雲取山〜甲武信岳
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 30:02
- 距離
- 51.6km
- 登り
- 4,930m
- 下り
- 3,091m
コースタイム
- 山行
- 13:39
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 15:26
- 山行
- 12:50
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 14:28
天候 | 6/3 晴れ→小雨→晴れ→霧 6/4 霧→快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR青梅線 立川6:08発〜奥多摩7:30着(奥多摩行きは7〜10両目) 西東京バス 小菅の湯行き 奥多摩駅7:38発〜留浦8:10着 https://www.nisitokyobus.co.jp/rosen/pocket.html 【帰り】 栄和交通バス 大弛峠15:00発塩山駅行きのツアーバスを利用。 http://eiwa-kotsu.jp/root.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な箇所はありませんが、登山道に倒木が多く、またいだりくぐったりに少し時間がかかりました。 水場は、七ツ石小屋・将監小屋・雁坂小屋の3箇所を利用。 トイレは、留浦バス停前トイレ・雲取山山頂・将監小屋・雁坂小屋の4箇所をお借りしました。 |
その他周辺情報 | 下山後は塩山温泉宏池荘で入浴(500円) https://kouchisou.com/relax.html 夕食は塩山駅南口の夢乃家でほうとうをいただきました。 http://yumeno-ya.com |
写真
感想
大弛峠のバスが開通したタイミングで、以前から温め続けていた計画を実行してみました。
その計画とは奥秩父主脈縦走です。とは言っても奥多摩駅から瑞牆山荘まで、ではなくて、鴨沢から大弛峠までのショート版。それを0泊2日で、というのが今回の計画。
あと、走るの禁止というマイルールも追加。
特に金曜日は午後から雷雨の予報が出ていたこともあって天候がかなり心配でしたが、小雨程度で終わってくれた幸運もありました。
で、実際の登山。
雲取山までは極めて順調。七ツ石あたりで雨に降られてカッパを着たり脱いだりをしたものの、予定よりも1時間半くらい早めで山頂に到着した。
避難小屋でこの先の長丁場を考えてゆっくりと昼食。西の空は明るくなっており、雨の心配は無さそう。ここから将監小屋までが未踏区間。
飛龍権現を過ぎたあたりの「かむろ岩」の案内標識に釣られて左へ。登山道は右だったのにうっかりコースミス。疲労により判断力が鈍ったのかもしれないが、まあ景色は良かったので結果オーライとする。
7時を過ぎ、暗くなる前にヘッドライト点灯。夜間登山は本当に暗い、という当たり前を再認識する。
将監小屋には8時を過ぎたあたり。テント泊も含めて誰もいない様子。湧き水が豊富なのはありがたい。
将監峠を通過した頃から霧に包まれてきた。ヘッドライトの光が白く反射して前が見にくい。登山道が分かりにくいため歩行速度を落とさざるを得ない。周りでシカが走り回っている。笠取山を巻くのは計画通り。
雁峠で深夜0時。疲労が溜まっていたのか、ベンチにドサッと座ったらなかなか立ち上がることができない。本当に重い腰を上げて先に進む。
そして2時過ぎ。頭がフラフラして足が進まなり、そのまま草むらに倒れ込んで気を失うように寝てしまった。5分くらい寝たらちょっとスッキリして普通に歩けるようになった。その後、水晶山の山頂のベンチにマットを敷いて2度めの5分仮眠。
寝る前はエスケープルートやバスのキャンセルのことばかり考えていたが、寝たことでゴールをすることに気が向いてきた。やっぱり睡眠は大事だ。
雁坂小屋で水補給と食事休憩。ここも水が豊富でありがたい。出発する頃には東の空が赤くなってきた。雁坂峰への登りで足元が明るくなってきたのでヘッドライトを片付ける。ここから甲武信岳は昨年歩いている。
破風山からガツンと下った避難小屋で休憩。このあたりで計画よりもやや遅れだしている。ここで焦って進むよりも一回落ち着いて食事にした。
計画では1時間くらいの余裕を見ているのでまだ大丈夫だと自分に言い聞かせる。
木賊山は巻いて甲武信小屋もスルー。甲武信岳へ。景色が最高で励まされる一方、この先もまだ結構あることも思い知らされる。
毛木平に続く水源分岐を過ぎると一気に人が減る。たまに人かなと思ったら切り株だったり、鉄塔かなと思ったら枯れ木だったりという変な見間違いが増えてくる。疲れているんだね。
国師のタルからの登りは、あまり記憶に残らないくらい頑張った!尾根に飛び出したときはホッとした。そして、気持ちが緩んだあとの長い木階段の下りがあんなに辛いものだとは。
予約していた15時のバスに間に合ってゴール。
自分自身の”辛くて逃げ出したい”という弱い心に打ち克って、計画通りゴールできたのは非常に嬉しい。とはいえ、限界にチャレンジみたいなことは、一歩間違えると命取りになりかねない。これからは余裕がある楽しい山歩きを計画しようと思う。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する