【石老山】6度目の登山 嵐山-石老山-鉢岡山など
- GPS
- 07:05
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 1,498m
- 下り
- 1,531m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 7:19
天候 | 晴れ 行為確立 6-10 0% 11-17 10% |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
藤野-最寄り駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
石老山の北側、登山口の状況です。 相模湖病院駐車場横の登山口が立入り禁止です。 顕鏡寺脇の階段の登山口が立入り禁止です。 |
写真
感想
6度目の挑戦 相模湖〜嵐山〜石老山〜鉢岡山〜日連山〜宝山
【嵐山】 相模湖から徒歩で嵐山登山口に向かいます。今日のコンディションはどうか、足は痛くないか、確かめながら進みます。すべての道そして行程が初もので、緊張します。道中、地域住民の散歩の皆様に「おはようございます!」挨拶をして進みました。10分後に到着、記念撮影。今日も階段がお迎え。一歩一歩確かめるように進みます。ゴールデンウイークのど真ん中、人は誰もいません(笑)。するっと、20分後に到着。記念撮影、上着を脱いでウォーミングアップは終了、水を補給して、さぁ次へ。嵐山から鼠坂、顕鏡寺に向かいます。嵐山から鼠坂の道中は、雑木林から竹林に代わります。竹林ではタケノコがポコポコ生えていました。登山道に生えるタケノコは、登山者によって折られていました。食用にもならないほど大きく育ってました。春から夏に切り替わる新緑の季節で、虫(クモ、毛虫、蚊、蛾)を目にする、顔に向かって飛んできます。小枝を拾って小枝を前に振りながら歩きます。嫌い、怖ぇ。。
【石老山】 石老山登山口バス停から相模湖病院に向かいました。さぁ。。なんと、『石老山へ登ることができない』注意書!あらまぁ。。どうしようか。帰るか。。戻ろうか。悩み、少しだけ進むことにしました。珍しい石、大きな石を横目に、進みます。封鎖されているので、石には苔がびっしりと付いて滑りやすくなっています。慎重に足元を確認しながら進みます。顕鏡寺に到着。顕鏡寺の入り口は封鎖。登山口は、柵が建てられて完全封鎖されています。台風の影響で登山道が流されてない様子。さすがに、もうやめる決心をして、ヤマレコも終了して下山を決めました。ヤマレコを確認すると、数日前に石老山に登った履歴を見つける。いけるのか?いけるところまで行ってみるか。。顕鏡寺まで戻って、登山を開始することにしました。素人なので、無理はしない(無理していることに気づけていない)。顕鏡寺から登山道を探す。30mほど向こうに見えるのが登山道。あそこか。いってみよう。足元を確かめるように進む。何とかいけた。登山道は荒れている。落葉がびっしり、足元の石も落葉で埋まっている。注意をしながら歩く。どこまでいけるのか。。突然、谷に真っ逆さま。そんな状況も考慮しながら進む。とても、ハイキング、ピクニック気分ではいられない。自己責任。携帯を持ちながら進んでなどいられない。携帯は最後の砦でもある。笛は、磁石は、地図は。両手をフリーにして、手袋は装備、木に触れないように(木が倒れる、漆や棘などの心配もしながら)進む。道中、疲れても地面には座れない。ヘビ、アリ、ダニに噛まれてはいけない。桜山展望台と頂上への分岐。展望台は止める。一歩先は崖、どうなっているのかわからない、想像しながら進む。無理はしない。無理はしない(無理してる)。行けるところまできた。登山道が途切れる。ヤマレコで登山道を探す。こっちか、あっちか。分断された登山道を見つけて、進むことにする。戻れば、良かったか。行けないなら、きたみちを戻ればよい。時間はまだ午前10時。ようやく、融合平見晴台に到着。見晴台のベンチに座って、水、飴、塩を補給。見晴台には近寄らずに出発。すぐに頂上前の広場(頂上はもう少し)。5分ほどで、頂上に到着。登山者を見て安心する。良かった。良かった。記念撮影をする。ベンチに座って、🍙おにぎり、水を食べてすぐに出発。高塚山に向かう。高塚山は右か左か。先行する登山者が向かう方向に行ってみるか(ヤマレコで確認、逆方向と分かる)。すぐに方向転換、やっぱり高塚山に行く人いなのか、、などなど思いながら、進む。峰伝いで、結構下る。そして登る、また下る。意外に遠い。そうか、30分の往復か。。高塚山に到着。何もない、何も見えない。人気もない。。(笑) それでも来てよかった。石老山頂上に戻ってくる。山頂には別の登山者たちが食事をしている。これまで、登山者とすれ違いは総勢11名(嵐山1名、登山口バス停2名、顕鏡寺0名、登頂4名、高塚山0名、戻って頂上4名)、人気ないのかなぁ、、など思いながら下山、途中3名とすれ違い。ずっと、下りでした(大石神社からもずっと登りなんだ)。石老山は、登山ぽい山であることが理解できました。高尾山とはまた違った感じの山であることを理解しました。次回は、大明神側から登ることにします。そして、顕鏡寺側からは、登山道が整備されてから登ることにします(それまでの間は、二度と行きたくないです)。
【鉢岡山】 石老山を下って、篠原地区に。住民さんからお声がけされて、『どこから来たの?、どこ行くの?』相模湖から来ました(回答になってないことに後で気づきます、嵐山から来たと言えばよかった)。鉢岡山に行きます!と言ったら、そのアンテナの立ってる山だと教えてくれました。目の前だったので、すぐに行ける、そう思いました。鉢岡山には公道を歩き、途中、登山道が見えたので登山道に入りました(ヤマレコでは石老山と鉢岡山を結ぶ最短コースがないので、300mぐらい手書きでコースを作成しました)。これが、いかに無謀であるかが分かりました。登山道として成立するところ、成立しない、そんな道の存在、藪道の酷いことを理解しました。もう手書きでコースをつくることは止めよう!そう心に誓いました。嫌いな虫(クモ、毛虫、蚊、蛾)が顔に向かって飛んできます。枝を振るスペースどころか、枝や雑草が生い茂って、足に絡む、体に巻き付く、それをかき分けるように進むことになりました。登山道は最高であると痛感する機会となりました。二度と同じ経験をしたくない、そう感じる日となりました。1時間かけて登りました。
【日連山・宝山】 鉢岡山から杉峠までは尾根を伝って歩きます。道中快適な道です。尾根歩きは気持ちがいい。そう思いながら進んでいると、一変、尾根から自動車が谷に落ちている様子を発見。とたんに気分が悪くなりました。なぜ、自動車が尾根にあるのか。事故なのか、投棄なのか、人が亡くなったなのか、どうなのか。薄気味悪くて、写真も撮らずに通過しました。テンションは、最悪になってしまいました。もう下山、下山。石老山で登頂できたので目標達成できたし、鉢岡山の登山道ではない藪道を歩いたことでもう今日は終わり。そんな気持ちになってしまいました。相変わらず、すれ違う登山者もいない、薄気味悪いこともあって気分は終了です。杉峠について、ようやく登山者とすれ違い、ほっと安心。ただ八坂神社の道は通行止め、予定通り日連山・宝山とはいえ(早く山を下りたい気分でした)向います。
15分後に日連山、その15分後に宝山、急な岩尾根をロープで下って、日連神社に到着します。
【藤野駅】 日連神社から駅まで20分、公道を歩きます。もう夏のような日差しが照り付け暑い中を歩きます。いろいろな経験の中、体の無事に感謝感謝です。いろいろあって、心に傷を負ってしまいました。登山道の意味、通行禁止の意味を理解しての下山です。しばらく、無理はしない、そう誓って帰ってきました。
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