鳥海山 鉾立より新山へ GW東北遠征
- GPS
- 06:55
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,398m
- 下り
- 1,390m
コースタイム
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 6:47
天候 | 快晴 微風のベストコンディション |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
少なくとも16:30には降りてこないとゲート通過は難しく山麓に降りれなくなるので注意。 4日(前日) 月山登頂後に湯殿山IC〜高速〜鶴岡IC〜鶴岡物産会館立ち寄り〜下道〜西浜キャンプ場 5日(当日) 行き 西浜キャンプ場でテント撤収後〜近くのファミマで朝食7:00発 7:30頃鳥海ブルーラインの通行規制のゲートで30分程待ち(既に10台以上先行車ありました)。8:00ぴったりにゲート開錠。8:15頃に鉾立駐車場到着。 帰り アポン西浜で温泉、とりみ亭で食事後、18:20頃出発。地元草加1:00着。 渋滞がなかったので移動6時間位で帰ってこれました。 GWは休日割引なかったですが、深夜割引を適用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●参考資料 山と高原地図 鳥海山・月山 昨年以前の鉾立から登山された方のレコを参考にさせていただきました。 ●鉾立駐車場〜御浜小屋 登り始めは雪があるも、すぐに登山道が出ています。30分くらい登山道を歩くと再び雪の上となります。ここから御浜小屋まで長い長い雪道直上となります。 下山尻セードできるかと思っていましたが、暑さで雪が柔すぎて全く滑りませんでした。 ●御浜小屋〜七五三掛 七五三掛直下までなだらかな稜線歩きです。とにかく展望が良くて歩きやすいのでルンルン気分で景色を楽しめます。扇子森付近からみる鳥海山が素晴らしい。 七五三掛分岐付近は雪がない箇所もありました。 ●七五三掛〜千蛇谷〜新山 分岐から20m位下降して千蛇谷へ降りるトラバースがあります。 寒く雪が締まっていると核心となりそうな地形でしたが、今回はトレースバッチリ、雪も柔らかく滑落の心配はありませんでした。 外輪山と本山に囲まれた千蛇谷の景色も素晴らしい。 千蛇谷の登下降時に落石の心配をしていました。上部は雪の上に落石が散見されましたが、ここも雪が柔らかく転がってくることはなさそうでした。 もう少し雪が締まっているとシリセードで一気に降りて来れそうですが、今回は一部のみシリセードで降りました。 御室から新山までも雪がついていて今回は登り易かったです。 ●前日の月山のレコ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4244206.html |
その他周辺情報 | ●温泉 ブルーライン下りてすぐのアポン西浜にて汗を流しました。400円なり。 室内と露天で泉質が異なります。 露天風呂ありますが景色はいまいち(海が見えるかと思っていたので少々残念)。 前日のキャンプの時にも歩いてこれるのが便利。 http://chokai-yuza.com/apon/ ●食事 アポン西浜に隣接するとりみ亭にて食事。 ラストオーダー18:00と早いのでキャンプ時に食事をするなら時間注意。 普通の定食屋さんと言った感じ。 http://chokai-yuza.com/apon/index.html#torimitei ●キャンプ 海岸近くの西浜キャンプ場にて前日は宿泊。 キャンプ代が安いし、鳥海山に取りつきやすい立地なのでありがたいです。 車で5分位でコンビニ2つあり。道の駅ふらっともすぐ近くです。 17:30受付終了。月山から下山して鶴岡で食事してギリ間に合いました。 https://nishihama-cottage.com/ |
写真
感想
今年のGW連休は山形の月山、鳥海、蔵王の三座を計画し、有志7名で実行しました。2日夜に出発してきたところ3日の月山がまさか雪ということで4日にずらしました。
5日帰宅で本当は蔵王サクッと登って帰る予定でしたが、5日は予報だと絶好のコンディションだったので、午前様になることを覚悟して鳥海山を登りました。
今回は鳥海ブルーラインの鉾立からピストンです。計画段階の4月前半は予定通り鳥海ブルーラインが開通するかが心配でしたが、雪が多かった割には連日の好天もあって28日に開通。ただし当面は路面凍結注意のため8:00ー17:00の通行規制が敷かれています。登山開始は早くても8:30、遅くても16:30には下山しないと下界への道が閉鎖されてしまうタイムリミットがあります。コースタイムからすると標準ペースでは間に合わないところがシビアですね。今回は13:00までに辿り着かなかったら引き返すことにして出発しました。
前日の月山で皆の足なら大丈夫と言うのはわかりましたが、御浜小屋まで順調にコースタイムを縮められたので目途が立ちました。
それにしても鳥海山は雄大な山です。特に扇子森付近からみる本山の姿と、千蛇谷に降り立った時のどこまでも続く雪の斜面を見て感動しましたね。
心配していた千蛇谷へ降りるトラバースも、千蛇谷登下降中の落石も、雪が柔くトレースが既についていたので全く大丈夫でした。アイゼン、ピッケルワークを体感するのに丁度よいと思っていたので拍子抜けな感があったくらいでしたが。
13時前に新山に登頂しようやく肩の荷がおりました。一緒に歩いてくれた6名の頼もしい仲間に感謝です。
鳥海山の初登頂は25年以上前でヤマレコをやっていない時期だったので、今回の鳥海山登頂でヤマレコ的には日本百名山達成となりました。
最後に18時過ぎに出発して帰宅は1時と移動6時間弱。とっても遠いですが行く価値がある山でした。
当日の朝に日本海沿いのキャンプ場から見た鳥海山の姿は、裾野が広く美麗な山容で、好条件の天候と共に登山への期待が高まる。と同時に、今回は登山口駐車場へ向かう道路の夜間通行規制のせいで、標準よりも短いコースタイムで登る必要があり、雪山ビギナーの自分についていけるか不安もあった。
鳥海山はとにかく雄大で、鉾立から山頂を目指す道中に左手を向けば、大きな日本海が目に飛び込んでくる。
前日の月山よりも風速は弱く、快晴のもとでの登山は暑いほど。よく写真で雪山で半袖になっている姿を見て「いくらなんでもそれはありえんだろ」と思っていたが、実際ハードシェルを着ていられずほとんどをベースレイヤー1枚で過ごすこととなった。
結果なんとか周りのハイペースについて行くことができ、無事に全員登頂・下山することができた。周りの登山者もあまり遅いペースの人は見られなかったから、恐らくこの時期に挑戦する人は健脚が多いのだろう。
今シーズンの雪山はこれで終了。一緒に行ってくれたメンバーのおかげで少しはレベルアップできたかな、と思えた登山だった。
無風に近い絶好日は雪の緩みを加速させる。千蛇谷のトラバースは下山の方が鬱陶しかったな。
ヒップそり、スピードに乗るとめっちゃ快適♩体重かければ石も避けられる♩癖になる。ただ撥水性が落ちてるパンツはもれなくアンダーまで染みた(笑)
下山もそれなり制限時間の縛りがあるから気を抜けない。登山口1530だった時はもう歩かなくていいのかと久しぶりの達成感に浸った。
鳥海山は山スキーの聖地と聞いていましたが、なだらかな斜面と皆さんの楽しむ様子を見て、シリセードの聖地とも言えないか?と思った次第でした(次機会があれば持参予定です)。
山旅お疲れ様でした!充実した引き続きの山旅、お祈りしております。
鳥海山行の前日の月山から同じ山域にいたとは!
半袖の方、覚えています。鳥海の道中は抜きつ抜かれつでしたよね。
同じ時間を共有できて嬉しく思います。
それが後からわかるってヤマレコって凄いです。
レコ拝見しましたが神奈川の方なのですね。
運転1人で東北4座を毎日移動して登るとは元気ですね〜。
お互い充実した山ライフエンジョイしましょう。
ご返信ありがとうございます!
はい、私の予定していたペースも結構似ていた為か、結果、抜きつ抜かれつになってしまいました(登りは必死に食らいついていくので精一杯な状況でしたが・・・(笑)
同じ関東でも神奈川からだと、東北への足は少し重たくなってしまう感がありますが、鳥海山を初め、行く価値がある山が東北にはあるのだなと、私も実感させられました。お互い怪我無きよう、長く山ライフをエンジョイしていきましょう。
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