雲取山(三峯神社〜鴨沢)
- GPS
- 07:55
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 1,608m
- 下り
- 2,175m
コースタイム
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 5:06
天候 | 気温はやや高めだが晴天に恵まれた。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
西武秩父駅→三峯神社 バス 鴨沢BS→奥多摩駅 バス 奥多摩駅→自宅 電車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はなかったと思う。 |
写真
感想
こちらのルートも先日の本社ヶ丸〜三ツ峠同様、前から構想はしていたもののなかなか機会に恵まれていなかったのだが、今回天気と休みの取得のタイミングが合い、ようやく実行できることとなったもの。
三峯神社に一番早く着く三峰口駅発のバスに乗れるよう自宅を出たものの、西武線の特急が遅延したことによりあえなく不可能に。仕方なく、50分ほど西武秩父駅のバス停で待機となった。しかし、結果的にはバスは立ち乗りも出るほどの人数(登山者よりは普通の参拝者・観光客のが多いが)だったので結果オーライ。三峯神社に着いてそのままスタートすることも考えたがせっかくなので登山の無事等を神社でお参りしてから出発することとした。
今回は雲取山荘に泊まるのだが、将来するかもしれないテント泊に備えてどのくらいの重量を背負って行動できるかを確かめるべく、水も入れて12kgを超える荷物となっているが、幸いにもスタートしてしばらくはさほど厳しくない斜度だったのでそこそこいいペースで進むことができた。そうこうしているうちに最初のピークである霧藻ヶ峰に到着。行程記録では何故かスルーしたことになってはいるが、ここでしばらく休憩している。
リスタートしてしばらくは下り基調の道を進み、お清平に至る。ここからいよいよ本格的な登りがスタート。大岳山に似た、岩の多い急斜面を登っていく。先日の本社ヶ丸に比べれば斜度はきつくはないものの、荷物が重い分辛い。それでも何とか登っていき、前白岩の肩〜前白岩山〜白岩小屋跡を経て白岩山の頂上に到達。ここでもおにぎりを補給して休む。ここだけの話ではなく道中ずっとだが、蠅など虫が多くて少々閉口気味だが時期的には仕方がない。
再出発してしばらく進んで芋ノ木ドッケの看板。もちろんここが山頂ではない。本来の山頂はここから廃道状態の道を登らねばならないのでこれは避けたい。しかし、巻き道は巻き道で結構危険という情報もあるので悩ましいが、この時期かつ雨の影響がないのであれば問題なかろうということで普通に巻き道を選択。確かにかなり急斜面に切られていて、滑落するとやばいと思うが道幅は十分あるし道自体は平坦で谷側に傾いたりはしていないので案外余裕を持って歩けた。とはいえ危険なゾーンであることは変わりはないので、無理のないペースでそそくさと通過した。
巻き道を終え長沢背稜への道(=芋ノ木ドッケ山頂方面)と合流して更にしばらく下っていき、大ダワに到着。ここからいわゆる女坂経由で山荘を目指す。ここまでくればもうすぐということで少しペースを上げ、雲取ヒュッテ跡を上に見上げて通過してテント場の脇を通り過ぎて山荘に到着。出発してグロス4時間となかなか良いペースだった。チェックイン後夕食まで時間があるので山頂まで行って写真を撮り、山荘に戻ってリラックスしながら夕食を待って、食後しばらくして早々に就寝。
翌朝起床後、出発の準備を終えてから5時半の朝食をいただき、5時50分頃には山荘を出た。ここから山頂までそれなりにきつい上りなので荷物量を考えるとしんどいが、コースタイム程度で再び山頂へ。朝でよく晴れているため景色は最高。また何枚か写真を撮って、6時半ちょっと前から山頂を去り石尾根を下っていく。ここからはちょっとタイムトライアル的に自分としてはハイペースで進む。というのも鴨沢からのバスが9時半過ぎに出るということで、これに間に合うのではないかというのが理由。とはいえ富士山の眺めは素晴らしいので途中何度か撮影を挟みながらではあるが。
そんなこんなで割とあっという間に七ツ石山への分岐に差し掛かる。ここはもちろんピークを踏むということで、今日最後の登りをば。それなりにきついが距離は短いので頑張り、頂上でちょっと写真を撮っただけで休みを入れずに降下開始。途中、平将門にまつわる看板や水場、七ツ石小屋等の写真を取るためにちょっとは立ち止まるが休憩らしい休憩は取らずにひたすら歩く。さすがに標高1000mを切るくらいになってからはだんだん辛くなってきたが、何とか踏ん張り車道に降りた。ここから少しの車道歩きの後、駐車場脇から再び山道を下る。しかしこれが案外と急な下りで、ここでほぼ脚力を使い果たしてしまった。再び舗装路に出たときにはもう大腿筋や内転筋が完全終了状態で非常に辛かったが、無事鴨沢バス停に9時20分過ぎに到着、バス時間タイムアタックに成功して下山完了!天気にも恵まれたし、予定よりも速いペースで荷物を背負って歩けたということもあり、大満足の1泊2日の山行となりました。
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