鈴北岳から茶野へ【エビネと山芍薬を求めて】
- GPS
- 08:48
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,171m
- 下り
- 1,173m
コースタイム
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 8:43
天候 | 快晴 【気温】駐車地:17℃ 茶野:18℃ 鞍掛峠:20℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6時15分の時点で東側の駐車場は2ヶ所とも満車! |
写真
感想
茶野の山芍薬が気になる季節がやってきた。
開花時期の6月最初の週末、満を持して出かけよう。
鞍掛トンネルに向かって車を走らせていると、早くも次々と登山者が
国道を下って来る。焦る気持ちで東側の駐車地に向かうと何処もすでに
満車状態だ。諦めて西口へ向かうとトンネルの入口手前に運よく
1台分のスペースが、これで予定通り東口から出発できそうだ。
車内でゆっくりオニギリを頬張り計画通り6時半に登山口を出発する。
快晴に恵まれた開放的な鞍掛尾根から、霊仙山や伊吹山は勿論、
遠くに能郷白山〜御嶽の辺りまでを眺めながら鈴北岳に到着し、
日本庭園を辿るハイカーを横目に鈴ヶ岳へ向かう。
緩やかな尾根が下りにかかると、広尾根はバイケイソウに占領され、
福寿草を求めて歩いた春とは全く違う景色になっていたが、
茂る草のおかげで薄い踏み跡が明瞭になり、わかりやすくなっていた。
ヒルコバから鈴ヶ岳の登りにかけても、福寿草に溢れていた斜面は
バイケイソウに占領され、山頂に出ると寂しいほどひっそりしていた。
福寿草のシーズンが去って、忘れられたような山頂を後に茶野へ向かう。
この先は比較的マイナーなコースで踏み跡も薄れてくるが、
苔生した石灰岩と雑木の尾根道は北部鈴鹿の雰囲気に満ちている。
紛らわしい広尾根から一基目(L系)の鉄塔を下るとエビネが、
二基目の鉄塔が建つ最低鞍部の桜峠に出ると開花した山芍薬が
迎えてくれた。
この出迎えに気を良くして、独標(P938)の登りにかかると、
期待通り山芍薬の群生エリアに入ってきた。
蕾あり、白玉ありと様々な山芍薬の鑑賞は後にして、まずは茶野の山頂で
全方位に広がる鈴鹿の山並みや琵琶湖の展望を堪能した後、山頂部から
独標にかけて続く山芍薬をゆっくりと時間を気にせず見て廻っていたら
一時間近くが経過していたが、時間はまだたっぷり残っている。
鈴ヶ岳で昼食を済ませたら、お花池から直接元池を経て鈴北岳へ
戻ろうと計画していたが、せっかくなのでお池巡りをしてから戻ろう。
ヒルコバの木陰で食事を摂った後、お花池の尾根でお目当てのエビネ
探しを終え、お花池からそのまま夕日のテラスに向かい、鈴鹿の主脈を
展望した後、丸池〜北池へと池を巡り、日本庭園を戻るように元池へ
向かい池巡りを締めくくりる。
【5度目にして初めて、山芍薬と好展望の両方を堪能する事ができた。
開花時期の短い花の旬を掴むのは難しいが、エビネに加えてみぶな野の
下降点で見つけたコケイラン。
これで茶野詣でのコースにまた一つ楽しみが加わった。】
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する