宮路山

2022年06月04日(土) [日帰り]

• GPS: 09:31
• 距離: 22.9km
• 登り: 1,007m
• 下り: 1,025m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:35
• 休憩: 1:08
• 合計: 9:43

距離 22.9km 登り 1,012m 下り 1,045m

7:55 国府駅
9:11 9:25 旧東海道第35宿御油宿
10:21 10:21 灰野峠
11:14 11:20 宮路山登山口（御津町側）
11:49 12:11 宮路山
12:48 12:50 宮路山第一駐車場
13:02 13:05 宮路山第一駐車場
13:22 宮路山
13:25 13:34 宮道天神社奥ノ院・富士見台
14:12 14:14 灰野峠
14:42 14:43 東三河ふるさと公園展望ツツジ園
15:38 15:48 新宮山
16:52 16:53 御津山
17:39 ゴール地点

天候

晴れ、涼風

アクセス

利用交通機関：

電車

(往)名鉄国府駅
(復)JR愛知御津駅

コース状況／危険箇所等

�仝飜�神社〜灰野峠〜宮路山登山口(直登)
　林道並みのトラバース道だが、倒木が多い。なお、灰野峠の切通しで、宮路山〜ふるさと公園ルートと直交する。
��宮路山直登バリルート
　ルート上にマーキングは無いが、ほぼ真っ直ぐの明瞭な踏跡がある。変に横方向の獣道に逸れなければ迷わない。落ち葉だらけだが、四肢を使うような急斜面はない。
�５槝�山〜東三河ふるさと公園バリルート
　宮道天神の奥社の南先が下降点、下降点、灰野峠、登山口の私的道標以外にルート上のマーキングは無いが、明瞭な踏跡がついている。ルートはコブを巻きつつ稜線で、間違い易い支尾根に入る獣道分岐？には、伐採樹木が積まれている。なお、灰野峠は切通しに直交で横切る。
�た卦椹灰丱螢丱螢襦璽�
　今回上りに使った北東からの車道脇、二台分駐車可能な空地奥から直線20mヤブ登りは、踏跡は薄いが確実かつ安全に頂上に到達できる。逆に、下山に使った、地図上は車道と点線路は、斜面崩壊と雑草藪こぎが酷いので、お勧めできない。

その他周辺情報

和菓子「御油おふく」、新御油橋の西100m、旧東海道沿い

写真

6/4 8:07

守公神社、周囲は的場遺跡で、古くから人の住んでいた地域、また豊川大空襲で多くの犠牲者の出た海軍工厰の従業員住宅地区

6/4 8:13

国府観音、戦国時代？天童のお告げで掘り出された5cmくらいの聖観世音菩薩を祀る

6/4 8:28

大社神社、10世紀末に出雲の大国主命を勧請、国府村の総氏神。旧東海道に面した石垣土塀が目立つ。

6/4 8:34

御油の追分(常夜灯&石柱道標)、東海道からの本坂道(姫街道)の分岐点

6/4 8:48

八面神社、近所の方に由緒を尋ねたが不明、大きなクスの木があった

6/4 8:38

御油橋(旧東海道の音羽川渡河点)、直線的正面の山斜面に御油神社がある

6/4 8:59

新御油橋、西方向を望むと、山並みの左の鞍部が灰野峠で、写っていないが、右手上流方向直ぐに松並木資料館、正面方向100mに和菓子屋おふくがある。

6/4 9:01

松並木資料館(入場無料だが、開館時館が短い)の外に掲示されていた旧東海道の概略図

6/4 9:24

東林寺、御油の有力者に混じり、不幸な最期を遂げた宿場の飯盛り女の墓もある

6/4 9:31

御油小学校の外周に、クリの花

6/4 9:41

御油神社�…垢こ�段を上がる(この先、階段の途中からトラバース路に入る)

6/4 9:43

御油神社�⊆凖造領△�ら尾根に取り付けそうになかった

6/4 10:03

トラバース路�〇�木林に加え、竹や杉の植林に守られたフラットな両手幅の路

6/4 10:06

トラバース路��途中で防獣柵の出入りもある

6/4 10:12

トラバース路�Ｂ�沿いに登ってきた道との合流点、斜面は水流により結構削られている

6/4 10:20

トラバース路�こヌ酘獣賄澄�峠越えの切通し、尾根路と直交

6/4 10:21

トラバース路�テ襲曚┣執瀑司�岐のお地蔵さま

6/4 10:25

トラバース路��-1 セイヨウゴボウ？お花が下草に混じり、 石垣などで補強された古い住居跡？が出てくると、舗装路の横手林道に繋がる

6/4 10:32

6/4 10:32

トラバース路��-2 トキワハゼ & ニワゼキショウ

6/4 10:33

トラバース路��-3 ムラサキカタバミ

6/4 10:35

トラバース路��-4 竹林 & 石垣

6/4 10:39

トラバース路��-1 八柱神社の入口、ここを上り、右が円蔵寺、左か八柱神社本殿

6/4 10:42

トラバース路��-2 円蔵寺跡？には古い墓石

6/4 10:45

トラバース路��-3 八柱神社

6/4 10:49

トラバース路��-1カタバミ

6/4 10:50

トラバース路��-2 ヘビイチゴ

6/4 20:32

トラバース路��-1 獣道的な直交路と防獣柵の開口可能部を見つけたので登ってみると、鳥居があった。この支尾根は宮道天神奥宮に向かっていた。

6/4 10:58

トラバース路��-2 前写真の鳥居から10m上部に井戸？があった。何故かここのGPS軌跡が消え失せていた。

6/4 11:14

トラバース路��直登登山口、防獣柵を開けて踏み跡を辿る。なお、GPSの異常に気付き、ここでスマホを再起動した。

6/4 11:49

宮路山頂�〇芦蕨僂呂�なり霞んで、渥美半島はうっすら分かる程度

6/4 11:46

宮路山頂�▲離ぅ丱�

6/4 11:47

宮路山頂��マメ科のクサエンジュ(クララ)

6/4 11:52

宮路山頂�ぅ謄�ータイム、御油おふくさんで購入した和菓子&菓子パン

6/4 12:01

山頂花散策��-1 コアジサイ

6/4 12:03

山頂花散策��-2 コアジサイ

6/4 12:10

山頂花散策��-3 コアジサイ

6/4 12:15

山頂花散策��-1 ドウダンツツジがまた咲くの？

6/4 12:36

山頂花散策��-2 ドウダンツツジup

6/4 12:16

山頂花散策��ガンピ

6/4 12:18

山頂花散策�ぅ張襯▲螢疋Ε掘�

6/4 12:19

山頂花散策�ゥ織張淵潺愁�

6/4 12:24

山頂花散策�Ε縫�ナ

6/4 12:31

山頂花散策�Д謄ぅ�ズラ

6/4 12:38

山頂花？散策��目立つホタルガ

6/4 13:07

有名な宮路越えの、切通し

6/4 13:26

宮道天神社の奥社

6/4 13:56

奥社→灰野峠への下降路は、始めはやや急だけれど、概ねこのような緩やかな稜線

6/4 14:25

ふるさと公園の公園整備道(左)脇に宮路山登山口の表示がある

6/4 14:43

つつじ園展望場から、最後に登る御津山(中段左)

6/4 14:55

ヤマハギが植樹されていた

6/4 15:01

日射しガンガン、階段だらけの公園整備道から旧来の登山道に入るところ、この先公園外の表示になっている。オーケー

6/4 15:06

旧来の登山道は、樹木のトンネルで、快適

6/4 15:27

トキワツユクサ、新宮山や御津山の山裾にはいっぱい咲いていた

6/4 15:46

新宮山�〆嚢眦世法⊆蟶遒蟷殻照弔�吊るしてあった。

6/4 15:43

新宮山��宮=北白川宮(伏見系)を祀ったお山ということかしら？宮の廃絶に伴い、この山の整備が滞り、現在のヤブ山になってしまったのかな？

6/4 15:51

新宮山��ヤブになった車道と山頂部の間に埋まっている石碑、えっ！西南の役の戦没者の忠魂碑

6/4 16:10

竹本城跡、戦国時代には、この神社周囲にでかい城があったらしい。直ぐ近くには、前方後円墳(船山古墳)もある。

6/4 16:11

R23号、蒲郡バイパス工事が進展していた。

6/4 16:25

御津神社、御津川の南に、周囲の田畑より数m高い位置にかなり広い敷地を有している。

6/4 16:32

大恩寺、御津山の北西山麓に北向きで建つ

6/4 16:41

新宮山(大恩寺から車道で御津山に向かい少し登ったところから)、右奥は本宮山

6/4 16:52

御津山�〇劃困�ら、豊橋方向

6/4 16:54

御津山��展望台から、宮路山(左)と今回下った稜線、中央の凹辺りが灰野峠かな？

6/4 16:55

御津山�Ｅ庫沼罎�ら、三河湾と大島

6/4 16:56

御津山�づ庫沼罎�ら、本宮山(右)、観音山(左)

6/4 16:57

御津山�ヅ庫沼罎�ら、渥美半島の蔵王山(左)

6/4 17:14

多聞毘沙門天の社、この三倍以上の階段の上、御津山の崖斜面中腹に建っている

6/4 17:15

アジサイが咲きだした

6/4 17:24

岩畳神社、かつて、直ぐ下が亀甲岩の海岸だったのかな？

撮影機器：

KYV41 KYOCERA

感想

ふくちゃん

今回のテーマは、持統上皇はどのルートで宮路山に登ったのか？です。

定型の街道が無い時代なので、通常は尾根稜線の路だったはず。で、上皇の行在所が御津だったらしいので、現在はバリになるけれど、そこからの稜線ルート(今回の登りと下降の路)を探ってみました。ついでに、地図上の神社マーク、山名のある新宮山と御津山にも立ち寄りました。

�…湘丱丱螢襦璽箸蓮�傾斜はあるが、岩場はなく、山歩きに慣れていれば短時間で登ることは可能だが、着物ではムリ。
��灰野峠を経由する尾根路は、現在の一般ルートと遜色無いというか、山頂直下の谷詰めが無いだけ安全と思われ、籠や馬も利用できそう。

で、持統上皇ルートを、音羽川の守公神社下流右岸辺りの行在所〜御油神社〜灰野峠〜宮道天神奥社(奥の院)〜宮路山頂、と考えました。

神社に関しては、三河一宮もそうだけど主神が大国主命とか、どこも天照系統の神さまやお稲荷さまも同居され(ここまではよくある)、更に隣に役の行者さまがチョコンといらしたりするのが、いとをかしでした。また、貫禄のある御神木はやっぱり凄いので、その生命力に与れるよう、しっかりハグしてきました。

新宮山は、現在は完全なヤブ山で、踏み込むのに覚悟が必要ですが、それ以上に、ヤブになった経緯には何か闇がありそうで、かなり不気味でした。

御津山は、展望台(基礎は戦時中の砲座)からの眺望が最高に良かった。が、大量のタバコのポイ捨てが散らかっていて、残念に思った。

ペットボトル4本＋2本自販機購入したが、トイレは最後の駅の一回だけ。山歩きは樹林下で乾いた涼風もあり、滝のような汗だくではなかった、が、実際上、身体から3�箸眈�発してるってことだよな〜！