妙義山塊・高岩-静かな岩山を楽しみました~
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 463m
- 下り
- 454m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎駐車場はありません。恩賀集落の路側帯に駐車しました。西登山口(八風平キャンプ場方面の道路脇にピンクテープあり)入り口にも数台駐車できます。 ◎登山ポストはありません。車に登山経路・下山予定時刻・緊急連絡先などを記したメモを掲示しました。 |
写真
感想
朝、妻に言いました。「今日は山に行ってくらあ~(上州弁?)、妙義の先の高岩に」
妻の返答、「土日は天気が悪いからでしょう」と。見透かされちゃいました。
先日、山用具の取り寄せを依頼したスポーツ店から入荷の電話がありました。ベルが鳴り妻が出ようとすると、私はあわてて「出るからいいよ」と。妻は、「私に出させないようにするのは、山の物でも買ったんじゃないの」と...見透かされちゃいました。対策を考えねば、と思うこの頃です。
上信越自動車道碓氷軽井沢IC近くにある、高岩へ行ってきました。
雌岳から雄岳を見ると、真ん中あたりに大きな岩窟が見えます。あそこへ行けるのかどうか以前から気になっていました。ここの探索と、雌岳南峰をもう一度上がろうと思いました。
雄岳の岩窟は思ったより簡単に行くことができました。途中で傾斜のある涸れ沢を横断したり、ザレ場で滑ったりする危険はあります。中には大きな空間があり、金毘羅様や大山の神様を祀る石碑が置かれていました。妙義もそうですが、山岳信仰の名残ではないかと思います。
雌岳の南峰は二年ほど前に一度登りました。この時は手前のキレットを渡ろうかやめようか、自問自答を繰り返した結果ビビりながらの決行でした。
キレットの中央に、前回には無かったハンガーボルトが設置してありました。5mほどの南峰の垂壁にもハンガーボルトやリングボルトが多く見られます。垂壁にはホールドが十分ありフリーでも登れると思いますが、岩が脆く抜けたり高度感もあるので、自己確保して登るべきものと思います。
前回はシュリンゲの架け替えで登ったのですが、今回はキレット手前の立木に支点をとり、キレット中央と垂壁の3個所ほどに中間支点をとって上がりました。前回は緊張しまくりでしたが、今回はまあまあでした。
高岩の雄岳〜雌岳〜展望台への周回ルート、所要時間も割と短く、魅力ある山歩きができます。
今日は平日のためか他の登山客には誰にも会いませんでした。一人静かな岩山歩きを楽しみました。
妙義も良いが、高岩も良いな~ 山はみんな良いな~.....でした。
(記事)
雌岳は人によって、南峰(P1)、本峰(P2)、北峰(P3)の呼称を使用しているようですが、高岩の登山道整備等にご尽力されている「安中山の会」による「群馬の山歩き130選」では、雌岳について「南峰」・「北峰」と二つのpeakにて記載しています。私も雄岳からの展望などにより一番手前のものはpeakには見えず、雌岳南峰と呼ぶにはふさわしくないと考えています。見晴岩とでもしておきます。
※高岩・雌岳南峰
コメント
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昨日は高岩でしたか。
この日、東京に出張していまして、関東の夏日直前の
暖かさ?暑さに驚きました。
春霞の中、それでもまずまずの展望ですね。
さて、上信越道から見える、あの岩峰ですね。
谷急山の対面ですよね。
鎖があるものの、クライミングの領域ですね。
相変わらずの、凄い岩稜登りに驚きです。
もうすぐ、尾瀬の季節が到来ですね
昨日は風も無く良い天気でした。暑かったですね~
東京出張でしたか、お疲れ様でした。
高岩は横川から少し時間がかかるので、谷急山とは感覚的に近いと感じないのですが、地図で確認するとすぐなんですね。
ここの鎖場は特徴があります。地底の洞窟探検のような感じでしょうか。
上信越道から見える高岩、登れるとは思えない神々しさもあります。
来週24日には鳩待峠への道路も閉鎖解除の予定なので、25日あたりに天気がよければ至仏山へ行こうと思っています
いつも上信越道を通るたびこの雄大な岩山凄いなぁって思っていました。
ヤマ歴の短い私はまだまだ行きたいお山が沢山。
ここも行きたくてたまらないお山のひとつです
ozesaiさんの妙義レコは興味をそそられるものばかり
妙義は本当に岩が脆いので、十分に注意が必要ですよね。
そう遠くない時期にここも登らなくっちゃです。
でも私はあんまり登攀技術はよろしくないのです
いよいよozesaiさんの尾瀬シーズンスタートですね
私も後半にお誘いを受けていて出かける予定です。
尾瀬の素敵な情報発信楽しみにしていますね。
高岩も妙義と全く同じ岩質で、岩がポコポコと抜けちゃいます。
妙義でも人が多い場所は脆い部分がほとんど残っていないのですが、油断はできません。鷹戻しなども新しく岩が抜けた跡があり、ぐらぐらのものもありました。
以前から雄岳の岩窟が気になっていたので行ってみました。
少しの藪歩きですが、子供のように少し探検気分です
遠くから見ないと分からないのですが、丁須の頭付近にも気になっている岩窟があるので、秋になったら....と考えていますが。
☆のレコ拝見しましたよ~
私は轟岩の横から上がって大きい方に到達しただけですが、それでも達成感がありました。はさみ岩など相馬岳北陵の展望が最高ですね。
火曜日も妙義歩きしたんですね。確認したい気持ち...分かります。
私はクライミング技術の基本を学んだことはなく、自己流で藪歩きなどやってます。
若かったら基本からやってみたいですね。
mitukiさんも尾瀬に行かれますか。至仏山のスキーでしょうか? それとも私のプロフィール写真の撮影場所?
天気がよかったら25日に至仏山の予定です。
残雪の時期には木道部分以外の場所へも入れますが、そろそろ熊の冬眠あけなので要注意です。楽しんできてくださいね。
まるでお釈迦様の手の上のようですね。
奥様の大きな愛 の眼差しが感じられます。
それにしても、どうして危険な西上州の山々は魅力的なんでしょう。
大切な方のためにも、無理はなさらないでくださいね。
ではでは。
アドバイスありがとうございます。
歳もだいぶ増えたので無理しないようにします
妙義を始め西上州の山の魅力の一つに、鎖がある岩山ではないでしょうか。
私自身、いつまでも冒険心があります。
それに長距離の縦走ではなく、4〜5時間ぐらいで歩けるのもよいと思いますが。
妙義などもそうですが、西上州の山は県外の方に人気があるようです。
群馬県人としては嬉しい限りです
okuhoさんも西上州の山を楽しんでください。
こんにちは、ozesaiさん(^^)v
妙義のお山も凶悪な岩山が多いですけど、
この高岩はそれらを凌駕すると聞いたことがあります(゜ロ゜)
お写真の拝見しますと、登ることができても降りられないような恐ろしさが伝わってきました
実際、表妙義の稜線や丁須の頭よりも難易度的には上なのですかね!?
いつも上信越道から目にするお馴染みの岩山ですが、
これはもはやクライミングですよねぇ
とてもワタシには踏み込めないお山です
おケガもなく無事の下山で何よりです
お疲れ様でしたm(__)m
上信越道から本当に目立つ岩山ですよね~
山歩きをする人にとっては、特に気を引く岩峰だと思います。
恩賀集落から登る場合ですが、コル〜雄岳(20mチムニー鎖場)〜コル〜見晴岩(人によっては1Pと言ってます)〜雌岳南峰〜雌岳北峰〜(分岐)〜展望台〜(分岐)〜八風平登山口へと歩きます。
雄岳のチムニーの鎖ですが、ホールド(ハンド及びフットともに)は十分なので慎重に行けば大丈夫だと思います。ここは5連?の鎖があるのですが、所々でテラス状になっていて休憩できます。鎖をしっかり掴み、足を置く岩をしっかり確認することが重要だと思います。チムニー内は狭く、ザックは岩に引っかかるのでデポしています。
表妙義の鷹戻しや丁須の頭に比較すると、チムニー内のために高度感は限られています。いづれにしても腕力と慎重さは必要ですが。
雌岳南峰はキレットでビックリすると思います。南峰は垂壁で、上がる場合は滑落に備えての自己確保が必要です(ハンガーボルトがあります)。
ここは一般的ではないのでお奨めできません、雌岳北峰を楽しみましよう。
展望台へも慎重に行けば大丈夫だと思います。
雄岳及び雌岳北峰、ともに展望抜群です。
kamaさんご両人に、一度お会いしたいものです
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