アポイ岳〜吉田岳〜ピンネシリ断念(ガス男の本領)
- GPS
- 08:08
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 973m
- 下り
- 969m
コースタイム
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 8:08
行き先は雪渓がない!ことが期待できるアポイ岳に決定。せっかく快晴予報なので、吉田岳〜ピンネシリまで縦走する予定を組みます。
ところが・・・
天候 | 晴れ(山頂はガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
完全に夏道でした |
その他周辺情報 | 大樹町まで戻って晩成温泉へ ヨード温泉が独特な匂い(私にはちょっと不快な匂いです) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
|
---|
感想
さて、今年もいよいよ春山シーズンに突入です。
最近は、トレーニング代わりに4月末から町内の山野に山菜(アイヌネギばかりですが)収穫のために分け入っていました。と言うか、そもそも私の登山のルーツは山菜採りにあります。トレーニングとかダイエットとか言いながら、何日も3食「アイヌネギの天婦羅」生活を過ごしていて果たして何垳困襪里笋蕁△い笋爐靴軈えるかも。(笑
そして今日は、全道ほぼ全てのエリアで「晴れ」マークでしたが、中でも最も雪解けの早い山の一つ、アポイ岳にターゲットを定めます。今日は「足慣らし登山」です。
しかし、せっかく快晴予報なので吉田岳〜ピンネシリまで縦走しよう!と考えていました。
昨年は仕事の都合で早朝からの出発が出来ない状態でしたが、なんとか「半分くらいの確率で週に1度は私が休める」体制を確立しました。本当は、安心して週に1度の登山を楽しむ余裕は欲しかったのですが、正直、1年でここまで辿り着くことが出来た喜びを噛み締めています。
と言うことで、連休明けの今日、午前2時半に厚岸を発ちます。
6時にアポイジオパーク駐車場に到着。
さあ、久々の登山です。
同行のsu-sunは私以上に久々です。
平日なので、一條君(仮性)や小林君(仮名)はお仕事です。
今日は、お天気こそ「快晴」予報でしたが、風が強く、そして冷たい予報でもあったので、ソフトシェルにレインを羽織って登山を開始します。しかし、毎度のことながら序盤は暑くて暑くて汗まみれです。
それでも「この暑さも木々が開けて風が吹くであろう6合目までの辛抱だろう」と考えますが、期待はそれほど叶えられませんでした。
花は・・・まぁ、この時期なのでこんなものでしょう。
期待していた8合目〜9合目辺りの岩稜地帯は意外と花が遅く、7合目周辺の花畑が咲き始めてきた感じでした。
アポイ岳山頂は、ややガスが掛かって白く見えました。
ちょっとだけ休憩して吉田岳〜ピンネシリに向かいます。ガレ場からナキウサギの声が聞こえます。
しかし、これまでとは打って変わって山麓からガスが絶え間なく上がってきて視界は真っ白です。風も強く、そして冷たい。低温強風は予報通りなのですが、ガスが全く切れないのは誤算でした。
やはり私は今年もガス男なのだろうか・・・
アポイ岳〜吉田岳間の岩稜は、ヒダカイワザクラが見頃を迎えていました。アポイ岳8合目〜9合目間のヒダカイワザクラはほとんどが蕾だったのに、ここはどうして?少し暖かいのかな?
寒いけど(笑
しかし、吉田岳ピークに到着するまで、ガスはとうとう晴れませんでした。この先、少しザレた稜線が続くのですが、その先を下ると笹藪に入ります。笹藪はピンネシリ直下まで続き、最後はハイマツ帯になるのですが、この間、高山植物はあまり楽しめません。景色がいいのがピンネシリの取り柄なのですが、その景色が真っ白、期待薄です。
ちょうど、su-sunの脚が攣って痛そうにしていたので、ココで引き返すことにします。ピンネシリはもっとお天気のいい日に再訪しましょう。
下山を決意します。
アポイ岳に登り返すと、下界は綺麗に晴れていました。振り返るとやっぱりガスです。しかし、下山するに連れて吉田岳やピンネシリの山頂がクッキリ見えてきます。
登山あるあるです。
下山後、帰りの温泉に大樹町の晩成温泉を選択します。
道中、飛行船を発見して盛り上がりました。
で、この温泉はヨード温泉と言う珍しい泉質ですが、その独特な匂いを嫌う人も多いようです。私の知人(温泉マニアのお年寄り)などは「あれは馬のしょんべんの匂いだ!」と言い放ちます。(笑
そう言われると不思議なもので、そんな気がしてきます。
私的には、露天風呂がない時点でちょっと減点材料かな。
サッパリ汗を流して帰宅した頃にはさすがに薄暗くなっていましたが、意外と体力は削られなかったようです。
さて、来週はドコに行こうかな・・・
いよいよ春山シーズン♪
今年は少し山に行ける体制出来て良かったですね(^^)
今週は遅いGW休みで、私も久しぶりに「アポイ岳+キャンプ泊」と思っていたのですが、雨の予報・・・。
kenyoさんのレコで行った気分になれたので、また次回の楽しみにします(^^)
今年もどこかでバッタリ出来たらいいですね(^^)/
コメントありがとうございます!
まさか還暦を過ぎて、そろそろ定年を迎えても良い年齢になってから現場で主戦力を担うハメになるとは予定外でした。(笑
それでも今年は、昨年行けなかった山に、精力的に行きたいと思っています。チャンスは有限であることに気付きましたから。
今年は日高山脈襟裳国定公園が国立公園化されるため、2016年の台風で崩れた林道や登山道の復旧、これまで以上の再整備が進み、それぞれの山々へのアクセスが良くなるであろうコトが予想されます。実際、最近芽室岳登山口に至る林道が開通しており、かつての難所が難所でなくなる可能性もありそうで、とは言え、それらが全部今年のものになるとは考えにくく、今後もそういった情報に注意していきたいと思います。
アポイ岳には、一條君や小林君(仮名)と一緒に来る約束をしており、そう遠くないうちに再訪すると思います。ここを含め、意外なところで再会するかもしれませんね!
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