。

いやー、ほんとに花の名前を覚えるのって難しいですsweat01

今回たまたま花の名前を教えてもらった「師匠様」は、むっちゃ花に詳しい方でしたが、それでも、「花の写真を撮ったら、帰宅後にパソコンや図鑑と照らし合わせて確認しないと、なかなか同定は難しいし、そうしないと名前もなかなか覚えられないよ」と言われてました。

 私のような、本棚の植物図鑑がホコリをかぶっているような軟弱ものは、「石ころかんさつ」と同じように、これから改めて修行(花のかんさつ)しないと、思います。

それと、お二人も指摘されているように、花も含め植物って、場所による違いなど、種類(亜種もふくめ)が多いのにびっくりしますが、動物と違って生まれた場所から動けないのが逆に、色んな種に分化している要因かな、とも思います。
植物の世界は奥深いですね。
2022/5/9 10:21
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