鹿島槍ヶ岳 東尾根
- GPS
- 16:42
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 2,196m
- 下り
- 2,189m
コースタイム
4/20 二ノ沢の頭4:12-第一岩稜5:12-第二岩稜6:50-鹿島槍北峰9:00-南峰10:00-
冷池山荘11:40-西沢出会13:36-大谷原14:48
天候 | 19日 晴れ 20日 晴れ〜ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一ノ沢の頭からは、やせ尾根。昼過ぎの通過は、雪が腐り気味なので通過注意。 核心部は、第2岩稜のCS。リーチがあれば結構楽にいけるかも。 下降ルートの西沢は、雪崩の危険もあるので慎重に。 |
写真
感想
中級のバリエーションルート 鹿島槍東尾根。
大谷原から林道を歩き2つのカーブを過ぎた付近に赤布があり、東尾根に取り付く。
雪の無い急な土手を登り、赤布を頼って笹ヤブを掻き分けて尾根に乗る。
雪面のトレースを追いながら快適に登っていくと3時間で一ノ沢の頭に着く。
気温が高くなりヤセ尾根の腐った雪が滑りやすく慎重に進むと12時前に二ノ沢の頭に到着。
まだ日が長いので先に進みたいが、雪が緩みこの先もいいテン場がないので、幕営跡を拝借しここで設営。
後続が続々到着し、この狭いところに5張りとなった。まだ時間もあるので、この先のルートを確認すると
ちょうど第2岩稜を登っているパーティがいた。多分超早出でトレースの主かもしれない。
早めの夕飯を終えて7時前に就寝。放射冷却なのか、かなり冷えて寝付きが悪かった。
2日目 2時起床の4時出発。すでに3パーティが出発していた。1時間で第1岩稜到着したけど2Pの順番待ち。
後からガイドパーティが到着するが、そのままコンテで抜いていった。
2Pで登り、雪稜歩きで第2岩稜へ。また2Pの順番待ち。核心部のCSで皆手こずっていた。
1時間弱待ち、リーダーがリードで登る。CSは、ザックを置いて空身でクリアし回収。
セカンドで登り、核心部のCSへ。素手になりCS上のホールドをしっかり掴み、左岩のポケットにアイゼンを決めれば
上体を上げ乗り越え、なんとかお助け無しでクリア。リーチを生かせれば楽に登れるかな。
第2岩稜を1Pで終え核心部終了。この先快適な雪稜歩きで鹿島槍北峰登頂!
剱岳、キレット越の五竜、白馬が良く見える。風が強くこの時期でもやっぱり寒いので、目出帽着用し、南峰を目指す。
一旦下って雪壁を這い登り南峰に登頂。ガスガスでサクッと下山開始。
夏道を下っていくが、雪が途切れてるのでアイゼン外し、冷池山荘でガッツリ休憩。
ここまで結構長かった。赤岩尾根尾根分岐からトラバースのトレースがあり一安心。
アイゼン付けてトレース下っていくと、西沢へ下りていってしまう。雪崩の心配があるので尾根伝いに下るつもりが、
登り返すのも面倒なので、ビーコン付けて西沢をシリセードで一気に下る。
雪崩跡を一気に下りあっという間に西俣出合い到着。林道脇のふきのとうをたらふく採取し、あっという間に駐車場に到着。
2日目の工程が長く心配していたが西沢を下れたお陰で早めに下山できました。
このルートやっぱり中級って感じでした。
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