十勝幌尻岳 〜筋肉痛の予感〜
- GPS
- 10:05
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,279m
- 下り
- 1,269m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
十勝幌尻岳登山口まで車で進入できます♪ |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はほぼ夏道でした |
その他周辺情報 | 十勝川温泉入口にある、音更町の丸美が丘温泉に寄りました |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
サングラス
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
携帯トイレ
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感想
実は、日曜日に法事のため山開き行事を欠席した一條君と一緒に西別岳に再チャレンジする予定でした。
ところが、日曜日に一條君に仕事のシフトが入ります。
「代わりに土曜日が休みになったので、土曜日に独りで西別岳に登ります!」
それを聞いた小林大輔君(仮名)が「記録係は必要でしょう!僕も一緒に登ります!」私は土曜日は普通に仕事なので、予定がぽっかり空いてしまいます。
一條君と小林君(仮名)の山行記録はこちらです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4359758.html
小林君(仮名)は2週連続で暴風雨の西別岳になりました。
「じゃぁ、私は日曜日(半休)か月曜日(全休可能になる)のどちらかに、天候を見ながら登山の予定を入れようかな。」
そして予報とにらめっこの末、未踏の十勝幌尻岳を選択します。
su-sunも誘おうかと思いましたが、カチポロは昨年、道を間違えて登山口にすら辿り着けなかったいわくつきの山です。(笑
まず、単独で登ってから誘うことにしよう!
で、1時半に起床、2時には厚岸を出発します。
道中、日高山脈の積雪状況を見極めようと思っていたのですが、生憎低い雲がかかっていて山は全く見えませんでした。
「アイゼン、どうしようかな?」
まだ6月の1800m級の山です。
6月と言えば、過去に羅臼岳山頂直下のカリカリの雪渓で、軽アイゼンの歯が立たずにハイマツのブッシュまで滑り落ちた経験もあります。(ブッシュで止まった)
ヤマレコの記録を参考にしようと思いましたが、直近のカチポロのレコは4月。
2ヶ月も前の記録です。
結局、「念のために」12本爪もリュックに詰めることにしました。
備えあれば憂いなしです。
結果的に、登山道はほぼ夏道で、雪渓歩きは合計で数mでしかありませんでした。
さて、十勝幌尻岳と言えば、過去レコから「オピリネップ林道の入口に車を停めて、林道歩きから始まる」ものと思っていました。
しかし、オピリネップ林道入口に到着しても通行止めのロープが見当たりません。
「もうちょっと進んだところにあるのかな?とりあえず、行けるところまで行ってみよう!」と思って車を進めると、なんと!十勝幌尻岳登山口に着いてしまいました。
林道は既に開通していたのです。
車を降りて登山ポストに記帳し、いよいよ登山開始です。
最初は河原歩きから始まります。
しかしこの河原、ゴロゴロした岩のほぼ全てが浮石状態です。大きめの岩を踏んでも、グラグラと不安定で、なんなら崩れ落ちてしまいます。
「歩き難い!」
しかもこの河原が結構長い!
(私のガーミンで)標高933m地点のとりつきから河原を離れてホッとします。
しかし、今度は笹藪漕ぎです。
高いところでは私の胸くらいの高さの笹が、登山道に左右から覆い被さっています。笹の下を通る「道」をシッカリ見極めて進めばルートをロストすることはないのですが、ところどころでルートの上に倒木が笹藪ごと覆い被さっているところがあり、その内の2か所で、せっかちな私は「踏み跡らしきもの」の方に進んでルートをロストしてしまいます。
最初のロストはすぐに気付いて引き返したのですが、2か所目はある程度進んでから「ここじゃない!」と気づきます。しかも、少し上の方にピンクテープが見えたので、「そこまで笹藪を漕いで進む」方を選択します。
しかしこれが大変でした。
四肢をフルに使ってよじ登ろうとはするのですが、足元の笹は滑るし、枯れた笹藪は掴んでもブチブチ切れてしまってなかなか進みません。なんとかルートに復旧した頃には疲労困憊状態でした。
「あぁ、明日はきっと筋肉痛だな」
この後は、ゆっくり慎重に歩くことにしました。
笹藪を抜けた辺りから、シラネアオイなどの花が多くなりました。
私は西別岳での鬱憤を晴らそうとでもするかのように、写真を撮りまくります。
何度も脚が止まって超スローペースになります。
稜線に出ると、「雪渓の方を歩くのかな?」と思いましたが違いました。
雪渓とはハイマツを挟んで反対側の、全く夏道の登山道を歩いてそのまま山頂でした。多少、ハイマツを漕ぐ必要がありましたが、大したことはありません。
山頂は絶景でした!
登頂時は札内岳方面や幌尻岳方面はガスが掛かってあまり良く見えなかったのですが、今日は時間があります。お昼頃まで、ゆっくりとガスが晴れるのを待ちます。
そして晴れました。
日高山脈の山並みを堪能して下山です。
下山時に、「あれ?ココ意外と急登だったんだなぁ」と気が付きます。
登る時は写真ばかり撮ってスローペースだったので気付かなかったらしい。
そして下山時に、自分が迷ったあたりにピンクテープを結んできました。(笑
コメント
この記録に関連する登山ルート
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念願のカチポロお疲れ様でした!!
山に行ける休みがだいぶん取れてきて良かったですね(^^)
それにしても景色が良いですね〜♪
浮石河原や藪漕ぎの甲斐ありましたね(^^)
これから夏山本番!! 楽しみです(^^)/
(その前に楽しめる脚力を付けなくては・・)
コメントありがとうございます!
実は慢性的な従業員不足に悩まされていて、いつまで自分の休みを確保できるか先行きが不透明です。「行けるうちに行っておかねば!」焦っています。(笑
そして私の場合、脚力もさることながら、負荷を減らすことも必要と思われます。一條君と共に15垳困鯡槁犬謀劼韻鮖呂瓩泙靴拭私としては、6月までに達成する予定だったのですが、いろいろと不可抗力(笑)もあって現在の達成度は約半分程度です。(一條君は目標の1/10ほどの達成度と聞いています)頑張ります!
ピークからの景色は最高でした!
いい日に登れたことに、感謝の気持ちで一杯です。
お互い、体調を確保しながら安全な登山を楽しみたいですね!
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