硫黄岳〜横岳〜赤岳（初！ツクモグサ）

2022年06月04日(土) [日帰り]

• GPS: 10:37
• 距離: 20.4km
• 登り: 1,671m
• 下り: 1,692m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:21
• 休憩: 1:05
• 合計: 11:26

距離 20.4km 登り 1,688m 下り 1,704m

5:16 美濃戸口
5:54 5:55 やまのこ村
6:00 6:00 美濃戸
6:34 6:35 堰堤広場
7:23 7:34 赤岳鉱泉
7:54 7:55 ジョウゴ沢
8:52 9:02 赤岩の頭
9:32 9:32 硫黄岳
10:24 10:26 硫黄岳山荘
10:48 10:48 台座ノ頭
11:06 11:09 横岳
11:15 11:22 横岳（無名峰）
11:30 11:40 三叉峰
12:03 12:09 石尊峰
12:11 12:14 鉾岳
12:30 12:31 日ノ岳
12:40 12:40 二十三夜峰
12:48 12:48 地蔵の頭
12:54 13:05 赤岳天望荘
13:50 13:50 赤岳頂上山荘
13:58 14:00 赤岳
14:02 14:03 竜頭峰分岐
14:08 14:08 キレット分岐
14:14 14:14 文三郎尾根分岐
14:18 14:19 赤岳主稜チョックストーン
14:43 14:43 阿弥陀岳分岐
14:53 14:54 行者小屋
15:31 15:31 中ノ行者小屋跡
16:12 16:13 美濃戸
16:16 16:17 やまのこ村
16:38 河原奥の氷柱
16:47 16:47 美濃戸口
16:47 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

１ヶ月前とは違って、ほとんど登山道の雪は溶けて、チェーンアイゼンも必要なし。快適に歩けた。ただ横岳の岩場は石が浮き気味で、落石の危険性有り。実際、日ノ岳のルンゼ状の岩場で、上からこぶし大の石が落ちてきて、ヒヤッとした。

その他周辺情報

4時半に美濃戸口へ着いたが、もう美濃戸は満車！コロナで中止にはなったが、開山祭の時期だったからかもしれない。登山道のあちこちで渋滞が発生するほどだった。でも八ヶ岳の絶景とツクモグサの美しさは、それを忘れさせてしまうほど。むしろ、感動を共有して楽しんでしまった。

写真

6/4 6:01

美濃戸口に車を止めてスタート！
40分ほどで美濃戸へ。
ここの水で喉を潤して、さあ！出発！
今回は、行きは北沢。帰りは南沢の予定。

6/4 6:50

朝の光をあびながら、
気持ちのいい北沢沿いの道を登っていく。

6/4 7:03

今回のメイン！
ツクモグサの咲く横岳。

6/4 7:03

木々の新芽が美しい。

6/4 7:10

何の葉っぱだろう？
逆光で輝いて面白かった。

6/4 7:18

赤岳鉱泉手前の森…

6/4 7:23

赤岳鉱泉に着きました。

6/4 7:25

今日は赤岳まで回れるかな？

6/4 8:52

赤岩の頭に来ると
展望が開けます。
阿弥陀岳と右奥に、甲斐駒ヶ岳＆仙丈ヶ岳。

6/4 8:53

いつ見ても絶景！！
稜線がくっきり！

6/4 8:53

赤岳の雄姿。

6/4 8:58

北アルプスがくっきり！

6/4 8:58

北アルプスと蓼科山。

6/4 9:02

赤岳と阿弥陀岳。

6/4 9:07

赤岩の頭には、
まだ雪がたっぷり残っていました。

6/4 9:11

赤岩の頭から硫黄岳へ。
この絶景のなかを登っていきます。

6/4 9:21

山頂直下のろうそく岩。

6/4 9:22

ろうそく岩の基部を回り込むと…

6/4 9:22

咲き始めのキバナシャクナゲ

6/4 9:30

硫黄岳山頂からの眺め。

6/4 9:30

超広角で…

6/4 9:33

硫黄岳の爆裂火口。

6/4 10:03

硫黄岳山荘でランチタイム。
気まぐれ野菜カレー。
美味しかったです。
でも登山者で混んでいました。

6/4 10:03

6/4 10:39

硫黄岳山荘をあとに横岳へ。

6/4 10:43

鋭い横岳山頂に、大同心。

6/4 10:51

雲が湧いてきました。

6/4 10:57

ミヤマキンバイが咲いていました。

6/4 10:58

花の競演の始まり！！

6/4 11:01

横岳への岩場、
カニのたてばいのところで
登山者のすれ違いで
待っていたときに、
ツクモグサ発見！！

6/4 11:06

横岳山頂に咲くオヤマノエンドウ。
紫が目立ちます！

6/4 11:07

阿弥陀岳をバックに…

6/4 11:08

横岳の岩稜越しの赤岳。

6/4 11:08

雲が湧くとより高山らしくなります。

6/4 11:10

オヤマノエンドウと阿弥陀岳。

6/4 11:11

ミヤマキンバイも！

6/4 11:11

何枚も撮ってしまいます。

6/4 11:16

ツクモグサゾーンに！
分かりますか？

6/4 11:16

6/4 11:19

登山道近くにも咲いていました。

6/4 11:19

ツクモグサと阿弥陀岳。

6/4 11:20

モフモフしててかわいい！！

6/4 11:21

一輪だけ咲いていました。

6/4 11:25

キバナシャクナゲは咲き始め…

6/4 11:27

咲き切っていないけど、
そこがいいのかな？

6/4 11:32

色鮮やか！オヤマノエンドウ

6/4 11:32

ミネズオウも咲いていました。

6/4 11:34

自撮り棒を駆使して？
少し遠くのツクモグサも狙ってみました。

6/4 11:35

これは登山道脇に…

6/4 11:37

険しい岩場に咲く可憐なツクモグサ。

6/4 11:37

登山道脇で咲いていると、
そこは撮影会になっていました！

6/4 11:40

咲いている環境が分かるように
撮るのが好き…

6/4 11:40

6/4 11:40

ゆっくり歩きながら
よく見ると、
あちこちにツクモグサが咲いています。

6/4 11:43

6/4 11:44

毛に覆われているのが
何とも言えず可愛らしい。

6/4 11:45

横岳とツクモグサ。

6/4 11:50

6/4 11:51

ツクモグサと峰の松目。

6/4 11:53

赤岳が近づいてきました。

6/4 11:54

これは登山道の比較的近くに…
でも自撮り棒を使って！！

6/4 11:55

斜面一面、ツクモグサ！

6/4 11:58

たくさん咲いているけど遠い…笑

6/4 12:00

はい！自撮り棒が活躍！

6/4 12:00

他の登山者に、
自撮り棒を羨ましがられましたが、
私としては、
こういうのをちゃんと撮ろうとすると
やっぱり一眼レフ…

6/4 12:07

これはデジカメで撮ったもの！
コンパクトでも
画質だけはいいコンデジだったので、
結構キレイに撮れてるなぁ。

6/4 12:01

この斜面、一面がツクモグサ。

6/4 12:01

でもほとんどつぼみ。
ロープを越えて撮る人がいないか、
確認しているレンジャーさんに聞くと、
ツクモグサは
晴れていても風が強いと咲かないらしい。

6/4 12:01

雲湧く赤岳。

6/4 12:02

撮ってください！とばかりに
咲いていました。

6/4 12:04

ハクサンイチゲかな？

6/4 12:08

ベストショット！！
最高の構図！！
こうやって撮ってください…とばかりに
咲いていました。

6/4 12:08

6/4 12:08

比較的、花が開いていて嬉しい！！

6/4 12:10

6/4 12:15

つぼみでも嬉しい！
群生していました。

6/4 12:16

6/4 12:16

この辺りは一面…

6/4 12:17

なかなか先に進めません。
このあたりで、もう赤岳に登るのは
やめよう！って思っていたんだけどなぁ。

6/4 12:17

見事なツクモグサの群生…

6/4 12:19

そして遂に！花開いていました！

6/4 12:19

やっぱり咲いていると嬉しい！！

6/4 12:20

6/4 12:20

6/4 12:20

6/4 12:21

いつもの絶景ポイントからの赤岳！

6/4 12:22

雪のゼブラ模様がキレイ！

6/4 12:26

ここからの絶景を楽しんで、
地蔵尾根から下ろうかな？って
このときは思っていました。

6/4 12:27

6/4 12:27

6/4 12:28

6/4 12:30

6/4 12:35

二十三夜峰を見下ろす
テラスからの絶景！

6/4 12:35

6/4 12:43

これは？
コメバツガザクラ？

6/4 12:50

6/4 13:18

結局、登りたくなって（笑）
赤岳へ！

6/4 13:36

そして赤岳北峰山頂！

6/4 13:38

セルフタイマーで…

6/4 13:45

歩いてきた稜線。

6/4 13:46

硫黄岳と横岳！

6/4 13:49

最高地点の南峰を望む！

6/4 13:52

阿弥陀岳…

6/4 13:56

撮ってもらいました。

6/4 13:58

権現岳に南アルプス。

6/4 13:58

定番だがいい眺め！
最高の構図…

6/4 14:25

文三郎尾根を降ります。
振り仰ぐと赤岳！

6/4 14:52

行者小屋まで降りてきました。
小屋前からの赤岳。

6/4 14:52

カラフルなテント場。

6/4 14:52

行者小屋と横岳。

6/4 14:53

6/4 14:55

赤岳を振り返りながら
南沢で下山。

6/4 15:01

6/4 15:07

苔を楽しみながら…

6/4 15:08

6/4 15:21

コイワカガミが咲き始めていました。

6/4 15:30

岩を抱え込むような根っこ

6/4 15:56

マムシグサが群生…
ちょっと不気味。

6/4 15:57

希少種のホテイランも
まだ咲いていました。

6/4 16:00

これも初めて出会いました。

6/4 16:00

不思議なカタチ…

6/4 16:05

最後まで楽しませてくれました。
このあと美濃戸経由で
美濃戸口に下山。

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

iPhone 11 Pro Apple

感想

gliga-pkn

GWに続いて八ヶ岳に行ってきました。
今回はツクモグサを見るのが1番の目的！
今まで、見に行きたい！と思いながら
仕事と天気と…もろもろがうまく合わず
行くことができませんでした。
でも今回、やっと実現！！
初めて出会えて感激です。

ツクモグサは、本州では八ヶ岳と白馬岳、
あと北海道の利尻岳など一部にだけ咲く
貴重な話…

前日の夜に出発し、
中央道の双葉SAで4時間ほど仮眠…
それから美濃戸口に行ったのですが、
4時半で、美濃戸への道は満車で通行止め！
美濃戸口から歩きました。

美濃戸への道はウォーミングアップ！
美濃戸からは大好きな北沢コースを歩いて
赤岳鉱泉へ。
そこで少し休憩して赤岩の頭へ。
いいペースで登れ巻いた。
今回はザックも軽いし、
一日いい感じで歩けました。
赤岩の頭から、
広がる絶景を楽しみながら硫黄岳へ。
硫黄岳山荘でカレーを食べて、
いよいよツクモグサの咲く横岳へ！

カニの横ばいで、
最初のツクモグサに…
そこから
横岳の稜線のあちこちで、
ツクモグサに会えました。
晴れていましたが風が強かったので、
花が開いているのは
ごく一部でしたが、
閉じていてもモフモフが可愛い！！
魅了されてしまいました。

それにしても
八ヶ岳の中で、
横岳にだけ咲いている…というのが不思議。

開山祭が今年は中止になったようですが、
その時期に合わせて山行を計画している人が
多かったのかもしれません。
またツクモグサ目当ての人も…
とにかく稜線は大混雑！
どの山頂も登山者がたくさんいたし、
ツクモグサがスポットは
撮影の順番待ち…
でもね、その混雑を忘れさせてくれるほどの
ツクモグサの美しさでした。

ゆっくり稜線を歩いて
写真を撮る撮っていたので
予定よりも大幅遅くなり、
赤岳は今回は無しに…と思っていたのですが、
地蔵の頭まで来て、
赤岳を眺めていると、
やっぱり登りたくなって、
1ヶ月前に続いて、また登ってしまいました。

終始晴れていて絶景の連続！！
1ヶ月前の雪山のような景色とは違う
八ヶ岳の表情に感激！！

下山は
行者小屋から南沢コース！
美濃戸口に下山したのは
出発から12時間後の午後5時。
ハードなタフなコースでしたが、
充実の登山になりました。
楽しかったぁ。

やっぱり
八ヶ岳はいいなぁ。
次はテント泊でのんびり歩こう！っと。