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Yamareco

記録ID: 4353433
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

美化された記憶で欲をかきすぎた長老ヶ岳

2022年06月01日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:29
距離
19.4km
登り
1,185m
下り
1,185m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:20
休憩
0:09
合計
10:29
距離 19.4km 登り 1,196m 下り 1,193m
6:17
168
スタート地点
9:05
9:06
144
11:30
11:37
3
11:40
11:41
305
16:46
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
長瀬の龍王の滝駐車場というもう使われていないらしき無人駐車場に駐めさせてもらった
コース状況/
危険箇所等
長老ヶ岳北の仏主からと南の美山町からのメインの登山道はよく整備されているようだが、それ以外、地理院地図の破線ルートは標識も無くテープもごく少なく、整備もほとんどされていない状況で、そもそも道そのものが見当たらなくなっているところもあり、それなりの慣れと注意が必要と思われる。
グーグルマップを見たらすぐ出てきた無料らしき駐車場からスタート。
この時点ではすぐ登山口には入れて帰りもすぐそこの山道から下りてこれると思ってた。
2022年06月01日 06:17撮影 by  iPhone 12, Apple
1
6/1 6:17
グーグルマップを見たらすぐ出てきた無料らしき駐車場からスタート。
この時点ではすぐ登山口には入れて帰りもすぐそこの山道から下りてこれると思ってた。
登山口という標識は無い神社への階段。
2022年06月01日 06:28撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 6:28
登山口という標識は無い神社への階段。
長瀬の大正稲荷神社。
この奥の林道を上ったところから入れるはず。
2022年06月01日 06:30撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 6:30
長瀬の大正稲荷神社。
この奥の林道を上ったところから入れるはず。
最初は下の紐2カ所をほどいて入ってからまた結べばいいと思ってた。
ところがほどいても開かない。
よく見ると上にもう一カ所なんと針金でしっかり留められてる。
これはここから入っては行けないということかと思ってがっくり。
中ではサルがこちらを見てた。
ここでいきなり撤退というわけにもいかないのでいったん舗装道路に下りて回り込んでみることに。
2022年06月01日 06:37撮影 by  iPhone 12, Apple
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最初は下の紐2カ所をほどいて入ってからまた結べばいいと思ってた。
ところがほどいても開かない。
よく見ると上にもう一カ所なんと針金でしっかり留められてる。
これはここから入っては行けないということかと思ってがっくり。
中ではサルがこちらを見てた。
ここでいきなり撤退というわけにもいかないのでいったん舗装道路に下りて回り込んでみることに。
地理院地図ではだいぶ行ったところから363に上がれるような記載があるが、そこまで行かずすぐの所になにやら入れそうなところが。
2022年06月01日 06:43撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 6:43
地理院地図ではだいぶ行ったところから363に上がれるような記載があるが、そこまで行かずすぐの所になにやら入れそうなところが。
階段上がってみると薄暗い中に踏み跡らしきものが。
この後荒れた斜面を少し登ってすぐに通行止めにされていた林道の上の方に合流。
でもいったい何のために通行止めになっていたのか、サルがいたから何か被害が出てたのか。
松茸のシーズンでも狩猟シーズンでもないはずで、いったいなぜだったのか気になるところ。
2022年06月01日 06:43撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 6:43
階段上がってみると薄暗い中に踏み跡らしきものが。
この後荒れた斜面を少し登ってすぐに通行止めにされていた林道の上の方に合流。
でもいったい何のために通行止めになっていたのか、サルがいたから何か被害が出てたのか。
松茸のシーズンでも狩猟シーズンでもないはずで、いったいなぜだったのか気になるところ。
合流した林道を少し上がるとそこにはなにやら水利施設らしきものが。
この左奥から山道に入っていく。
2022年06月01日 06:57撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 6:57
合流した林道を少し上がるとそこにはなにやら水利施設らしきものが。
この左奥から山道に入っていく。
いきなり結構な登りだが人が入っている感じはある綺麗な尾根。
2022年06月01日 07:03撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 7:03
いきなり結構な登りだが人が入っている感じはある綺麗な尾根。
363とおぼしきところにあった電波関係らしき施設。
地理院地図の右から登ってくる破線はここに通じていたのかもしれないが、この時点では気づかず。
2022年06月01日 07:10撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 7:10
363とおぼしきところにあった電波関係らしき施設。
地理院地図の右から登ってくる破線はここに通じていたのかもしれないが、この時点では気づかず。
390を越えて下ると下に狭い峠によく踏み込まれた峠道が見えてくる。
2022年06月01日 07:41撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 7:41
390を越えて下ると下に狭い峠によく踏み込まれた峠道が見えてくる。
左右にハッキリした峠道を挟んで向こうにこれから登る斜面。
2022年06月01日 07:44撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 7:44
左右にハッキリした峠道を挟んで向こうにこれから登る斜面。
一応ここにはテープがあったが、このあとこの尾根で見たテープは1〜2カ所くらいだった気がする。
2022年06月01日 07:45撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 7:45
一応ここにはテープがあったが、このあとこの尾根で見たテープは1〜2カ所くらいだった気がする。
最初の結構な急登を登りきるとシカ除けネットが。
この最初のネットの残骸はしばらく行くと途切れる。
2022年06月01日 07:51撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 7:51
最初の結構な急登を登りきるとシカ除けネットが。
この最初のネットの残骸はしばらく行くと途切れる。
17番の杭で左からまだ綺麗なネットが上がってきて、これはここからずっと尾根の上の方まで続いているので。時々それの左右に入れ替わりながら踏み跡は続いていく。
2022年06月01日 08:10撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 8:10
17番の杭で左からまだ綺麗なネットが上がってきて、これはここからずっと尾根の上の方まで続いているので。時々それの左右に入れ替わりながら踏み跡は続いていく。
ついに出てきた岩場。
2022年06月01日 08:46撮影 by  iPhone 12, Apple
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6/1 8:46
ついに出てきた岩場。
このロープ場の一番最初のトラロープ取り付きに珍しく赤テープ。
ここでストックをしまう。
2022年06月01日 08:50撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 8:50
このロープ場の一番最初のトラロープ取り付きに珍しく赤テープ。
ここでストックをしまう。
これがよく写真に撮られている岩。
思ったより小さく手がかり足がかりもしっかりたくさん。
2022年06月01日 08:51撮影 by  iPhone 12, Apple
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6/1 8:51
これがよく写真に撮られている岩。
思ったより小さく手がかり足がかりもしっかりたくさん。
この角度から見ると結構立派だが、実際は数メートル。
2022年06月01日 08:52撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 8:52
この角度から見ると結構立派だが、実際は数メートル。
立派な胸壁の後もロープは続いていく。
2022年06月01日 08:56撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 8:56
立派な胸壁の後もロープは続いていく。
これが最後のロープだったか。
なんだかんだトータルすると15メートルくらいあったかも。
2022年06月01日 08:57撮影 by  iPhone 12, Apple
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6/1 8:57
これが最後のロープだったか。
なんだかんだトータルすると15メートルくらいあったかも。
由良川からの尾根を上りきって和知富士からの縦走路に合流する地点にある仏岩。
確かに登ってきた側から見るとお地蔵さんが並んでいるように見える。
2022年06月01日 09:03撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 9:03
由良川からの尾根を上りきって和知富士からの縦走路に合流する地点にある仏岩。
確かに登ってきた側から見るとお地蔵さんが並んでいるように見える。
ところが縦走路側に登りきって表示看板まである側から見るとただの岩にしか見えない。
せっかくなら裏から見るようにと書いてあるとよかったのにと思う。
2022年06月01日 09:04撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 9:04
ところが縦走路側に登りきって表示看板まである側から見るとただの岩にしか見えない。
せっかくなら裏から見るようにと書いてあるとよかったのにと思う。
しばらくは平穏な尾根、左に植林帯、右に広葉樹林という美しい尾根を行く。
2022年06月01日 09:34撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 9:34
しばらくは平穏な尾根、左に植林帯、右に広葉樹林という美しい尾根を行く。
朝出てくる前に飯食べてもう腹が減ってきてたのでここで飯。
ハエがすごいという情報も見ていたので万が一に備えてザックの上にオニヤンマ君、ザック下には森林香ぶら下げて登ってきたが、このあたりではやはりハエにたかられたのでまずは帽子にディート系虫除けをスプレー。
ハエには結構効果あり。
2022年06月01日 09:45撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 9:45
朝出てくる前に飯食べてもう腹が減ってきてたのでここで飯。
ハエがすごいという情報も見ていたので万が一に備えてザックの上にオニヤンマ君、ザック下には森林香ぶら下げて登ってきたが、このあたりではやはりハエにたかられたのでまずは帽子にディート系虫除けをスプレー。
ハエには結構効果あり。
このあたりはプチ岩稜帯で、小さい岩が続くが、それを乗り越すか巻くか、ルーファイ誤ると登り返しに手間取ったりするのでちょっと面倒。
2022年06月01日 10:39撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 10:39
このあたりはプチ岩稜帯で、小さい岩が続くが、それを乗り越すか巻くか、ルーファイ誤ると登り返しに手間取ったりするのでちょっと面倒。
南の美山町方面からの立派な登山道と合流。
標識は勿論、ここまでほとんど見かけなかったテープも連打されていて別の山のよう。
2022年06月01日 11:04撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 11:04
南の美山町方面からの立派な登山道と合流。
標識は勿論、ここまでほとんど見かけなかったテープも連打されていて別の山のよう。
あっという間に開けた山頂。
2022年06月01日 11:29撮影 by  iPhone 12, Apple
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6/1 11:29
あっという間に開けた山頂。
このモニュメントの写真はよく見かけるが、その下にいろんな山もにある周囲の山表示板がある。
しかし周囲の木々が遮ってしまって360度の眺望にはほど遠い。
20年以上前の記憶ではもっと見渡せたような気がする。
2022年06月01日 11:31撮影 by  iPhone 12, Apple
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6/1 11:31
このモニュメントの写真はよく見かけるが、その下にいろんな山もにある周囲の山表示板がある。
しかし周囲の木々が遮ってしまって360度の眺望にはほど遠い。
20年以上前の記憶ではもっと見渡せたような気がする。
今回の計画を立てる時、20年以上前に自分は上乙見から和知富士に登ってそこから今回と同じ上乙見の南に東西に横たわる尾根を長老まで伝い、そこから今度は北側に横たわる尾根を西に辿ってどこかの谷筋から上乙見に下りたとずっと思い込んでた。
しかし後から考えるとその時下りたコースは単純にこの鉄塔施設の横からすぐ谷筋を下ってそのまま林道を真っ直ぐ上乙見まで歩いたらしい。
その時このあたりはまだだだっ広い広場だった気がする。
2022年06月01日 11:40撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 11:40
今回の計画を立てる時、20年以上前に自分は上乙見から和知富士に登ってそこから今回と同じ上乙見の南に東西に横たわる尾根を長老まで伝い、そこから今度は北側に横たわる尾根を西に辿ってどこかの谷筋から上乙見に下りたとずっと思い込んでた。
しかし後から考えるとその時下りたコースは単純にこの鉄塔施設の横からすぐ谷筋を下ってそのまま林道を真っ直ぐ上乙見まで歩いたらしい。
その時このあたりはまだだだっ広い広場だった気がする。
山頂からは北の仏主へのこれまた立派な林道を快調に飛ばし、途中785のピークから西への尾根に入る。
しかしこのあたりを歩いたような記憶がまったく無いことに戸惑う。
2022年06月01日 12:07撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 12:07
山頂からは北の仏主へのこれまた立派な林道を快調に飛ばし、途中785のピークから西への尾根に入る。
しかしこのあたりを歩いたような記憶がまったく無いことに戸惑う。
最初のうちはこんな境界杭もあって分かりやすいが、そのうち尾根を巻くようにトラバース状の踏み跡とピンクテープが現れるが、歩いた場所のはずなのにそんな記憶が何も無いので何を信じて歩けばいいか自信がなくなる。
2022年06月01日 12:21撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 12:21
最初のうちはこんな境界杭もあって分かりやすいが、そのうち尾根を巻くようにトラバース状の踏み跡とピンクテープが現れるが、歩いた場所のはずなのにそんな記憶が何も無いので何を信じて歩けばいいか自信がなくなる。
途中からのピンクテープが示すのはいったい何なのか。
これは645の北側を巻いて鞍部に出てきたところのテープ。
地理院地図によればここからも左に上乙見に下りる道があるように記載されているが、見下ろす限りそんな雰囲気はないしテープも見えない。
自分の予定ではこれよりもう一つ先の643を越えたところからの点線ルートを下りる予定なのでまだ真っ直ぐ尾根を進む。
2022年06月01日 12:53撮影 by  iPhone 12, Apple
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6/1 12:53
途中からのピンクテープが示すのはいったい何なのか。
これは645の北側を巻いて鞍部に出てきたところのテープ。
地理院地図によればここからも左に上乙見に下りる道があるように記載されているが、見下ろす限りそんな雰囲気はないしテープも見えない。
自分の予定ではこれよりもう一つ先の643を越えたところからの点線ルートを下りる予定なのでまだ真っ直ぐ尾根を進む。
下りる予定の鞍部手前にもあったピンクテープ。
地理院地図によればここから左前方にトラバース気味に下りていくはず。
2022年06月01日 13:16撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 13:16
下りる予定の鞍部手前にもあったピンクテープ。
地理院地図によればここから左前方にトラバース気味に下りていくはず。
ところが傾斜はとても道があるとは思えないすごさで、落ち葉の堆積もあって怖すぎてとても立ったまま下りれず時に尻セードのようにしてまで地理院地図の道を追い求めたが影も形も無し。
やむなく杉の植林帯に入って次の杉で止まり、また次の杉に抱きついて止まることを繰り返すが遅々として下りられず、やむなく小さい枯れ谷に下りることに。
これはその途中杉に足を突っ張りながら撮ったが、写真って斜度がまったく伝わらない。
2022年06月01日 13:52撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 13:52
ところが傾斜はとても道があるとは思えないすごさで、落ち葉の堆積もあって怖すぎてとても立ったまま下りれず時に尻セードのようにしてまで地理院地図の道を追い求めたが影も形も無し。
やむなく杉の植林帯に入って次の杉で止まり、また次の杉に抱きついて止まることを繰り返すが遅々として下りられず、やむなく小さい枯れ谷に下りることに。
これはその途中杉に足を突っ張りながら撮ったが、写真って斜度がまったく伝わらない。
やっと枯れ谷というか水の流れた痕らしきところに入り込み、ガレた岩で足を止められるようになってまず上を1枚。
こうして写真に撮ると遠近感が分からないが、杉と杉の間は何メートルかずつはあって、次々掴んでというふうに簡単には下りられない。
2022年06月01日 13:58撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 13:58
やっと枯れ谷というか水の流れた痕らしきところに入り込み、ガレた岩で足を止められるようになってまず上を1枚。
こうして写真に撮ると遠近感が分からないが、杉と杉の間は何メートルかずつはあって、次々掴んでというふうに簡単には下りられない。
そしてこれがこれからこの枯れ谷の中を下りていく先。
まさに転がり落ちそうな傾斜。
2022年06月01日 13:58撮影 by  iPhone 12, Apple
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6/1 13:58
そしてこれがこれからこの枯れ谷の中を下りていく先。
まさに転がり落ちそうな傾斜。
なんとか枯れ谷を下りきり、その後ガレて水も出てきた谷の中を下ってやっと出てきた林業用らしき踏み跡。
2022年06月01日 14:13撮影 by  iPhone 12, Apple
6/1 14:13
なんとか枯れ谷を下りきり、その後ガレて水も出てきた谷の中を下ってやっと出てきた林業用らしき踏み跡。
なんとか上乙見に下ってやっと一息ついて飯。
その後予定通り和知富士に登り返して駐車地側に下りようと山に入ってみたが、記憶と違って標識もテープ類も無く、荒れて人もあまり入っていない感じで不安になる。
そして最初の沢筋から左岸斜面に取り付く本来登山口と言える斜面が先日の雨のせいかズルズルに滑って靴がまったく止まってくれず登れない。
その時点で時計は15時。
自分の記憶違いで長老ヶ岳から下ってくるのに想定より何時間もかかった上にこの滑り具合、そして和知富士から向こう側は歩いたこともない上にまた稜線から下る道もあるかどうかも分からないとあってはさすがに時間的に無理と判断してここで諦めた。
この写真は上乙見の真ん中を通る車道から和知富士への入り口を撮ったところだが、標識も何も無い。
この後この舗装された車道を2時間近く歩いて駐車地に戻ることを考えると気が重くなる。
2022年06月01日 15:08撮影 by  iPhone 12, Apple
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6/1 15:08
なんとか上乙見に下ってやっと一息ついて飯。
その後予定通り和知富士に登り返して駐車地側に下りようと山に入ってみたが、記憶と違って標識もテープ類も無く、荒れて人もあまり入っていない感じで不安になる。
そして最初の沢筋から左岸斜面に取り付く本来登山口と言える斜面が先日の雨のせいかズルズルに滑って靴がまったく止まってくれず登れない。
その時点で時計は15時。
自分の記憶違いで長老ヶ岳から下ってくるのに想定より何時間もかかった上にこの滑り具合、そして和知富士から向こう側は歩いたこともない上にまた稜線から下る道もあるかどうかも分からないとあってはさすがに時間的に無理と判断してここで諦めた。
この写真は上乙見の真ん中を通る車道から和知富士への入り口を撮ったところだが、標識も何も無い。
この後この舗装された車道を2時間近く歩いて駐車地に戻ることを考えると気が重くなる。
やっと戻ってきた駐車地の龍王の滝駐車場への入り口。
2時間近い車道歩きでもう足がガチガチで痛い。
2022年06月01日 16:40撮影 by  iPhone 12, Apple
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6/1 16:40
やっと戻ってきた駐車地の龍王の滝駐車場への入り口。
2時間近い車道歩きでもう足がガチガチで痛い。
待っていてくれた車。
右に龍王の滝への道らしきものがあるが、柵が閉められていては入れなくなっているし、標識もあるものの表面はもう何も読めなくなっているので観光地としては意味が無くなっている。
2022年06月01日 16:46撮影 by  iPhone 12, Apple
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6/1 16:46
待っていてくれた車。
右に龍王の滝への道らしきものがあるが、柵が閉められていては入れなくなっているし、標識もあるものの表面はもう何も読めなくなっているので観光地としては意味が無くなっている。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

数日前に少し雨が降ったので谷筋はやめ、それでも雨量の少なかったと思われる北の方の尾根歩きをしようと長老ヶ岳を選択。
ここはもう20年以上も前に登ったことがあり、その時は上乙見から南の和知富士に登り、そこから稜線伝いに長老ヶ岳へ。
そのあと記憶では上乙見の北側の稜線をグルッと回ってどこかから上乙見に下ったと思い込んでおり、その下りも半分林道のようなすごく簡単な道だった気がしていて今回はその思い込みからえらく欲張った計画を立ててしまった。
まず長老ヶ岳のバリエーションについて探してみると和知富士の南の長瀬から仏岩に登る長い尾根が最後岩場もあるとの記録を見つけ、今回はここから登って昔通った稜線に合流して長老ヶ岳まで。
その後これもその時通ったはずの北側の稜線を回って上乙見に下りてきて和知富士に登り返し、そこから南への尾根を下って途中地理院地図では南東斜面に長瀬への道があるのでそれを下りてこようと結構長い距離。
ところが最初仏岩への尾根の入り口から通行止めになっていてなんとも幸先の悪い出だしだったがそれでも尾根そのものは最後の岩場まで楽しめた。
長老ヶ岳あたりは北と南に主要な登山道があってよく整備されており、山頂はもう公園のようだが、それ以外の地理院地図にある破線路は公私共にあまり整備する人もいないようで、稜線はなんとか踏み跡が続くものの、そこから斜面を下りるはずの破線部分には踏み跡も無いどころか斜面が崩れた後もなんの補修などもされていない箇所もあるようで、地理院地図を信じて入るのは相当危険。
思うに日本の山里の常でここらあたりももう高齢化と過疎化が進み、林業も停滞気味で杣道なども継続して使われておらず、登山としては低山で面白味にも欠けるので登る人もあまりいないためにメインの登山道以外は消えかけているものと思われる。
まあ後で考えると20年前の自分の下降路は山頂からダイレクトに谷筋から林道を上乙見に下りる一番簡単で早いルートだったと思われ、それを何を勘違いしたか長いこと上乙見北側稜線をずっと回って簡単に下りてきたと思い込んでいたので時間設定を大幅に読み違え、無理して和知富士に登り返していたらどう考えても最後道があるかどうかも分からない初めての場所でヘッ電下山などということになりかねなかった。
それを思いとどまったおかげで2時間近い車道歩きなどやる羽目になってしまったが、危ういところで思いとどまった自分は褒めてやりたい。
それにしても長瀬の大正稲荷神社奥の林道はなんで通行止めになっていたのか。
狩猟時期ではないし松茸山標識も無かったし、サルがいたので何か危険でもあったんだろうか。
それともこのあたりの破線路がもう手入れもされていなくて初心者が簡単に入り込んでしまうと危険もあるので閉じてあったのか、気になるところ。

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