▲苗場山から赤湯温泉へ
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,185m
- 下り
- 1,650m
天候 | 10月10日(土) 天候:晴れ後曇り後雨 10月11日(日) 天候:曇り時々雨後曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2009年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
写真
感想
■10月10日(土) 天候:晴れ後曇り後雨
3:00 船橋を出発
1000円高速も朝の3時では、まだ空いている。
6:00 和田小屋下駐車場着
まだ、朝早いためか、駐車場には空きがあった。風はないが、気温は低くとても寒い。太陽は雲に隠れているが、時々顔を出す。
6:30 同上発
和田小屋まで、舗装された車道を進む。天気は良いが雲が増えてきた。
8:00 下ノ芝着
和田小屋を過ぎると普通の登山道になる。8日に台風が通過しており、登山道もいつもより水気が多いようである。下ノ芝の手前で団体さんを追い抜く。
8:40 中ノ芝
谷川岳方面が良く見える。
9:10 小松原分岐
ここで、団体さんの先頭の人と一緒になる。昨夜、四国(高松)からマイクロバスで11時間かけてやってきたという。明日は谷川岳、明後日は美ヶ原に寄って帰るとか。皆で100名山を目指しているらしい。一緒になった人(おじさん2人とおばさん1人)がこれまた早い。追い抜かれないように、不必要にがんばってしまった。
神楽ヶ峰を超え、股スリ岩を超えると苗場山が目前に見えるが、この頃より、頂上付近にガスがかかってくる。雷清水で水を飲む。冷たくておいしい。ここから一旦下ってしばらく行き、急な道を登り返すと頂上だ。
10:30 苗場山頂上着
山頂手前から、湿原状になり、遊泉閣という山小屋の奥に頂上を示す標柱が立っていた。記念写真を撮って、持ってきたカップラーメンを食べようとコンロを出したところ、ガスカートリッジを忘れたことに気づく。コッヘルの中にコンロと一緒に入っていると勘違いしたためである。「まず、確認」を怠った。気温が低いので、せめてコーヒーでも飲みたかったが、おじゃんである。 S君が持っていたオニギリを食べ、ラーメンの代わりとする。申し訳ない。
11:00 頂上発
頂上付近は、壮大な高層湿原だが、ややガスっていて全体が見渡せないのが残念。池塘が棚田のようになっており、ここから「苗場」という名前になったらしい。
12:05 深穴の大岩着
頂上からしばらく湿原の木道を歩く。木道が終わると突然、崖のような急斜面の道になる。慎重に降りて、尾根筋の道に変わる。「深穴の大岩」のところで小休止。ここらより雨が降り出す。登山道に木の根が張っていて、かつ濡れている上に落ち葉が覆っていて、滑るし見えないし何度か尻餅をついてしまう。イテー! 調子が悪い。一週間前のいすみハーフマラソンの疲れが抜けていないのか?
12:55 フクベノ平着
美しいブナの林だが、ここでまた雨が降り出す。雨具を着ると蒸れて汗をかくし、動きにくい。
14:30 赤湯(山口館)
雨が降り続き、休み無しで急勾配の道を降りていく、沢に出て鉄橋を渡り、一度登りなおしてまた下り、再び鉄橋を渡る。そこから5分ほどで山口館に着く。バテバテで動きたくない。こういうことも久しぶりだ。
部屋は別館の2階「とち」の間。先客が一人、炬燵でラジオを聞いていた。一休みして、温泉に入りに行く。
温泉は露天風呂のみで、男湯は、屋根の架った「薬師の湯」と三段階の温度に分けられている完全露天の「玉子の湯」と二つある。これとは別に女性専用の「青湯」が下流側にある。すぐそばを川が流れており、ロケーションは最高である。
夕食は17:30より、質素だが手作り感があり、おいしかった。
夕食が終わって、布団を敷いて、一休みと思い布団に入る。隣の部屋(夫婦連れの部屋?)では、一人のオヤジを中心に盛り上がっている。たいした面白い話でもないのに、おばさんは面白い話に飢えているのだろうか?
夜半より、肋間神経が痛み出す。疲れのためか?
(日本百名山 48座目)
■10月11日(日) 天候:曇り時々雨後曇り
7:00 朝食
昨夜は18時に床に入ったので、12時間以上寝ていたことになる。毛布に掛け布団であったが、それなりに寒かった。朝食は生卵と海苔、山菜等これもシンプルだが、食欲をそそるものであった。
8:00 朝風呂
雨が降っていたので、風呂に入るのはあきらめようと思っているといつの間にか上がっているようなので、急ぎ入浴することにした。誰も入っていなくて、気持ちが良い。
9:00 出発
出発して早々に、また小雨が降り出す。結局、林道のゲートまで雨はやまなかった。
9:40 見返りの松
ここで、携帯が繋がるようになり、掲示してあったアサヒタクシーを呼ぶ。ここから、赤湯へ向かうたくさんの人とすれ違う。
11:00 ゲート着
ゲートに着いてもタクシーがいない。電話すると「もう着きます」と蕎麦屋の出前みたいなことを言っている。立って待っていてもしかたがないので、林道を歩き出すと10分程度でタクシーがやってきた。
12:10 和田小屋下駐車場
8410円で駐車場まで戻り、車を回収する。
12:40 「街道の湯」
温泉入浴後、受付の親父さんに紹介された蕎麦屋へ「へぎ蕎麦」を食べに「しんばし」行くも超混雑しているので、お土産を買ってから、近くのうどん屋(「茶屋 森瀧」)に行ってうどんすき(840円)を食べ、ビールと湊屋藤助(日本酒830円)を飲む。
越後湯沢は、直江兼継人気でけっこう観光客が来ているようで、うどん屋も混んでいた。
14:30 越後湯沢発
17:30 船橋着
ほとんど渋滞無しで船橋に着く。
【コメント】
あいにくの天気となり、残念であった。苗場山頂付近の高層湿原は予想通りすばらしかったが、天気が良ければ、より感動ものであったと思う。
しかし、紅葉はきれいだったし、赤湯の温泉も思い出に残るものであった。
ただ、天候悪化に気を取られ、先を急ぎすぎて体に無理をかけ、結果、体調をくずしてしまったことは反省しなければならない。(人に抜かれても、雨が降っても のんびり行こうぜぇ(゜゜))
帰り際に思ったのは、来週か再来週には紅葉の本番を向かえ、谷川岳等きれいだろうなーと思い、天気が良ければ、電車に乗ってでも行ってみたいとも思ったが、実行するには、体力とお金(交通費)の問題があるのであった。
以上
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