鳳凰三山【青木鉱泉-ドンドコ沢-地蔵岳-観音岳-薬師岳-中道-青木鉱泉】
- GPS
- 11:06
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 2,149m
- 下り
- 2,154m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5時頃到着でしたが、駐車している車は少なくかなり余裕がありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
残雪はほとんどなく、 ドンドコ沢は、鳳凰小屋より上に少し残る程度 中道は、薬師岳から標高で100mほど下りたところから、高度差100m間くらい |
写真
装備
個人装備 |
MS CROW GTX(SALEWA)
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感想
土日の天候がなかなか良くなかったのでゴールデンウィークから山に行けずにいましたが、ついに晴れの週末がやってきたので、日帰りで堪能できるアルプスとして、南アルプスの鳳凰三山に行きました。
青木鉱泉の駐車場に到着してびっくりしたのが、ドンドコ沢の左岸側の斜面が大きく伐採されていたことでした。うっそうとした森の中、というイメージだった林道が、とても明るくなっていました。ただ、その後、どうなるのか、少々心配です。
青木鉱泉を出発し、ドンドコ沢の河原を歩いて行きます。すぐに山腹の急坂を登るようになり、小さな滝となっている支沢を越えてどんどん進んでいきます。
南精進ノ滝を越えて滝が続々とあらわれるゾーンに入り、白糸ノ滝、五色ノ滝と見事な滝を楽しみながら、鳳凰小屋を目指します。
傾斜が緩くなってきて、一度下って河原に下りると、ぽっかり開いた空には地蔵岳のオベリスクが鎮座した景色が目の前に広がります。
そのまま河原をしばらく歩いていき、鳳凰小屋に到着しました。
鳳凰小屋の方から元気な声をいただき、ベンチで休憩をとりました。朝が早かったので、お腹も減ってきていたので昼食をとることにしました。
ちょうど荷揚げをしているところであったようで、ヘリが来るたびに、枯れ葉が巻き上がりすごいことになりました(笑)。
鳳凰小屋で休憩をしっかりとり、おいしい水もたくさん補給して、地蔵岳に向かいます。
まずは樹林帯の斜面を登っていきますが、このあたりで登山道に雪がちらほら残ってましたが、歩行にはまったく影響ありませんでした。ドンドコ沢の登山道で残雪があったのはここだけでした。
樹林帯を抜けると、地蔵岳のオベリスクまで続く、砂の大斜面が目の前に広がります。
足が沈み込む砂の道を黙々と登っていき、オベリスクの足元まで登り、いったんザックを置いてオベリスクに向かいます。
とても天気が良かったので、オベリスクの登れるところまで登って360度の展望を楽しみました。
地蔵岳を後にして、赤抜沢ノ頭に登ると、北岳や間ノ岳、農鳥岳の白峰三山が待っててくれました。
その景観を右手に観音岳に向かっていったん下り、200メートル超の登り返しに喘ぎながら、今回の最高峰の観音岳の頂上を目指します。
観音岳の頂上はたくさんの人でごった返してて、みんな思い思いに素晴らしい展望を楽しんでいました。
観音岳を後にして、右手に白峰三山を見ながら、なだらかな稜線を薬師岳に向かっていきます。
観音岳と薬師岳の間はほとんど高低差がないので、疲れた足にも優しく、景色に集中して歩くことができました。
薬師岳に到着すると、あとは下り一辺倒だけですので、頂上でしっかり休みを入れました。
薬師岳からの中道の下りにははじめは雪はありませんでしたが、100メートルほど下ったところから、高低差で100メートルくらいのあいだ、登山道に雪が残っていたので、慎重に下りましたが、そこを抜けると雪は全くありませんでした。
急登を下りきったあとは、林道まで快適に歩き、青木鉱泉まで無事に下山しました。
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