和佐又山から大普賢岳 石の鼻で敗退(T_T)
- GPS
- 03:20
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 527m
- 下り
- 500m
コースタイム
13:00和佐又山山頂13:30
13:40無双洞分岐
14:40石の鼻14:50
15:50和佐又ヒュッテ
天候 | 完璧な晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道169号線で吉野町を抜け、和佐又を目指します 和佐又ヒュッテ前に駐車場があります(有料) |
コース状況/ 危険箇所等 |
和佐又山は登りも下りも緩やかで特に危険はありません 無双洞分岐から緩やかに尾根を詰めていくと 修行場になっていた垂壁の岩の下のトラバース道になります 最後の鷲の窟を過ぎると石段の積まれた急な岩場を伝って 尾根に至りますが、雪が積もっていて滑りやすく 慎重に通過しました 尾根には梯子の通過が数箇所あり、痩せ尾根もあります 昨夜の雪が残り、滑りやすくなっていました 十分ご注意ください 「石の鼻」から先は積雪が多く、岩場に付けられた登山道が分からなくて 山頂を諦めて下山して来たという話を先行者から聞き、 石の鼻で撤収しました 遭難者、行方不明者が出ているそうです |
写真
感想
二日間の日程で「行者還岳」と「大普賢岳」二山に登る計画を
CLに立てていただき、早朝出発。
「行者還岳」登山口までの林道がまだ冬季閉鎖中で
急遽予定を変更し、「大普賢岳」登山口に向かいました。
眩しい日差しの溢れる「和佐又ヒュッテ」の前庭の日影には残雪。
昨夜雪が降ったとの話で、山頂付近の新雪の深さが気になります。
ちょうど駐車場で帰り支度をしていた登山者二人に話を聞くと
「石の鼻」から先は雪が多く、撤退して来たそうです。
せっかく遠方からはるばる出かけて来ましたから、
和佐又山にだけでもとりあえず登ってみようとヒュッテ手前の登山口から出発。
少し新雪の残る緩斜面をのんびり30分程登ると
周りの木々が伐採され、大展望の山頂に着きました。
お椀を伏せたような可愛らしい山ですが、大普賢岳が間近に望め
手軽に登れて展望に恵まれた良い山です。
まだ宿に入るには早すぎですから、行ける場所までという条件付きで
大普賢岳への登山道に入りました。
幾つも並ぶ修行者たちの洞窟前は、ほぼ平坦で通過に不安はありません。
石段の組まれた稜線への急な岩場の登り始めから、昨夜の新雪があり、
ここからやや危険な状態が見えて来て、不安になります。
細心の注意を払って岩の上の雪に足を置き通過、
尾根に出てからも梯子、痩せ尾根、日陰の残雪などがあり
慎重に足元を確保しながら進みました。
「石の鼻」で話声が聞こえ、見上げると二人組の登山者が休憩中、
話を聞くと、やはり小普賢岳から先、雪に埋もれてルートがわからず
引き返してきたとのことで、自分たちもここで撤退を決めました。
断崖の「石の鼻」から見える景色は広く、天気も晴れて安定しており、
山頂に立てないのが不思議なほど絶好の登山日和です。
思いつめると悔しくなりますから、それ以上深く考えない事にして
今夜の和佐又ヒュッテの宿泊に期待して、下山しました。
入浴もでき、温かい鍋料理が冷え込んできた夜に最高の御馳走でした。
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