火打山 快晴の空に下で滑り納め


- GPS
- 30:04
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 1,841m
- 下り
- 1,857m
コースタイム
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 8:50
天候 | 5月3日 曇りのち晴れ 4日 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・黒沢は雪割れが進み、ほとんどの山スキーヤーは夏道を行く。 ・黒沢岳西斜面のトラバースは午前9時ころには十分緩んでいた。 ・火打山へのトラバースはクトーを利用。 ・惣兵ェ落谷は雪割れが進み、そろそろスノーブリッジが落ちるかも。 |
その他周辺情報 | 苗名の湯¥500 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
|
---|
感想
今シーズンは岡山県での長期出張ということもあり、
全く山スキーへは行けてなかった。
ようやくGWにまとまった休みが取れ、
念願の火打山へヒュッテ泊の計画と相成った。
妙高高原インターから妙高高原公園線を笹ヶ峰に向けて
車を走らせていると、それまで降っていた雨が雪へと変わる。
車のヘッドライトに照らされた雪で前が見えないほどになり、
ローペースでなんとか笹ヶ峰へ着いたのが2:00前だった。
2時間少し仮眠し、晴れ間が覗く空の下、スキー板を履いて
登高開始だ。
当初のルート取りでは黒沢を詰める予定だったが、
事前の情報では沢の雪が割れてきているようだということで、
夏道沿いの十二曲がりをシールハイクすることに。
無積雪期のこのルートは笹や藪に覆われているが
今は一面の急な雪面だ。
しかし意外とスキーアイゼンがよく効くので、
なんとかシール登高で登り上げることが出来た。
しかし、その後のルート選択を誤り黒沢側へ回り込んでしまったことより、
進退窮まり、敢え無くシートラをなってしまった。
このことで思わぬ体力消費をしてしまい少しペースダウンする。
富士見平からは何度も写真で見た積雪期の火打山の展望が楽しめた。
ガイドブックなどで見たこの景色で絶対に火打山へ泊りで山スキーへ
行きたいとずっと思っていたので、念願叶った瞬間であった。
高谷池ヒュッテへ立ち寄り、
まずはチェックインしてから火打山を目指す。
想定通りのルートを辿り、火打山山頂へ。
今日は周辺の山はガスが掛かっているので眺望はまた明日に期待しよう。
シールを外して、南正面斜面へと滑り込む。
雪の状態もよく、一年振りの滑りを楽しむ。
壮大な景色の中での滑降は最高の気分だ。
二日目、再び火打山に登り、今日は影火打山とのコルから続く南面台地、
そして惣兵ェ落谷へと滑り込むルートを行く予定だ。
火打山から稜線沿いにハイマツ帯をスキーを抱えて降り、
コル近くからいよいよ南面台地へと滑り込む。
文句なしの一面大斜面に滑り込む瞬間は緊張と期待に溢れる瞬間だ。
気温も上がりほどよいザラメ雪となった斜面はもう最高の滑りを楽しませてくれた。
惣兵ェ落谷から出合へと無事に通過し、
林道は若干の登り勾配や雪切れもありシートラしながら
キャンプ場へ着いた。
天候と雪にも恵まれ、山スキーの醍醐味を満喫出来た二日間、
火打山はきっと再訪するであろう素晴らしい山行であった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する