毛勝山(阿部木谷)
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 1,964m
- 下り
- 1,953m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
阿部木谷取入口の小屋のすぐ上の堰堤で高巻きを余儀なくされる箇所が1か所あり |
写真
感想
1.片貝山荘までの除雪状況
車は第4発電所にて通行止め。雪の多い年は第2発電所から歩いたこともあり、2時間位の林道歩きを覚悟していたが、麓の残雪は例年より圧倒的に少ない印象だ。去年の記録的豪雪にもかかわらず、雪解けのスピードが想像以上に早かったのかもしれない。本流の雪解け水量もかなり多い。道路は通行止めであるが、地元建設会社の工事車両の通行あり。
2.片貝山荘〜板菱
宗次郎谷付近の残雪も例年通り。取入口の小屋のすぐ上の堰堤で高巻きを余儀なくされる箇所が1か所あり。板菱手前の堰堤は通過に支障はない。
3.板菱上部〜大明神沢出合
板菱は残雪豊富で完全に雪が上までつながっていて、ズタズタではない。途中デブリは一部あるものの、飛び越えられないクレバスもなかった。賞味期限的にはまだ持ちそう。両岸からの落石も例年に比べ少なくきれいな印象。大明神沢出合も落石は少ない。
4.大明神沢〜三ノ又
デブリは少なく快適に登高できる。先行者のトレースあり。ナワタケ谷からの押し出しもなく残雪が豊富で安定している感じ。
5.三ノ又〜ボーサマ谷のコル
上部に行くにしたがって、昨日降った新雪が段々深くなり苦しい登りとなる。弱層テストするまでもなく、急傾斜と相まって、表面の粉雪が流れる感じになるので、やばいのは百も承知でコルまで、とにかく頑張る。なるべくトレースを崩さないように蹴りこむ。コル手前は見えてるのになかなか着かない。日頃の運動不足がもろに露呈し、へろへろでコルに到着。ふくらはぎもつってきた。
6.ボーサマのコル〜毛勝山(北峰)
南峰へはトレースがあったが北峰へはトレースなし。最後まで頑張る。頂上付近では、三角点とお地蔵さんが新雪で半分雪に埋もれていた。尾根付近は残雪が豊富な感じだ。西北尾根からの登山者1パーティあり。スキーで登ってくる人や三山縦走する人もいた。風はなく天気も良かったが、ガスがかかるので早々に下降開始。
7.毛勝山〜往路下降
ボーサマ谷からの降り口は、最初、後向きでステップを切りながら慎重に降りる。表面の新雪が流れるので降りにくい。安定したところから体の向きを変えて、足早に降りる。登りのトレースを壊さないようにした。雪が安定していればグリセードかシリセードができるのに。結局、アイゼンは最後まで外さなかった。安全な場所へ行きたい一心で黙々と下降。阿部木谷堰堤では、テントを張っているパーティーもいた。連休後半、にぎやかになることだろう。
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